柏原キャンパス緑の便り


その2
学園だより No.114 (平成6年12月12日)掲載



1. サザンカ(山茶花):約50年前高鷲農場に植えられたもの。4本を1992年秋図書館前に移植。うち2本は「昭和の境」という品種で、昭和の初めの改良品種。晩秋から冬の間に咲いて華やぎを与えてくれる。ツバキ科ツバキ属だが、ツバキは原則として紅花・春先。サザンカは白色系で秋〜冬咲き。





2. サザンカ(山茶花):1993年春C7棟西側に理科教育講座の教官・学生によって植樹。前年の神霜祭の自然研究学生による緑化バザー収益による。





3. サザンカ(山茶花):花の部分。





4. キタヤマスギ(北山杉)2本(C6棟の南側):1994年10月心理学教室と転出前主計課長からの寄贈樹。スギはヒノキとともに日本を代表する樹木。キタヤマスギは品種名で、周知のように京都北山産。スギの名はまっすぐにすくすく育つ「樹木」の意である。





5. キンモクセイ(金木犀):大学会館東側植栽桝に1993年5月技術専修教官・学生によって移植。先日迄花が咲き、近くは香りがただよっていた。モクセイ科モクセイ属で属名のOsmanthusは「匂う花」の意味。





6. キンモクセイ(金木犀)5.の花の部分。





7. 陸上競技場北東側に植えられたシラカシ(白樫)メタセコイア(アケボノスギ):1993年3月に植えられた。前者はブナ科常緑樹で、後者はスギ科で落葉樹。もと本学教授故三木茂博士の発見種。生きた化石木として有名。




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