項目 評価 講評
A.みやすさ、わかりやすさ 見やすく、わかりやすい工夫がされています。
児童・生徒が教材に興味・関心を持ちやすいと思われます。作業欄、漫画等があるものは、それをおおいに活用して授業を組み立てるとよいでしょう。
見やすく、分かりやすい工夫がなされていますが、多少配慮に欠けている部分もあります。
児童・生徒が教材に興味・関心を持ちやすいと思われます。作業欄、漫画等があるものは、それをおおいに活用して授業を組み立てるとよいでしょう。 
児童・生徒が教材に興味・関心を示さない恐れがあります。
見やすく、分かりやすくなるように教材を加工するか、教材に興味・関心を持たせるような授業の導入方法を工夫する必要があります。
B.消費者への配慮・信頼性 消費者への配慮、信頼性が高い教材といえます。
特に資料・データの出典が「有」や発行年について記載があると、情報が正確かつ新しい資料か判断できるので安心して教材として使用できます。 
教材に消費者への配慮がなかったり、信頼性がかかえていたりする部分があります。
情報が正確かどうかを見極めて、使用してください。 
消費者への配慮、信頼性ある教材とはいえません。
情報が正確ではない可能性が高いので、使用する前には、必ず情報の真偽を確かめる必要があります。 
C.製品に関する情報の豊富さ 製品に関する必要と思われる情報を提供しているといえます。
製品の適切な選択・購入・管理・廃棄ができる生活技術や、合理的な価値判断の仕方について学習することが期待できます。 
製品に関する情報に偏りがあります。
不足している部分は、他の資料で補う必要があります。 
製品に関する情報が少ないです。
学習に必要な情報が欠如している可能性が高いです。補助教材として使用することを勧めます。 
D.企業の販売促進の意図 客観的で企業の販売促進の意図がありません。
学校教育にとってふさわしい配慮がなされています。 
企業の販売促進の意図が見えます。
教材として使用する場合には、販売促進の意図がないか、よく確認して配慮することが必要です。 
企業の宣伝・広告的な要素が多く含まれています。
企業名や自社商品名を消したり、一般的な商品知識が得られるところだけを取り出すなどの加工をしなければ、教材としてふさわしくありません。 
E.学習対象者への配慮 想定する学習対象者に適した教材といえます。
特別に加工する必要はありません。 
児童・生徒の発達段階に不適切な部分があります。
必要に応じて加工する必要があります。 
児童・生徒の発達段階に即していません。
必要な加工するか、場合によっては、教師の補助的な資料に留めておくべきです。 
総合評価 見やすさ、内容ともに充実した消費者教育資料です。そのまま児童・生徒に配布しても良いでしょう。
おおいに授業で活用してください。 
教育価値の高いパンフレットです。
そのまま配布しても十分です。 
良い部分もあれば、悪い部分もあります。工夫して使用してください。 
学校教育における消費者教育資料としてはあまりふさわしくありません。
内容に乏しいので、補助教材としての利用をおすすめします。 
学校における消費者教育資料としてはふさわしくありません。