作文評価
この課題は、作文教育メーリングリストに井上秀喜さんが投稿した「中学2年 中間テスト 課題作文」をもとに始まった。
みなさん、こんにちは。山梨の井上秀喜です。ただ今、中間テストの採点中なのですが、次のような作文の問題を出しました。
生徒の実際の作文を次のメールで、お送りしますので、みなさんなら、どのような評価をなさるか、ご意見などをいただけると、とても助かります。
評価研究会で、A・B・C・Dの四段階で作品評価をするとよいということだったので、私が考える四段階に、作品を分けて、提示してみます。
【作文問題】
ある新聞に、次のようなAさんの投書が掲載された。これを読んで、Aさんの投書に答える文章を正しい原稿用紙の使い方にしたがって書きなさい。あとの書く時注意することにも気をつけること。字数は、二百字以内。
〈Aさんの投書〉
私は中学一年生です。新学期のはじめに、「一日一善」という目標を立てて、毎日何かよいことをしようと考えました。しかし、いざそれを実行してみると、することがなかなか見つからず、とても毎日なんて、続けられそうにありません。何かよい方法はありませんか。
《書く時の注意点》
- 自分で工夫して《内容がよくわかる題名》をつけなさい。
- 文章は、「です・ます」体で書きなさい。
- 組・番号・氏名・題名を指定の場所に書きなさい。
採点の目安
《内容と字数などがある程度満足できるものには十三点。内容も字も丁寧で、いうことなしという作文は十五点です。》
井上秀喜
井上さんが提示したのは、井上さんの4段階評価が付いた作文だったので、評価をはずして、シャッフルした作文群をプリントで提示し、優秀と思う作品2つを選び出させ、理由を書かせた。
それを集計して、学生たちが選んだ優秀作を得票数順に並べたのが次のリストである。
27票 ( 4) 《小さな親切から》
毎日、人の役に立つ事を見つけて実行するのは、むずかしい事だと思いますが、その事を目標だから良い事をするという事では意味がないと思います。もし、困った人がいても目標が「一日一善」ではなかったら助けないのでしょうか?良い事は探すのではなく、自分の目で見つける物だと思います。回りを見ればきっと、小さな親切が見つかると思います。そうじを手伝うだけでもいいと思います。小さな親切から始めてみてはどうですか?
- 《書く時の注意点》が守られているし、Aさんの投書にちゃんと答えてあげていて、内容も納得できることが書かれている。
- 《書く時の注意点》を守れているし、字数も満足できるといえると思います。特に、「投書に答える」という形、つまりアドバイスをしているような感じで書いているのが良いと思いました。題名も良いと思います。
- 「もし、困った人がいても目標が『一日一善』でなかったら助けないのでしょうか?」と、いう所がとても印象的でした。
一日一善のために良いことをするのではなく、周りの人のために役立つことが自然に出来るようになることが大事だと思います。
- 「一日一善」という言葉にとらわれすぎてはいないか、という考え方がほかの文章にはなかったので新鮮に思いました。
- 「書く時の注意点」をきちんと守れています。疑問をなげかけ、考えさせている点が読んでいる人に強い印象を与えているように感じます。「一日一善」のために「何かする」のではなくて、「何かした」ことが「一日一善」につながるというアドバイスがよく伝わってきます。
- 「目標だからといってするのか?」「一日一善ではなかったら助けないのか?」という返信に対してはなるほど〜と思いました。「よいことは探すのではなく見つけるもの」その通りだと思います。この人はAさんの投稿に対して他の人みたいに安易に「〜してみたら?」と答えるだけではなく、一日一善という目標の意義を問うていると思います。目標を立てたものの「見つからない」「毎日できそうにない」といってよい方法を求めるAさんにとって「一日一善」本当の意味を考えさせるものだと思いました。
- 「目標のために良い事をするのは意味がない。」とか「まわりの小さな親切から始めればいいのでは?」という風に自分の意見をしっかりと述べ、質問に対しての答えもきちんとかけているのがよかった。
- ≪書くときの注意点≫を守り、字数もそこそこで、
<Aさんの投書>に具体的かつ的確に答えられているからです。
- Aさんが聞きたいことは、具体的に何をすればいいのかということではなく、「一日一善」を続けられないことに対してのアドバイスです。それをふまえて書かいていて、なおかつ、(4)などは、題名も内容を端的に表現できていた
- Aさんの「一日一善を毎日続けるためにはどうすればいいか」という問いに対して、自分の意見がしっかり述べられているだけでなく、困っている人がいれば助けるのは当たり前だという意見がはっきり述べられているのでいいと思いました。
- この文章はただ単にありきたりに「一日一善」について書いているのではなく、そこから発展して【そもそも「一日一善」とは何なのか?】を追求してる。『困った人がいても「一日一善」をしていなければ助けないのか?』という文章が大きなポイントだと思いす。お題(ここでは「一日一善」を続けていくための方法)を発展させている。
- まず、タイトルが興味をそそるそそる。そして、字数的にも文体的にもいいからです。一日一善の上を行く考え方でAさんに意見を述べている。
- まず、最低限である注意事項をしっかり満たしていること。それに、他の人とはまったく違った観点から書かれていて、すごく独自性があるのがよいと思います。
- まず書くときの注意点である「内容がよくわかる題名」、「文体」がしっかり守られていること。読み手にわかりやすいように文章が工夫されており、物事を多角的にとらえ、現実的で論理的な発言をしていることが良いと思いました。
- まず第一に<書くときの注意点>に沿った文章であること。加えて「<一日一善>と肩を張らずに小さな親切からはじめたら良い。そしてその具体例は・・・・・」という論の展開方法が非常に優れている。
- まず第一に書くときの注意点である「です・ます」調で書くという点がきっちりと守られているし、自分で考えた分かりやすい題名が付いている事が評価できます。あとは、内容がありきたりなようで他の人とは一味違う、Aさんへの答えとなる一日一善が書かれていると思ったので選びました。
- 一日一善という目標にこだわって無理によいことを探すのでなく、回りを見わたして小さな親切でもいいから実行しようと提案しているところがいいと思います。
- 一日一善の意味をしっかりと考えていて、Aさんの投書に対しての真剣さが伝わってきます。また、「目標だから良いことをするという事では意味がない」という意見はすばらしく、考えさせられました。
- 具体的に、かつAさんに伝えようという気持ちが表れているのが伺えるからです。
- 私の考え方と似ていたからです。
良い事は探すものではないと思います。
そういう「一日一善」という目標のためにしか良い事をできないというのは、情けないのではないかと少し思ったりもします。
良い事は「しよう」としてするのではなく勝手に「できる」ものだと私は考えています。
- 自分の目標が「一日一善」だからよいことをしようというのではなく、そうでなくても、よいことを自分で探しだし、実行していくのは当たり前だと意見がしっかり述べられているからです。
- 実行は難しいということを認めているところと、読み手に提案しているところです。そして『小さな親切』という点でまとまっていたのでいいと思いました。
- 書くときの注意点にそって書けているし、一日一善が毎日続けれないといってるAさんの投書にきちんと答えれているからです。具体的な例をあげていて何をしたらいいのかがよく分かるように書けていると思います。
- 書くときの注意点をしっかりと守っているし、私の考えと重なっているからです。小さなことから始めてみることで「一日一善」に近付くと思います。
- 相手にとって親切だと思える行為は、探してもなかなか見つからない。本当に相手が嬉しく思う親切は、こちらが無意識のうちにしたことではないだろうか。「一日一善」にこだわるのなら、家事を手伝うことが無理のない行為だと思う。
- 目標が「一日一善」じゃなければいいことをしないのはおかしい。
その通りだと思います。「一日一善」はいいことですが、これをきっかけにして良い事をすることが自分にとってあたりまえになれば素晴らしいと思います。
- 良い事は、やろうと思ってするのではなく自然にできるものです。あいさつは誰でも簡単にできることだし自然に毎日続けれる最も身近な一日一善だと共感したので、私はこれを選びました。
21票 (13) 《自分の事だけじゃなく、まわりの事も》
私もむずかしいと思います。でもきっとする事は必ずあると思います。どんな小さな事でもいいと思うからです。
たとえば、給食の時の協力班を手伝ったり、うるさい人を注意したり、困っている人に話しかけてみたりと考えればたくさんあると思います。大きな事から小さな事まで、自分の出来る範囲で探してみて下さい。自分の事だけでなくまわりの事もみれるようになればできるんじゃないかと思います。
20票 (19) 《自分がしてもらって……》
とてもいい目標だと思います。しかしそれを続けるのはたしかにむずかしいことですね。しかし、「一善」とは、自分がなにかをして相手によろこばれるようなことです。そこで、自分がしてもらってうれしいことをよく考えてみましょう。いろんなしんせつがうかぶと思います。それを、見つけて、毎日毎日相手によろこばれることをしていけば続けていけるはずです。でも一番大切なのは意織です。意織を高めて、一日一善していきましょう。
- 「自分がしてもらって嬉しいことをよく考えてみましょう」という一文に納得しました。嬉しいことというのは人によって違うかもしれませんが、自分に置き換えて考えてみるとその人の置かれている状況もわかるかもしれません。また「一番大切なのは意識です。」もその通りだなと思いました。日々の気持ちの持ち方で、一日一善も続けられるのだと思います。
- 「自分が何かしてもらってうれしいことをしてはどうか?」や「一番大切なのは意識です。」とあるように他の作文とは違った視線から自分の意見を述べている。両方とも自分の意見がよくまとまっているのではないでしょうか。
- 「書く時の注意点」をきちんと守れています。相手の気持ちをよく理解したうえで意見を言えていると思います。「自分がしてもらって嬉しいこと」を考えるのは、「相手に喜んでもらえること」を考えるより、ずっと見つけ出しやすいのではないかと思います。
- 19番のほうは、「自分がしてもらって嬉しい事を相手にも」、「一番大切なのは意識である」としている点がよく考えられていると思いました。また,注意点等をしっかり踏まえていると思います。
- Aさんの意見に同調して気持ちを理解した上で、根本的なアドバイスができている。
- この意見からは、「一善」という行動を相手の立場にたって考えていこうとする思いが伝わってきたからです。自分から率先して、積極的に行動していくことも大切ですが、それでは自己満足で終わってしまう気がします。だから、相手の気持ちを尊重した行動をとるためにも、「自分にできる事は何かないか」と尋ねることから始めていくことを薦めている。
- どういったことが「一善」になるのかを自分に置き換えて考えているところがいいな、と思いました。タイトルもうっすら斬新でよいです。
- とりあえず注意点を守っていて、<Aさんの投書>に対しての自分の答えをわかりやすく書けているように感じられました。特に、「何かよい方法はありませんか」に対して、それぞれ「大きなことから小さなことまで、・・・できるんじゃないかと思います。」「そこで、自分がしてもらってうれしいことを・・・・していきましょう。」と答えているところが、Aさんが求めるものを得るのに手助けになるのではないかと考えました。
- まず、タイトルが興味をそそるそそる。そして、字数的にも文体的にもいいからです。目標よりも意識というレベルの高いものに着目している点がすんばらしいからです。
- やっぱり何事も些細な事が大切やな〜と思います。喜ばせるためではなく、自然と喜んでもらうのが一番と思います。
- 一善とは「自分がしてもらって嬉しいことだ」だから、「自分がしてもらって嬉しいことを考えそれを実践しよう」という発想がよいと思いました。そして、「人にいいことをしたい」という意識自体が大切だという考えにたどりついている点で他の人たちより一歩深く考えられていると思いました。
- 最初に先生が示していた注意点3つと文字数がきちんと守られているかです。この基準だけでも、3分の1までしぼりこめました。そのあとで内容を評価して良かった。「一善」とは相手に喜ばれることをしたらいいと書いていたのでAさんへの返事として適切であり、Aさんも「一善」をさがしやすくなるので良いと思いました。
- 自分がしてもっらってうれしいことを相手にしてあげるという考えをしっかりと説明し、Aさんの悩んでいることに的確にアドバイスできていると思いました。
- 実際に実行できそうな方法を示しているのと、「一番大切なのは意識」とさらに深い考察ができているところがいいと思います。
- 書くときの注意点はクリアしているようです。「善」についての追求をすることで、読み手に「善」に対して新しい角度で発見させられるような内容になっています。
- 相手になにかいいことをしたい時には自分がやってもらうとうれしいことをするのが最も簡単だと考えるからです。しかし、自分にとってはうれしいことでも、相手は嫌だと感じることがあるので、その点は注意しなければいけないのではないでしょうか。
- 題が工夫してある。アドバイス的内容だがすっきりまとまっており最後に一番いいたいことが述べてある
- 投書に対してまず賛同した上で自分の意見がしっかりと述べられていると思います。また、アドバイスできているところも良いと思いました。
- 問いに対して、よく考え、自分の意見をはっきり述べていて、一番大切なのは意識だと更に深く考えているように感じたのでいいと思いました。
- 理由は相手のことをまず先に考えている点です。やはり一日一膳というのは、相手にとって「善」でなければ意味がないことだと思うし、相手にとって「善」でなければそれは「善」ではないからです。
16票 (20) 《こまっている人を助けよう》
初めは、小さなことからでいいと思います。たとえば、学校で友達がこまっていたら助けてあげたり、道でおばあさんがわたれなくてこまっていれば、一緒にわたってあげるなど、自分にできる小さなことからしていけば良いと思います。毎日できそうもないとしても、こまっている人を見かけたら、自分にできる限りのことをしてあげれば良いのです。そして、そのことを毎日できるように、だんだんと習慣をつけていけば良いと思います。
11票 (16) 《リラックスすること》
私は、目標、目標というと自分が何をすればいいのかわからなくなります。あまり、目標を意識しないで、自然に毎日をすごしていけば、「よいことはこんなことがある」と思いつくと思います。
例えば、友達と話をしていて、友達を笑わせたとします。そして、その人が楽しいと思ったら、それはよいことと言えると思います。だから、Aさんはきっと「一日一善」を続けていけると思います。
- 「一日一膳」といえば難しいように聞こえるけど、「人を悲しませたりせずに喜ばせてあげる」という風に深く考えすぎない方がいいんじゃないか、という考えに共感しました。書く時の注意点もしっかり守られていて、読みやすく良い文章だと思います。
- 『友達が自分といて楽しいと思ってくれたらそれは一善になると思う』この考え方が、気持ちがあったかくなる感じでとても好きです。リラックスして少し思い返してみると、人って結構イイコトしてるかもしれないなって思いました。
- Aさんの心理状態を考えていて、まず
どうすれば良いか、的確に説明出来ているからです。
- まず書く時の注意点が守られています。そしてどちらも深く考えすぎずに身近な一善をしていくことを述べ、例も挙げて分かりやすかったし共感できたからです。
- まず第一に<書くときの注意点>に沿った文章であること。加えて「<一日一善>と肩を張らずに小さな親切からはじめたら良い。そしてその具体例は・・・・・」という論の展開方法が非常に優れている。
- 何かよいことをしなければいけないと息詰まっているAさんにもっとリラックスすることをすすめていて、Aさんの気持ちをよく理解していると思いました。
- 確かに自分から善いことをしようと思うときに限ってあまり見つけることができないものだ。だからあまり目標にとらわれるのではなく、人を笑わせることでも一日一善と考えることはすばらしいことだと思ったから。
- 肩に力をいれず自然に自分が気づいたことをコツコツとやって行き、それらをする事が当たり前であるように持っていくのが目標達成の近道では無いかなと考えました。
- 他の作文と違い、「どのようにしたら毎日続けられるようになるか」ということに重点を置いて書かれている部分が評価できる。具体的な例も挙げられており、「毎日必ず。と気負いすぎず、一度肩の力を抜いて周囲を見渡してみては?」といった内容の両者共通のアドバイスも、自分で決めたはずの「一日一善」という目標にとらわれすぎて行動できなくなってしまっているAさんにとっては、最良のものではないでしょうか。
- 番は題のつけ方や話の進め方が適切だと思われます。目標を少し意識しすぎているAさんの肩の力を抜かせるような内容で、しかも分かりやすい例を示している点で上手いと思いました。
- 例が提示されているし、Aさんに対する意見も的確に述べられており、よく書けているなあと思いました。
10票 (23) 《人のために》
Aさんはすることがないと言っていますが、よく見てみると身近な所に人の役にたてる事があると思います。例えば、今はゴミの問題などがあり、今ではあたり前のように公園などにゴミが捨てられています。環境と人のために、このような小さな事にも目をむけ、Aさんなりに身近な問題を見つける努力をすればいいと思います。そして、人のために少しでも力になれればいいと思います。
- 《書く時の注意点》がきちんと守られている。
題名をみれば一目で内容がわかるし、字数もよい。
内容も、Aさんの質問に対して具体例を示し、現実的かつ的確に答えている。もう少し具体的に何をすればいいのか、その方法を示していればより良かった。ただ、文末がほとんど「ーと思います」になっているのがマイナス。
- Aさんが聞きたいことは、具体的に何をすればいいのかということではなく、「一日一善」を続けられないことに対してのアドバイスです。それをふまえて書かいていた。
- 一番現実的に考えていて、すごく大切なことを言っていると思いました。自分に何ができるかを考えて、些細なことでも、誰かの為に手伝おうと言う気持ちに共感しました。
- 具体例を述べているところが良い。さらに、地球全体の問題である環境問題を出し、身近なところから出来ることをやるように勧めていくという内容が良い。
- 原稿用紙の使い方が正しく、書くときの注意点にも気をつけている。字数も八割を満たしており、わかりやすいように例もあげて説明しているから。
- 作文を書くときの注意点にそって上手に書けていると思います。どちらも「です・ます」体で書かれてあり、題名のつけ方も、その内容をまとめたものであり、自分独自の意見を作文してると思われます。「人のために」という抽象的な書き始めから、具体化していくという作文の順序がきれいに書かれていると思います。
- 書くときの注意点はクリアしているようです。細かなところまで行きつくような行動視野に対しての指摘文であり、Aさん自身も読むことで自分の身の回りで出来る「善」を具体性を見出せるでしょう。
- 題名から自分が一番言いたいことを書けていて、内容もAさんが質問していることに的確に答えられているからです。また身近なことの具体例が言えているのがAさんの気持ちになって考えられているなと思ったからです。他の作文に比べて漢字の使い方や文章の筋がとおっていたのでいいなと思いました。
- 無理に1日に1回良いことをしようとしなくても普通にしていれば、人助けになるようなことは転がっているはずです。
- 理由は相手のことをまず先に考えている点です。やはり一日一膳というのは、相手にとって「善」でなければ意味がないことだと思うし、相手にとって「善」でなければそれは「善」ではないからです。
6票 ( 6) 《僕の考え方》
僕的にはそんなに深く考える必要は無いと思います。例えば学校で忘れ物をした子がいたら借してあげるとかそういう細かい事でいいと思うんです。だから一日一善ではなく困っている人や迷ったりしている人がいたら助けてあげる。とか人を悲しめないようにするみたいに基本的ですが人として大切な事と思います。僕はこう思っています。とてもいい目標なのでがんばって下さい。応援しますよ。
- 《書く時の注意点》が守られているし、Aさんの投書にちゃんと答えてあげていて、内容も納得できることが書かれている。
- 「一日一膳」といえば難しいように聞こえるけど、「人を悲しませたりせずに喜ばせてあげる」という風に深く考えすぎない方がいいんじゃないか、という考えに共感しました。書く時の注意点もしっかり守られていて、読みやすく良い文章だと思います。
- ちゃんとAさんの悩みをわかっているからである。他の人は、Aさんは続けることができないと言っているのに、とりあえずやってみろみたいな返信になっていると思う。
- まず書く時の注意点が守られています。そしてどちらも深く考えすぎずに身近な一善をしていくことを述べ、例も挙げて分かりやすかったし共感できたからです。
- わかりやすくて良いと思いました。あまり深く考えずに、基本的なことを毎日続けることが大事だと思ったからです。
- 無理に良いことをしようと意識せずに、自然にした行動が周りから良いことだと評価されるようなことを見つければ良いと思う。代表的なことは、「ついでに」やってあげることだと思う。例えば、教卓に自分の分のプリントを取りにいく「ついでに」友達の分も取ってきてあげる。1枚取るのも2枚取るのも労力的に大差は無いのに、友達には感謝される。こういった本当に些細なことで、一日一善は達成されると思う。また、そんな些細な行為に感謝の気持ちが持てるような心を持つことが、何より大切だと思う。
6 (33) 《一日一善》
一日一善とは、とても良い目標だと思います。毎日、毎日何か良ことを気が付いた時だけすればいいと思います。むやみに良い事をさがしてそれを行っても、おせっかいになってしまうかもしれないからです。だから、何か小さな良い事でも、その場を通りすぎないでコツコツとやっていけばいいと思います。
- Aさんにその相手の気持ちを説明して理解を求め、こちらも根本的なアドバイスをしている。
- きちんとですます調で書かれているし、内容的にも評価できると思います。やっきになっていいことを探すのではなく、見つけたときに手を差し伸べてあげられるほうが大事だというのが私と同じ考えだったので選びました。
- 肩に力をいれず自然に自分が気づいたことをコツコツとやって行き、それらをする事が当たり前であるように持っていくのが目標達成の近道では無いかなと考えました。
- 私の考え方と似ていたからです。
良い事は探すものではないと思います。
そういう「一日一善」という目標のためにしか良い事をできないというのは、情けないのではないかと少し思ったりもします。
良い事は「しよう」としてするのではなく勝手に「できる」ものだと私は考えています。
- 自分の意見について反例を用いて端的に述べられており分かりやすいと思いました。
- 滞りなく読めるということが選んだ理由のひとつです。やっきになって良い事を探すのではなく小さなことでもみつけたときに良い事をすればよいのだというアドバイスが、Aさんにとって良いアドバイスだと思い、選びました。
5票 ( 3) 《本当によいこと》
私が思うよいこととは、大きいことからではなく小さいことからだと思います。例えば毎日、近所の人や友達いろんな人達にあいさつをすることだと思います。よいことを考え実行するのは、いいことだと思いますが、自分が毎日できるあいさつや、何かのお手伝いをコツコツしてけばいいのでは、ないのでしょうか。
- Aさんの問いかけに対して具体的な案が出せているので、Aさん側からしてもうれしい返事ではないでしょうか。この点ではボランティアやあいさとなどを提案した人も同様です。評価した点は題名です。<本当によいこと>って何だ?と読み手に興味をわかせる題名がつけられていると思います。
- これも自分のできることから「一日一善」を心がける所が気に入りました。それに最後が問いかけ形式でおわらしていることで作文に深みがでてきているように感じました。
- 一日一善のために良いことをするのではなく、周りの人のために役立つことが自然に出来るようになることが大事だと思います。
そこで、自分が出来る小さなことからコツコツやっていくことが必要だなぁと思いました。
- 書くときの注意点をしっかりと守っているし、私の考えと重なっているからです。小さなことから始めてみることで「一日一善」に近付くと思います。特に題名のつけ方が良いと思いました。
- 良いことは大きいことからではなく、小さいことから始めていけばいいと書いてあったからです。ちいさな1善は見つけやすく続けていけると思います。
5票 (17) 《こうすればいい》
困っている人から、声をかけられるのを待っているのではなく、自分から積極的に声をかけていけばいいと思います。あとは、お母さんとご飯の手伝いをしたり、朝、ポストから新聞を持ってきたりしてもいいと思います。僕も一日一善をしたことがありました。右に書いた様な事をやってほめられた事がありました。いい事をすると、自分もされた相手もいい気持ちになるので続けたほうがいいと思いました。
- Aさんの質問に対しての答えがしっかり述べられており、具体例もあげてあるので説得力があるらです。またその上で「いいことをすること」についての自分の意見がのべられているところが大変いいと思いました。
- Aさんへの答えがしっかり述べられていて、説得力がある。自分の意見がのべられているところもいい。
- いいことをすると相手もいい気持ちになるといいAさんをはげましているし、自分の経験も交えて書いてあるのが良かったと思います。
- 具体的な内容で、無理なく実行できるものであるところがAさんの投書に答える文章としてとてもいいものだからです。<内容がよくわかる題名>も適切なものであると思いました。また、両方とも自分の経験をまじえているので、とても説得力がありました。
- 待たないで自分で動くといった姿勢がよい。絶対にできないっていってる人もいるけれど、小さいことでもいいので、自分から動けば必ずよいことは見つかると思った。
4票 ( 2) 《手伝い》
身近かなことで、探せば色々あると思います。たとえば、いつもは、親がやる事を手伝えば、親も一つやる事が減り、少しは、らくになると思います。おふろそうじ・食器洗い・げんかんはきなどの中から一つやればいいと思います。中学校時代は、忙しいけれど、ぼくも、おふろの水入れを出来るだけ毎日やっています。
これで「一日一善」の目標がたっせいできると思います。
- ちゃんと「です:ます」体で書かれてるし自分の身近な所で「一日一善」を目指している所が気に入りました。
- 具体的で良いと思う。だれもが気楽に過ごせる家の中で一日一善を探しているところや、あまり他の人が考えない「親を手伝う」ことを提案している。
- 具体的な内容で、無理なく実行できるものであるところがAさんの投書に答える文章としてとてもいいものだからです。<内容がよくわかる題名>も適切なものであると思いました。また、自分の経験をまじえているので、とても説得力がありました。
- 最初に先生が示していた注意点3つと文字数がきちんと守られているかです。この基準だけでも、3分の1までしぼりこめました。そのあとで内容を評価して良かった。「善いこと」の具体例が書いてあり、わかりやすく、具体例も実行しやすい身近なことだったので良かったと思います。
4票 (24) 《あいさつ》
私の場合では、あいさつをする事が良い事だと思います。あいさつは、言う自分も言われた相手もとてもうれしいと思います。良い事をする時は、難かしく考えなくても、ふつうにあいさつをするだけで「一日一善」です。
- 「あいさつは、言う自分も言われた相手もとてもうれしいと思います」というところに共感します。
それは、最近接客のバイトをはじめたのですが、商品を渡したときに、お客様に「ありがとう」と一言いわれただけで、すごく嬉しくなるからです。その一言で、仕事はハードだけどがんばろうって思えます。
あいさつには、いろいろありますが、すべて人と人とのコミュニケーションのために使われます。あいさつをすることによって、信頼関係も築かれていくのではないでしょうか?
- あいさつは最も身近な一日一善だと私も思う。
- やっぱり一日一善という一見簡単な目標であっても難く考えてしまうとやるのが義務化されたようで嫌になるでしょう。それなら習慣づくまではあいさつのように簡単でチャンスが多いことの方が良いのではないでしょうか。そのうちにAさんも無意識ながら一日一善を実行出来ている自分に気付くはずです。
- 良い事は、やろうと思ってするのではなく自然にできるものです。あいさつは誰でも簡単にできることだし自然に毎日続けれる最も身近な一日一善だと共感したので、私はこれを選びました。
4票 (30) 《生活から》
まず一つは、そうじをしっかりやることです。そして、自分のそうじ場所が終わったら別のそうじを手伝うことです。これだけで、一つの善になります。
ほかに、自分の係をしっかりすることです。係は必要な物ばかりなので、やってそんをすることはないと思います。
- 具体的で良いと思う。他の作文に見られる「小さなことでも探せばたくさんあると思います」は、他人まかせなところがあると思う。
- 生活から少し変えてみようとゆう試みは力を入れ過ぎないで良い試みだと思った。
- 大抵の子が「人のために○○してあげる」を挙げているのに対して具体的な策が述べられている。
- 文の量が少なめですが、評価したい内容でした。大抵の子が「人のために○○してあげる」を挙げているのに対して、「自分の係をしっかりする」と言っています。まず自分のことをするというのは大切なことだと感じました。これなら、「することがなかなか見つから」ないなんてことはないでしょう。
3票 ( 9) 《プラスに考える》
私が思うには、毎日なにかいいことをしようということを実行したんだったら、「毎日なんて、続けられそうにない。」とかは考えない方がいいと思うしそういうふうに思わない方がいいと思います。そう思ってしまうと本当に続かなくなるかもしれないからです。だから、「私は毎日続く」と思ってやっていけばいいと思います。
- 「プラスに考える」ということは人生を送るうえでもとても大切だから。たとえば、苦難が続いても「これは自分が成長するための試練だ」と考えるとがんばって乗り越えれられる。
- わかりやすくて良いと思いました。あまり深く考えずに、基本的なことを毎日続けることが大事だと思ったからです。
- 実行は難しいということを認めているところと、読み手に提案しているところです。そして『自分がされてうれしいこと』という点でまとまっていたのでいいと思いました。
3票 (14) 《 》←題名なし
いい方法かは、分かりませんがやっぱり一日、一日、そういう気持ちが大切だと思います。することがなかなか見つからないなら、聞けばいいのです。「何かすることはありませんか。」とかだれにでも聞いてみる、話かけれることが大切だと思います。だからあきらめず、その気持ちをいつも大切に一日をフルに使って考えてみたり、聞いてみたりすればよいと僕はあなたの投書を読んで思いました。がんばってください。
- 「何かすることはありませんか」と誰にでも聞いてみる事が大事っていうとこが良いと思った。自分の範囲だけでなく、積極的に周りに関与していく「善」はすばらしいと思う。
- この意見からは、「一善」という行動を相手の立場にたって考えていこうとする思いが伝わってきたからです。自分から率先して、積極的に行動していくことも大切ですが、それでは自己満足で終わってしまう気がします。だから、相手の気持ちを尊重した行動をとるためにも、「自分にできる事は何かないか」と尋ねることから始めていくことを薦めている。
- 一日一善という気持ちでい続けることをいつも心の中に持つことで、いつもとは違った視点でまわりを見ることができるようになると思うし、そういう気持ちでい続けるということがこの言葉の本来の意味だと思ったから。
3票 (15) 《ささいなことから》
まず、することが見つからずではなく、探すことの方が大事だと思います。もっと視やを広げて行くのがいいと思います。
例えば大きなゴミは自分の視界の中に簡単に入り簡単に拾えて捨てれます。逆に小さなごみを視界に入れさせるのでなく視界に入れるのです。だから、そんなに意識せず視や広げれば「一日一善」を普通にできるようになるでしょう。だから大きなこと考えすささいなことからこつこつ始めたらいいです。
- Aさんの質問に対して、的確に答えられています。僕がAさんの立場に立ったことを考えて、最も参考になると思ったものを選びました
- 些細なことにというところに共感をもてました。することが見つからないのではなく、探すことが大事だということには納得!!
- 視野を広げることは大事だと私も常々思っています。視野が広がれば自分も人として大きく広がります。『視界に入ってくるのを待つのではなく、自分で視界に入れる』私もずっと心がけたい言葉です。
2票 ( 8) 《ボランティア》
毎日何かよいことをすると思うと、できないので、みんなで協力できるボランティアがいいと思います。ボランティアは、落ちているごみをひろったり、困まってる人がいたら助けてあげたりできるからです。そうすれば、みんなで助け合い、地球にもやさしいからです。私は、ボランティア方法がいいと思います。
- 【一日一善=一人でする】といったイメージから抜け出し『みんなで協力する』ことを前提とし、自分独自の発想を持っている
- 作文を書くときの注意点にそって上手に書けていると思います。どちらも「です・ます」体で書かれてあり、題名のつけ方も、その内容をまとめたものであり、自分独自の意見を作文してると思われます。
例えば8番は、「ボランティア」というひとつの具体的な案を中心に書かれている。
2票 (18) 《少しずつ》
私もよいことはできてないけど思ったことは困っている人を助けたり、家の人の手伝いとかかなぁって思います。よいことは悪いことをしないこととかも私はいいことだと思います。だから別にいいと思います。ちがうかもしれないけど人にしたことでよろこんでもらえたらいいことだと思います。だから「一日一善」とか決めないで悪いことをしないでふつうにしていればいろんなことに気がついて少しずついいことをできると思います。
- 「人にしたことで喜んでもらえたらいいこと」がまさにいいことの定義だからこの作文はいい。自分ではいいことだと思っていても相手にとってはただのおせっかいになることがある。
- 注意点に従って書かれているし内容にも評価できる。自分がされて嬉しい事を人にすればいいと考えたことが飾らない考えでいいことだと思った。
1票 ( 1) 《一日一善は良い事》
言っちゃ悪いけど、考えろ。まぁ、俺だったら、あいさつかな。だって、あいさつって言う方も言われる方も、いい気持ちになるじゃん。あと、落ちてるゴミをひろって捨てるかな、かんたんに言ってるけど、むずかしいよね。教室にゴミが無いと良い気持ちになるからね。むずかしいけどそんなに、一日一善やりたかったらやってみれば。まあ俺は、あいさつしてるけどね。まぁがんばって一日一善してくれや。
- やっぱり一日一善という一見簡単な目標であっても難く考えてしまうとやるのが義務化されたようで嫌になるでしょう。それなら習慣づくまではあいさつのように簡単でチャンスが多いことの方が良いのではないでしょうか。そのうちにAさんも無意識ながら一日一善を実行出来ている自分に気付くはずです。
1票 ( 5) 《みんなからしたされよう》
マンガみたいに朝早く来て、教室の花の水などを、しかりやったり、机のせいとんなどをすれば、いいことになり先生や友達にほめられたりするこら、たぶん毎日続けられると思います。
- やっぱり何事も些細な事が大切やな〜と思います。喜ばせるためではなく、自然と喜んでもらうのが一番と思います。
1票 (10) 《一日一善をするために》
一日一善は一日に良い事を一つするという意味です。でもそれは良い事をするときがあるからできてするときがなければしなくていいと思います。だからすることが見つからなくてもがんばんばって続けていってください。そうすればいつか良い事ができるときがくると思います。大切なのは一日一善をするのに良いことが見からなくてやめるんじゃなくて、自分がその場面でなにができるかだと思います。
- 無理に良いことを探すのでなく、直面したときは自分ができることをしたらよいと考えているところに共感しました。
1票 (32) 《 》←題名なし
私が考えるよい方法は家事のお手伝いがいいと思います。お母さんは毎日、そうじ、せんたく、ご飯の仕たくと色々大変なので、ご飯の仕たくなど一人でやるにはえらい仕事をやってあげるのがいいと思います。お母さんも喜ぶし、助かると思います。自分も料理を覚えられるしいいと思います。一度、そうじせんたくをやってあげた事があるのですがすごくつかれます。なのですごく助かると思うし親こうこうにもなると思います。
- 相手にとって親切だと思える行為は、探してもなかなか見つからない。本当に相手が嬉しく思う親切は、こちらが無意識のうちにしたことではないだろうか。「一日一善」にこだわるのなら、家事を手伝うことが無理のない行為だと思う。
mailto: nonami@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
スパムメール対策として、フリ−メールは受信拒否しています。