刊行記念 JUNK堂書店大阪本店トークセッション&サイン会 2014年6月21日 チラシ PDF
正誤表 2023年5月12日
読者の方より質問と間違いの指摘を頂きました。ありがとうございました。
Last Update: 12th May 2023
内容紹介 まえがき 日本文明は,世界の多くのパラダイムを受容してきたが,ユーラシア大陸の東端という条件から,いくつかのパラ ダイム・チェンジが順を追わず,飛び越えて伝播した社会である.こうした社会に生まれた和算には,他の文明と は異なる知恵が眠っているに違いない.その再発見の一助に本書が寄与できれば幸いである. 目次 序章 和算とは―その定義と時代区分 第1章 和算の源流―北中国数学と南中国数学 第2章 「古代」数学パラダイムの完成―三平方の定理と円周率 第3章 律令格式時代の算学―掛け算九九の伝来と算学教育 第4章 和算家の社会的地位 第5章 「近世」の算学―日本式ソロバンの発明と関孝和の功績 第6章 方陣(魔方陣) 第7章 和算発展の背景―遺題継承と算額奉納 第8章 西洋数学との邂逅 西洋数学伝来以前に日本で栄えた数学,和算.関孝和に代表される和算は,江戸時代に突如出現したのではなく, 2000年を超える蓄積の上に成立したものである.本書では,和算の源流を中国数学に求め,それが日本でどのように受 容され,日本独自の発展を遂げることになったのかを,時間的,空間的に比較して,和算のパラダイム変遷の過程を読み 解く.最終的に西洋数学に置き換えられることになった和算.その興亡史は何を教えてくれるだろうか. ------ 購入希望の方は、 和算の再発見 株式会社 化学同人 〒600-8074 京都市下京区仏光寺通柳馬場西入ル東前町408番地 TEL:075-352-3373 FAX:075-351-8301 まで、ご連絡下さい。