堆積岩
砂や礫などの砕屑粒子が沈積し、その後岩石となったものを堆積岩
といい、粒子の大きさによって(大きい方から)礫岩・砂岩・泥岩に分類
される。
石灰岩は、ほとんど方解石(CaCO3)からなり、その多くは、サンゴ、
フズリナ(紡錘虫)、二枚貝などの石灰質の殻を持つ生物を起源とする
堆積岩である。石材としては、大理石の名で広く使われている。
チャートは非常に細粒の石英(SiO2)からなる岩石で、その多くは、砂
や泥など陸源物質が供給されない陸から離れた海底に珪質の殻を持つ
プランクトンなどが堆積してできたものである。
フズリナ化石の薄片写真(横幅4.5mm)
チャートの薄片写真(横幅4.5mm)
放散虫の化石を多く含む