4年間の流れ

1,2回生で家庭科専攻の必修科目は全て取り終え、3回生の基本教育実習に備えます。3回生では、自分の専門分野を決定し、深く学ぶため研究室(ゼミ)に所属します。3回生の間に専門知識を更に深め、教育実習を経て、4回生でテーマを決めて卒論研究を行います。

  1. 1回生

    • 4月 入学
    • 新入生セミナー
    • 5月 五月祭
    • 6月 学校観察実習
    主な授業
    教職入門、生活経営学、被服学、住居学、育児学、家庭看護実習、生活実験実習法など
  2. 2回生

    • 5月〜 介護等体験実習
    • 学校体験実習(希望者のみ)
    主な授業
    家族関係学、被服構成実習、調理実習、栄養学、食品学、生活福祉概論、生活研究論など
  3. 3回生

    • 在学生セミナー
    • 基本教育実習
    • 就職活動、教員採用試験勉強開始
    主な授業
    被服学実験、食物学実験、生活調査研究法、保育学実践研究、家庭科教育学実践研究、生活演習など
  4. 4回生

    • 4月 卒論研究開始
    • 11月 併習実習
    • 1月 卒論提出
    • 2月 卒論発表会
    • 発展教育実習(希望者のみ)
    主な授業
    教育実践演習

時間割例

これは、中学校コースで小学校免許を取ろうとしている学生の時間割の一例です。赤で示した授業が家政専攻専門科目で、黄色が小学校免許取得に必要な科目です。青はそれ以外の教職に必要な科目等です。

1回生

時限 開講期
1 前期  
 
 
 
被服学I 住居学I 教職入門
後期  
 
 
 
キャリア
デザイン
 
 
 
 
2 前期 スポーツ
実技A
教育総論 育児学I 生活実験実習法 水と環境を
考える
後期 スポーツ
実技B
発達と教育
の心理学
音楽 社会 数学
3 前期  
 
部落問題
概論
 
 
住居学
実習I
食農教育の
実践
後期 家庭看護
実習
部落問題
概論
 
 
体育I 食農教育の
活用
4 前期 英語IA  
 
 
 
 
 
生活経営学
後期 英語IB  
 
 
 
日本国憲法 「障がい者」
と人権
5 前期  
 
 
 
 
 
 
 
情報機器の
操作
後期 特別なニーズの
ある子どもの教育
 
 
 
 
 
 
 
 

2回生

時限 開講期
1 前期 教育組織論 生徒指導論  
 
栄養学 調理実習I
後期 生活機器論  
 
生活科
教育法
教育実践の
研究I
家族関係学I
2 前期  
 
中等家庭科
教育法I
被服構成実習I 合唱の響き 調理実習I
後期 英語IIA  
 
初等理科
教育法
被服学II  
 
3 前期 育児学II 生活  
 
生活福祉
概論
算数科
教育法
後期 教育実践の
研究II
道徳教育の
研究
 
 
中等家庭科
教育法II
住居学I
4 前期  
 
食品学  
 
 
 
生活研究論
後期 被服構成実習II 調理実習II  
 
 
 
外国語コミュニケーション
5 前期  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
後期  
 
 
 
 
 
 
 
 
 

在校生・卒業生からのメッセージ

大学院生 男子

野球にしか興味がなかった僕は「栄養学の勉強をすれば野球につながるかも」そんな理由で家政教育にきました。しかし、家庭科の大切さに気付き、楽しさにはまっていきました。大阪府の教員採用試験に合格しましたが、学びを深めるために特別選考制度を利用し大学院に進学しました。

大学院生活は授業・研究とともに、非常勤講師として教育現場を経験することもでき、とても充実しています。性別に関係なく、みんながLifeを楽しむための家庭科を教えられる教師になるために、日々勉強しています。

大学院 女子

私は他大学の教育以外の学部から進学してきました。大学院は、私にとって非常に充実した学びの場となり、様々な能力をつけることができました。なぜかというと、授業では様々な分野の先生からご指導していただき、仲間とは活発に議論ができたからです。

また、同級生やゼミの後輩達は、他大学から進学してきて不安だった私に優しく、丁寧に接してくれました。こんなステキな仲間がたくさんいるのも家政教育の特徴です。今、大学院に進学して、心から良かったと思います。

4回生 女子

私は、何となくこの大学の家庭科に入学してきました。最初のうちは、なぜこの大学に入学してきたのか悩みました。でも、家庭科の講義を受けるうちに、家庭科は非常に生活に密着しており、生きていく上で必要な教科だと実感しました。どの大学に行こうか悩んでいる人はぜひこの大学に来て下さい。

3回生 小学校コース 女子

私は今、育児学研究室に所属し、幼、小、中、高4つの免許の勉強と、サークルとアルバイトと遊びも両立させながら大学生活を送っています。大阪教育大学では保育士養成のコースはありませんが、全国保育士試験に合格すると免許が取得できるため、取得めざしてがんばっています。保育士試験の筆記試験の内容は大学の講義の内容といくつか重なっているので、講義を受け、空いた時間を利用して受験勉強をしています。家政教育専攻の育児学研究室では保育士試験に活用できる本も多数あり、ゼミでも乳幼児についての基礎を深める機会があるので、保育士になった時役立つ力を身につけられると思います。

2回生 中学校コース 女子

私は中学、高校の免許を取得しようと考えています。私は特に食の領域に興味があり、本課程に入学したのですが、食品学や栄養学だけでなく他の授業も大変魅力的なので、カリキュラムには満足しています。家政専攻では1回生から保育学を学ぶのですが、子どもへの関心が深まったので、現在では幼稚園教諭志望者のための授業もいくつか履修しています。

H22年度卒業 女子 中学校家庭科教諭

私は今中学校教員として働いています。 大教の魅力としては、自然が豊かで、何よりも教師を目指す人、教育について考えている人がたくさんいることですね。サークルやボランティア、勉強会などに参加し、いろんな人と出会う中で、教育に対する価値観を広げることができたと思います。家庭科の魅力的なところといえば、実験や実習がたくさんあることですね。理論を理解し、レポートにまとめる作業は大変ですが・・・。興味のあることならやっていけると思います。各分野に専門的な先生がいるので、面白いです。

H22年度卒業 男子 特別支援学校(高校)教諭

私は今特別支援学校の高等部で働いています。授業では座布団を作ったり、ミシンを使って鞄を作ったりして勉強しています。始めは家庭科の知識は必要で無いのではないかと思われましたが、家庭科で教えていくことは生活していくうえでとても重要なことで、それをみんなに伝えられることは魅力的な仕事だなと最近では感じてきています。男の家庭科教員ということで不思議に思われることも多いですが、特別支援学校に限らず、学校現場では需要が多いような気がします。皆さんも男女問わず家庭科教員目指して大教に来て下さい。

H13年度卒業 女子 高校家庭科教諭

府立高校に勤務し、現在育児休暇を取得しています。大教を受けてよかったことは、自然豊かなキャンパスの中で、のびのびと学生生活を過ごせたこと。何よりよかったことは、教員採用試験を受けるという同じ目標に向かって、ともに頑張れる仲間に出会えたことです。卒業して10年が経ちますが、今でも、苦楽を共にした仲間だからこそ相談できる仕事の話もあります。教師という職業は、大変ではあるけれど、自分らしさを出せる、工夫し創造することができる、とてもやりがいのある仕事だと思います。生徒との関わりの中で気付かされることも多くあり、自分自身成長していくことができる仕事です。とくに家庭科という教科は、自分の生活そのものなので、生徒に授業を通して伝えること、自分自身勉強することも、きっと楽しいと思いますよ。

H15年度大学院修了 女子 自営業

大学院在学中に非常勤講師、修了後は企業に就職、結婚・出産を経て、昨年起業し、雑貨の制作・販売と講師業を営んでいます。

家政教育では現代社会の問題点を探り、課題を分析する問題解決能力を身につけられます。これは家庭科教員としてはもちろん、企業で働く場合にも必要な力です。また、生活を科学的に捉える視点や、生活の向上を目指す考え方など、家政教育を通じて培われた力が、母親としても起業家としても、非常に役立っていると実感しています。

H21年度大学院修了 男子 高校家庭科教諭

「先生は何の教科なの?」「家庭科です。」「えっ!?男の方なのに??」と聞くのは大抵教員である。そして、次のセリフはいつも「どうして家庭科?」である。

私は大阪の高校で家庭科を教えている。教壇に立って改めて思う家庭科の魅力は、『生き方』について学べることである。授業中や休み時間等に、生徒から生活について今困っていることについての相談や疑問がでてくる。複雑な問題もあるが、それだけ身近な教員であるからこそだと思う。今ある問題や将来の問題に対して、自分で何を選択するのか、どう意思決定をしてどう生きるのかを一緒に考えることもできる。それは他教科ではなかなか味わうことのできないものではないだろうか。そんな家庭科教員という『生き方』を一緒に目指してみませんか。