和名

 アカネズミ

学名

 Apodemus speciosus Temminck

学内所在地

 キャンパス周辺の山中

解説

 背面は赤褐色、腹面は白色に彩られた美しい小型の野ネズミで、低山から高山帯の雑木林に広く生息するが、河川敷の草原にも多数見られる。主として昆虫、種子、あるいは植物の柔らかい根茎部や実生を食べる。日本全土に分布するが、中央構造線を境にして、その染色体数が東日本では2n=48本、西日本では2n=46本と異なる。毎年、生命科学実験IVの野外調査の際に、一匹程度捕獲されている。