開催趣旨
フレームは過剰系であるが,
内積を使って関数を表現することができるため,ウェーブレット解析に応用され,様々なフレームが提案された.近年,
方向性を重視した Curveletなどのフレームが構成され,発展してきた.
これにより,特異性や曲線状のエッジ検出など幾何的特徴を捉えることが可能となった.
本研究では,
グラフ上のウェーブレット解析の理論やウェーブレット解析の様々な応用についてレビューし,
それらの得失を議論することにより,
既存の時間周波数フレームの新しい応用を提案することをめざす.さらに可能であれば,
特定の画像処理に必要とされる時間周波数フレームを設計する方法等を議論する.
場所:数理解析研究所
会場:オンライン
日程:2020 年 10 月 19 日(水)13:00 - 16:45
2020 年 10 月 20日(木)9:30 - 15:30
最新版アブストラクト付きプログラム (pdf)
(September 10, 2019)