大阪教育大学 国語教育講座 野浪研究室 ←戻る counter
平成二十二年度卒業論文
提出日 2011年1月31日(月)

スポーツのスローガンの表現論的研究

国語表現ゼミナール
小学校教員養成課程 国語専攻 佐橋健一
指導教官 野浪正隆先生

はじめに 課題設定の理由と課題解明の方法

第一節 課題設定の理由

 私は大学でアメリカンフットボール部に所属している。今年度は4回生になり、最上級生になったので、スローガンを作ることになった。スローガンを作る時にいろいろ案が出て悩んだことがあり、他のチームはどのようなスローガンをどのように立てているのかということに興味が湧いた。
 私たちのチームスローガンはチーム名のDRAGONSから〜OVER THE DRAGONS〜に決めた。このスローガンには歴代のDRAGONSというチームを越えようという気持ちを込めている。
このように、スローガンにはいろいろな思いが込められていると考えられるが、その思いをどのように表現しているのかということを研究のテーマにしようと考えた。
 最初にスローガンをチームで作ろうとしたときに、スローガンとはいったい何であるのかということはわからないままに作っていた。そこで、スローガンとは何なのかを知ろうと思い、辞書の意味を調べてみた。

スローガン…団体や運動の主張や目標を強く印象づけるために、効果的に要約した文章。標語。
松村明『大辞林第三版』(三省堂2006年10月27日第三版発行p.1363)

 このように、辞書には書き記されていた。この説明の中で、私が一番気になった部分がある。それは、「効果的」という言葉である。この説明によると、スローガンは効果的なものである必要があることになる。そこで、スローガンはどのように効果的に主張や目標を表しているのかということを探ることで、表現との関係にまで発展できるのではないかと私は考えた。

第二節 課題解明の方法

 プロ・アマチュアを問わずにスローガンを集めて、これらを研究対象とする。集めたスローガンは、

のスローガンであり、公式ホームページやアンケートによって集めたものである。
 これらの集めたスローガンを、項目ごとに分析していく。この項目は第一節で述べた「効果的」という言葉を意識して独自に作った項目とする。
 その項目として、
  1. 言語
  2. 表記
  3. モーラ
  4. 音節
  5. 向けられる対象
  6. スローガンの効果
  7. 競技による限定
  8. プロもしくは社会人であるかどうか
  9. サブスローガン
の9個の項目を立てた。これらの項目ごとにスローガンを分析していくことで、スローガンを分類しどのような共通性があるのかということや、項目間での関連性からの傾向を調べることができる。このようにして得られたデータを基に「効果的」とはどのようなことをさしているのかということに言及していき、表現論的研究にまで発展する足がかりにしていきたい。

第一章 研究対象

 研究対象は下記のスローガンの一覧である。

スローガンチーム名
Never give up for the win 〜さらなる高みへ〜名古屋グランパス
FOOTBALL DREAM 2010 Evolucao 新化鹿島アントラーズ
夢 〜すべてをひとつに〜ガンバ大阪
攻めきる。 〜最後の笛が鳴るまで〜セレッソ大阪
Plus ALFA川崎フロンターレ
THE CONFIDENCE清水エスパルス
ACTIVE横浜F・マリノス
WE FIGHT TOGETHER 2010 走撃サンフレッチェ広島
KEEP REDS ON!浦和レッズ
SMILE 2010アルビレックス新潟
原点回帰 〜EVOLUTION2010〜ジュビロ磐田
闘志躍動 〜より高みへの挑戦〜ベガルタ仙台
前へ!モンテディオ山形
橙想心大宮アルディージャ
Moving Football 〜心をひとつに〜FC東京
トモニイコウ We walk together foreverヴィッセル神戸
SHI・N・KA京都サンガF.C
PLAY ON 〜Heart & Heart 2010湘南ベルマーレ
「笑門来福」 「心願成就」中日ドラゴンズ
Focus on this play,this moment!!(そのプレイ、その一瞬に集中せよ!)阪神タイガース
「Show the Spirit〜原点〜」読売ジャイアンツ
JUST PLAY TO WIN東京ヤクルトスワローズ
『We're Gonna Win 俺たちは勝つ』広島東洋カープ
FULL SEASON FULL POWER, Analyzing Baseball横浜ベイスターズ
「今年はやらんといかんばい!」福岡ソフトバンクホークス
「No Limit!2010 逆襲の獅子」埼玉西部ライオンズ
『和』千葉ロッテマリーンズ
Feel it!北海道日本ハムファイターズ
「Watch!〜気になるチームへ〜」オリックス・バファローズ
Smart&Spirit 2010 Eagle Fire!東北楽天ゴールデンイーグルス
信頼  〜自分自身への信頼・お互いの信頼・我々の信頼〜トヨタ自動車アルバルク
BEAR AWAY THE BELLアイシンシーホース
「SOLID TEAMWORK」東芝ブレイブサンダース
B2(ビー・トゥー)リンク栃木ブレックス
Commitment - to the game, to winning, and to our team日立サンロッカー
常に前向きに、まわりに「明るく」、自分に「厳しく」、バスケットボールは「楽しく」をモットーに、WJBL全体の中でもひときわ光るチームになろう三菱電機ダイアモンドドルフィンズ
RUNレラカムイ北海道
『一戦必勝〜All For Football〜』関西大学
PRIDE関西学院大学
「BIG CHALLENGE」立命館大学
「One play for One purpose」同志社大学
「己」甲南大学
常に考え、今に懸ける神戸大学
愛されるチーム近畿大学
〜NEXT STAGE FROM GOOD TO GREAT〜パナソニックパンサーズ
『原点回帰』東レアローズ
『清き魂』堺ブレイザーズ
『JT POWER,ALL,ONE』=『JTパワー、全て、一番』JTサンダース
“圧倒的チームワーク〜結束!!東京ロマン”FC東京
最高の輝きを。最大の感動を。〜私たちは進化し続ける〜JTマーヴェラス
「力」東レアローズ
『和』久光製薬スプリングス
“挑戦・頂点目指して一致団結”デンソーエアリービーズ
『Grow up〜今〜』NECレッドロケッツ
〜元気MAX〜高校
全力野球高校
全員野球  〜最後まであきらめない〜高校
感意昇心高校
NO GUTS,NO GLORY.高校
魅せつけろ雑草魂高校
一瞬の勇気高校
〜We're going to win in this summer〜高校
明るい笑顔 心は一つ 甲子園高校
自立 〜継続は力なり〜高校
Best Performance 〜一番長い夏〜高校
明るく楽しくそして勝つ高校
大きな仕事 大きな苦労 大きな心高校
“チーム一丸で攻める野球”高校
チームの一体感で勝つ高校
心ひとつに全員野球高校
鼻の差の勝利高校
超越高校
猛攻堅守高校
挑戦高校
〜俺たちが夢を掴む〜高校
感謝高校
邁進疾走〜一人一人が想う夏〜高校
Dream Again〜最高の仲間と共に〜高校
不撓不屈高校
一心不乱〜真の高校野球の追求〜高校
全力少年高校
堅守猛攻高校
何苦楚魂〜歌い続けろ我が校歌〜高校
結束高校
俺がやらなきゃ誰がやる、今やらずにいつできる高校
勝つ野球高校
平常心高校
Frontier spirit高校
全員主役〜全員が27個のアウトを〜高校
感謝〜勝利での恩返し高校
最後まで諦めない高校
目指せ王道「全員野球」高校
〜夢は叶えるためにある〜高校
一球一信高校
全員野球-すべてをかけて最終決戦-高校
〜最善最高最大の勝利を〜高校
野球のできる喜びと感謝の気持ちを忘れない高校
「全力野球」高校
一戦必勝高校
新風  〜勝利への執念〜高校
本気高校
挑戦者高校
〜夢限〜  直向きに前へ高校
高校
日本一!!高校
飛翔  -この一球に-高校
恩返し高校
努力と勇気で道を切り拓く高校
一志通天高校
栄光の華は苦闘の丘のみに咲く高校
不動心 〜何にも動じない強い心で〜高校
『旋風興』高校
飽くなき挑戦高校
謙虚に 一途に 前向きに高校
球道即人道高校
勇猛果敢高校
凡事徹底 〜あの悔しさを忘れない〜高校
一球入魂 〜Enjoy Baseball〜高校
常勝一願高校
不撓不屈 〜仲間を信じて勝利をつかむ〜高校
覇業高校
元気! 挑戦! 甲子園!!高校
ALL FOR ALL 〜感謝を込めて全員野球〜高校
一致団結高校
一球全心高校
野球愛高校
No Limit高校
「ラストチャンス」夢のままでは終わらせない高校
春の悔しさを胸に高校
速攻高校
真攻勝負高校
獅子奮迅高校
破顔一笑 〜勝利の歓喜をこの夏に〜高校
仲間を信じて素直な心で高校
YES WE CAN 恩返しをするために高校
全員野球 〜どんな球でも真っ向勝負〜高校
我武者羅高校
one for all!!1人はみんなのために!!高校
恩師に捧ぐこの一打高校
有言実行高校
全国ベスト8以上!高校
甲子園で校歌を歌う!高校
集中!主体!実践!高校
一人一人が練習、大会で全力を出し、よい成績をあげるように努力する高校
泳心一路高校
大会を通して個々に技術向上をはかる!高校
県ベスト8!高校
部活に参加する高校
一球入魂、ネバーギブアップ高校
各大会において成果を残せるように日々努力し、練習に励む高校
団結力を高め、心・技・体の向上を目指す高校
日々の練習に集中し、互いに力を伸ばせるよう、努力する高校
県大会で団体・個人ともに上位入賞を目指す、精神的に負けないようにする高校
VOICE〜声で勝とう〜高校
レベルアップ!高校
楽しく仲良く明るい部活を目指す高校
東北大会優勝〜夢は叶う〜高校
清く、正しく、「正射一中」高校
一球闘魂高校
常に全力・常に笑顔・常に感謝高校
一戦一勝高校
完全燃焼高校
団結に力あり高校
一球入魂高校
排球魂炸裂!!高校
一打入魂高校
努力は実る高校
Do my best高校
精力善用 自他共栄高校
初太刀入魂高校
Delight大阪教育大学
MAX OUT大阪教育大学
Over the Dragons大阪教育大学
全ての歩みが大きな輝きに大阪教育大学
チーム和ーク大阪教育大学
日本一大阪教育大学
昇格大阪教育大学
全進〜つながり〜大阪教育大学
初志貫徹〜応援されるチームを目指す〜大阪教育大学
インカレ出場大阪教育大学
やることをやる大阪教育大学
楽しく!厳しく!メリハリつけて!大阪教育大学

 これらのスローガンは公式ホームページや、アンケートにより集めたものである。プロや社会人チームのスローガンに関しては、いろいろな競技でのスローガンを集めることができた。
プロや社会人のチームは、公式ホームページをきっちり運営しているので、そこにスローガンを掲載していることがあり、いろいろな競技のスローガンを集めることができた。
しかし、アマチュアである大学や、高校のスローガンに関しては硬式野球のスローガンが他の競技に比べて多くなってしまった。プロや社会人のチームと違い、ホームページをきっちり運営していないチームもあり、スローガンを集めることが困難だった。そのなかで、高校野球の組織はしっかりしていて、スローガンの一覧を掲げていたから硬式野球のスローガンだけ他の競技と比べて多くなるという結果になった。本来ならば競技ごとのスローガンの数を同数程度にしたいと考えていたのだが、思っていた以上にスローガンを集めることができなかったために、今回はこの182個のスローガンを研究対象として扱っていきたい。

第二章 研究方法の紹介

第一節 項目の分析方法

 項目の分析の方法としては、

  1. スローガンを設定した項目ごとに分類してデータを取る。
  2. 項目ごとに分類した傾向を出す。

第二節 項目間での分析方法

 項目間での分析方法としては、

  1. 野浪先生のホームページにある複数列一括集計表作成を用いて、項目ごとに分類されたデータから集計表を作る。これは、対象にした資料群の二つずつの属性がどのように相関しているかを知るための集計表である。すべての列を総当り式に二つ組み合わせた集計表を作る
  2. 集計表から得られたデータに基づき、項目間にどのような相関関係があるのかを出す。

分析で立てた項目

これらの項目を立てて、分類していく。

第三章 スローガンの分析

第一節 項目ごとの分類

第一項 サブスローガンの有無に関しての分類

 スローガンの中には、例えば名古屋グランパスの「Never give up for the win 〜さらなる高みへ〜」のようなスローガンがある。このようなスローガンは一つのスローガンの中に二つのスローガンがあると考えることができる。しかし、わざわざ二つスローガンを作るのではなく、例に挙げたもののように一つのスローガンとしてまとめている。このようなスローガンはどのような意図の基に作られているのかということに疑問を持った。そこで、分析の項目にしようと考えた。そこで、「Never give up for the win 〜さらなる高みへ〜」というスローガンの「Never give up for the win」の部分をメインスローガンとし、「〜さらなる高みへ〜」の部分をサブスローガンとした。このように分けることで、メインスローガンとサブスローガンはどのような関係で成り立っているのかということや、お互いにどのような役割を持っているのかということに言及していきたい。すべてのスローガンにサブスローガンがあるわけではないので、サブスローガンがあることでどのような働きがあるのかということを注目したいと思ったのでこの項目を立てることにした。そこで、集めたスローガンからサブスローガンの有無に関しての結果を調べると次のような結果になった。

サブスローガンの有無
ありなし
39143
このように、サブスローガンの有無に関しては、80%近くのスローガンでサブスローガンが使われていないというデータが得られた。


第二項 「言語」の分類

 この「言語」という項目に関してだが、私たちは日本に住んでいるので日常生活では日本語を使って生活している。しかし、スローガンを集めてみると英語で表されているものも見られた。英語は中学校から授業があるほど私たちの生活に根付いている。このような社会であるからなのか、スローガンに日本語を使ったり、英語を使ったり、日本語と英語を混じったものを作ったりといろいろな言語が存在している。そこで、スローガンを日本語で作ること、英語で作ること、日本語と英語の両方を使って作ることでは、表現に違いが出てくるのではないかと思ったために、この項目を立てることにした。集めたスローガンをこの「言語」という項目で分けるときに、例えば、鹿島アントラーズの「FOOTBALL DREAM 2010 Evolucao 新化」というスローガンの場合、FOOTBALL DREAMは英語、2010は数字、Evolucaoはポルトガル語、新化は日本語というような形で分類する。このように2010のような年代を表すものだけを数字として扱った。つまり、一戦必勝の一に関しては数字としてではなく、日本語として扱うことにした。このような、分類の方法でスローガンを「言語」に関して分類した。その結果、言語の項目に関してはメインスローガンを6個に分類することができた。
その結果が下記の表である。

メインスローガンの言語出現数
日本語13473.6%
日本語+英語73.8%
日本語+英語+数字21.1%
日本語+英語+数字+ポルトガル語10.5%
英語3519.2%
英語+数字31.6%
 このように、メインスローガンに関しては日本語だけで表されているものが70%を超える結果になった。その次に、多いのが英語だけで表されたメインスローガンで19%である。そして、メインスローガン英語を含んでいる場合を考えると26%になり、四分の一を超える結果となった。メインスローガンには、基本的に日本語と英語が用いられており、これらが入り混じって表わされているのが5%とわずかではあるが見られた。


 次に、サブスローガンの言語に関してだが、メインスローガンに比べてサブスローガンは少ないというデータが第一項で出ている。しかし、その中でも何らかの傾向があって、その傾向からサブスローガンの役割などが見られるのではないかと思い、サブスローガンの言語も項目に立てた。メインスローガンとサブスローガンで言語はどのような違いがあるのかといったことや、サブスローガン自体の傾向を調べてみた。その結果、言語の項目に関してはサブスローガンを3個に分類することができた。

サブスローガンの言語出現数
日本語3384.6%
英語410.3%
英語+数字25.1%
 サブスローガンに関しても、メインスローガンと同様に日本語だけの表記が85%と一番多くなり、英語が10%で次に多い結果となった。メインスローガンと比べると日本語と英語が入り混じったものがなくなった。


第三項 「表記」の分類

 この「表記」の項目に関してだが、日本語には漢字、平仮名、カタカナと表記に関していろいろな形がある。そして、そのスローガンの構造も単語であったり、文章であったりといろいろな形がある。そこで、この「表記」という項目において、それらをまとめて分類していく。このように分類していくと、表記の項目ではメインスローガンに関しては28個に分類することができた。

カタカナ
このグループは、カタカナで表記されているスローガンを扱った。
二字熟語、四字熟語
辞書に書き記されている二字熟語と四字熟語のスローガンを扱った。
英語複数語と数字とポルトガル単語と数字と日本語熟語
英語の単語の複数語と数字とポルトガル単語と数字と日本語熟語のスローガンを扱った。
日本語のアルファベット表記
日本語をアルファベット表記しているスローガンを扱った。
日本語の方言決意文
日本語の方言を使った文章で決意を表したスローガンを扱った。
日本語単語
熟語の形以外の単語型のスローガンを扱った。
日本語呼びかけ文
日本語の文章型のスローガンの中で、「〜しよう」などのスローガンを見た人に呼びかけるスローガンを扱った。
日本語複数語
単語を何個か使用して一つの単語型のスローガンになっているものを扱った。
漢字一文字
漢字一文字で表されたスローガンを扱った。
日本語単語+英語単語
〜元気MAX〜 などの日本語単語と英語単語の合わさったスローガンを扱った。
英語単語
英語の単語で表されたスローガンを扱った。
英語命令文
英語の命令文で表されたスローガンを扱った。
英語文章
英語の文章で表されたスローガンを扱った。
英語複数語
英語の単語を何個か使って表されたスローガンを扱った。
日本語目的文(省略型)
「〜のために」という形で終わる日本語文章の省略型で表されたスローガンを扱った。
日本語訳
英語のスローガンの和訳の形で表されたスローガンを扱った。
記号
川崎フロンターレの「PLAS ALFA」を+αとし、記号として扱った。
造語
大阪教育大学サッカー部のスローガンである「チーム和ーク」といったように、チームワークという言葉をもじっているようなスローガンや一球闘魂などが挙げられる。このように、四字熟語の形をしながら部分的に造語であるスローガンを扱った。
その結果が下記の表である。
メインスローガンの表記出現数
カタカナ10.5%
二字熟語105.5%
英語複数語と数字とポルトガル単語と数字と日本語熟語10.5%
四字熟語116.0%
日本語のアルファベット表記10.5%
日本語の方言決意文10.5%
日本語単語105.5%
日本語単語3つ21.1%
日本語呼びかけ文94.9%
日本語文章2714.8%
日本語複数語116.0%
日本語複数語3つ42.2%
漢字一文字63.3%
日本語単語+英語単語10.5%
英語単語63.3%
英語単語と数字21.1%
英語命令文105.5%
英語文章10.5%
英語文章と数字と造語10.5%
英語文章と日本語訳10.5%
英語複数語179.3%
英語複数語と数字と日本語複数語10.5%
英語複数語と日本語目的文(省略型)21.1%
英語複数語と日本語訳10.5%
記号10.5%
造語4223.1%
造語と四字熟語10.5%
造語と英語複数語10.5%
 メインスローガンの表記に関しては、造語で表記されているものが42個となり、全体の23%を占める結果となり、一番多いというデータが得られた。次に、多いのは日本語文章の表記が27個で全体の14%を占める結果になった。三番目に多いのが英語複数語の17個で全体の9%を占める結果になった。また、文章型と単語型で分けると文章型が全体の26%しかないことが分かった。言語が日本語や英語に関係なく文章型のメインスローガンは26%であるという傾向を示した。


 次にサブスローガンに関してだが、サブスローガンに関しても表記の項目で分類していくことで、メインスローガンとの違いを調べてどのような傾向があるのかを調べていく。そして、その結果表記の項目に関しては11個に分類することができた。
 その結果が下記の表である。

サブスローガンの表記出現数
ことわざ12.6%
二字熟語12.6%
日本語単語12.6%
日本語呼びかけ文12.6%
日本語文章2359.0%
日本語複数語410.3%
日本語複数語3つ12.6%
漢字一文字12.6%
英語単語と数字25.1%
英語文章25.1%
英語複数語25.1%
 サブスローガンの表記は、日本語文章が59%と半分以上を占める結果になった。これは、言語のときにサブスローガンの言語が日本語というものが85%という結果からも日本語のサブスローガンが多いということも関係している。また、二番目に多いのは日本語複数語で、全体の10%になった。サブスローガンの言語が日本語に対して、サブスローガンの言語が英語の場合を調べてみると英語の場合は単語と文章と複数語が2個ずつあり、偏っていないという傾向を示した。



第四項 「モーラ」の分類

モーラと音節について

モーラとは
ところで日本語には音節のほかにモーラ(mora)と呼ばれる単位が存在する。モーラも音節と同じく複数の分節音が強くまとまった単位をあらわす音韻論的概念であるが、両者は階層関係(上下関係)に置かれている。ひとつの音節は常にひとつ以上のモーラを含むという関係である。例えば「参加」という語は音節としてはsan.kaと二つに切れるが、モーラとしてはsa.n.kaと三つに切れる。

田窪行則他『岩波講座言語の科学2音声』(岩波書店1998年5月28日第1刷発行p30)

 このように、モーラとは言葉の音韻的概念を表している。辞書においてスローガンは主張や目標を印象づけ簡潔に表すものと定義されている。この印象づけるということにおいて、スローガンのモーラ、つまりはその言葉の持つリズムに関しての傾向が、この印象づけるということに大きく関係しているのではないかという疑問を持った。そこで、このモーラという項目を立てて調べていく。モーラの数え方としては基本的に一文字に対して1モーラとして数えているが、「っ」以外の小文字はその前の文字とくっつけて数えるため数にはならないという方法をとった。

(例)
感謝か ん しゃ3モーラ
一球闘魂い っ きゅ う と う こ ん8モーラ

上に示した(例)のように日本語の場合はモーラを数えた。

 次に、英語の場合だが英語のモーラの数え方としては、英語をカタカナ読みにして日本語で使ったのと同じ方法でモーラを数えることにした。

(例)
Delightディ ラ イ ト4モーラ
Watchウォ ッ チ3モーラ

上に示した(例)のように英語の場合はモーラを数えた。また、表にするときには(カタカナ)という文字をモーラの前に示した。

 そして、言語が日本語と英語の両方を使っているスローガンに関しては、日本語の部分は日本語の数え方をし、英語の部分は英語をカタカナ読みにして日本語で使ったのと同じ方法でモーラを数えその合計をあわせたものをスローガンのモーラとして数えることにした。また、表にするときには(混合)という文字をモーラの数の前に示した。
 今回はモーラの数を1〜5、6〜10、11〜15、16以上の4つに分類し、また言語の部分で日本語は数字のみ、英語は(カタカナ)、日本語と英語の両方を含んでいるものは(混合)という文字をつけて表し、全部でメインスローガンのモーラを11個に分類することができた。

その結果が下記の表である。
メインスローガンのモーラ出現数
(カタカナ)1〜584.4%
(カタカナ)6〜102011.0%
(カタカナ)11〜1542.2%
(カタカナ)16以上42.2%
(混合)6〜1010.5%
(混合)11〜1510.5%
(混合)16以上73.8%
1〜53217.6%
6〜105831.9%
11〜152513.7%
16以上2212.1%
 その結果、モーラが6〜10のメインスローガンが一番多く、32%を占める結果となった。次に多いのはモーラが1〜5のメインスローガンとなり、18%を占める結果になった。また、カタカナや混合といった英語を含むメインスローガンに関しても、モーラに関しては、モーラが1〜10までのメインスローガンが全体の65%を占める結果になった。またモーラが16以上のメインスローガンに関しては18%を占める結果になった。この日本語のメインスローガンに関しては1〜10までのモーラで表されているものが66%という傾向を示した。また、言語が日本語のメインスローガンではモーラが1〜10のメインスローガンが、言語が日本語だけのメインスローガンの中で66%という結果に対して、言語が英語だけのメインスローガンではモーラが1〜10のメインスローガンは、言語が英語だけのメインスローガンの中で78%という結果になった。このことから、メインスローガンにおいては、言語が英語だけのほうが日本語のときと比べるとモーラが少ないという傾向が分かった。


 サブスローガンのモーラに関してだが、絶対的な数自体がメインスローガンと比べて少ないサブスローガンにおいて、モーラの数がメインスローガンと比べてどのような関係があるのかということを疑問に思いこの項目を立てた。これも、メインスローガンと同じ方法で分類すると8個に分類することができた。
その結果が下記の表である。

サブスローガンのモーラ出現数
(カタカナ)6〜1012.6%
(カタカナ)11〜1525.1%
(カタカナ)16以上12.6%
(混合)11〜1525.1%
1〜537.7%
6〜101230.8%
11〜151435.9%
16以上410.3%

 サブスローガンのモーラに関しては、モーラが11〜15のサブスローガンが一番多く36%を占める結果になった。次に多いのはモーラが6〜10のサブスローガンで31%を占める結果になった。メインスローガンと比べると、モーラが11以上のサブスローガンが59%を占める結果になり、メインスローガンに比べて、モーラはサブスローガンの方が多くなるという傾向を示した。



第五項 「音節」の分類

音節とは
 音節(syllable)とは、簡単に言えば互いに隣接する複数の分節音が強く結びついたまとまりのことである。どのような言語でも、発話は音節に分解することができるが、その分解方法は言語ごとに定まっている。例えば、日本語の「魚」はsa.ka.naと切れて、sak.an.aなどとは切ることができない。しかし英語のsucklingならばsuck.lingである。
田窪行則他『岩波講座言語の科学2音声』(岩波書店1998年5月28日第1刷発行p28)

 このように、音節もモーラと同様に言葉の音韻的概念を表している。モーラと同様にスローガンの持つ言葉のリズムに大きく関わっているので、スローガンにおいてどのような傾向が出るのかということに疑問を持ったので項目として立てた。
 音節の数え方は、ほとんどモーラの数え方と同じなのだが、モーラのときに1モーラとして数えていた「っ」、「ん」、「ー」の文字がその前の文字にくっついて数えられるという方法になる。

(例)
感謝かん しゃ2モーラ
一球闘魂いっ きゅ う と う こん6モーラ

 このような数え方を方法として音節を数えた。また、モーラと同様に1〜5、6〜10、11〜15、16以上の4つに分類し、また言語の部分で日本語は数字のみ、英語は(カタカナ)、日本語と英語の両方を含んでいるものは(混合)という文字をつけて表し、全部でメインスローガンの音節を11個に分類することができた。
その結果が下記の表である

メインスローガンの音節出現数
(カタカナ)1〜5158.2%
(カタカナ)6〜10158.2%
(カタカナ)11〜1521.1%
(カタカナ)16以上42.2%
(混合)6〜1010.5%
(混合)11〜1531.6%
(混合)16以上52.7%
1〜55831.9%
6〜103519.2%
11〜152413.2%
16以上2011.0%
 メインスローガンの音節に関しては、音節が1〜5のメインスローガンが一番多く、32%を占める結果となった。次に多いのは音節が6〜10のメインスローガンで19%を占める結果になった。このように、音節に関しても音節が1〜10のメインスローガンで70%になる結果となり、音節も1〜10のもので表される傾向を示した。


 サブスローガンの音節に関してもメインスローガンとの比較をしていきたい。メインスローガンと同じ方法で分類すると、8個に分類することができた。
その結果が下記の表である。

サブスローガンの音節出現数
(カタカナ)6〜1037.7%
(カタカナ)16以上12.6%
(混合)6〜1012.6%
(混合)11〜1512.6%
1〜537.7%
6〜101333.3%
11〜151641.0%
16以上12.6%

 サブスローガンの音節に関しては、音節が11〜15のサブスローガンが41%で一番多く、次に6〜10のサブスローガンが33%を占める結果になった。メインスローガンは音節が1〜5のメインスローガンが一番多かったのに比べると、サブスローガンでは音節が11〜15のサブスローガンが一番多くなっているので、サブスローガンの音節のほうがメインスローガンの音節よりも多い傾向を示した。



第六項 「向けられる対象」の分類

 この「向けられる対象」に関してだが、辞書によるとスローガンとは、団体や運動の主張や目標を表したものとされているのだが、この説明を見たときに主張や目標は一体何に向けられて発せられたものであるのかということに疑問を持った。その団体に発せられたものなのか、その団体以外の外部に向けて発せられたものなのかということでスローガンの形もそれに合わせて様々に変わってくるのではないかと考え、この項目を立てた。そこで、スローガンの向けられる対象がチーム自身であるスローガンを「チーム内」、スローガンの向けられる対象がチームの外部、主にサポーターや保護者といったチームのプレイヤー以外であるスローガンを「チーム外」、スローガンの向けられる対象がチーム自身とチームのサポーターや保護者などの両方に向けられているスローガンを「チーム内外」という形で分類していく。
 その結果が下記の表である。

メインスローガンの向けられる対象出現数
チーム内16289.0%
チーム内外94.9%
チーム外116.0%

 メインスローガンの向けられる対象に関しては、チーム内に向けて発せられたメインスローガンが89%を占める結果になった。そして、5%程度ずつではあるがチーム外とチーム内外に向けられて発せられたメインスローガンも見られた。
 次にサブスローガンの向けられる対象に関してだが、サブスローガンではどのような傾向を示すのかと思い、調べてみた。
その結果が下記の表である。

サブスローガンの向けられる対象出現数
チーム内3076.9%
チーム内外717.9%
チーム外25.1%
 サブスローガンの向けられる対象に関しては、チーム内に向けて発せられたサブスローガンが、77%を占める結果になった。そして、メインスローガンと比べるとサブスローガンではチーム内外に向けて発せられたサブスローガンが18%を占める結果になり、他に比べると多くなるという傾向を示した。


第七項 「効果」の分類

 この「効果」の項目に関してだが、スローガンとは効果的に要約されたものとされている。そこで、そのスローガンにはそのスローガンを見た人たちにどのような効果をもたらすのかということを調べることで、何か傾向があったりするのではないかと考えこの項目を立てた。そこで、メインスローガンを分類していくうえで下記のように10個のグループに分けた。その分類のグループの名前について説明していきたい。また、スローガンによってはこれらの効果が重複すると感じるものがあるが、今回は一番効果が強いと感じたものを扱った。

チームをまとめる
このグループはメインスローガンの中でも、特に仲間のことを思いやるスローガンや、「和」など のチームの一体感を重視しているスローガンを、この「チームをまとめる」効果のスローガンとして扱った。
具体的な目標
このグループはメインスローガンの中でも、メインスローガン自体が具体的な目標になっているメインスローガンを扱った。例えば、高校野球であれば甲子園出場や、大学であればインカレ出場などの言葉が含まれるメインスローガンが挙げられる。
呼びかけ
このグループはメインスローガンの中でも、「〜しよう」などの呼びかけるような形で作られているメインスローガンを、このグループとして扱った。
心情
このグループはメインスローガンの中でも、うれしさなどの心情について言及しているメインスローガンを扱った。
戦略的目標(目指す姿勢)
このグループはメインスローガンの中でも、戦略的な目標を掲げているメインスローガンをこのグループとして扱った。例えば、猛攻堅守などが挙げられる。
方言
このグループはメインスローガンの中でも、方言を表しているメインスローガンを扱った。方言はその団体の所属する地域を色濃く反映するメインスローガンとしては1個しかなかったのだが、特殊なものなのでグループとして挙げることにした。
格言型
このグループはメインスローガンの中でも、格言と思われるメインスローガンを扱った。格言はチームの内情などより一般的な事を表すことがあるので一般性があると考えられるので、グループとして挙げることにした。
歴史型
このグループはメインスローガンの中でも、チームの歴史を意識しているメインスローガンを扱った。歴史や伝統はチームごとに違うので歴史や伝統を重視するチームの傾向が出るのではないかと考えグループとして扱った。例えば、過去の悔しさなどを言及しているメインスローガンをこのグループで扱った。
目指す姿勢
このグループはメインスローガンの中でも、チームのあるべき姿や立場などを掲げているメインスローガンを扱った。例えば、挑戦者などのメインスローガンはチームの立場を表しているのでこのグループで扱った。
頭文字の集合
このグループはメインスローガンの中でも、英語の4個の単語の頭文字で作られているメインスローガンを扱った。メインスローガンとしては1個しかなかったのだが、特殊なものなのでグループとして挙げることにした。

その結果が下記の表である。

メインスローガンの効果出現数
チームをまとめる3016.5%
具体的な目標2312.6%
呼びかけ73.8%
心情3117.0%
戦略的目標(目指す姿勢)73.8%
方言10.5%
格言型31.6%
歴史型63.3%
目指す姿勢7340.1%
頭文字の集合10.5%

 メインスローガンの効果に関しては、目指す姿勢が40%で一番多い結果になった。次に多いのが心情で17%、その次がチームをまとめるの16%、具体的な目標が12%という結果になった。

 サブスローガンに関しては、この「効果」という項目では主にサブスローガンがどのような働きをしているのかということを中心に分類していきたい。そこで下記の5個のグループに分けた。

もう一つのスローガン
このグループはサブスローガンの中でも、そのサブスローガンがメインスローガンとはまた違った主張などを掲げているサブスローガンを扱った。
より詳しい説明
このグループはサブスローガンの中でも、メインスローガンをより詳しく説明しているサブスローガンを扱った。
文章の構成要因(倒置文)
このグループはサブスローガンの中でも、サブスローガンがメインスローガンの文章の構成要因になっていて、なおかつ倒置の役割があるサブスローガンを扱った。
英語と和訳の関係
このグループはサブスローガンの中でも、英語のメインスローガンを和訳している関係にあるサブスローガンを扱った。
追加
このグループはサブスローガンの中でも、メインスローガンに主張を追加しているサブスローガンを扱った。

その結果が下記の表である。

サブスローガンの効果出現数
もう一つのスローガン2564.1%
より詳しい説明615.4%
文章の構成要因(倒置文)25.1%
英語と和訳の関係25.1%
追加410.3%
 サブスローガンの効果については、もう一つのスローガンが64%を占める結果になり一番多かった。次に、多いのがより詳しい説明が16%を占める結果になった。また、もう一つのスローガン以外はメインスローガンの一部分であったり、補足したりするものが多かった。



第八項 「競技による限定」の分類

 この「競技による限定」に関してだが、スローガンも競技によっては独特のものがあるのではないかと考えたの、この項目を立てることにした。
その結果が下記の表である。

競技による限定出現数
あり2815.4%
なし15484.6%
競技による限定に関しては、ありが15%で、なしが85%という結果になった。



第二節 項目間での特徴のある相関関係

第一項 言語が英語だけのメインスローガンの特徴

 項目間での関係性を野浪先生のホームページにある複数列一括集計表作成を用いて調べていく中で、言語が英語だけのメインスローガンのモーラが1〜10のものは他の言語と比べて多いのではないかと感じたので言語が英語だけのメインスローガンと他の分析項目についての相関関係を調べていく。

メインスローガンのモーラ
(カタカナ)
11〜15
(カタカナ)
16以上
(カタカナ)
1〜5
(カタカナ)
6〜10
(混合)
11〜15
(混合)
16以上
(混合)
6〜10

11〜15
16以上1〜56〜10
メインスローガンの言語000000024223256
日+英00001301002
日+英+数00000200000
日+英+数+ポ00000100000
447200000000
英+数00100110000
 合計4482017125223258

 この相関関係を示す表を見てみると、言語が英語だけのメインスローガンでは、モーラが11以上になるメインスローガンが、言語が日本語だけのメインスローガンに比べると少ないことが分かった。(日本語34%、英語22%)
そこで、言語が英語だけのメインスローガンではどのような表記があるのかを調べてみた。

表記出現数
英語単語617.1%
英語命令文1028.6%
英語文章12.9%
英語複数語1748.6%
記号12.9%

 このように、言語が英語だけのメインスローガンでは、単語や複数語で表されるものが他の言語のメインスローガンと比べて多い。これは音節においても言えることであり、英語だけが言語のメインスローガンの場合は長い文章の形態よりも、単語や複数語といった短い形態を取るという傾向を示した。
 次に、言語が英語だけのメインスローガンには、サブスローガンがどれくらいの割合であるかないかを調べてみた。

サブスローガンの有無出現数
あり1131.4
なし2468.6
 このように言語が英語だけのメインスローガンでは、サブスローガンがある場合が31%となった。これは、全体が18%であるのに比べると非常に高い数値であるといえる。このことから、言語が英語だけのメインスローガンは、他の言語と比べるとサブスローガンを含む可能性が高いという傾向を示した。
 そこで、言語が英語だけのメインスローガンのサブスローガンはどのような特徴があるのかを調べてみる。サブスローガンの言語に関して調べてみた。
サブスローガンの言語出現数
日本語981.8
英語19.1
英語+数字19.1
 このように、日本語が81%であるということが分かった。
そして、これらのサブスローガンの表記と効果について調べた。
 サブスローガンの効果
もう一つの
スローガン
より詳しい説明文章の構成要因
(倒置文)
英語と和訳
の関係
追加
サブスローガン

表記
二字熟語10000
日本語呼びかけ文00010
日本語文章21100
日本語複数語10001
漢字一文字00001
英語単語と数字10000
英語複数語00001

この上記の表を言語が日本語だけのサブスローガンの場合で解説すると

サブスローガンの表記出現数
二字熟語19.1%
日本語呼びかけ文19.1%
日本語文章436.4%
日本語複数語218.2%
漢字一文字19.1%
英語単語と数字19.1%
英語複数語19.1%
 このように、日本語文章が44%占めていることが分かった。
その他にも上記のようにいくつかの表記が見られたので、次にサブスローガンの効果について調べてみた。
サブスローガンの効果出現数
もう一つのスローガン444.4%
より詳しい説明111.1%
文章の構成要因(倒置文)111.1%
英語と和訳の関係111.1%
追加222.2%

 このように、言語が英語だけのサブスローガンでは、効果がもうひとつのスローガンであるものが44%を占める結果になった。また、文章の構成要因や追加の効果においては、メインスローガンを和訳したものに対する効果であることが分かった。
 次に言語が英語だけのメインスローガンではプロや社会人のチームとそれ以外のチームでは違う傾向にあるのかどうかを調べてみた。
メインスローガンの言語に関係なくプロや社会人とそれ以外のチームでのデータを取ると

チーム種別出現数
プロ・社会人チーム4725.8%
プロ・社会人チーム以外13574.2%
となり、全体の26%である。
下の表は言語が英語だけのメインスローガンである。
チーム種別出現数
プロ・社会人チーム1954.3%
プロ・社会人チーム以外1645.7%
となり、54%という結果になった。このことから、言語が英語だけのメインスローガンはプロや社会人のチームの方が多いという傾向を示した。


 これらのことから、言語が英語だけのメインスローガンでは次の特徴が挙げられる。

第二項 言語が日本語だけのメインスローガンの特徴

 私が所属しているアメリカンフットボールのスローガンは「Over the Dragons」であるのだが、このスローガンを作るときに日本語のスローガンの候補もあったのだがなんとなく日本語よりも英語のほうがかっこいいという理由で英語のスローガンを作った。この経験から、日本語のスローガンはどのような特徴があるのかということに興味があったので、言語が日本語だけのメインスローガンと他の項目との関係を調べることで特徴を調べていく。

メインスローガンの表記出現数
カタカナ10.7%
二字熟語107.5%
四字熟語118.2%
日本語のアルファベット表記10.7%
日本語の方言決意文10.7%
日本語単語107.5%
日本語単語3つ21.5%
日本語呼びかけ文96.7%
日本語文章2720.1%
日本語複数語118.2%
日本語複数語3つ43.0%
漢字一文字64.5%
造語4029.9%
造語と四字熟語10.7%
 このように、言語が日本語だけのメインスローガンにおいて、造語が表記のメインスローガンが30%を占めて一番多いのだが、この造語でも漢字四文字で形成される四字熟語の形態をとる造語があり、29個のメインスローガンは四字熟語型の造語であることが分かった。よって、造語の中の四字熟語型のメインスローガンと、四字熟語のメインスローガンを合わせたメインスローガンは、言語が日本語だけのメインスローガンの表記の30%を占める結果になり、他の表記の割合よりも非常に高い傾向を示した。
 そこで、四字熟語型のメインスローガンにどのような特徴があるのかを調べてみる。
まずは、これらのモーラや音節に関して調べてみた。
モーラ出現数
1〜512.5%
6〜103895.0%
11〜1512.5%
音節出現数
1〜52255.0%
6〜101742.5%
11〜1512.5%
 このように、モーラでは6〜10のメインスローガンが95%であるのに対して、音節では1〜5のメインスローガンのほうが多くなっている。これは、四字熟語型に「ん」や「っ」といった省略される語を含んでいるということを表している。このことより四字熟語型はモーラが省略されやすい言葉であることが言える。

 この四字熟語型に関していろいろなデータを取っていると「向けられる対象」の項目に関して全てがチーム内に分類されているものであることが分かった。そこで、メインスローガンの効果について調べてみた。

メインスローガンの効果出現数
チームをまとめる615.0%
戦略的目標(目指す姿勢)25.0%
歴史型37.5%
目指す姿勢2972.5%
 このように目指す姿勢が73%となり高い割合を示す傾向となった。全体の中では目指す姿勢は40%であることと比較しても高い傾向であると言える。また歴史型も全体で6個のうち3個が、言語が日本語だけのメインスローガンにあるということが分かった。
 次に、サブスローガンとの関係性についても調べてみた。
サブスローガンの有無出現数
サブスローガンあり1537.5%
サブスローガンなし2562.5%
 このように、四字熟語型のメインスローガンではサブスローガンが38%を占め全体の割合に比べると高いということが言える。
 そこで、四字熟語型のサブスローガンにはどのような特徴があるのかを調べていくにあたり、サブスローガンの言語について調べてみた。
サブスローガンの言語出現数
日本語1280.0%
英語213.3%
英語+数字16.7%
 このように、サブスローガンの言語は80%が日本語であった。
 次にこれらの表記に関しても調べてみた。
サブスローガンの表記出現数
日本語文章1280.0%
英語単語と数字16.7%
英語文章16.7%
英語複数語16.7%
 このように、言語が日本語だけのサブスローガンではサブスローガンの表記は日本語文章だけという結果になった。
 そこで、その言語が日本語だけのサブスローガンの効果について調べてみた。
サブスローガンの効果出現数
もう一つのスローガン1083.3%
より詳しい説明216.7%
 このようにもう一つのスローガンが10個とほとんどを占めた。このことから、四字熟語型ではサブスローガンにはもう一つのスローガンという新しい事を意識づけるサブスローガンが83%であることが分かった。


これらのことから言語が日本語だけのメインスローガンでは次のことが挙げられる。

第三項 競技ごとによるスローガンの特徴

 私は基本的にスポーツが大好きなのであるが、いろいろなスポーツがありその競技ごとに特徴があるので、スローガンもいろいろ特徴がでるのではないかと考え、競技ごとによるスローガンの特徴を調べていく。始めにサブスローガンの有無について調べてみた。ただ、今回の研究では競技によっては1個しかスローガンが集めることができない競技や、極端に個数が少ない競技があるのでそれらは無視しながらそれ以外の競技を中心に分析していきたい。また、個数が同じではないので割合で比較していくことにする。そこで、集めたスローガンの競技の中で10個以上集め、なおかつ傾向が見られやすいと感じた、サッカー、バスケットボール、バレーボール、硬式野球を対象にしていきたい。また、野浪先生のホームページにある複数列一括集計表作成を使用して得られた結果の中で特徴的だと感じたことに関して言及していくこととする。

<硬式野球>
101個という一番多くのスローガンを集めることができた硬式野球の傾向を分析していきたい。
サブスローガンの有無に関して
サブスローガンの有無出現数
あり2221.8%
なし7978.2%
サブスローガンに関しては、約20%がサブスローガンを含むという結果になった。
次に言語に関して調べてみると
メインスローガンの言語出現数
日本語8180.2
日本語+英語55.0
日本語+英語+数字11.0
英語1312.9
英語+数字11.0
 言語が日本語だけのスローガンが80%と非常に高い割合を示した。 次に英語が10%という結果になった。
 次に競技による限定の項目を見てみると
競技による限定出現数
あり1918.8
なし8281.2
 このように競技による限定が20%ほどだったが、野球という言葉が10個で、甲子園という言葉が3個というような限定が見られた。
 硬式野球に関しては、絶対数が他の競技と比べて多く、特徴としては全体の特徴で挙げたことがあてはまる結果になった。
<サッカー>
サブスローガンの有無に関して
サブスローガンの有無出現数
あり838.1
なし1361.9
 このように、サブスローガンが40%であるので高い割合にある。
次に、言語に関して調べてみた。
メインスローガンの言語出現数
日本語1152.4
日本語+英語+数字14.8
日本語+英語+数字+ポルトガル語14.8
英語733.3
英語+数字14.8
 このように、言語が日本語だけのスローガンが52%で、言語が英語だけのスローガンが33%で高い割合を示した。また、ポルトガル語を含むスローガンはサッカーのみに見られた。
そして、表記に関して調べてみた。
メインスローガンの表記出現数
カタカナ14.8%
単語複数語と数字とポルトガル単語と数字と日本語熟語14.8%
日本語のアルファベット表記14.8%
日本語単語29.5%
日本語複数語14.8%
漢字一文字14.8%
英語単語14.8%
英語単語と数字14.8%
英語命令文314.3%
英語文章と数字と造語14.8%
英語複数語29.5%
記号14.8%
造語523.8%
 このようになったのだが、文章の形態をとるスローガンが19%であることが分かった。
 そこで、モーラや音節に関して調べてみた。
メインスローガンの音節
(カタカナ)1〜5(カタカナ)6〜10(カタカナ)11〜15(混合)6〜10(混合)11〜15(混合)16以上1〜56〜1011〜15合計
メインスローガンのモーラ(カタカナ)1〜52000000002
(カタカナ)6〜101200000003
(カタカナ)11〜150110000002
(混合)6〜100001000001
(混合)16以上0000110002
1〜50000004004
6〜100000004206
11〜150000000011
合計33111182121
 このように、モーラが10以下のメインスローガンは70%で、音節が10以下のメインスローガンは80%となり、全体と比べるとサッカーのメインスローガンは短い形態であるということが分かった。
 次にメインスローガンの効果について調べてみた。
メインスローガンの効果出現数
チームをまとめる523.8%
具体的な目標314.3%
呼びかけ14.8%
心情314.3%
戦略的目標(目指す姿勢)14.8%
歴史型14.8%
目指す姿勢628.6%
頭文字の集合14.8%
このように、目指す姿勢と同様にチームをまとめる効果のメインスローガンが多いということが分かった。
次にメインスローガンの向けられる対象について調べてみた。
メインスローガンの向けられる対象出現数
チーム内1361.9
チーム内外628.6
チーム外29.5
このように、全体に比べるとチーム内外やチーム外に向けられているメインスローガンが40%程度となり非常に高い割合となった。
これらのことからサッカーのスローガンに関しては次のことが挙げられる。
<バスケットボール>
サブスローガンの有無に関して
サブスローガンの有無出現数
あり323.1
なし1076.9
このように、約20%がサブスローガンを含むという結果になった。
メインスローガンの言語出現数
日本語753.8
日本語+英語17.7
英語430.8
英語+数字17.7
言語が日本語だけのメインスローガンが53%で、言語が英語だけのメインスローガンが30%となった。全体と比べて英語を含むメインスローガンが多いという傾向を示した。
メインスローガンの効果出現数
チームをまとめる430.8%
具体的な目標323.1%
呼びかけ17.7%
心情215.4%
戦略的目標(目指す姿勢)17.7%
目指す姿勢215.4%
メインスローガンの効果に関してだが、全体では割合が高かった目指す姿勢が15%で低い割合になっている。チームをまとめる効果や具体的な目標を表す効果が50%を占める。
これらのことからバスケットボールのスローガンに関しては次のことが挙げられる。
<バレーボール>
サブスローガンの有無に関して
サブスローガンの有無出現数
あり213.3
なし1386.7
このように13%がサブスローガンを含む結果になり、全体と比べると少ない傾向を示した。
 メインスローガンの音節
(カタカナ)16以上(カタカナ)1〜5(混合)16以上11〜1516以上1〜56〜10合計
メインスローガンのモーラ(カタカナ)6〜1002000002
(カタカナ)16以上10000001
(混合)16以上00100001
1〜500000202
6〜1000000224
11〜1500010001
16以上00013004
合計121234215
モーラと音節に関してはともに11以上のメインスローガンが45%をこえる結果になり、全体と比べると多い傾向を示した。
これらのことからバレーボールに関しては次のことが挙げられる。

第四章 分析結果についてのまとめ

第一節 分析項目ごとについて

第一項 サブスローガンの有無について

 分析結果からスローガンにサブスローガンが含まれる割合は21%という結果が得られた。スローガンは辞書的な意味では、「主張や目標を効果的に要約された文章や標語」とされている。スローガンにサブスローガンが含まれない割合が79%であるデータは、この要約を意識している表れであると考えられる。

第二項 言語について

 分析結果から言語に関しては、メインスローガンは日本語が73%、英語が27%という結果になった。サブスローガンに関しては、日本語が85%、英語が15%という結果になった。

第三項 表記について

 分析結果から表記に関しては文章型のメインスローガンが26%、単語型が74%という結果になった。また、日本語のメインスローガンに関しては造語が23%で一番多く、日本語文章が14%、英語複数語が9%という結果になった。また、造語42個の中でも四字熟語型が29個も占める結果になった。サブスローガンに関しては、文章型が62%で単語型が38%になり、文章型と単語型の割合が逆転した。日本語文章が59%、日本語複数語が10%を占める結果になった。

第四項 モーラについて

 分析結果からモーラが10以下のメインスローガン65%、11以上のメインスローガンが35%という結果になった。サブスローガンに関してはモーラが10以下の場合が41%、11以上の場合が59%になった。このことから、メインスローガンの方がサブスローガンよりも短い言葉を使う傾向にあると言える。

第五項 音節について

 分析結果から音節が10以下のメインスローガンが68%、11以上のメインスローガンが32%という結果になった。サブスローガンに関しては音節が10以下の場合が51%、11以上の場合が49%という結果になった。

第六項 向けられる対象について

 分析結果から向けられる対象に関しては、メインスローガンでは対象がチーム内に向けられるものが89%、チーム外に向けられるものが11%になった。サブスローガンでは、対象がチーム内に向けられるものが77%、チーム外に向けられるものが23%になった。

第七項 効果について

 メインスローガンの効果に関しては、目指す姿勢が40%で一番多い結果になった。次に多いのが心情で17%、その次がチームをまとめるで16%、具体的な目標が12%という結果になった。サブスローガンの効果については、もう一つのスローガンが64%を占める結果になり一番多かった。次に、多いのがより詳しい説明が16%を占める結果になった。

第八項 競技による限定について

 競技による限定に関しては、ありが15%で、なしが85%という結果になった。

第二節 特徴のある相関関係について

第一項 言語が英語だけのメインスローガンの特徴について

 このことから、言語が英語のメインスローガンは、他の言語に比べると短い言葉が使われていることが分かる。また、他の言語に比べてサブスローガンを含むことが多くその言語が日本語であることは、短い英語のメインスローガンでは伝えきれなかったことを日本語でサブスローガンとして表していると考えられる。

第二項 言語が日本語だけのメインスローガンの特徴について

 メインスローガンの言語が日本語である場合では、四字熟語型の表記が他の表記と比べると多いということが分かった。四字熟語は言葉としても短い言葉であるので、短い言葉が用いられる傾向にあるスローガンでも用いられやすかったのだと考えられる。
 また、四字熟語型は他の表記と比べてサブスローガンを含むことが多く、そのサブスローガンの表記は日本語文章である。また、サブスローガンの効果としてももう一つのスローガンが83%で一番多い。これらのことから、短い言葉の四字熟語型のスローガンと違う意味を持った長い言葉の文章型のサブスローガンという組み合わせが考えられる。

第三項 競技ごとによるスローガンの特徴について

 競技によるスローガンの特徴を分析した結果、硬式野球は他の競技に比べて日本語のメインスローガンが多く、サッカー、バスケットボールは英語のスローガンが多いということ以外はあまり特徴を見出すことはできなかった。

第五章 結論と課題

第一節 結論

 自分の集めたスローガンに関して分析して分かったことや感じたことについて述べていきたい。分析していく中でスローガンの傾向をつかむことができたので、その傾向に基づいて述べていきたい。

以上の八点の傾向が見られた。これらの傾向を満たす言葉は、スローガンとして成り立つ可能性があると言える。これらの傾向からスローガンとは短い言葉でかつ単語型の場合が多いということが言える。これは、スローガンの大きな特徴として挙げられるだろう。このことは、スローガンがチームの応援旗などにプリントされたり、チームTシャツにプリントされたりすることが多いことに関係していると考えられる。応援旗やチームTシャツにプリントするためにスペースの問題であまり長い文章型のスローガンよりも、短い言葉だが見る人にインパクトが残るようなスローガンが主流になっていると考えられる。この、傾向は流行語に似ていると感じた。流行語もその年のインパクトのある言葉が選出されるが、それらの言葉も基本的にモーラや音節が10以下の比較的に短い言葉が多い。そこで、2010年の流行語を例にしてみた。

トップテン年間大賞ゲゲゲの
トップテンいい質問ですねぇ
イクメン
AKB48
女子会
脱小沢
食べるラー油
ととのいました
〜なう
無縁社会
特別賞何か持っているといわれ続けてきました。
今日何を持っているのかを確信しました。
…それは仲間です。
 このように、特別賞斎藤祐樹投手の言葉以外はモーラや音節が10以下の言葉が選出されている。このことからも、流行語に選ばれやすい言葉とスローガンになる言葉は、何らかの共通点があるのではないかと感じた。スローガンと流行語の共通点こそが、スローガンの辞書の意味の「効果的」ということに関係しているのではないかと考えた。
 今回の研究では流行語に触れることができずに、このことに関して言及することはできないのだが、流行語との関係性についても研究できれば良かった。

  

第二節 課題

 今回182個のスローガンを扱ったのだが、そのスローガンの競技ごとの数をもう少し揃えることができたらもっと競技ごとでスローガンの傾向が出たのではないかと考えられる。また、競技レベルにおいても、プロからアマチュアまで広い年代のスローガンを集めることができればより良い研究につながるのではないか。また、分析項目の分類をアンケートのより客観的な意見を入れることでより客観性の強いデータになると考えられる。また、今回は傾向を述べるに留まったが、この傾向をもとに表現特性との関わりについて述べることができれば、スポーツと言葉の関係にまで言及することができるのではないだろうか。また、先ほどの考察でも述べたのだが、流行語との関係を研究してみることで、より表現論との関係を探ることができたのではないかと感じている。

終わりに

 私はスポーツが大好きで、卒業論文を書くならスポーツに関係のあることをテーマにしたいという思いから、今回の研究テーマになったのだが最初のころはスローガンを集めても何をしたらいいのかが分からずに、卒業論文に手をつけない日々を過ごしていた。また、クラブ活動も12月まで試合がありなかなか卒業論文に本格的に乗り出すことができなかった。そんな私に対しても、野浪先生は複数列一括集計表作成の機能を教えて下さったりして卒業論文の進め方のアドバイスをして助けて下さった。三回生の時の共同研究発表の時も周りのゼミ生に助けてもらっていた私を温かく見守り、時に手を差し伸べてくれる野浪先生が居たからこそ卒業論文をやり遂げることができたのだと確信している。ゼミの始まった三回生の時から二年間本当にありがとうございました。

<参考文献と扱ったデータ一覧>

参考文献

データ

スローガンサブスローガンの有無メインスローガンの言語サブスローガンの言語メインスローガンの表記サブスローガンの表記メインスローガンのモーラメインスローガンの音節サブスローガンのモーラサブスローガンの音節メインスローガンの向けられる対象サブスローガンの向けられる対象メインスローガンの効果サブスローガンの効果競技による限定競技名プロもしくは社会人チーム
一致団結 なし日本語  四字熟語なし6〜101〜5    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
努力と勇気で道を切り拓く なし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
〜夢は叶えるためにある〜 なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしなし硬式野球×
邁進疾走〜一人一人が想う夏〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜106〜1011〜1511〜15チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなし硬式野球×
前へ!なし日本語  日本語単語なし1〜51〜5    チーム内  心情なしなしサッカー
チームの一体感で勝つ なし日本語  日本語文章なし11〜156〜10    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
「No Limit!2010 逆襲の獅子」なし日本語+英語+数字  英語複数語と数字と日本語複数語なし(混合)16以上(混合)11〜15    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球
謙虚に 一途に 前向きに なし日本語  日本語呼びかけ文なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
一瞬の勇気 なし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
「One play for One purpose」なし英語  英語複数語なし(カタカナ)11〜15(カタカナ)11〜15    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしなしアメリカンフットボール×
東北大会優勝〜夢は叶う〜あり日本語日本語日本語単語日本語文章11〜1511〜156〜106〜10チーム内チーム内具体的な目標もう一つのスローガンなし軟式野球×
〜元気MAX〜 なし日本語+英語  熟語+英語単語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
“チーム一丸で攻める野球” なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  チームをまとめるなしあり硬式野球×
挑戦 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
飽くなき挑戦 なし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
超越 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
最高の輝きを。最大の感動を。〜私たちは進化し続ける〜あり日本語日本語日本語呼びかけ文日本語文章16以上16以上11〜1511〜15チーム外チーム内心情もう一つのスローガンなしバレーボール
“圧倒的チームワーク〜結束!!東京ロマン”なし日本語  日本語複数語なし16以上16以上    チーム内外  チームをまとめるなしなしバレーボール
VOICE〜声で勝とう〜あり英語日本語英語単語日本語呼びかけ文(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜56〜106〜10チーム内チーム内心情英語と和訳の関係なしソフトテニス×
一球入魂なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール×
各大会において成果を残せるように日々努力し、練習に励むなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなしハンドボール×
『清き魂』なし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール
勝つ野球 なし日本語  日本語複数語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしあり硬式野球×
「今年はやらんといかんばい!」なし日本語  日本語の方言決意文なし11〜1511〜15    チーム内  方言なしなし硬式野球
一心不乱〜真の高校野球の追求〜 あり日本語日本語四字熟語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンあり硬式野球×
『JT POWER,ALL,ONE』=『JTパワー、全て、一番』なし日本語+英語  英語複数語と日本語訳なし(混合)16以上(混合)16以上    チーム外  心情なしなしバレーボール
Best Performance 〜一番長い夏〜 あり英語日本語英語複数語日本語複数語(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜106〜106〜10チーム内チーム内目指す姿勢追加なし硬式野球×
『原点回帰』なし日本語  四字熟語なし6〜101〜5    チーム内  歴史型なしなしバレーボール
レベルアップ!なし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール×
破顔一笑 〜勝利の歓喜をこの夏に〜 あり日本語日本語四字熟語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなし硬式野球×
一球一信 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
感謝〜勝利での恩返し あり日本語日本語二字熟語日本語複数語1〜51〜56〜106〜10チーム外チーム外心情より詳しい説明なし硬式野球×
No Limit なし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
何苦楚魂〜歌い続けろ我が校歌〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜106〜1011〜1511〜15チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなし硬式野球×
〜NEXT STAGE FROM GOOD TO GREAT〜なし英語  英語複数語なし(カタカナ)16以上(カタカナ)16以上    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール
覇業 なし日本語  造語なし1〜51〜5    チーム内  具体的な目標なしなし硬式野球×
Dream Again〜最高の仲間と共に〜 あり英語日本語英語複数語日本語文章(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜1011〜1511〜15チーム外チーム内チームをまとめる文章の構成要因(倒置文)なし硬式野球×
獅子奮迅 なし日本語  四字熟語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
明るい笑顔 心は一つ 甲子園 なし日本語  日本語複数語3つなし16以上16以上    チーム内  チームをまとめるなしあり硬式野球×
Feel it!なし英語  英語命令文なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜5    チーム内  呼びかけなしなし硬式野球
Smart&Spirit 2010 Eagle Fire!なし英語+数字  英語単語と数字なし(混合)16以上(混合)16以上    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球
全員野球-すべてをかけて最終決戦- あり日本語日本語造語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内チームをまとめるもう一つのスローガンあり硬式野球×
全進〜つながり〜あり日本語日本語造語日本語単語1〜51〜51〜51〜5チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなしラクロス×
なし日本語  漢字一文字なし1〜51〜5    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
「Show the Spirit〜原点〜」あり英語日本語英語命令文二字熟語(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜101〜51〜5チーム内チーム内歴史型もう一つのスローガンなし硬式野球
Do my bestなし英語  英語命令文なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  呼びかけなしなし陸上×
『和』なし日本語  漢字一文字なし1〜51〜5    チーム内  チームをまとめるなしなしバレーボール
目指せ王道「全員野球」 なし日本語  日本語呼びかけ文なし11〜1511〜15    チーム内  チームをまとめるなしあり硬式野球×
不動心 〜何にも動じない強い心で〜 あり日本語日本語日本語単語日本語文章1〜51〜516以上11〜15チーム内チーム内目指す姿勢より詳しい説明なし硬式野球×
魅せつけろ雑草魂 なし日本語  日本語呼びかけ文なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしなし硬式野球×
勇猛果敢 なし日本語  四字熟語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
NO GUTS,NO GLORY. なし英語  英語複数語なし(カタカナ)11〜15(カタカナ)6〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
『旋風興』 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
不撓不屈 なし日本語  四字熟語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
Commitment - to the game, to winning, and to our teamあり英語英語英語単語英語複数語(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10(カタカナ)16以上(カタカナ)16以上チーム内チーム内呼びかけ追加なしバスケットボール
FOOTBALL DREAM 2010 Evolucao 新化なし日本語+英語+数字+ポルトガル語  単語複数語と数字とポルトガル単語と数字と日本語熟語なし(混合)16以上(混合)16以上    チーム外  具体的な目標なしありサッカー
全力野球 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしあり硬式野球×
THE CONFIDENCEなし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜5    チーム内  心情なしなしサッカー
凡事徹底 〜あの悔しさを忘れない〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内歴史型もう一つのスローガンなし硬式野球×
猛攻堅守 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしなし硬式野球×
“挑戦・頂点目指して一致団結”なし日本語  日本語文章なし16以上11〜15    チーム内  チームをまとめるなしなしバレーボール
俺がやらなきゃ誰がやる、今やらずにいつできる なし日本語  日本語呼びかけ文なし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
一戦必勝 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
一球闘魂なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなしソフトボール×
JUST PLAY TO WINなし英語  英語命令文なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  呼びかけなしなし硬式野球
泳心一路なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしあり水泳×
「己」なし日本語  漢字一文字なし1〜51〜5    チーム内  心情なしなしアメリカンフットボール×
一球全心 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
挑戦者 なし日本語  造語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
野球愛 なし日本語  造語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしあり硬式野球×
やることをやるなし日本語  日本語文章なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール×
一球入魂、ネバーギブアップなし日本語+英語  造語と英語複数語なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしなしバスケットボール×
one for all!!1人はみんなのために!! なし日本語+英語  英語複数語と日本語目的文(省略型)なし(混合)16以上(混合)16以上    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
団結に力ありなし日本語  日本語文章なし6〜106〜10    チーム内  チームをまとめるなしなしバスケットボール×
恩返し なし日本語  日本語単語なし1〜51〜5    チーム外  心情なしなし硬式野球×
速攻 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしなし硬式野球×
常勝一願 なし日本語+英語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
明るく楽しくそして勝つ なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
RUNなし英語  英語単語なし(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしなしバスケットボール
部活に参加するなし日本語  日本語文章なし6〜106〜10    チーム内  具体的な目標なしなしバスケットボール×
Never give up for the win 〜さらなる高みへ〜あり英語日本語英語命令文日本語文章(カタカナ)11〜15(カタカナ)11〜156〜106〜10チーム内チーム内外心情もう一つのスローガンなしサッカー
『We're Gonna Win 俺たちは勝つ』なし日本語+英語  英語文章と日本語訳なし(混合)11〜15(混合)11〜15    チーム内外  チームをまとめるなしなし硬式野球
Focus on this play,this moment!!(そのプレイ、その一瞬に集中せよ!)なし英語  英語命令文なし(カタカナ)16以上(カタカナ)16以上    チーム内  呼びかけなしなし硬式野球
「全力野球」 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしあり硬式野球×
堅守猛攻 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしなし硬式野球×
楽しく!厳しく!メリハリつけて!なし日本語  日本語呼びかけ文なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなしハンドボール×
楽しく仲良く明るい部活を目指すなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなしバレーボール×
春の悔しさを胸に なし日本語  日本語呼びかけ文なし11〜1511〜15    チーム内  歴史型なしなし硬式野球×
感意昇心 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
FULL SEASON FULL POWER, Analyzing Baseballなし英語  英語複数語なし(カタカナ)16以上(カタカナ)16以上    チーム内  戦略的目標(目指す姿勢)なしあり硬式野球
恩師に捧ぐこの一打 なし日本語  日本語複数語なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしあり硬式野球×
真攻勝負 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
野球のできる喜びと感謝の気持ちを忘れない なし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
攻めきる。 〜最後の笛が鳴るまで〜あり日本語日本語日本語単語日本語文章1〜51〜511〜1511〜15チーム内チーム内戦略的目標(目指す姿勢)文章の構成要因(倒置文)なしサッカー
全力少年 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
YES WE CAN 恩返しをするために なし日本語+英語  英語複数語と日本語目的文(省略型)なし(混合)16以上(混合)16以上    チーム外  心情なしなし硬式野球×
全員主役〜全員が27個のアウトを〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜101〜516以上11〜15チーム内チーム内チームをまとめるより詳しい説明あり硬式野球×
トモニイコウ We walk together foreverあり日本語英語カタカナ英語文章6〜106〜10(カタカナ)11〜15(カタカナ)6〜10チーム内外チーム内外チームをまとめる英語と和訳の関係なしサッカー
橙想心なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内外  チームをまとめるなしなしサッカー
感謝 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム外  心情なしなし硬式野球×
〜最善最高最大の勝利を〜 なし日本語  日本語呼びかけ文なし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
KEEP REDS ON!なし英語  英語命令文なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内外  チームをまとめるなしなしサッカー
結束 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
Frontier spirit なし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
常に考え、今に懸けるなし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなしアメリカンフットボール×
インカレ出場なし日本語  日本語単語なし6〜106〜10    チーム内  具体的な目標なしなしバスケットボール×
『和』なし日本語  漢字一文字なし1〜51〜5    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球
〜夢限〜  直向きに前へ あり日本語日本語造語日本語文章1〜51〜56〜106〜10チーム内チーム内心情もう一つのスローガンなし硬式野球×
Moving Football 〜心をひとつに〜あり英語日本語英語複数語日本語文章(カタカナ)11〜15(カタカナ)6〜106〜106〜10チーム外チーム内外チームをまとめるもう一つのスローガンありサッカー
PRIDEなし英語  英語単語なし(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5    チーム内  心情なしなしアメリカンフットボール×
日々の練習に集中し、互いに力を伸ばせるよう、努力するなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなしバドミントン×
WE FIGHT TOGETHER 2010 走撃なし日本語+英語+数字  英語文章と数字と造語なし(混合)16以上(混合)11〜15    チーム内外  チームをまとめるなしなしサッカー
『Grow up〜今〜』あり英語日本語英語複数語漢字一文字(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜51〜51〜5チーム内チーム内目指す姿勢追加なしバレーボール
県大会で団体・個人ともに上位入賞を目指す、精神的に負けないようにするなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなしソフトテニス×
愛されるチームなし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム外  心情なしなしアメリカンフットボール×
B2(ビー・トゥー)なし英語+数字  造語なし(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5    チーム内外  チームをまとめるなしなしバスケットボール
MAX OUTなし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  目指す姿勢なしなしラグビー×
我武者羅 なし日本語  四字熟語なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
団結力を高め、心・技・体の向上を目指すなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなしバドミントン×
自立 〜継続は力なり〜 あり日本語日本語二字熟語ことわざ1〜51〜56〜106〜10チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなし硬式野球×
『一戦必勝〜All For Football〜』あり日本語英語造語英語複数語6〜101〜5(カタカナ)11〜15(カタカナ)6〜10チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンありアメリカンフットボール×
全ての歩みが大きな輝きになし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  目指す姿勢なしなし剣道×
心ひとつに全員野球 なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  チームをまとめるなしあり硬式野球×
飛翔  -この一球に- あり日本語日本語二字熟語日本語文章1〜51〜56〜106〜10チーム内チーム内目指す姿勢追加なし硬式野球×
闘志躍動 〜より高みへの挑戦〜あり日本語日本語造語日本語文章6〜106〜1011〜156〜10チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンなしサッカー
ACTIVEなし英語  英語単語なし(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしサッカー
SMILE 2010なし英語+数字  英語単語と数字なし(混合)6〜10(混合)6〜10    チーム内外  頭文字の集合なしなしサッカー
ALL FOR ALL 〜感謝を込めて全員野球〜 あり英語日本語英語複数語日本語複数語(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜511〜1511〜15チーム内チーム内外心情もう一つのスローガンあり硬式野球×
集中!主体!実践!なし日本語  日本語単語3つなし11〜156〜10    チーム内  具体的な目標なしなし陸上×
一球入魂 〜Enjoy Baseball〜 あり日本語英語造語英語文章6〜106〜10(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10チーム内チーム内目指す姿勢もう一つのスローガンあり硬式野球×
Plus ALFAなし英語  記号なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  目指す姿勢なしなしサッカー
「SOLID TEAMWORK」なし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  チームをまとめるなしなしバスケットボール
BEAR AWAY THE BELLなし英語  英語命令文なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  心情なしなしバスケットボール
「笑門来福」 「心願成就」なし日本語  造語と四字熟語なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球
不撓不屈 〜仲間を信じて勝利をつかむ〜 あり日本語日本語四字熟語日本語文章6〜106〜1016以上11〜15チーム内チーム内チームをまとめるより詳しい説明なし硬式野球×
平常心 なし日本語  日本語単語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
信頼  〜自分自身への信頼・お互いの信頼・我々の信頼〜あり日本語日本語二字熟語日本語複数語3つ1〜51〜516以上16以上チーム内チーム内チームをまとめるより詳しい説明なしバスケットボール
鼻の差の勝利 なし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
全員野球  〜最後まであきらめない〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内チームをまとめるもう一つのスローガンあり硬式野球×
初志貫徹〜応援されるチームを目指す〜あり日本語日本語四字熟語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内外目指す姿勢もう一つのスローガンなしバスケットボール×
大きな仕事 大きな苦労 大きな心 なし日本語  日本語複数語3つなし16以上16以上    チーム内  格言型なしなし硬式野球×
日本一!! なし日本語  日本語単語なし1〜51〜5    チーム内  具体的な目標なしなし硬式野球×
球道即人道 なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  格言型なしなし硬式野球×
日本一なし日本語  日本語単語なし1〜51〜5    チーム内  具体的な目標なしなし硬式野球×
一戦一勝なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしサッカー×
元気! 挑戦! 甲子園!! なし日本語  日本語単語3つなし11〜156〜10    チーム内  具体的な目標なしあり硬式野球×
栄光の華は苦闘の丘のみに咲く なし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  格言型なしなし硬式野球×
甲子園で校歌を歌う!なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  具体的な目標なしあり硬式野球×
仲間を信じて素直な心で なし日本語  日本語呼びかけ文なし16以上11〜15    チーム内  チームをまとめるなしなし硬式野球×
常に全力・常に笑顔・常に感謝なし日本語  日本語複数語3つなし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
本気 なし日本語  二字熟語なし1〜51〜5    チーム内  心情なしなし硬式野球×
〜We're going to win in this summer〜 なし英語  英語文章なし(カタカナ)16以上(カタカナ)16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
新風  〜勝利への執念〜 あり日本語日本語造語日本語複数語1〜51〜56〜106〜10チーム内チーム内心情もう一つのスローガンなし硬式野球×
全員野球 〜どんな球でも真っ向勝負〜 あり日本語日本語造語日本語文章6〜101〜511〜1511〜15チーム内チーム内チームをまとめるもう一つのスローガンあり硬式野球×
全国ベスト8以上!なし日本語  日本語複数語なし11〜1511〜15    チーム内  具体的な目標なしなしサッカー×
〜俺たちが夢を掴む〜 なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしなし硬式野球×
「BIG CHALLENGE」なし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)1〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしアメリカンフットボール×
排球魂炸裂!!なし日本語  日本語複数語なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしありバレーボール×
チーム和ークなし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしサッカー×
「ラストチャンス」夢のままでは終わらせない なし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  心情なしなし硬式野球×
SHI・N・KAなし日本語  日本語のアルファベット表記なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしサッカー
PLAY ON 〜Heart & Heart 2010あり英語英語+数字英語命令文英語単語と数字(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5(混合)11〜15(混合)11〜15チーム内チーム内外呼びかけもう一つのスローガンなしサッカー
一志通天 なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
原点回帰 〜EVOLUTION2010〜あり日本語英語+数字造語英語単語と数字6〜101〜5(混合)11〜15(混合)6〜10チーム内チーム内歴史型もう一つのスローガンなしサッカー
「力」なし日本語  漢字一文字なし1〜51〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしバレーボール
一人一人が練習、大会で全力を出し、よい成績をあげるように努力するなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなし柔道×
最後まで諦めない なし日本語  日本語文章なし11〜1511〜15    チーム内  心情なしなし硬式野球×
清く、正しく、「正射一中」なし日本語  日本語複数語3つなし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしあり弓道×
精力善用 自他共栄なし日本語  造語なし11〜1511〜15    チーム内  目指す姿勢なしなし柔道×
Delightなし英語  英語単語なし(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜5    チーム内  目指す姿勢なしなし準硬式野球×
「Watch!〜気になるチームへ〜」あり英語日本語英語命令文日本語文章(カタカナ)1〜5(カタカナ)1〜56〜106〜10チーム外チーム外呼びかけより詳しい説明なし硬式野球
夢 〜すべてをひとつに〜あり日本語日本語漢字一文字日本語文章1〜51〜56〜106〜10チーム内外チーム内外具体的な目標もう一つのスローガンなしサッカー
完全燃焼なし日本語  造語なし6〜101〜5    チーム内  目指す姿勢なしなしバスケットボール×
大会を通して個々に技術向上をはかる!なし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしなし卓球×
努力は実るなし日本語  日本語文章なし6〜106〜10    チーム内  具体的な目標なしなしソフトテニス×
Over the Dragonsなし英語  英語複数語なし(カタカナ)6〜10(カタカナ)6〜10    チーム内  歴史型なしなしアメリカンフットボール×
県ベスト8!なし日本語  日本語複数語なし6〜106〜10    チーム内  具体的な目標なしなし剣道×
有言実行 なし日本語  四字熟語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしなし硬式野球×
常に前向きに、まわりに「明るく」、自分に「厳しく」、バスケットボールは「楽しく」をモットーに、WJBL全体の中でもひときわ光るチームになろうなし日本語  日本語文章なし16以上16以上    チーム内  具体的な目標なしありバスケットボール
初太刀入魂なし日本語  造語なし6〜106〜10    チーム内  目指す姿勢なしあり剣道×
大阪教育大学 国語教育講座 野浪研究室 △ ページTop ←戻る