=============================================================== 第8回人工知能学会AIチャレンジ研究会 (SIG-Challenge) 開催案内 =============================================================== テーマ:「ロボカップレスキュー」 日時:1999年12月24日(金)10:00〜 場所:神戸大学瀧川学術記念館 大会議室 (〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町) 最寄駅:阪急電車阪急六甲,JR六甲道 新神戸駅からはタクシーで20分 http://www.kobe-u.ac.jp/address/koutuu.html 参照 参加費:無料 資料代:2000円 (希望者のみ) RoboCup-Rescueは大災害における緊急対策問題を対象としたロボティクスと 人工知能のチャレンジプロジェクトです.本シンポジウムでは,ロボカップレ スキュープロジェクトの全貌,現在進行しつつあるシミュレーションプロジェ クトの概要と詳細,について,講演とパネルディスカッションを行います.興 味ある方の参加を募集いたします. プログラム: 1.RoboCup-Rescueプロジェクト:RoboCupの社会問題へのチャレンジ 田所諭(神戸大学) レスキューロボットの現状をふまえ,ロボカップレスキュープロジェクトの 全貌について述べる.また,現在進行しつつあるシミュレーションプロジェク トの概要を紹介する. 2.ロボカップレスキューシミュレータの構成について 高橋友一(中部大学) 開発中のプロトタイプ(ver.0)のアーキテクチャの概要とVer.1での検討項目 について述べる. 3.プロトタイプにおけるkernelの役割と通信 小藤哲彦,竹内郁雄(電気通信大学) シミュレータの中心となるkernelについて,シミュレーションの進行とメッ セージ通信の詳細を述べる. 4.RoboCup-Rescueにおける地理情報システム(GIS)とシミュレータの概要 松野文俊(東京工業大学) RoboCup-RescueにおけるGIS・シミュレータの必要要件,その概要について 述べる. 5.時空間地理情報システム 畑山満則,松野文俊(東京工業大学) 時間情報と空間情報の統合,分散環境におけるデータ統合を柔軟に実現する ためのGISのシステム構成について述べる. 6.総合防災シミュレーションにおける街路閉塞モデルの概要 高橋宏直(港湾技術研究所) 阪神淡路大震災をふまえ,今後発生しうる大都市の地震時の街路閉塞状況を 地震動強さと街路幅員により予測するモデルについて述べる. 7.消防力を考慮した延焼シミュレーション 松井武史(応用技術) 阪神淡路大震災をふまえ,建物配置,倒壊の影響,消防活動の効果を反映で きる延焼シミュレーションモデルについて述べる. 8.災害情報の収集と視覚化 桑田喜隆(NTT DATA) 画像による災害情報の収集と視覚化システムでの利用について述べる. 9.交通流シミュレータについて 兼田敏之(名古屋工業大学) 緊急対策活動を阻害する交通渋滞をシミュレーションする方法について,現 在進行中のプロトタイプ開発をふまえて紹介する. 10.状況依存型表示システムの検討 神成淳司(岐阜県立国際情報芸術アカデミー) サーバクライアント構成による複数の表示クライアントに対し,それぞれの 状況に応じた効率的かつ効果的な表示を自律的に行う表示システムについて述 べる. 11.RoboCup-Rescueの戦略的展望 北野宏明(ERATO北野共生プロジェクト,ソニーCSL) 現在までの成果をふまえ,今後の包括的,戦略的展開について述べる. 12.パネルディスカッション:RoboCup-Rescueの今後の展開について 参加者全員 ------------------------------ 本件の問い合わせ先 田所 諭 神戸大学工学部情報知能工学科 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 Phone: +81-78-803-6229 Fax: +81-78-803-6390 E-mail: tadokoro@octopus.cs.kobe-u.ac.jp or s.tadokoro@ieee.org