マツヨイグサの花粉

マツヨイグサの花粉1

マツヨイグサの花1 ↑ マツヨイグサの花粉です。中央の「きんとん」の周囲三箇所に「茶巾絞り」をくっつけたような形をしていて、まるで手の込んだ和菓子細工のようにも見えます。また、粘着糸が見えます。基本構造はコマツヨイグサの花粉に似ています。

← マツヨイグサOenothera odorataはアカバナ科マツヨイグサ属の帰化植物で、南アメリカ原産です。この仲間の多くは夕刻に開花し、夜間咲き続けて、翌朝に萎むので、「待宵草」とか「月見草」の名前がついています。もっとも昼間咲く「ヒルザキツキミソウ」O. speciosaのような種もあります。