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「戦争」122116 芝山恵理
「仲良し」 113911 
「虫かご」122111岸本 渚
「朝」122117 竹下優
「日焼け」122128 福山莉紗子
「日常」122208 高田大夢
「猫」122102 岩井令奈
「悲劇」122129藤井玲衣
「僕を探して」 122118  橘ひかる
「落し物」 122136 村島昂樹
「流涕」122122 長岡 位泰
3文小説 122210 三木知彦
「アイス」122202 井関彩乃
蜂 122137 山本千晶
「ある日」122124 中村朋子
「おつかい」122138 吉川幸穂
「ガイダンス」122204 川口幸輝
「かさぶた」122110 河野沙紀
「くるま」122106 奥田光希
「シュークリーム」122139吉田美咲
「ドキドキ」122101 東秀憲
「ねこ」122115柴田宏樹
「パソコン」122201 生田奈々
「ひとつのお菓子」123907
「ホーム」113910
「よく晴れた日」 122108 角島裕
「リスの旅」122130 藤田晴加
「宇宙人」122119橘真由美
「夏祭り」 122211 山下千瑛
「家猫」122203
「海遊館」 122135 松本大樹
「休みたい」122205小鴨 滉
「銀行」122107尾崎洋紀
「兄弟」122112久保綾香
「山田君」 122126 波尻晋弥
「子犬」 122131 益彩子
「自宅にて」122120 土井直人
「自由な猫」122121中尾愛
「出会い」122209 東山朋美
「女の子」123911 山下愛里彩
「植物」122206 塩足一樹
「節分」k123908 河野駿
「雪のせい」122127 林美咲

「戦争」122116 芝山恵理

戦争中、太郎は家族を亡くしました。
親戚の家で一冊の本と出会い、前を向いて生きていこうという気持ちが芽生えました。
太郎は学校の先生になり、毎日子どもたちと笑顔で暮らしています。

「仲良し」 113911 

AちゃんとBちゃんはとっても仲の良いお友達です。
ある日二人は大喧嘩をして、一緒に遊ばなくなりました。
でも、二人とも寂しくなってお互いに「ごめんなさい。」をし、前よりももっと仲良しになりました。

「虫かご」122111岸本 渚

「虫かご」
玄関先に、虫かごに入ったバッタが一匹いた。
不意に、虫かごが倒れて、フタが開いた。
バッタは、外にでることができた。

「朝」122117 竹下優

「朝」
はじめ:朝、目が覚めるといつも通りの朝だった。
なか :定期を忘れ、電車の時刻を間違え、授業のファイルを忘れた。
おわり:なんとか辿り着いた教室には誰もおらず、黒板には休講の文字が書いてあった。

「日焼け」122128 福山莉紗子

今年こそは色白になろうと毎日高い日焼け止めを塗った。
手足の出ているところだけ異様に白くなり、合宿で恥ずかしい思いをした。
来年は日焼けをしようと決心した。

「日常」122208 高田大夢

122208 高田 大夢
朝起きる。
モニターを見る。
一日が終わる。

「猫」122102 岩井令奈

国語学講義T 三文小説「猫」 122102

 一人ぼっち男の子がいて、その男の子はある日、住んでいる家の近くの公園に捨てられている1匹の猫がいるのに気付き、かわいそうに思った男の子は、毎日毎日ご飯をその猫に届けてあげていました。
 毎日、猫にご飯をあげて遊んでいると、猫のほうも男の子になつくようになり、彼らは、友達のように仲良くなっていたのですが、あるとき、男の子がいつものように遊びに行ったとき、その猫は公園にいなくなってしまっていました。
 泣きはらした目で、男の子は家に帰り、玄関の扉を開けてみると、すぐ前に公園でいつも遊んでいた猫と、その猫を抱いたお母さんが扉の前に立っていたのです。

「悲劇」122129藤井玲衣

 豪雨の中、傘をさしながら小走りで歩いていた。すると、突風が吹き、傘は見事に裏返って壊れてしまった。私はずぶ濡れで家に着いた。

「僕を探して」 122118  橘ひかる

122118 橘 ひかる

 約束の時間に遅れそうになって、僕は急いでいた。
 次の瞬間、にぶい音とともに僕は宙にまった。
 目覚めたら、そこは白い部屋で、僕は何が起きたのかも、何をしていたのかも、僕が誰なのかさえも思い出せなかった。

「落し物」 122136 村島昂樹

私は見たいテレビ番組がもうすぐ始まるので、急いで自宅に向かった。
とても急いでいたので、途中で家の鍵を落としたことに気付くことができなかった。
家に着いたときに鍵を落としたことに気付き、結局家に入れず見たいテレビ番組を見ることはできなかった。

「流涕」122122 長岡 位泰

宝くじで一億円が当たり、思わず涙が溢れてきた。
だが、喜びもつかの間、すぐにこれが夢だということに気がついた。
また、涙が溢れてきた。

3文小説 122210 三木知彦

平凡でなんの取り柄もない太郎くんが、雨の中とぼとぼと歩いていました。
すると突然、雷鳴がとどろき、太郎君に雷が落ちました。
気が付くと、太郎君は超人的な筋肉質の体になっていて、運動能力が素晴らしく発達していました。

「アイス」122202 井関彩乃

122202 井関彩乃
妹と買い物に行って、一つずつお気に入りのアイスを買って帰った。
おやつに食べようと三時に冷蔵庫をあけると、そこにアイスはなかった。
リビングにほとんど棒だけになった私のアイスを、父が持っているのをみつけた。

蜂 122137 山本千晶

近頃、虫が多くなり、嫌な季節だ。
蜂に顔をさされた。
1週間以上腫れがひかず、外出時は恥ずかしい思いをした。

「ある日」122124 中村朋子

ぼんやりと空を見上げながら散歩をしていた。
すると突然空から地面に向かって一筋の光が現れ町中を照らし、そのあまりの眩しさにわたしは思わず目を瞑った。
恐る恐る目を開けると、辺りは荒野へと変貌していた。

「おつかい」122138 吉川幸穂

3文小説
僕はお母さんに頼まれて近所のスーパーへおつかいにで出掛けた。
たまねぎ、じゃがいも、にんじん、お肉、カレールー。
今日の晩ご飯を予想して、スーパーへ向かう僕の足取りは軽くなった。

「ガイダンス」122204 川口幸輝

「ガイダンス」
今日も部活に精を出す。
今日は教育実習のガイダンスだった。
今日から僕に出来ることはひたすらに謝ることだけだ。

「かさぶた」122110 河野沙紀

国語学講義T 三文物語「かさぶた」 122110
タクローくんはケンタくんと、放課後けんかをした帰りに、ころんだ拍子でひざをすりむいてしまいました。
すりむいたひざにはかさぶたができて、お風呂にぬらさないようにしていると、かさぶたが「ケンタくんと仲直りしようぜ」と話しかけてきました。
次の日、タクローくんはケンタくんにあいさつをして、ふたりでなんとなく「ごめんね」と言い合って、仲直りができました。

「くるま」122106 奥田光希

何か考えている様子の人が道の真ん中でじっと立っていました。
信号が変わり車に撥ねられました。
その後は道で横になって何も考えていない様子でした。

「シュークリーム」122139吉田美咲

わたしはとびっきりの笑顔でシュークリームを食べた。
賞味期限が過ぎていることは、全部食べてから気づいた。
わたしは一気に青ざめた。

「ドキドキ」122101 東秀憲

入学式、緊張して眠れなかった高校1年生になる花子は、パンをくわえたまま家を出た。
花子は曲がり角で同じ学校の制服を着た少年とぶつかり、パンを落としてしまった。
パンを落としたせいなのか、花子は不思議な高揚感を抱いていた。

「ねこ」122115柴田宏樹

「ねこ」
道を歩いていました。
道端で捨て猫をみつけました。
つれて帰って名前をつけてあげました。

「パソコン」122201 生田奈々

3文小説
もう少し、もう少し。
レポートの完成を間近にして、突然パソコンのバッテリーが切れ、画面が暗くなる。
・・・だからパソコンは嫌いなんだ。
122201 生田奈々

「ひとつのお菓子」123907

事件前 五つのお菓子を兄弟で食べる。
事件  最後の一つを取り合ってけんかする。
事件後 半分個にして分け合って食べる。

「ホーム」113910

その日も彼女は、人であふれかえる駅のホームで、溜息をつきながら「いいね!」を押していた。
彼女は人だかりができていくのと、痛み、そして視界が広がったのを感じ、ようやく自分の身に起こった事態が飲み込めた。
あれから彼女は、前を向いて歩けるようになった自分自身に、心の中で「いいね!」を押している。

「よく晴れた日」 122108 角島裕

 よく晴れた朝、太郎君が町を散歩していました。 すると、一匹の仔犬が段ボールに入れられ電柱の側に捨てられているではありませんか。 太郎君は、その仔犬をやさしく抱き抱かえ、家に帰りました。

「リスの旅」122130 藤田晴加

3文小説

リスがどんぐりを求めて世界を旅していた。
ある日、今までに見たことのないくらい完璧などんぐりに出会った。
あまりの嬉しさに一口食べようとすると、作り物だったためにあまりにまずく、それ以来リスはどんぐりを求める旅をやめた。

「宇宙人」122119橘真由美


私は、学校から家に帰る途中で少しふしぎな体験をしました。

たまたまそこで、なにやら奇妙な宇宙人らしき人物と出会いましたが、ピカッという光と共に消えてしまったのです。

それからもこの道を通って登下校していますが、同じような宇宙人を見かけたことはもうありません。

「夏祭り」 122211 山下千瑛

3文小説 122211 山下千瑛
今日は夏祭り、駅にはたくさんの人がいた。
私も浴衣を着ていたが、慣れない浴衣だからか、ホームのでこぼこにつまずいてこけてしまった。
「大丈夫」と手を伸ばして起こしてくれたのは小さな女の子で、今年の夏祭りは素敵な思い出になる予感がした。

「家猫」122203

「猫」
家猫は外の世界にあこがれる毎日をおくっていた。
ある路地でネズミに出会い、驚いた猫は棒にぶち当たって自慢の額に傷をつけた。
二度と外を出歩くもんかと思いながら猫は家路を急いだ。

「海遊館」 122135 松本大樹

「海遊館」 122135 松本大樹
海遊館にいった。
一番見たかったジンベエザメが体調不良で公開されていなかった。
今まで気にしていなかったオニイトマキエイの魅力に気づけた。

「休みたい」122205小鴨 滉

「休みたい」
目が覚めたときからすごく体がだるく、学校に行きたくない。
熱を測るが、平熱以下。
余計体がだるくなる。

「銀行」122107尾崎洋紀

3文物語
 銀行に行った。銀行強盗が現れて人質となってしまい、「なんでわたしがこんなめに……」などと考えながら早く機動隊でも介入してきてはくれないものかとウズウズしていると、膠着状態に飽きてきた犯人が私に話しかけてきた。結構話が合い、罪を償い終えた彼と来年結婚します。
 

「兄弟」122112久保綾香

「兄弟」
 年上だからっていつも威張っていて、けんかの強いお兄ちゃんがあんまり好きじゃなかった。
 でもある日、お母さんから、ぼくが一年生のとき、お兄ちゃんがなかなか友だちのできなかったぼくを心配して、休み時間になるたびにぼくの様子を見にきてくれていたんだって話を聞いた。
けんかもするし、腹立つことはたくさんあるけど、 やっぱりお兄ちゃんは、ぼくにとって世界にたった一人の大事な兄弟なんだと感じた。

「山田君」 122126 波尻晋弥

「山田君」
山田君は運動が苦手で、特に縄跳びが大嫌い。
そんな山田君に担任の先生が毎日付きっ切りで指導しました。
山田君は縄跳びができるようになりました。

「子犬」 122131 益彩子

3文物語
陽子は幼いころ、親戚の家の犬に指を噛まれて以来10年間、ずっと犬恐怖症であった。
しかし、ある日、友人の家で子犬が産まれたという話を聞き、陽子は友人に招かれ、訪ねてみると、とても可愛らしい小さな子犬が五匹仲良くひなたぼっこをしていた。
その日から陽子は子犬が大好きになり、今では恐怖症もすっかりなくなった。

「自宅にて」122120 土井直人


疲れて帰宅した。
好きな音楽を聴いた。
元気が出て、明日もがんばろうと思った。

「自由な猫」122121中尾愛

その路地裏で横たわった猫は、息絶える直前だった。
そこに一人の少年が通りがかりその猫を数秒眺めていたかと思うと、徐に拾い上げて家へ連れ帰り夜もまともに寝ずに看病して、数日経ってすっかり元気になった猫に言った、「お前はもう自由なんだよ、もう歩けるだろう、好きにおし。」
猫は生涯少年から離れず幸せに暮らした。

「出会い」122209 東山朋美

3文小説
いたずら者の子ぎつねコン太は、今日もいたずらをしに人里に下りていきました。
けれど途中にあった罠にかかってしまい、足をけがしてシクシク泣いているところに、鉄砲を担いだ猟師がやってきました。
猟師は、コン太をこっそり助けてくれて、それ以降コン太はいたずらをする回数が少しだけ減りました。

「女の子」123911 山下愛里彩


事件前 女の子が、森へ水汲みに出かけました。
事件  しばらく歩いていると、はらぺこオオカミに出会いました。
事件後 女の子は、もう森から戻ってくることはありませんでした。

「植物」122206 塩足一樹

3文小説
とある科学者が日の光と水と呼吸だけで生きられるようになる薬を作った。
人々は世紀の大発明だと大いによろこび、それを飲んだ。
彼らの子孫は今、「植物」と呼ばれている。

「節分」k123908 河野駿

「節分」
節分の日は豆まきをします。
弟鬼を外に締め出します。
母に怒られます。

「雪のせい」122127 林美咲

122127 林 美咲
姉と夜行バスに乗り、横浜へ行ってすごく楽しかった。
しかし、帰りに大雪が降り、翌日になっても夜行バスは横浜から進んでいなかった。
結局、夜行バスが止まってしまい新幹線で帰ることになってしまって辛かった。