21世紀を迎え、子どもをとりまく社会環境は劇的な変容をみせています。そのような現状にあって、国語科では「伝え合う力」の重要性が再確認されています。今回は、“演じること”をその一環としてとりあげることにしました。他者の立場に立つことは、その考えを理解し新たに視野を広げたり、集団の中の自分を再認識したりする契機となるのではないでしょうか。また、ことばの理解に身体表現を伴わせることは、豊かな言語活動を生みだす一助となりえるのではないでしょうか。このような視点から本学会を、これからの国語教育を考える場としていきたいと思います。
今回は、大会両日とも大阪教育大学教育学部附属天王寺中・高等学校で開催します。日時・会場などお確かめの上、ふるってご参加ください。
日 時 | 12月1日(土曜日) 12月2日(日曜日) |
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場 所 | 大阪教育大学教育学部附属天王寺中・高等学校内 中学校講堂 (但し、自由研究発表のみ天王寺キャンパス食堂二階大会議室で行います。) |
9:00 | 9:30 | 10:30 | 10:40 | 12:30 | 13:30 | 14:50 | 15:00 | 16:00 | 16:10 | 17:10 |
受付 | 自由研究 発表 | 休憩 | 公開授業 | 昼食 | 研究 協議会 | 休憩 | 共同研究 発表 | 休憩 | 共同研究 発表 | 散会 |
1.岐阜県八幡町における性向語彙の研究 | 〈方言ゼミナール〉 |
2.幼児の遊びとことば | 〈言語発達ゼミナール〉 |
3.中学校小説教材における主人公と状況の関係 | 〈国語表現ゼミナール〉 |
4.芥川龍之介「地獄変」論 | 〈近代文学ゼミナール〉 |
9:30 | 10:00 | 12:30 | 13:40 | 14:30 | 14:45 | 15:55 | 16:00 | 17:10 |
受付 | 共同研究 発表会 | 昼食 | 総会 | 休憩 | 小田先生の ご講演 | 休憩 | 大藤先生の ご講演 | 散会 |
1.『源氏物語』研究 | 〈中古文学ゼミナール〉 |
2.中学校教科書における『おくのほそ道』教材について | 〈近世文学ゼミナール〉 |
3.“メルヘン工房”の試み ─文学との交流をどのようにデザインするか─ | 〈国語教育第三ゼミナール〉 |
4.芦田恵之助の綴方教授実践の研究 ─『尋常小学綴方教授書巻二』(大正八年)を中心に─ | 〈国語教育第ニゼミナール〉 |
5.児童文学作品における再話研究 ─絵本にみるペロー版シンデレラの変遷─ | 〈国語教育第一ゼミナール〉 |
これからの本学会のあり方について、重要な提案がなされますので、会員の皆様の積極的な参加を要望いたします。
大会2日目終了後、懇親会を予定しておりますので、ふるってご参加ください。つきましては、参加ご予定の方は、お手数ではございますが、11月15日(木曜日)までに土山へご一報ください。
大阪教育大学国語教育学会事務局 〒582−8582 大阪府柏原市旭ヶ丘4-698-1 Tel:0729-78-3528(土山研究室) e-mail: hiromix@cc.osaka-kyoiku.ac.jp |