スペルチェック機能を使う


スペルチェッカーを使うと、スペリングのケアレスミスが極端に減ります。 MSWord には、専用のスペルチェッカーが用意されているようですが、有料です。

Windowsの場合、 OpenOfficeOrg をダウンロードすれば、無料ですみます。ネットにつながっていないと駄目とかなんとか、ちょっとめんどくさいですが、ただでなんとかしようというのだから、仕方ない。
スペルチェッカーのインストールについては、詳しい解説がインターネットで公開されています。
ドイツ語辞書は、かなり充実しているようです。

そのほかには、NetscapeNavigator についている Composer でもスペルチェックができます。わたしが使っているのは、ドイツ語版ですが、ひょっとすると、日本語版でもいいのかもしれません(後から聴いた話によると、駄目だそうです)。

Composer は、やはり欧米系のソフトと相性がいいらしく、意外なところで役に立ちます。たとえば、ドイツ語のデジタル資料をかなり体系的に提供している Digitale Bibliothek は、Composer にコピーすると文字化けが少ないようです。

ところで、これらのスペルチェッカーはいずれも、文法的、あるいは、文体的なチェックをしてくれるわけではありません。

ついでながら、スペルチェッカーといえば、最近、比較的安いOCRソフトが、多国語対応になってきました。OCRソフトというのは、スキャナーから読み込んだデータを文字として認識するソフトです。安いといっても、1万円はするようですが、それでも以前は10万円の買い物でした。おまけに、スキャナーの方も、プリンターとの複合機として出回っているようなので、条件としてはかなりよくなってきているのではないかと思います。

わたしもつい最近購入したのですが、印刷物ならば、ドイツ語もほぼ100パーセント正確に読み取ってくれます。とはいえ、やはり時間がかかることには変わりなく、パソコン雑誌で書かれているほど気軽な作業ではないようです。

2003.8. / 2004.1.

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