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プログラム1:

アクロスティクで自己紹介

アクロスティクは,行頭の文字,音節または単語を集めて読むと,ひとつの語ないしは文が浮かび上がる古典的なコトバ遊びで,わが国の短作文の実践でも,しばしば用いられる方法です(行末の場合はテレスティコン)。また,高等学校の古典の授業で,次のような歌(折句)に出会った方も多いでしょう。

らころも

つつなれにし

ましあれば

るばるきぬる

びをしぞおもふ   (『伊勢物語』9段)

 

初対面の参加者同士の自己紹介,そして,ワークショップ全体のウォーミングアップを意図して,“アクロスティクで自己紹介”でワークショップを開きました。

 

 

 

 

作業手順:

1. 用意したワークシートの行頭の空欄に自分の名前をひらがなで書き込みます。

2. それらのひらがなで始まる自己紹介を考えます。

3. できあがったら,みんなの前で順番に朗読します。

 

作品例はこちら

 

注意:

    一つのテーマにしたがって一面的に自己紹介するよりも,行ごとに変化をもたせ,他面的に自己紹介したほうがおもしろい。

    しりとりの例で明らかなように,名前に「ん」があると難しい。この場合,名字だけでもかまわないので,ローマ字に変換したほうがいいかも。

    ワークシートのデザインを工夫しましょう。

 

 

 

 

その他の可能性:

    四字熟語で自己紹介

    クラスターで自己紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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