平成16年度の実験 テーマ
全部で13個の実験テーマがあります。

01. 電極と金属イオンで電子のキャッチボール

02. 分光器の製作とさまざまな光源の観察

03. 鉄はなぜさびる

04. 活性炭とシリカゲルによる色素の吸着 −液体の色を消す−

05. カフェインの結晶を取り出そう

06. DNA(デオキシリボ核酸)を見てみよう

07. 液晶

08. 河川水中のリン酸イオンを測ろう

09. 導電性高分子と色素-ハイテクを支える物質-

10. 色鮮やかな蛍光色素を作り、アミノ酸を蛍光で分析しよう

11. 桜から香料を作ろう!

12. いろいろないろ -色を作ってみよう-

13. 解熱剤を作ろう-アセトアニリドの合成-

 

01. 電極と金属イオンで
     電子のキャッチボール

02. 分光器の制作と
  さまざまな光源の観察

03. 鉄はなぜさびる

銅や亜鉛のイオンが電極上で酸化還元反応をするとき、電子が移動し ます。この様子を電流を測定することで観測します。

市販のホログラムフィルムを使って分光器を作ってみましょう。蛍光 灯と白熱電球の違いが分かります。

我々が使っている金属の大部分は鉄で、橋、高速道路、車、ビルなど は鉄でできている。鉄がどのようにしてさびるかを、簡単で興味深い実験で調べる。

04. 活性炭とシリカゲルに よる
   色素の吸着 −液体の色を消す−

05. カフェインの結晶を取り出そう

06. DNA(デオキシリボ核酸)を
  見てみよう

冷蔵庫の脱臭剤、お菓子等の乾燥剤として広く利用されている活性炭 やシリカゲルを用いて、濃い青色の溶液の色を消してみよう。

茶の葉からカフェインを取り出した後、再結晶できれいな結晶を作っ てみよう。

DNA(核酸)を、ノーベル化学賞を受賞した技術で増やしたり、カ リフラワーから取り出してその姿を目で見てみよう。

07. 液晶

08. 河川水中の
     リン酸イオンを測ろう

09. 導電性高分子と色素
    -ハイテクを支える物質-

コレステロールを原料にした液晶(コレステリック液晶)を合成す る。この液晶は温度により、オーロラのようにきわめて美しく七変化します。

分光光度計を用いて、大学周辺の河川水中のリン酸イオンの濃度を測 定し、国が定める環境基準値と比較してみよう。

現代のハイテク分野を支える「色素」とノーベル賞を受賞された白川 先生の研究「導電性高分子」を実際に合成してもらいます。

10.  色鮮やかな蛍光色素を作り、アミノ酸を蛍光で分析しよう

11. 桜から香料を作ろう!

12. いろいろないろ
    -いろをつくってみよう-

ラインマーカに使用されている蛍光色素を合成し、蛍光を利用してア ミノ酸やリンゴ酸などを光らせてみよう。

桜の葉をそのまま揉んだりしがんだりしても香りはない。ところが、 ある酵素により芳香が漂い出す。この成分を単離しよう。

カラー写真の原理は意外に知られていませんね?でもこの反応を利用 すると「色素の3原色」が作れてしまうのです。

13. 解熱剤を作ろう
    -アセトアニリドの合成-

案内ページに戻 る
実験の様子を見る

大学の研究室で使っている実験器具を使って、解熱剤であるアセトア ニリドを合成してみよう。