授業

授業に関すること

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最近の現状(2013年)


教養学科の教員の削減により,教養学科の改革は避けて通れなくなってきました.平成26年,平成27年の改組を教養学科長が計画しましたが,残念ながら文部科学省の「ミッションの再定義」の結論待ちとして引き延ばされました.そして提示された大阪教育大学のミッションの再定義は,教養学科(ゼロ面課程)の縮小・改革という方向性が示されました.
私ごとですが,2014年3月をもちまして,大阪教育大学を定年退職いたしました.ただ,引き続き,特任として2014年度は,週に3日間(月火金)大学に通い、複数の授業とゼミ学生の指導をすることになりました.私の過去のゼミ生で,このウェブを見て頂いた方には,ありがとうございました.今後は大学の管理運営には携わらない(てはいけない)ので,おとなしくしておきます.
定年の最後の年なので,感慨深くなること思いましたが,淡々と忙しく1年が過ぎていきました.今年のゼミ生は教員生活で2例目になりますが,大学院に進学(最初は進学すると言っていたけど)しないけれど,最後まで勉強をし続けました.そして,大学院に進学する学力以上を身につけることが出来たと思っております.高校の先生になって,きっと周りをリードできる有能な教師になると期待しています.
2014年のゼミ生は現在3名とも進学希望を持っています.今まで実施したことがないのですが, それぞれにゼミで使う本(分野)が異なっています(ゼミ生の進学希望分野).2月から始めた進学のためのウォームアップゼミには,3名の他の教員のゼミ生も加わり,6名で賑やかに進行中です.

最近の現状(2012年)


大阪教育大学の2学部化の問題は振り回された感じで,何の結論も出ず,2学部化の改革は終わりました.

ある事案に関して,不条理なことがありました.私には,それを正す能力(権限)もなく,今年の2月ごろから「ごまめの歯ぎしり」をしていました.何事においても,「人事権と予算」を握らなくてはと,自分の非力を感じていました.ただ,周りには「ぼやき」たおして居ました,最近,その不誠実な事柄が解消され,私の考える方向に展開しました(関係者の努力に感謝感謝です).何だか意味不明の文章ですが,具体的には書けないのでご推察を!
今年度から新しいキャリア副センター長が着任されました.私の考えている就職支援の方向性と比較的一致しているので,良い方向に進むのでは期待に胸をふくらませています.
今年度は数理科学の講座主任をしています.名ばかりの役職で,何年かに1度回ってくる雑用係です.
数理科学講座は大量の退職者を迎える時期が来ました.今の大学の方針ではあまり明るくはありません.近い未来が明るくなるよう講座主任として粉骨砕身努力しています.

最近の現状(2011年)


 SPP事業は,昨年度は不採用になりましたが,大阪府立和泉高等学校は予定通り実施しました.高校の生徒のことを考え,2回に分けて特別講演をしました.内容は「SPP事業講演ファイル」に貼り付けてあります.興味があればどうぞ(ポートフォリオと株式投資).
 大阪教育大学の2学部化は,混沌とした状況になっています(詳しくはよく知りません).教育大学系の大学改革は,文部科学省,財務省,総務省,..など,いろいろな圧力団体(意見を述べる機関)があり,それらの意見に大学自体が振り回されているように見えます.国立大学法人になって,行政機関から独立したはずなのに.
 数理科学の学生の学力は,相対的に右肩下がりです.勿論少子化の影響です.他方,大量の教員採用は右肩上がりであります.大きい世代のときは,その世代が大学卒業したときのは,大量の教員採用はその前に終わっています.その世代が大きく,優秀な学生が大学に集まるときは,小学校から中学校までの学生が減少し,教員採用は減少に転じます.これでいくと,教員のレベルは相対的に悪くなる方向に向かいます.
 ある県の教育委員会は,「数学Vが教えられる学生を育ててほしいと,大学に要望しています」と言われました.学校教員の側にも事情があると思いますが,この状況はわかるような気がします.また,そのためには,教育委員会の数学の採用試験の仕方も変える必要があるように思います.今のような採用試験をしている限り,数学Vが教えられる教員(受験指導ができる)は,劇的に増えないと思います.
 2010年度のゼミ生は自主ゼミを自分たちで行っていました. このような自主ゼミをゼミ生がするのは,この大学に着任して初めての経験です(嬉しい限りです).そのことは,彼らの進路希望を叶える結果に繋がったと思います.私自身が叱咤激励した甲斐もありました.
 私個人は,企業就職する学生に,就活で使う名刺の印刷・配布を同僚と実施しました.120名程の学生が申請しました.しかし,30名弱が名刺を配布日に受け取りに来ない状況でした.昨年に引き続き,5月ごろにはOB,OGによる企業就職講演会と弁護士を招いての「就職に関する労働問題」の講演会を実施しました.こちらは,参加者が減少して2011年度は何らかの対策をして実施する必要があります.
第3回小学生サッカー大会は,大学グランドでサッカー部主催(?)で2月20日に実施されました.
 ゼミに関しては,4年生のゼミを週1.5回(秋から2回),3年生のゼミを週1回(秋から).それと,1年生の数名の学生に,将来の投資と思って7月から週1回のペースでゼミ形式の本読みのトレーニングをしました.1年生のゼミを通して,高校の数学教育の問題点を見ることもできました.数学において,まず,計算できるようになることは必要(条件)ですが,論理構成(論理的証明)が出来て初めて十分(条件)です.後者の部分がほとんど教育されていないように感じました.

最近の現状(2010年)


 SPP事業は,2010年度の引き続き,大阪府立和泉高等学校との実施する予定になっています.
 これ以外に,教養学科の改革(?)は,「教育総合大学」として,単科の教員養成大学から複数学部をもった総合大学的なところをめざす計画が降って湧いて来ました.
 教務関係では,学生ポートフォリオが今年度から実施され,4年間指導教官(相談教官)が学生に張り付きます.
また,キャリアセンターが設置され,そこの委員を引き受けることになりました(2年任期) .WSD(Working style of daikyo) 企業就職のための団体のサポートも引き続きお手伝いをします.

最近の現状(2009年)


 解析系で大学院に進学を希望している学生が,3年生終了時点で最低どれだけ学習しておくべきかの目安

学年 提供科目名前期で復習済み科目後期で復習済み科目
1年微積分学,線型代数 微積の参考書を授業と平行して読む左に同じ
2年解析学概論,距離空間,代数学概論微積分学,線型代数距離空間,解析学概論
3年 関数論,位相空間論,常微分方程式,ルベーグ積分解析学概論位相空間論,関数論,常微分方程式
4年 ルベーグ積分

今年の桜を楽しんでください.
大野寺(室生口大野)
又兵衛桜(大宇陀「榛原」)
2009年度のSPP事業
 2009年度のSPP事業は,近畿大学附属豊岡高等学校,大阪府立和泉高等学校の2校との実施計画が採択され,実施することになりました.

前者は数理科学の多くの卒業生が教師についている高校です.
 この事業のアレンジをこの1年するのが私のもう1つの活動です. 将来教職に就くことを希望している学生,院生の方にためになる 協力をお願いしたいのだが,協力のよいアイデアが浮かばないのです. 何かあれば提案ください!
WSD(Working style of daikyo) 企業就職のための団体
 最近では,数理科学専攻はほとんどの学生が教員就職を希望していますが,私は何かの偶然で,大学の企業就職に関わりを持ちました.そこで今年度は何とか主任の雑用がなくなったので,この1年はボランティアで本学のキャリアカウンセラーが立ち上げたWSDをサポートします.4月17日に20名程の3年の学生が参加して,最初の会合がありました. 多くの学生を集める画策を3月頃からしていて,初期の目的は成功しました.
 多くの私学では,このような企業就職の学生団体(あるいは大学が関与した)が存在していて,うまく機能していることに共鳴し,大学のいろいろな機会に,このことを主張してきました. だた,このことに対する大学の対応は鈍く,私の言行一致のためにも,頑張ってみようと思った次第です. 大阪教育大学は教員就職には人的資源や資金を注ぎ込んでいますが,企業就職のサポート体制はまだまだであり,人的にも,資金的にもまだまだサポートされていません.3割の学生が企業就職する大阪教育大学なのに援助体制が未完で,企業就職を目指す学生の不満にもなっています.

WSDの活動内容は 等を計画しています. 参加希望者はどうぞ
     sssodanアットマークcc.osaka-kyoiku.ac.jp 
(氏名 学部学科回生 携帯電話 連絡先メールアドレスを記入下さい)
ワォームアップゼミ
 新4年生に2月から週1回4時間のペースで基礎力強化と大学院受験対策を兼ねてワォームアップゼミを実施しています.3月末で終わる予定でしたが,現在(4月17日)も続いています.
内容は 距離空間と抽象位相空間の復習
    関数論の復習
です.あまりサポートすれば,学生の自主性が育たず,学生の将来には良くないのだがね....?
5月1日(金曜日)のゼミを最後に,一応関数論の復習は終了しました.
小学生サッカー大会
 小学生サッカー大会を2月21日(土)に大阪教育大学のスポーツフェスタで実施することが 出来ました.大阪教育大学のグランドを使って小学生サッカー大会を実施したいと考えたのは,今から13年前にさかのぼります.健康のため大学のグランドをランニングしていると広いグランドが時折空いていました.そこで小学生サッカー大会を企画しようと考えました. 理由は当時我が子もサッカーに真っ最中でもあったからです.
 当時実現できない理由は2つありました.
(1)学生課に相談すると,学外の私用には「グランド使用料を頂きます」だって,
(2)グランドの使用日の割り当て等は学生自身が調整しているので,決めた日を取ることが不可能
等々ありました.それゆえ,小学生サッカー大会を企画することはgive upでした.
 最近は大学も少し変わり,地域貢献を口にするようになりました. 昨年,サッカー部の監督とある会議が同じになり,提案したところ快く引き受けて頂き, 以前,子供が所属していたサッカークラブの監督に提案して,柏原市のサッカークラブの監督を 紹介して頂きました.一方,実施に向けては大阪教育大サッカー部の方たちが,いろいろな実施案を考え,実行して頂きました.午前1時間半ほどは技術指導(保護者には好評でした), その後,8チームでサッカー大会を実施しました.
 私の関与は,最初の提案だけです.成功裏に実施できたのは,チームを集める努力をして頂いた八尾のサッカー部監督と柏原市のサッカークラブの監督,実施の手配等をして頂いた大阪教育大学サッカー部監督,大阪教育大サッカー部の学生達です. 来年も引き続き実施して頂けるみたいです!
 将来,この大会が大きな小学生の大会になるよう,また,サッカー部の学生が教員になったときに,この経験が役立つことも願っています.

 大学は今だに「グランド使用料を頂きます」と言っています,大学もリスクを取って 新しいことをするべきです.
学力・気力
最近,ある教員から,今の1〜3年生の学力問題が提起されました.今の4年生の中には,学力(社会性も含めて)がある学生はある程度はいます.その影響で,何事にも積極的に行動していように見受けられる.下の学年になるにつれて,学力・気力に問題のある学生が多くなってきています.これは将来,留年生を多く抱える前兆であると危惧しています.
年度生 新留年者数留年者の総数
2005年度生3? ?
2004年度生 513
2003年度生 1114
 学力低下に対抗して,数理科学教員は,2001年度から数理科学の学生に対して,「保護者への成績送付,2者面談,基礎ゼミ」を実施しました.前者の2つは保護者に,この事情を知らせ,また本人にも伝え改善を図ってもらうためです.そして学力の底支えのために基礎ゼミを少人数形式で提供しました.それに引き続き,積極的に勉強する学生のサポートとして,単位のない「Honors Program」を実施しました. これらの対策は留年防止にある一定の効果はありました.また,Honors Programの受講者から多くの大学院進学者を排出しました.
 しかし 我々教員は2003年生のような状況が2006〜2008年度生で起こることを防ぐには,もう一段の対策が必要なのかもしてません.今後何らかの対策が検討されるかもしれません.
 勉強に努力をしない学生が多くなると,いずれ数理科学の教育水準を落として, 我々は対応しなければならなくなります.その悲劇は,その学生が教員になって次の世代を育てることです.その次の世代に弊害が現れることを学生は自覚してほしいのです. そして,この回復には,また数十年の歳月が必要なことを!

最近の現状(2008年)


2008年度は大阪教育大学数理科学と京都府立亀岡高等学校数理科学とでSPP事業(サイエンスパートナーシッププロジェクト http://spp.jst.go.jp/) を実施します.
京都府立亀岡高等学校数理科学とでSPP事業の2回目の講演が1月22日に終了し,今年度のSPP事業 のすべてが終わりました.来年度は兵庫県の北の方の高校とSPP事業を計画しています.また,大阪の南の方の高等学校とも実施する計画が持ち上がっています.採択されるかは3月頃に決まります.2009年度は,この2校でSPP事業の申し込みは終了です. これ以上は,現在の数理科学のスタッフの減少により受け入れ困難です.
最近卒業生や一部学生がこの「ぼやき」のページを読んでるとのこと,こっそり自分の考えを書いているので殆ど読者がいないと思っていました.
「国内情勢」
 日雇い派遣制度,その他の現在の派遣制度を考えると,私などの世代が,青春時代に作りたかった社会とは まるで異質な社会を,作ってしまったような気がしてなりません.学生運動で目指した社会はこれではなかったと思っています(私は運動家でありませんでしたが,信条はこの世代と同じ考えです).皮肉にも,現在の労働環境を構築したのは,私たちの世代の方達です.この方達は青春時代に 何を考えたのだろうかと思います.また,私などは,このことに何ら関与できないことに責任を感じています

 一方,日本がモデルとするアメリカ社会は,既に中産階級が滅び,高額所得を得る一部の人間と 低所得者とに分かれてしまったと言われています.その典型がGMやフォードの産業が衰退し,アメリカの最大の雇用はウォルーマートになったことです.企業や資本は国境を越えて,安い労働力や利益を求めて海外に移動します.一方,労働者は国境を越えて移動することはできないのです,特に日本などは.  このような派遣制度を維持していれば, いずれ日本も中産階級が滅び,所得配分からみての2極化が起こることが懸念されます. そして,益々社会保障の経費を支える階級がいなくなるのです. 最後は,現在800兆円を超える財政赤字で若年層を押しつぶすことになる.
「大学のこと」
 私の3年の授業に関して,少し書くことにします.受講者は今年度は3名でした.学生は40名います.受講生が減り続けていきます.このことについて私なりに総括する必要はあります. 「この原因はなにか」と考えると「授業が厳しい,出席しても単位が取りにくい,片山ゼミに行けばゼミが週2回あるの勉強が大変,そのため教採の勉強が出来ない」 など考えられます.また私自身に何か問題があるのかもしれません.

 明らかに15年前の学生の学力と今の学生の学力,気力は落ちています(ただし,平均値で比べると).18才人口が70万人も減ったので,自然に学力も落ちます(200万人から現在130万人です.今の0歳児は110万人です). 最大の原因は,ここにあるような気がします.教員就職が好転し,これらの学生が教採に採用され, 15年前の学生は教員就職難のため採用されなかったことを考えると,この影響は少なくとも 教育現場に徐々に現れてくるような気がします.それ故,”まともな”学力を付けて卒業させる必要があると思っています.まともな学力とは,最低限,線型代数と解析学の基礎が理解できていることです.高校の数学が巧く教えることが数学の教師になる十分条件ではない,ただの必要条件です. このことを教育委員会の採用担当者は分かっているとは思えないのです.

 改革案としては,授業内容のレベルを落として授業する.ゼミも1回,2時間だけにして学生がゼミに参加しやすくする(私も研究時間が取れてメリットがあります).この案だと, 入学し易くなっている他大学の大学院に入学できても,大学院の内容についていけなくなります(進学先の教員は,初めから,期待していないと言われるかもしれませんがね).それでは困るのです.数理科学の優秀なグループの学生は 大阪教育大学数理科学の将来を担ってほしいのです. 他大学の大学院に進学しても,その内部から上がってきた院生よりも,優秀であってほしいのです. たとえ,研究者にならなくても大阪教育大学で 学んだことが,今後の人生で役立ち,学生時代に自分達が大事にされたと感じてほしいのです.

さてどうするかは,ぼちぼち考えま〜す!

最近の現状(2007年)


大学がこれほど忙しくなると,教員は研究どころではない.雑多な報告書の書類書き,社会貢献のため専攻学生の教育環境悪化,免許更新制のプログラムの準備,これらのための人的補充もなく,逆に 効率化の名目で毎年1%の運営交付金の減少.この運営交付金の減少を乗り切るため 毎年退職者,転出者の不補充が実施されている.ある専攻の(学生数/教官数)が1.4,最悪の専攻では7.14である.大学は,この非効率に対策を打たず,ただ,大学院の設置基準の充足だけで新たな補充を続けている. 在校生の勉学環境をよりよく維持することが,不可能になってきています.

最近の現状(2006年)


最近K首相が靖国神社を8月15日に参拝,次期政権がA氏!,A氏が庶民の人気が良いらしい.宗教が国の政治を司るとろくなことがない.日本では戦前の政治を観れば明らかである(宗教を全く否定しているのではない,精神的には大事な部分もある).戦前,戦後の混乱から我々日本人は何を学んだのであろうか? 今の政治情勢を観れば何も学んでいないのではないか.第一に,政教分離から首相が靖国神社に詣でるのは反対(できない)である.第二は,首相が,戦犯が祭られている靖国神社に詣でるのは反対である.第3に,第2次世界大戦の折り,アジア諸外国の国民に対し加害行為をした我々日本人が,その戦争(加害行為)を遂行した人間が祭られている神社に行くことは,過去の加害行為に対して何も反省していないことを意味する.
そして,このことに対するK首相の説明の論理が全く一貫していない.このような首相に人気がある国は,将来どんな国になるのかな?

政治のことはさておき,大学はどうか?私は大学全体に関することは,何も考えないことにしています. 考えても執行部が進もうとする方向を止める手段がない.また,これについて議論する場もありません. これが独立行政法人制度の欠点だと思っています(英知を集めることが出来ない構造).大学全体が行き詰まるのを待つだけです.大学が教育行政に何の提案もぜず,教育行政が提案する案を鵜呑みにして大学改革を行う大学は「大学の使命」 をどう感じているのかな. このままだと,いずれ教育大学は昔の師範学校になるのではないか. それゆえ私は,大阪教育大学教養学科と それに属する数理科学は,そのようにならないように発言もし, また,そのための労を惜しまず努力する.

最近の現状(2005年)


やはり独立行政法人化は大学が文科省の言いなりになり,大学自身(大学構成員)が何かを積極的にできない構造を持っている.日本は,市民が大学を作ってのではなく,国が大学を作ったので,大学自身の自立性がない,. たとえば,学長は学長選挙がなくなたので,大学の構成員の意見に耳を傾ける必要はない.傾ける必要があるのは 中期目標を審査する文科省,それによって予算を操る文科省だけである.教育評議会は経営には口を出せない構造になっているが,経営事項だけでなく,いろいろな重要な決定に事項を経営評議会の専決事項にしている. 現在の理事5人がすべての事柄を把握して処理できる能力は全くないのに!.
特に我々のような教育大学は単科大学であるので文科省としても理事(学長)をコントロールすれば良いだけである
一方「学生の勉学,研究環境はどうだろか」と考えると,改善されて来ている部分もある. しかし,非常勤講師の削減,語学単位の見直しなど良くない面もある. もちろん,教官の研究環境,研究予算は確実に悪化している.
ああ,何かいいことはないかな・・・・? 

解析学概論演習(ベクトル解析)の不合格者の推移


年度 2年生不合格者数 x/40人備考
平成3年 10
4 9
511
6 14
721
811
917 この年から学生気質が変わった(授業にでない,女子学生が留年する)
1020
1119
12242年生の試験を受けた学生は40人中23人
13122年生の合格者が学生は40人中30人
1492年生の合格者が学生は39人中30人
15142年生の合格者が学生は45人中31人授業に出席していて不合格者は2名

最近の現状(2004年)


 授業のことではないが,大学が独立法人になったことによる影響がぼちぼち出てきた. 非常勤講師の経費を1/2に圧縮すること教員の講座定員の変更等が理事会より提案されている(何のグランドデザインもない,ただお金「運営交付金の額が少ない」がないための 提案らしい).私は この大学の現状から見て,教員養成課程と教養学科の専門授業の相互受講により 開講科目数を減らすことが最善考えています.そのためには, 学生が相互受講できるように カリキュラム内容をある程度統一(開講時期,内容,レベル)させなくてはなりません. 現在,その作業が全くできていません. そして,もし運営交付金でこの大学が運営できないときは,教官定員の変更(減少)を受け入れる必要も有ります.
 もう1つ問題として考えられることは,学長選出の問題です.このように権力が 学長に集中し,全ての決定が闇の中の理事会で行われ,結果だけが公表されるのであれば 何が議論され,何が問題なのかも理解できない.その結果,情報の公開があまり進まず (学内にも情報公開条例が必要かも)管理能力のある若い管理者(経験を積んだ)が育たないことを危惧しています.結果としては,次期学長は副学長が横滑りとなるだけです. このことは絶対に避けたい.
 今回の独立行政法人化が学生にとって良いものであったかを考えています.また良い影響が出るようにとも考えています.そのための努力はするつもりです.
 数理科学の現状は留年生の多くが卒業し,留年生は13人になりました. これは「保護者への成績送付」 「成績不良者の2者面談」の成果だと考えられます.次は学生の勉強する意欲を どうかきたてるかです.そのための「1年の少人数ゼミ(演習)」「Honors Program」は,まだ,はじまって3年目です.成果はまだまだと感じています.

最近の現状(2003年)


 解析学概論演習(ベクトル解析)の今年度の感想は,一昨年の状態の戻った感がある.40人中 合格者22人,不合格者12人(出席率が良くて不合格者4人),試験に欠席6人.
努力することが美徳ではなくなったのかな? それほど難しいことは教えていないような気がするがね.

 今年度も学生の成績を保護者へ郵送,また成績の 悪い学生の懇談会を3年続けて,実施することができました.(私学並み,いや国立も来年から私学(独立行政法人)ですから,これが現実!)

 今年度から,高校と大学の交流のため,付属高等学校へ「出張講演」を実施しました. 実施内容は「生物の個体調査」で私が,「指数関数の話」で菅原先生が実施しました. 2学期は芦野,町頭先生が池田へ,小山先生が天王寺の付属へ「出張講演」に行かれます.
 将来は,大阪,奈良などの府立,県立の高等学校へ拡大していきたいと考えています(私は).受験生の囲い込みでの「出張講演」にならないように,希望があれば,普通の高校へも行くべきであるとも考えています.

 それと今年度は,良くできる学生を伸ばす意味で,「Honors program」を3年生を対象にゼミ形式で通年で実施しました.これは単位なしのゼミです.2回生までの数学の単位がすべて取れていて,意欲がある学生が対象です.
 昨年度に試験的に実施したときは,希望者2名,今年度も2名でした. 私の希望は5名ぐらいを考えているのだが! そしてこの学生が数理科学の将来を担うようになってくれることを望んでいます.そして彼らが数理科学の他のクラスメイトに良い影響を与えてくれることも狙っています. このような良くできる学生には授業料が半額(あるいは全額だた)になる制度,もしくは 奨学金(少額金)が出るような制度ができないかな・・・・ねえ 学長さんへ

最近の現状(2002年)


解析学概論演習(ベクトル解析)の今年度の感想は,受験対策が行き届いたいたのかで 多くの学生が単位を取ることに成功した.
単位を取るのに成功するのは,過去問を勉強すれば,大体の傾向は見えてくるので, その傾向の対策をすれば良いのである.
今年度から学生の成績を保護者へ郵送することを開始しました.また成績の 悪い学生の懇談会を2年続けて,実施することができました.(私学並み)
これらの教官の取り組みは,学生に早い段階で,勉学への取り組みを改善してほしいからです.

最近の現状(2000年)


解析学概論演習(ベクトル解析)の今年度の感想は次のようであった. 再受講者の学生の気質や状況を知る良い機会であった,まず勉強を1年間頑張る 態度が欠けている.何回かの小テストで単位が取れる見込みになると 後は全く勉強しない.1年間の4回のテストで見ると2回ぐらいは 良い点を取るよう頑張っている(能力はあるのに).
またこれは教師が単位が取れない 学生に配慮して合格の基準を低く設定する悪影響かな?
再受講者の内1/3はこの程度の努力もできないので 不合格となる.
教師に寄る受講者数を見ると,単位が取りやすい教師 の授業には40人中33人程度,この授業のように 単位は取りにくいは,1時限目であるはで,23人しか最後 の試験を受けない.

2年生の出席は最悪の状態である.改善案は
単位を取りやすくして,学生の出席を増やす(安易な方法)
授業時間を4時限目にする.最後には学生が変わらないと何もできな〜い

最近の現状(1999年)

最近,学生の授業の出席率が悪く,出席を取っていても20パーセント の学生出席しない.今まではこのような学生は高々10パーセントで 次の年には,ほとんどの学生が単位を取っていたものだが, このような学生が年々溜まっていって,無視できなくなってきている. 何らかの対策が必要になってきている.(単位の安売りはしない)

出席しない学生の多くの理由にアルバイトが上げられる(学生自身のカンセリング による). そして彼ら自身,大学入学が目的で,そこで何をするかそいう モーティベイションがないためである. 大きく捕らえると,大学の益々の大衆化,文部省による高校数学教育の訳の分からない 改悪(学習指導要領),少子化,学生を取りまく時代の変化等が考えられる.

色々な対策や改善は我々は取っているし,またとり続けると思われるが 最後には,学生の意識改革しかありえない 様な気がする.(99/8)