大阪教育大学・教育協働学科

多文化リテラシーコース

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最終更新日時:2024.4.18 8:30


お知らせ

2025年4月から新組織へ移行する予定です。
混乱を避けるため、多文化リテラシーコースのサイトを閉鎖することにしました。





多文化リテラシーって,何ですか?

多様な言語・社会・芸術文化を深く理解し,教育課題,さらには現代的課題の解決に向けたビジョンや技法を構想しマネジメントする力だと考えます。


■いろんな人たちのいろんな文化のありようをよくわかって,いろんな人たちと共生・協働していける能力,かもしれない。 ■リテラシーとは「読み書き能力,識字。転じて,ある分野に関する知識・能力。『コンピューター- ―』」(広辞苑 第5版)。 ■literacy? ネットを見ていたら,今や,何にでもくっつけて使うことができるみたい。digital literacy, media literacy, mathematical literacy ... financial literacy なんていうのもある。adult literacy というのは,アダルト映画を究めることではなく,「成人の識字能力」。adult literacy rate で「成人識字率」ということになる。 ■「多文化リテラシー」は「多文化=読み書き=能力」っていうところか。しかし,「読み書き」の部分は,もう少し広く取って,理解/体験/感覚 でもよさそうな気がする。 ■「リテラシー」を「読み書き能力」に限定してしまうと、伝統的に文字を持たない言語の存在を軽んじてしまうことになります。「リテラシー」について考えることは、「書く」「読む」という行為が人間にとってどのような意味を持つ行為なのか問い直すことにつながるでしょう。 ■リテラシーは古くて新しいものです。日本では江戸時代の寺子屋の時代から「読み書きそろばん」と言われてきました。それは主として初等教育段階での生きていく上での基本的な能力のことを指していました。私たちが現代のグローバル社会において「読み書きそろばん」の土台の上にどのようなリテラシーを築いていくのかが問われています。このコースでそれを探す旅に出、それぞれの目的地を見つけ、そこに到達してほしいと願っています。 ■様々な文化・社会についてよく理解し、他者に対する想像力を養うことだと考えます。






制作責任者:亀井一 kameiあっとcc.osaka-kyoiku.ac.jp