微速度撮影で見た生物の世界

発生生物学教材「イトマキヒトデの放卵と卵成熟過程」

イトマキヒトデの放卵1



イトマキヒトデ卵巣を取り出し、2µMの1-メチルアデニン海水 で処理して放卵させたビデオです。13分頃から一気に放卵が始まります。


イトマキヒトデの放卵2



卵巣片をカルシウム欠如海水で20分間処理後、塩化カリウム過剰 海水で処理して人工的に放卵を誘発させたビデオです。塩化カリウム過剰海水に卵巣片を入れるとすぐに放卵が始まります。 カルシウム除去処理で細胞接着がゆるみ、過剰KClによって卵巣壁が縮んで人工的放卵が始まります。いつも学生には「ヘ ビ花火」みたいだと説明しています。
なお、これはリアルタイム映像です。


イトマキヒトデの卵成熟



カルシウム欠如海水・塩化カリウム過剰海水処理で得たイトマキ ヒトデ卵母細胞を、2µMの1-メチルアデニン海水で処理したものです。卵核胞崩壊が誘起されます。卵核胞に注目し て下さい。



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