小専火4 6年生説明文 創作 決定稿

k152035

お正月になると、おせち料理を食べるひとが多いと思います。おせち料理に入っているひとつひとつの料理には、それぞれ意味がこめられていることを知っているでしょうか。
そもそも、おせち料理は本来、お正月だけのものではありませんでした。元旦や五節句などの節日を祝うため、神様にお供えして食べるものを「御節供(おせちく)」と呼んでいました。江戸時代にこの行事が庶民に広まると、一年の節日で一番大切なお正月にふるまわれる料理を「おせち料理」と呼ぶようになりました。
ここでは、ひとつひとつの料理にこめられている願いについて少し紹介してみます。
まず、数の子。ニシンの腹子である数の子は、二親(にしん)の子に通じ、卵の数が多いことから「子孫繁栄」を願う縁起物とされています。
つぎに、黒豆には、黒く日焼けするほどマメに、勤勉で健康に暮らせるようにとの願いが込められています。
栗きんとんは、あまりお正月以外には食べることが少ないですね。栗は昔から「勝ち栗」と呼ばれる縁起もの。きんとんは「金団」と書き、黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理です。
これら以外にも、おせち料理にはたくさんの料理が入っています。ほかの料理にこめられた願いについて、ぜひ調べてみましょう。

k152503

みなさんは、神社と大社、神宮の違いを知っていますか。神宮や大社、神社を社号と言います。社号には神宮、宮、大社、社、神社などがあります。元々社号に特別な基準はありませんでしたが、明治維新以降、国家が神社を管理するようになってからは、「神社」を名乗るには国家の公認がなければならず、大社や神宮の社号を得ようとしたら、公認された上で勅許(皇室の許可)などが必要になりました。しかし、第二次大戦後の政教分離によって神社が国家や皇室の管理を離れ、現在では公認や許可は必要無くなり、大社、神宮を名乗る事も原則自由になりました。自由になった今でも、それぞれの社号には、意味が込められています。
神宮は、皇祖神(皇室の祖先とされる神)や天皇を祀る神社、または大和平定に功績のある特定の神を祭神とする神社につけられる社号です。三重県の伊勢神宮、宮崎県の鵜戸神宮などがあげられます。
大社は、全国に多数ある同名の神社の中で宗社(系列神社の本家)にあたり、国が神社を管理していた時代の社格(神社の格付け)で最も高い社格を持つ神社につけられる社号です。島根県の出雲大社、京都府の伏見稲荷大社などがあげられます。
このほかにも、基本的に皇族を祀る宮(東照宮や天満宮などは例外)があり、社や神社は、これら以外の神道における八百万といわれるほど多彩な神を祀っている一般的な神社につけられます。
それぞれの神社の特性、祀られる対象について知ったうえでお参りすると、より深く神仏を尊ぶことができます。

k172501

関西と関東に住んでいる人では同じ日本でも文化が大きく違いますよね。
まず大きくいえるのは話している方言が違いますよね、関西弁と標準語
通じる言葉や通じない言葉、イントネーションが違う,同じ意味なのに違う言い方があるなど様々な違いがあります。
食文化でも違いがいろいろあります。
皆さんが冬になると食べる機会も多くなるすき焼きやおでんこの二つも関西と関東
では異なるものがあります。
関西ではすき焼きはお肉を先に焼き野菜を後からいれしょうゆや砂糖で味付けをします。
関東ではだしを作って、野菜や肉を鍋のように煮て作ります。焼くのと煮るのでは大きく味や風味が変わりますね。関東のすき焼きは明治時代の牛鍋に
ルーツがあるともいわれています。
おでんも関西は薄味、関東は濃いめ、だしの色も透明と不透明と大きく違います。
このように同じ日本でも関西と関東では昔ながらの風習や文化の違いがあり
現在の文化にまで影響を与えていることも多くあります。
このような違いを一度考えてみると面白いですね。

k172503

あなたが今欲しいものは何ですか。ゲーム、漫画、お菓子、ジュースなど様々な実在するものを手に入れる際、あなたはこれらをどのような手段で手に入れますか。お菓子やジュースはお家で作ればよいですが、自分が欲しいゲームがあって、それを自分で作ることはできないと思います。そこで私たちはお金というものを利用してゲームや漫画を手に入れることができます。こうした仕組みはなぜ出来上がったのでしょうか。
ではお金がない世界のことを考えてみましょう。例えば、今あなたは鞄が欲しくて、自分の持っている帽子と交換したいとします。しかし、自分の欲しい鞄を持っている人物に会えたとして、その相手が帽子と交換したいということはまれであると思います。相手の欲しいものを自分が持っていなければ交換は難しいということになります。このようにお金のない世界、つまり大昔は、物と物を交換する方法しかなかったのです。そこで、大昔の人々は、それが不便に感じるようになり、お金の代わりのものを使うようになっていきました。たとえば綺麗な貝がらもそのうちの一つです。貝がらと帽子を交換しておいて、その貝がらでかばんと交換すればよくなったのです。
以上がお金のおおよその歴史です。お金は便利な反面、時に恐ろしいものとなり、私たちの生活不自由にするかもしれません。この文章を読んだあなたが計画的にお金を使えるようになることを願います。

k172510

みなさんの体にはいくつかなくては生きていけないものがあります。
その一つが水です。
水がないと人は生きていくことができません。
日本では当たり前のように飲み水にありつくことができますが、皆さんは水がない生活というものを考えたことがありますか。
どんな国においても、水というものは最重要視されます。
人々の命や生活、経済までもが水を抜きにしては考えることができません。
洗濯や料理、お風呂など私たちの暮らしの様々なところで水は必要不可欠です。
日本は世界の中でも水が豊富な国です。
水道水もそのまま飲めるほどきれいです。
しかし、世界には飲めるようなきれいな水にありつけない人が9億人ほどいると言われています。
また、日本では蛇口をひねれば水が出てきますが世界にはきれいな水を手に入れるためにとてつもない時間をかけて水を汲みに行き、思い水を持って長い距離を歩かなければならない人たちがたくさんいます。
実は、水が足りない国では女性や子供が水くみをしなければならないことが多く、社会に出て働くことができない女性や学校にいけない子供が多くなってしまいます。
水の価格も問題となることがあります。私たちが飲み水を手に入れようと思えば、100円程度で買うことができます。しかし、水道が通っていなくて水が足りない地域では日本の4倍くらいの値段がかかることもあります。
水は天然の資源です。
誰かが作り出したものでもありませんし、誰かのためだけのものでもありません。
日本で暮らしている私たちは、水がないという困難に出会うことは少ないでしょう。
しかし、水が豊富にある日本で暮らす私たちだからこそ水の大切さを知っておく必要があるのではないでしょうか。

k172515

紙はとても身近にあります。
例えば、みなさんが今読んでいる教科書などにも使われています。
紙は文字や絵を書いたり、折って形を作ったりなど様々な用途があります。
そんな何気なく使っている紙ですが、紙ができてすぐはとても高級なもので、普通の人には見ることがないまま生涯を終える人が多くいました。
では、その代わりに昔の人は何に歴史を記録していったのでしょうか。
古代のエジプトでは紙の代わりにパピルスといった植物から紙のようなものを作って使っていました。
石の板にも文字や絵が描かれていた場所もあるようです。
日本では木の板を使って文字を記録していてこれを木簡といって使用していました。
他にも江戸時代には普通の紙は使われていましたが、新聞のもととなった瓦版は屋根瓦に文字が書かれていました。
そして現在では、気軽に使えるパルプ紙や書道の際に使う半紙が代表的な和紙があります。
これらは紙であることは同じですが、作り方は違います。
和紙は原料となる木の繊維をゆでて取り出し、漉きながら作っていきます。
一方、パルプ紙の方は木からチップを作り、砕いて薬品によって紙にしていくのです。
身近で気軽に使えるものでも歴史があることがわかりました。
作り方も様々です。
みなさんも一度自分の身近にあるものの歴史をたどってみてはどうでしょうか。

k172518

現代はインターネット社会と呼ばれ、ネット上で自分の知らないたくさんの人と繋がれるようになりました。LINEやツイッターなどのSNSアプリもその中の1つです。つまり、みなさんももうネット社会の一員なのです。しかし、ネット社会には相手の顔が見えないが故に起こる犯罪や事件が沢山あります。ネット上でおきる犯罪は、名誉毀損といった目に見えない価値の損失から、実際の危害を加えられたり、ネット上でストーカー行為を行われたり、お金を搾取されたりと様々です。
例えば、身近なSNSで、他人を誹謗中傷したり、名誉毀損、個人情報に関わるものを投稿することで、プライバシーの権利を侵害したとして罪に問われることがあります。
?また、携帯電話やパソコンに届くメールにも危険が潜んでいることがあります。添付されているファイルやURLをクリックするとお金を請求されたり、会員登録を装って個人情報を入力させようとするメールが送られることがあります。
むやみに、サイトを開いたり、個人情報を入力しないよう注意することや、迷惑メールが届かないように設定を変えるなどして対策をする必要があります。
?このようなネット犯罪から私たちは身を守れるようにしておかなければいけませんね。

k172519

隠れている「てこ」
皆さんは学校ではさみを使うことがあると思います。鋏を使うと、紙をとても簡単に切ることができますね。学校とはあまり関わりはないですが、とても大きな丸太を棒を一本使うことで浮き上げることができたり、かたい鉄板を変形させることもできるということは知っていますか?
これらのことはすべて「てこ」の原理というものを使っているからなのです。
簡単に言うと「てこ」は小さな力を大きくしてくれるものなのです。
その「てこ」には力点・支点・作用点という三つのポイントが関係しています。その三つのポイントの位置を変えることによって小さな力をぞうふくさせ、丸太を浮き上がらせたり、鉄板を変形させることができるようになるのです。
小さな力をぞうふくさせるためには、
@力点を作用点から離す
A支点を作用点に近づける
B作用点を支点に近づける の三つの方法があります。
はさみで考えると、握る所が力点で刃の重なっているところが支点、紙を切る刃のところが作用点になります。支点と作用点が近いほうが力はぞうふくされるので、はさみで紙を切るときは刃と刃が重なっているところに近いところで切ったほうが小さな力で紙を切ることができるのです。
実は身の回りには「てこ」が活用されているものが思っている以上にたくさんあります。
「てこ」が活用されているものがないか探してみましょう。

k172537

かわぶた
「河豚」
みなさんはどこかでこの文字をみたことがあるでしょう。河に豚で「かわぶた」ではありません。
水族館にもいる、ふくれるあの愛きょうのあるさかなです。
「フグ」という魚について、あなたはどのようなイメージをもっていますか?
鍋や刺身、からあげでおいしい魚というイメージを持っている人もいれば、毒があるあぶない魚というイメージをもっている人もいることでしょう。
高級なフグといえば、トラフグです。
高価ですが、フグといえば、多くの場合このフグのことを指しています。
天然のトラフグは毒をもっています。トラフグはエサから毒素を吸収し、内臓にため込んでいるのです。そのため、養与えるエサを工夫した、毒のないトラフグが養しょくされています。
いずれの場合も、筋肉に毒はありません。「てっさ」や「てっちり」で人気です。
そのような人気のトラフグについても、食べるのが禁止されたことがあります。
それは、豊臣秀吉が朝鮮へ攻め込んだときです。その際に、日本方の兵士がフグを食べ、毒で死んでしまうという事故がありました。この事故以降、豊臣秀吉はフグを食べるのを禁止したそうです。
ですが、現在ではフグは禁止されているどころか、人気です。そのわけにはこのようなエピソードがあります。
日本における最初の総理大臣の伊藤博文は、山口県の旅館に宿泊したことがありました。しかし、その日は不漁で、フグしかとれなかったそうです。伊藤博文はそのフグに興味をもち、毒で死んでも彼自身の責任という条件で、夕食に出すように頼んだそうです。そして、食べてみると、毒にも当たらず、とても絶品であったということからフグ食が再開されたそうです。この点で、現在フグが食べられているのは伊藤博文のおかげということができるかもしれません。
また、現在では、フグをさばくには、免許が必要です。しかし、毎年フグ毒の事故は起こっています。
そのおいしさ、み力自体が「毒」ということでしょうか。

k172902

みなさんはどのくらい「ことわざ」を知っていますか?
ことわざは人々に古くから伝わる教訓です。日本国内で聞くことわざはもちろん日本語ですが、もともと英語だったことわざを和訳し、日本風にアレンジしたものも多く存在します。
そのものの1つに「一石二鳥」が挙げられます。漢字の四字熟語のため、日本発祥なのかと思われていますが、英語では"To kill two birds with one stone"と表され、鳥が二羽集まっていたところで、一羽の鳥を狙って石を投げたら、鳥が二羽とも落ちてきたという、17世紀のイギリスのことわざなのです。
その他にも、
「鉄は熱いうちに打て」"Make hay while the sun shines "
これには"Strike while the iron is hot"という日本語版の英訳も存在しますが、スペインの作家、セルバンテスは「Make hay while the sun shines」という別の比喩でこの教訓を表していました。家畜を育てるにはエサが必要ですが、新鮮な草が取れない季節もあります。それならば「太陽が照っているうちに干し草を作れ」と、天気が晴れたらチャンス到来だと日頃から意識し、そこから生まれたことわざなのです。
?「時は金なり」"Time is money"
これを広めたのは18世紀のアメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンという人です。
?「百聞は一見にしかず」"Seeing is believing"
つまり「見ることは信じることだ」ということです。
このように私たちがよく知っていることわざには外国から入ってきたものがたくさんあります。
日本人発案の言葉かと思うことわざが、実は海外の人たちが考えた格言だったり教訓だということを知ると、言葉や文化は違えど人間がたどり着く境地は万国共通だということに気付かされます。
みなさんの周りにある言葉は、外国からきた言葉にあふれているのではないでしょうか。

k172911

2020年に東京オリンピックが開催されます。日本でオリンピックが行われるということで今とても話題になっています。しかし今回のオリンピック、日本で開催されるのが今回が初めてではありません。実はこれまでに過去3回のオリンピックが日本では行われました。それはいつ行われたのでしょうか。
初めて日本でオリンピックが開催されたのは1964年の第18回東京オリンピックです。この時期は戦後の厳しい時代から復調し高度経済成長期であり、またオリンピック景気ともなり日本もとても盛り上がりました。初めての日本でのオリンピックですしこれを知っている人は多いと思います。
次に2回目に行われたのは1972年札幌冬季オリンピックです。東京オリンピックに続いて冬季のオリンピックも短期間のうちに開催されました。1970年には大阪万国博覧会も行われ世界にも注目され初めてきたところでの開催でした。
そして直近の開催が1998年第18回長野冬季オリンピックです。札幌に続いて冬季での開催となりました。地元開催と有利な点もあり選手団も大活躍し、冬季オリンピック最高の金メダル5個を含む10個のメダルを獲得するなどの大健闘でした。
さて2020年の東京オリンピックでは日本の選手団の活躍がどれほど見れるでしょうか。今からとても楽しみですね。

k172912

今の世界で我々の生活に欠かせないものは一体何でしょうか。
人によって違うかもしれませんが私は携帯だと思います。
携帯を一日中使わずにせいかつしている人はいるでしょうか。
ラインやe-mail、ツイッター、インスタグラムといったようなものがあるSNS。
何か探し物をする際にはグーグルクロームやインターネットを使用します。
何か買い物するのにもAmazonやメルカリなどがあって直接店に行かなくてもいいようになりました。
今では高齢者や児童でさえも持っています。
確かに携帯の普及によって世の中は便利になったかもしれませんが悪影響もあるのです。
子供の携帯使用時間の増加による視力の低下、検索すればなんでもできるようになったことによる学習意欲の低下があります。
歩きスマホという言葉もでき、これによる事故なども少なくはありません。依存することはとても危険なのです。
我々はこういったデメリットを理解して使い方を考えていかなければなりません。
皆さんも一度考えてみてはどうでしょうか。

k172915

皆さん今日本の経済を支えているものが誰なのか知っていますか?それはオタクなのです。
オタクはたったの1秒のために2000円近くのお金を払い、たった1秒のために10時間も並ぶという生き物なのです。
私も乃木坂46のガチオタ(ガチなオタク)なのですが、1度CD が発売するごとの40枚近くのCD を購入し握手会に参加しています。CDを買うだけで5万近く。そのほかタオルやキーホルダー、チケットホルダーなど様々なグッズをかい1枚のシングルにつき軽く6万ほどのお金を使っています。先日開催された握手会でも私は推しである久保史緒里ちゃんに約7000円の祝花を送らせていただきました。
だがしかしこの私などオタク会ではそれほどのものではなく、西野七瀬が最後の握手会となった12月23日に開催された握手会ではカギ閉め(握手会の最後に握手した人のこと)を行った人は約1500枚ほどの握手券をもっていっていたらしいです。金額にして約300万円。信じられないかもしれませんがこれが現実なのです。
オタクはこっちが求めているものに対して見返りが最も少ないものだと客観的にみると感じるかもしれますせん。だがしかし、オタクはその1秒という短い時間でも自分の推しに会えるという幸せのために10時間並べる人たちなのです。1万円の出費なんかどうとも思わないのです。自分の好きな人のために使うことには。食費を削り、生活費を削り、移動費を削りそのようにしていきている人たちなんです。自分のしたいことに一生懸命取り組む。自分の欲に最も素直に生きている人たち。それがオタクなんです。こんな人たちをみなさんはきもいということはできますか?きっとできないでしょう。
今私は人生で1番楽しいと自分でも思います。

k172932

この地球上に今どれだけの国があるか知っているだろうか。
テレビや新聞紙でも日本やアメリカ中国や韓国…などいろんな国のことが流されている。
ではそのように流れてくる情報の国だけなのだろうか。いやそんなことはない。
しかしはっきりとした数はない。いろんな区切り方によって数も違ってくる。
よく言われているのは196か国である。
調べてみるとニュースやテレビでは取り上げられたことのない面白い文化を持った国や日本に生活していたら考えられないような国などいろんな国が見つかるだろう。
いろんなことに興味をもって、考えて、調べてみる。それはいつまでもどんな時にでも忘れてはけないことではないだろうか。
まずは手始めにツバルという珊瑚の美しい国について調べてみよう。
いろいろな方言
私たちが違う地方に住む人たちと話すとき、話す言葉や、イントネーションが違うと感じることはありませんか?
それは地域によって方言などがあるからですよね。関西に住んでいて、当たり前のように話し
ている関西弁も方言なのです。
一般的に共通語として、ニュースなどで使われる標準語と関西弁では、イントネーションが全然違います。ですが、相手がなにを伝えたいのか言っている言葉は理解することができます。
しかし、地域で特別に使われている方言はどうでしょうか?
例えば、北海道では、「あせる」という言葉を「あわくう」と言ったり、「凍りつく」という言葉を「しばれる」と言ったりします。この言葉は普段使わない人からすれば伝わりにくいですよね。そんな時は、方言で話してしまった後にきちんと標準語を使い伝えることが必要になってきます。
このように、方言によって相手がなにを言っているのか理解できないときがあります。
ほかにも、どんな方言があるか調べて、その言葉を使って話してみましょう。
?みなさんは、今までに流れ星を見たことがありますか?晴れた夜空に流れる星に、なにかお願いごとをしたという人はどれくらいいるでしょうか。さて、そんな素敵な流れ星について、詳しく見てみましょう。
?流れ星とは、天体現象のひとつだと言われています。そして、流れ星そのものは、宇宙を漂っているチリや小さい岩のかけらが、地球の重力に引き寄せられて、大気とこすり合わさって、燃えてしまったものなのです。また、全部燃えてしまわずに、地球に落ちたものを隕石と言います。そして、毎年ある決まった時期に多くの流れ星が特定の星座の方向からまとまって現れる現象のことを、流星群といいます。流れ星は一晩中空を見ていればいくつも見つけることが出来ますが、様々な環境の違いによって見え方も異なってくるのです。日本を含むアジア諸国や、北アメリカでは「流れ星に願い事をすれば願いが叶う」という言い伝えをよく聞きますね。しかし、昔は全く反対で流れ星は悪いことが起こる前兆だとも考えられていたそうです。さらに、中部ヨーロッパなどの地域では、「人はそれぞれ大空に自分の星があって、人がこの世からいなくなると、その星は流れ星となって落ちる」と信じられているようです。
?世界の国々の流れ星にまつわる言い伝えをはじめ、流れ星にはまだまだ不思議なところがたくさんあります。みなさんも、流れ星に関する不思議について調べてみましょう。今夜、空を見上げて流れ星を見つけてみてもいいかもしれませんね。
古くから愛されているものをいくつ知っていますか?それらはほぼ全て人々に長い間親しまれたという特徴があります。どのようなものがあるのか考えてみましょう。
 例えばコーラ。コーラは1886年に原型が生まれました。現在のコーラの形になったのはそれからもう少し後の話ですが、そこから全国に広がるにはそう長い時間かかりませんでした。しかし、コーラは実は一度だけ味が変更された事がありました。ですが、評判がそれほど良くなく結局は今の味に戻ることになりました。なぜ好まれなかったのか、その理由は明らかとなっておりませんが、それこそ昔からの味がいいというのが一番の理由でしょう。
 逆に、昔から時代の流れにより衰退していったものについて考えてみましょう。
 例の一つとしてポケベルが挙げられます。日本では1968年にサービスが開始され、1986年に急速に普及しました。携帯電話と激しい競争にもなりましたが、ポケベルからメッセージが発信できないという点からポケベルよりも優れている携帯電話に軍配が上がりポケベルは衰退していきました。
 このように長い間親しまれたものは変化をあまり好まれない場合もありますが時代の流れとともに衰退していったものもあります。このようなものがまだあるか探してみましょう。

k182103

 江戸幕府をひらいた人としてゆうめいな徳川家康。おそらく、日本人であれば知らない人はいないでしょう。では、この徳川家康には人生で3度の「危機(きき)」があったことを知っていますか?1つ目はおさないころ今川家と織田家を行き来したひとじちの時代、2つ目は「三方ヶ原(みかたがはら)の戦い」、3つ目は本能寺の変のすぐあとにおこなった「伊賀越え(いがごえ)」です。どれも一言ではかたりつくせないくらいおもしろいのですが、今回は2つ目の「三方ヶ原の戦い」についてお話します。
 時は1573年の2月4日。戦国最強とうたわれた武田信玄が京都にいる将軍足利義昭(あしかがよしあき)の「織田信長を討て」との命令に応じ、甲斐(かい:いまの山梨県)から大軍を率いて西へと出陣しました。このとき、信長と同盟をくんでいた家康は信玄を止めるために、浜松城(はままつじょう:いまの静岡県)に軍をしき、信玄がやってくるのをまっていました。
 ところが、です。信玄はなんと、浜松城を素通りしてそのまま西へと向かいました。むしされたかっこうになった家康はとてもおこり、浜松城を出て信玄を後ろからおそおうと考えます。しかし、これこそが家康をおびきだそうという信玄のさくせんで、信玄は三方ヶ原というところで家康をまちかまえていました。兵の数は信玄軍の半分ほどしかない家康軍は2時間あまりで大くずれし、浜松城へにげかえります。
 この戦いでゆうしゅうな部下を数多くうしない、きょうふのあまり馬の上で脱糞(だっぷん:う〇こをしてしまうこと)してしまった家康は、このことを忘れないように絵師に顰像(しかみぞう:じぶんのしかめっつらの絵)をかかせたといわれます。以後、常にこの絵を手元におき、決してゆだんしないように自分をいましめていたそうです。人生さいだいの危機をのりこえた家康はこのあと勢力をまし、さいごには江戸幕府をひらきます。
 江戸幕府をひらくまでにも、ひらいたあとにも、家康の人生にはいろいろなできごとがおこります。もしきょうみが出てきたら、家康の人生やのこり2つの危機についてしらべてみてはいかがでしょうか?

k182104

みなさんはお正月が楽しみですか?もし楽しみであればその理由は様々だとお思いますが、一つにお年玉があると思います。今回はお年玉の成り立ちについてみてみましょう。
?? まずお年玉は、新年を祝うために贈られる金品のことです。単に年玉ともいいます。現在では特に子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられています。お歳暮と異なり、目上の者が目下の者に贈るのが特徴です。反対に、目下の者が目上の者に贈る場合はお年賀といいます。
次にお年玉のお年玉の語源をみてみましょう。お年玉の語源はは、正月に祭神を迎えるために供えられた鏡餅がお下がりとして子供に与えられ、その餅が「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことからとする説があります。また、これを年のありがたい賜物であるとして「年賜(としだま)」と呼ばれたことからとする説もあります。
また、昔はかまぼこの板を譲渡していた説も所在するようです。
年玉の習慣は中世にまでさかのぼり、主として武士は太刀を、町人は扇を、医者は薬を贈ったともいわれています。
このように何気なく接している文化も調べてみると、興味深い歴史があるのです。

k182105

みなさんはお正月にお雑煮を食べましたか?
お雑煮は年神様に供えられた餅をおろし、お野菜や魚などを加えて食べたことから始まりました。この習慣は室町時代には始まっていたと伝えられています。
お餅はもともと特別な日に食べる「ハレ」の食べ物であり、高価な食べ物として扱われていました。そのため庶民層にこの習慣が伝わったのは江戸時代以降といわれています。
お雑煮の魅力は、地域によって様々な違いがあるという点です。関西風や関東風などと称されているのを見かけたこともあるのではないでしょうか。
地域によって、その地方で取れる食材を使用したり、逆に普段は食卓に並ばないような特別な食材を使用したお雑煮を作る習慣をもつ地域もあるようです。
自分の住んでいる地域や家庭で出されるお雑煮の具材や味を調べ、他地域に住んでいる友達と結果や意見を交換してみるのもおもしろいでしょう

k182106

みなさん、お正月はどのように過ごしますか。多くの方がお正月を家族で過ごし、当たり前のようにおせちを食べたり、お年玉のやりとりをしたりしていますね。このようなお正月の行事や風習にはひとつひとつの物事にも大切な意味が込められており、由来があります。
まずはおせちについてです。おせちは、年神様に供えるための供物料理です。年神様は、神道という日本に古くからある民族宗教の神様です。もともとは、季節の節目に行う節供の料理を「御節供」「御節料理」といい、やがてお正月だけをさすようになりました。かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。
次は初詣についてです。年の初めにお参りすると、新年の幸福が増すとされています。本来は、自分たちが住んでいる地域の氏神に新年の挨拶をするものですが、やがて、ご利益を求めて年神様のいる方角の社寺にお参りする「恵方参り」をしたり、有名な社寺にお参りするようになりました。
最後に鏡開きについてです。年神様の拠り所だった鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、無病息災を祈ります。また、鏡餅を開くことで年神様をお送りし、お正月に一区切りつける意味もあります。本来は1月20日でしたが、徳川家光の月命日と重なるため、仕事始めと同じ11日に変更されました。
今回は3つだけ紹介しましたが、お正月には他にも様々な行事や風習があります。その行事や風習の由来をぜひ自分で調べてみてください。また、今回紹介した行事や風習についてもより詳しく調べることをおすすめします。

k182107

昆虫の色彩
?みなさんは「目」について考えたことはありますか。私たちは顔にある目玉で景色を見ています。でも、昆虫にはそんな目玉ないですよね。あったら随分気持ち悪いものです。そういった虫たちは私たちとはずいぶんと形の違う目を持っています。そんな虫たちからみた世界はどのような感じなのでしょうか。私たちが見ている世界は違うのでしょうか。
人が見ることのできる可視光線は、380〜780nm(ナノメートル=10億分の1メートル)の波長をもつ電磁波です。人の色覚は、赤・緑・青の3種類の錐体細胞(視細胞)を使い分けることで、三原色という光の違いを見ることができるのです。
一方、チョウやミツバチなど、昆虫の多くは「複眼」と呼ばれる目の構造を持っています。複眼とは、個眼と呼ばれる細かなレンズの集合体であり、いわば光ファイバーを無数に束ねたような構造を持っています。
こうした昆虫の持つ複眼は、人が見ることのできない、いわゆる「不可視光」を見ることができる色覚をそなえています。
では私たちとは異なる光の波長域で生きる昆虫たちには、世界はどのように見えているのでしょうか?
例えば、人の目には可視光を全て反射する色が「白」として感じられますが、昆虫にはこの色が2通りに見えます。その物質が可視光と紫外線を全て反射している場合には「白」、可視光は反射しても紫外線を吸収する場合には、その物体の「固有の色」として見えるのです。後者の場合、その色は人の目にとって未知の色となります。
私たちは、この可視能力を持つことで、鮮やかな色彩に彩られた世界を感じることができています。こうして見ることのできる世界はとても美しいものですが、逆にいえば、私たちが生きる世界は視覚によってつくられた世界であるともいえるのです。
そう考えると、世界が1つの形を持っていると考えることは難しい気もしてきます。もしかすると、あなたの大切な人が見ている世界と、あなたが見ている世界とでは、少しずつ異なっているのかもしれませんね。

k182108

あなたは一日どのくらい睡眠時間をとっていますか??
人は人生の3分の1を費すといわれています。また、睡眠時間は年齢とともに変化するともいわれています。
例えば、1歳から2歳は11?14時間、3歳から5歳は10〜13時間、6歳から13歳は9〜11時間というように睡眠時間は年をとるにつれて短くなるという研究結果があります。つまり、大人より子どものほうがたくさん睡眠時間が必要といえます。おじいさんやおばあさんが朝早起きなのもこれが理由です。
年齢に合った睡眠時間をきちんととり、健康な身体をつくるように心がけましょう。

k182111

最近、2020年に行われる東京オリンピックのことがテレビや新聞で多く取り上げられていますね。では、1964年に日本ではじめて開かれたオリンピックをみなさんは知っていますか?
この1964年の東京オリンピックは、アジア地域初だけでなく有色人種国家初の開催となりました。また、第二次世界大戦の敗戦国となった日本がふたたび国際社会の中心に復帰することを強くアピールする大会となりました。
戦争に影響を受けた時期もあった日本のオリンピックの歴史ですが、五輪のシンボルマークがあらわすように、世界とつながるイベントとして人気を集めていることには変わりはありません。
「平和でより良い世界の実現」を目指して、4年後の東京でもそんな理念とともにスポーツの興奮を世界中とシェアできたらなとおもいます。

k182117

 「日本のお正月の習慣」について皆さんはどのくらい知っていますか?お正月には日本にしかない行いがたくさんあります。お餅を食べたり、凧あげをしたり、初詣に行ったりと当たり前になっているけれどそれを行う意味を考えたことはありますか?もしくは知っていますか?ひとつひとつにどのような意味が込められているのかを見ていきましょう。
 例えば、大晦日31日に縁起をかついで食べる「年越しそば」には”健康長寿”・”家運長命”などの意味があります。これは蕎麦(そば)を長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、細く長くということからきたものです。
お正月の飾り「門松」は、ペン先のように尖った切り口をした竹で囲まれた尖塔型(せんとうがた)をしたもので2つで1対になっています。これには門松を清め、歳神様をお迎えするにあたり神様がやってくる目印になっているのです。
また「初詣」と呼ばれる、年明け最初の神社へのお参りも。全国的に見られるお正月の習慣の1つです。初詣は、通常新しい年が訪れてから三が日の間に、その年の神様の加護と幸運を願ってする、神社へのお参りのことを言います。一般的には三が日の間にしますが、関東では1月7日、関西では1月15日に、松飾りを取り外すまでにお参りをすれば良いとされています。
 他にも鏡餅やおせち料理を食べるなどお正月の伝統的な習慣がたくさんありますよね。しかし、時代を追うごとにそれは少しづつ薄れており、お正月におせち料理を食べない家庭も少なくありません。これらの意味を知り、理解することで私たちが伝統を守り、これまで通りの習慣があり続けることができます。日本人として知ることを始めていきましょう。そしてその得た知識をこれからの子どもたちへ繋いでいきましょう。

k182119

皆さん郷土料理を知っていますか。郷土料理とは、その地域に根付いた産物を使い、その地域独自の調理方法で作られ、地域で広く伝承されている地域固有の料理です。例えば、熊本では、熊本でとれるレンコンとからしを用いた「からしれんこん」や、ねぎを根っこの部分からぐるっと巻いた酢味噌で食べる「一文字のぐるぐる」、小豆の餡とさつまいもを小麦粉で練った生地でくるみ蒸して作る「いきなりだんご」があります。辛子蓮根は、病弱だった細川家の殿様のために考案されたといわれている料理で、一文字のぐるぐるは、ねぎがかつて宮中の女房言葉で「ヒトモジグサ」と呼ばれていたのが由来だとされています。いきなり団子はその名の通り、餡があれば短時間でさっと「いきなり」作ることができることからその名がつきました。このように、郷土料理は地域で伝承されて生まれるのです。みなさんの地域ではどんな郷土料理がありますか。地元の特産物と合わせて調べてみましょう。

k182122

みなさん、世界中の国をできるだけ多く思い出して見てください。どんな国が思い浮かびましたか。
私たちが今生活している地球には何個の国があるでしょうか。なんと196ヵ国です。みなさんが思い浮かべた国の数はこの196ヵ国の内のほんの一部だと思います。
世界中にはまだまだ私たちの知らないような国があり、驚くような文化や習慣がたくさんあるのです。世界中にはいろんな人々が住んでいます。
その世界中の多くの人々が幸せに平和に過ごすためにいろいろな種類の組織があります。
例えばWHO(世界保健機関)があります。幸せになるには健康であることが不可欠です。全ての人々が可能な最高の健康水準に達することを目的としています。世界中のすべての人の健康のために貧しい地域に支援に行ったり、危険な感染症が流行ったときにはいち早く対応します。そのためには一部の人ではなく世界中の国の協力が必要なのです。
また、世界遺産についての組織といえばUNESCOですね。UNESCO(国連教育科学文化機関)は世界の人々に対して人種、性、言語また は宗教の差別なく確認している正義、法の支配、人権や基本的自由に対する尊重のために 教育、科学および文化を通じて人々の間の協力を促進することによって、平和と安全に貢献することされています。いろいろな国のことを知りそれぞれの国の文化や伝統を守るために世界中の人々の協力が必要なのです。
このように世界の人々は協力しながら人々の幸せや平和を守っているのです。一つの国や、一部の人々だけでは達成できません。同じ地球の上に住んでいる者同士、お互いを思いやり、助け合うことが必要なのです。
他にも様々な目的を達成するための組織がたくさんあります。
是非自分たちで調べてみましょう。

k182123

最近さまざまなこしょくが問題となっている。
例を2つほどあげたいと思う。1つ目に、一人で食べる孤食というものがある。共働き家庭が増えたり、家族の中で生活時間が異なったりするとどうしても一緒に食べることができない。また、2つ目に子食がある。姉妹や兄弟だけで食べたり、子ども一人で食べたりすることだ。では、こしょくとは本当に問題なのだろうが。
仮に食事が、お腹を満たすもの、栄養を満たすものだけであるとするならば、こしょくは問題にならないかもしれない。でも、食事はそれだけでなく、コミュニケーションの場、マナーを学ぶ場なのである。だからこしょくはもんだいなのである。やはり、一人で食べるより、みんなで食べた方が、食も進み、楽しみを感じられる。子どもが大人と食べることで、お皿に手を添えることや、いただきますごちそうさまということなど学ぶことができる。
解決策の1つとして、子ども食堂というものがある。大人に見守られながら食べることができる。もちろんマナーを学ぶこともできる。そして、子ども同士のコミュニケーションも取れ、楽しみながら食事をすることができる。さらには、食事を作るところを子どもが見ることができれば自立にもつながる。
では、子ども食堂に問題はないのだろうか。子ども食堂の取り組みが進まない原因として、協力してくれる人やお金が足りないという問題がある。
現代の社会の状態から、どんどん増えつつある問題であるこしょく。毎日、欠かさずする食事はとても大切なのである。全ての子どもが、ただいまと毎日帰りたくなって、温かいご飯から、他人のあたたかさを感じられる機会ができれば良いのではないだろうか?

k182128

剣道というものを知っていますか。
剣道とは、日本の武術の一つである剣術から派生した武道です。
剣道には竹刀、木刀、剣道着、はかま、防具といったいろいろな道具が必要となります。
剣道着、はかま、防具の着用の正しさは段位を取るうえで
非常に重要となります。また、剣道は礼節を非常に大切にしています。試合中に審判に少しでも失礼な態度をとったりすると罰則があります。
勝利後のガッツポーズなど絶対に行ってはいけないのです。ガッツポーズをしてしまうと対戦相手に失礼であり、対戦相手へのへの敬意が足りていないと審判に判断されてしますのです。他にも、剣道場を出入りする時は、必ず一礼をしなければならなかったりします。防具を外す時は必ず正座で行はなければなりません。
道具の扱いにもとても慎重です。床に置いた竹刀をまたいでしまったりすると、とても怒られます。
剣道には、その技術がどれほどのものなのかを表すために段級位制があります。
六級から一級、初段から八段までの段級位です。かつて九・十段もありましたが今は廃止されています。
二段から七段は、ひとつ下の段位を受有してから、その段位の数と同じだけの年数の修行を重ねないと次の段位審査を受けることができなません。
例えば、四段を目指すは、三段を受有してから三年間修行を積まないと、四段の審査を受けることができないのです。
また、最高位である八段のみ、七段合格から十年間の修行を必要とします。
段位をとることはもちろん簡単ではないですが、特に六段より上への合格は非常に難しく、
七段の合格率は8%、八段に至っては1%となります。
少なくとも三十年以上は鍛錬を重ねてきた七段の先生方が百人受験しても、
そのうちの一人しか合格できないということです。
?優れた剣道家でも、生涯を通じて挑戦し続けたもののとうとう届かないまま亡くなった、
ということも少なくありません。
剣道とはとても深い武道です。もしする機会があれば、その奥深さを感じてみてください。

k182130

新しい年にもなり、寒い日が続きますね。皆さんはどのようにして暖をとりますか。最近は、エアコンや床暖などが販売されていますが、今回はその中でも様々な歴史を持つこたつについてご紹介したいと思います。
今のこたつは電気で温めますが、当然、昔は電気などありません。暖をとるといえば、囲炉裏の火しかありませんでした。こたつの原型が登場したのは室町時代。囲炉裏の「おき」と呼ばれる消えかけた炭に灰をかぶせ、その上に足のついた台を置いて衣服をかぶせて使ったのがこたつの始まりと言われています。その後布団をかけるようになったようです。
一般家庭に普及したのは、そのさらに後に現れた可動式のこたつ。火鉢とやぐらを組み合わせたものでした。この持ち歩ける暖房器具は、「行火(あんか)」とも呼ばれていたようです。炭を使うのであまり長い間温かさは持ちませんし、火加減・熱加減が非常に難しく、火傷してしまうこともあったようです。掘りごたつが一般家庭で見られるようになったのは明治時代。大正時代から電気こたつはあったようですが、一般に普及していったのは戦後のことだそうです。電気こたつの何が一番良いかというと、それは安全性です。それまでは直接火(木炭や炭団など)を使って熱源としていたので、火傷や火事の可能性もありました。また、一酸化炭素中毒の危険性も当然あったのです。これが電気になったことによって、火事や事故の心配をせず、安心安全にこたつを使用できるようになりました。
このように室町時代から現代まで、形を少しずつ変えながら人々を温めて続けてくれていたのです。こたつも日本の素敵な文化ひとつということなんですね。皆さんの周りには多くの歴史価値をもつ製品が溢れています。他に日本ではどんな歴史ある文化があるのでしょうか。他の道具について調べてみたり、日常生活で使われる言葉について調べてみても面白いかもしれませんね。

k182133

皆さんは朝ごはんを毎日食べていますか?朝ごはんを食べることが大切だということは聞いたことがあるかもしれません。ではなぜ朝ごはんは大切だと言われるのでしょうか。
私たちは「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。朝起きた時に頭がボーっとするのは寝ている間にブドウ糖を消費して、足りなくなっているからなのです。朝ごはんを食べないと体は動いても頭がぼんやりしたままだということになりがちです。脳のエネルギー源のブドウ糖を朝ごはんでしっかり補給し脳を目覚めさせることが大切です。ブドウ糖は米、パン、フルーツ類などに多く含まれます。
また、人間は「体内リズム」と呼ばれるものを持っているのを知っていますか?体内リズムとは一日単位で睡眠や体温、血圧の変化をつかさどっている大切な機能です。これは光と関係があり、太陽がのぼっている間は活動的に、沈んだら休息するように働きかけています。体内リズムが自分の生活リズムとずれてしまうと大きなストレスとなってしまい、体の不調を引き起こしたり感情が不安定になったりしてしまいます。体内リズムと生活リズムのずれを無くすためにはブドウ糖を含む朝ごはんを食べて活動することがとても大切です。朝ごはんを食べてしっかりとリズムをつくりましょう。
このように、脳を目覚めさせるため、一日のリズムをしっかりつくるため、朝ごはんはとても大切な役割を担っているのです。
皆さんも健やかな毎日のため、朝ごはんを食べる習慣をつけましょう。

k182134

身近なことからみる社会の特性
みなさんは吹奏楽を知っていますか?吹奏楽とは沢山の楽器を演奏し一つの曲を作り上げる音楽のことです。夏の甲子園の応援を演奏しているのは吹奏楽部の人が多いことでしょう。今日はその吹奏楽についてお話します。
吹奏楽の歴史は古代エジプトまでさかのぼります。行進の伴奏などに吹奏楽が使われていたという記録が絵などで残っているそうです。その当時の吹奏楽は、今よりもっと簡単なもので、楽器の数も豊富ではありませんでした。ここでの吹奏楽は広い意味のもので、吹いて奏でる音楽であり、管で出来ている楽器を主体として演奏される音楽のことでした。
今、中・高等学校や社会人団体等での吹奏楽は一般的にはこれと比べて、狭義なものだといえるでしょう。狭義の吹奏楽は、十数名から百名ほどの規模で編成された楽団で、木でできた楽器と、金からできた楽器のどちらをも含み、叩いてならす楽器がこれに加わるというものです。
こうして吹奏楽を振り返ると、昔の吹奏楽と比べ、現代の吹奏楽は人と共に奏でる、協調性に重きが置かれているように感じます。現代社会でも、協調性が大切、人と協力し成し遂げることが大切といわれる中、その特性を吹奏楽の歴史にも感じることが出来ます、みなさんも、身近な活動やスポーツの歴史の中での変化を知ることで、現代社会の特徴が見えてくるかもしれません。

k182136

寒い季節になりましたね。この季節になると、「ごほんごほん」とせきをしている人や、鼻水が止まらない人、また、熱がある人を目にする機会が多くなります。いわゆる、「かぜ」をひいている人が多く出てきて、病院が大いそがしになってきます。かぜをひくと自分自身もしんどくてつらい思いをするけれどつらいのは自分だけではないのです。かぜは周りの人にうつってしまうこともあるのです。せきや鼻水をみて、いやな気持ちになる人もいることでしょう。
そんな、かぜをひかないためにはどのような工夫や配りょが必要だと思いますか。考えていきましょう。また、かぜをなぜ引いてしまうのかも見ていきましょう。
かぜの原因は目には見えないウイルスが私たちのカラダにはいってくることからおこります。体は悪いウイルスを体の中から出そう戦います。そのため、人間のカラダはくしゃみやせきという行動を起こすのです。また、ウイルスを退治するために、カラダはがんばりすぎて熱が出てしまうのです。このしょう状が「かぜ」と言われるのです。ウイルスはとても強いので、私たちは「薬」に助けてもらい、かぜを治したりもします。
では、そんなかぜをひかないようにするにはどんなことをすればよいのでしょうか。
そこで大切なのが、一つ目は「手洗いうがい」です。手をせっけんで、きちんと正しい洗い方をすればウイルスとはおさらばできるのです。また、うがいをすることで、のどについている目には見えないホコリやウイルスを洗い流すことができます。手洗いうがいを行わないのはウイルスをカラダの中に進んで取り入れているのと同じなのです。
二つ目はかぜに負けないカラダをつくることです。どんなことをすればいいのかというと、普段からの食事が大切になってきます。栄養をバランス良く取り入れ、適度な運動をしてカラダをきたえることが健康に近づくかぎなのです。
かぜのウイルスは目に見えないのがやっかいですが、手洗いやうがい、ご飯や運動に気を付けていれば、防ぐことができます。この二つを守っていない人よりも、守っている人の方がかぜをひきにくいといわれています。みなさんが気持ちよく過ごすためにも「かぜをひかない」ということは大切ではないでしょうか。まずは、自分の生活を見直し、できそうなことからチャレンジしてみましょう。

k182137

自分は無宗教だと信じ込んでいる日本人は少なくない。しかし国際的には日本人のほとんどは広義の仏教徒であると言われている。日本人の習慣や行事に、日本古来の宗教である神道や仏教が深く根差していることからこのように言われているのであろう。
新年の祝賀はまさに仏教的なものである。大晦日にならす除夜の鐘は、人間の罪を浄化するという意味がある。また108回打ち鳴らすのは、すべての人間は108個の煩悩に縛られているという考えからだ。
2月での家庭行事にある、節分の日。節分には「季節の節目」という意味があり、洗心と浄化を目的として行われている。またその日は悪鬼や悪霊を家から追い払うために、煎った豆を撒く。
夏にはお盆という行事がある。夏の夜には数々の提灯の下で踊る、盆踊りという祭りが開催される。これも仏教由来の祭りである。お盆は先祖の魂が帰ってくる行事で、通常3日間にわたって行われる。その日には、先祖の魂が迷わないように家お前に盆提灯を吊り下げるのが習わしだ。盆踊りにもまた、先祖の魂を祀る大切な意味合いがある。お盆の最終日には先祖の魂を再びあの世へ導くために灯篭流しなどが行われます。
日本人が習慣として行っている行事の多くは仏教や神道に関連しているのです。
現ぢ社会に息づく古い習慣や伝統をふと見かけると、旅行などもより印象深いものになるかもしれません。大きな寺社や仏塔のような荘厳な宗教建築物から、道端にひっそりと佇む地蔵まで、日本文化のところどころに仏教は存在しているのです。

k182138

五大栄養素という言葉を聞いたことがありますか?
これは、私たちが健康に生きていくために必要な栄養素です。炭水化物・脂質・タンパク質・無機質・ビタミンの五つです。
炭水化物はからだと頭を働かせる栄養素です。私達は一日に必要なエネルギーの約60%をこの炭水化物から取り入れています。主な食品は米、パン、パスタです。
脂質はからだの中で燃えてからだを動かすエネルギーになる栄養素です。体温を保つ働きもあります。主な食品は肉、魚、牛乳です。
タンパク質はからだを作る栄養素です。筋肉や皮膚、骨を作る材料になっています。主な食品は肉、魚、卵などです。
無機質はからだを整える役割があります。無機質はからだの中で作ることが出来ないので食事で取らなければなりません。主な食品は牛乳、乳製品、レバーです。
ビタミンはからだを守ったり他の栄養素の働きを助ける働きがあります。ビタミンは全部で13種類あります。主な食品はトマト、にんじん、かぼちゃ、豚肉です。
これらの五大栄養素をとるためには、具のたくさん入ったカレーやお味噌汁がいいといわれています。また一汁三菜に心がけるのもいいことです。
健康に生きていくために食はとても大事です。好き嫌いをせず、いろんな食べ物をバランスよく食べていきましょう。

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?四年に一度行われるスポーツの祭典「オリンピック」。世界中でたくさんスポーツの大会が行われている中で、オリンピックは最も人々の注目を集める大会だといえます。平昌(ピョンチャン)オリンピックも、競技の結果が連日インターネット、TV、新聞等で報道されていましたね。では、そもそもオリンピックはいつだれが始めたのでしょうか。
 オリンピックの前身となった古代オリンピックが行われていたのは、紀元前9世紀ごろのギリシャといわれています。ギリシャの神様をあがめるための宗教的な行事で、戦争が絶えず行われていたギリシャでもオリンピックが開かれているときは戦争を休止することが決まりとされていました。最初はギリシア人だけが参加していましたが、次第にギリシャ周辺の国の人々も参加するようになりました。
 しかし宗教的な問題で大会を開さいすることがだんだん難しくなり、393年の第293回オリンピック競技大祭を最後に、古代オリンピックの歴史は幕を閉じます。
約1500年たった1896年にふたたびオリンピックが開かれることとなりますが、これは古代オリンピックとは全く異なるもので、近代オリンピックといわれます。フランスのピエール・ド・クーベルタン男しゃくがとある会議でオリンピック復興を呼びかける講演を行ったことがきっかけです。近代オリンピックは、古代オリンピックとちがい、宗教的な意味合いをふくんでいません。彼は「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国せきなど様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現にこうけんする」ことを提唱し、それが世界中の人々に賛同され、近代オリンピックの開さいを決定することにつながりました。
 近代オリンピックはなにも問題なく開かれてきたのではありません。二つの世界大戦による中断など、オリンピックはいつもその時の社会の状きょうに左右され、そのたびに「あるべき姿」が問い直されてきたのです。しかしオリンピックは今も続いています。これはクーベルタンが提唱した精神が世代や国境をこえて共感をよんでいるからなのです。
いよいよ2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開かれますね。皆さんも今からワクワクしているのではないでしょうか。オリンピックでは選手や競技に注目してしまいがちですが、クーベルタンがオリンピックにこめた願いを思い出しながら観戦すると、またちがった見え方があるのではないでしょうか。

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「きょうわは、かねらないわしてよ。せやから、がいしょくらできやんやん。いえでりょうりしたら、ええわして。どーどゆうて、つくっちゃる。」
私の住む和歌山県北部の方言です。なんてヘンテコな言葉でしょう。みなさんは、どういう意味か分かりましたか。
方言は、それぞれ地域で様々に言語が発達して、出来た言葉です。出来た言葉といっても、その地域に住む人達は、それを当たり前のように使って生きていますから、そこで育てられた文化のようなものです。
さて、和歌山の方言は、大阪に近いので大阪弁にもよく似ています。訛りが強くなければ、ある程度の言葉は伝わります。
一方、沖縄弁を皆さん知っていますか。「にふぇーでーびる」なんという意味でしょう。これはありがとうを表します。不思議ですね。同じ日本語でもこんなにも違うのです。言葉は人ともに移動し、変化します。離れた島では言葉の発展もゆっくりで、日本の古い時代の言われ方が残っているとされています。
また、同じ地域に住んでいても、社会階層や民族によって言葉が異なることもあります。それらを社会方言といいます。赤ちゃんがいる家庭ではその家族にしか伝わらない、幼児語があったりしますね。それもひとつの社会方言です。
現代では、テレビやスマートフォンから標準語がたくさん聞こえてきます。訛りの強い方言は笑われ、少しずつ少なくなっています。方言はとても面白く、その地域の色がとてもよく出ているものです。このまま消えてしまうのは、なんとももったいないでしょう。私は、その地域の人たちが育ててきた、「ふるさとの言葉」を大切に残していくべきだと思うのです。方言をかわいがり、いっぱい他の地域に住む人と話してみてください。あなたの持つ「ふるさとの言葉」は、あなたにとって一生の誇りとなるでしょう。
さあ、あなたのふるさとの言葉を調べてみましょう。これも方言だったのか、と新たな発見があるに違いありません。

k182146

皆さんは読書をしますか? 本を読むことは私たちにとってとても重要なことです。では、なぜ本を読むことが重要なのでしょうか。一言で言うとすれば、そこには人類の学びが詰め込まれているからです。昔の人がどのように新しい考えを開拓していったか、それをどのように受け継いできたか、そこにはどのような苦労があったのか、を知ることができます。本を読むということは、 先人・偉人から一対一の授業を受けるようなものです。また、作文などを書く上でも読書の量と質は大きく影響します。十分な知識を得た脳は、柔軟な思考とよく練られた考えをもたらします。
?このように読書は私たちに様々な影響を与えます。皆さんも本を読むということに目を向けてみてはどうでしょうか。

k182149

カメレオンを知っていますか?カメレオンは体の色を変え、背景に溶け込んでしまう忍者のような爬虫類です。ではカメレオンはどうして体の色が変わるのでしょうか。カメレオンは皮膚で周りの色を感じとります。ですからカメレオンに目隠しをしても体の色は変わります。カメレオンは体の皮膚の細胞に赤、白、黒、黄の色の粒を持っています。この粒は外から光や熱を浴びると大きさがある変わります。カメレオンはこの色の粒の大きさの組み合わせが変わることで体の色を変えます。カメレオンは本当に不思議な生き物ですね。

k182501

皆さんは月を見たことがありますか。見たことがない人のほうが少ないと思います。最近「月へ行く」といった社長さんも話題になりましたよね。しかし月旅行には危険があります。何といっても宇宙に出るわけですから、地球と状況は違います。ではその月に初めて行った人は誰なのでしょうか。
人類で初めて月に着面したのはニール・アームストロングというアメリカ人です。彼はバズ・オルドリンとマイケル・コリンズとともに、「アポロ11号」という宇宙船に乗って月を目指しました。月へ着陸する際には、着陸地点がずれたことや安全にもかかわらず警報がなるなどのトラブルがありました。それでも彼らは無事着陸し、その様子がテレビで生中継されました。当時のケネディ大統領は「人類を月に着陸させ、安全に帰還させる」という目標を掲げており、それが無事に達成されたのです。
月に着面した際、ニールは「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」と述べました。人類が月に行くのはそれまでには難しかったですが、彼はそれを達成しました。私たちも難しいからといって諦めず、最後までやり抜こうと努力しなければならないと思います。

k182505

小学校最後の仕上げとして討論会(ディベート)を行ってみましょう。
ディベートとは、ある公的な主題について、ことなる立場に分かれて議論することを言います。
六年二組では「ユニバーサルスタジオジャパンと東京ディズニーランド、行くならどちらがよいか」という主題でユニバーサル側とディズニーランド側に分かれて討論することになりました。
クラスの役割分担は次の通りです。
●討論する班
・ユニバーサルスタジオジャパン
・ディズニーランド
●司会…討論会の進行役を務めます。
●タイムキーパー…時間を計ります。
●討論会の様子を見て、聞く人…最後にどちらがゆうせいであったか決めます。
 討論会の流れ
※打ち合わせ
@????ユニバーサル側立論
A????ディズニーランド側からユニバーサル側に対する質問と応答
B????ディズニーランド側立論
C????ユニバーサル側からディズニーランド側に対する質問と応答
※作戦タイム@
D ディズニーランド側の反ばく
E ユニバーサル側の反ばく
※作戦タイムA
F ディズニーランド側最終べん論
G ユニバーサル側最終べん論
まず最初の打ち合わせでなぜ行くならそこへ行くのがよいか、しっかりと自分たちの主張を考えます。
質問は相手の主張の中で少しでもおかしいなと思ったところなどを聞いてみましょう。質問された側はしっかりと質問に答えられるように、前の打ち合わせの段階で質問されそうなことを考えておきましょう。
反ばくでは、相手側の主張に対するひはんを行います。ここでさっき質問されて答えられなかったところを答えます。
最終べん論ではこれまでの質問やひはんなどをふまえながら、自分たちの方が正しいということをアピールします。
最後に討論会の様子を見ていた友達や先生にどちらの方がゆうせいであったか多数決をとってもらいます。
 みなさんも、これとは違う主題なんかを考えてみて、討論会にちょう戦してみましょう。また、ここをもっと工夫したらよくなるところなどを探して、みんなでより良い討論会ができるように高めていきましょう。

k182515

日本が生みだしたもののひとつにカラオケボックスがあります。小さな部屋でマイクや楽器を使って伴奏に合わせながら歌を歌うことができます。みなさんのなかにも家族の人といったことがある人がいるのではないでしょうか。
もともとカラオケは食事をするレストランや酒場で曲の伴奏を流して大声で歌うものが主流でした。今でも外国ではそのような風習が多くあります。
その後日本では小さな部屋で少人数でマイクを使って歌手さながらに歌うことのできるカラオケボックスが誕生しました。今では大人だけではなく学生の間でも流行っています。家族で歌うためのファミリールームや大人数用のパーティールームが設置されているカラオケボックスもあります。家の中で同じようにカラオケを楽しむことのできる機械も発売されました。
最近は外国にも日本のカラオケボックスが輸出されていますが、欧米では大きな場所で思い切り歌うことが気持ちいいとされているのでなかなか受け入れられないようです。人から見られない場所で大きな声で歌える環境をお金を払って喜んで利用するというのは日本人特有なのかもしれません。
カラオケボックスのほかにも日本人が発明したものはたくさんあり、外国で愛されているものも多く存在します。日本人の発明についてみなさんも調べてみましょう。

k182703

『日本で一番人のいない県 鳥取県』
日本には47の都道府県があります。日本の首都でたくさんの人が集ま3る東京都、かつて天下の台所ともいわれた大阪、1番面積の大きい北海道などがあります。その中でも最も人口の少ない県であるのは鳥取県です。みなさんは鳥取県についてどのくらい知っていますか。
鳥取県とは日本の中国地方の北部、日本海側にあります。ここでよくまちがえるのは、「鳥取県」と「島根県」です。どちらも日本海側にありますが、「鳥取県」は右、「島根県」は左にあります。なぜこんなにもまちがえる人が多いのでしょうか。その理由の中の一つは鳥取県の認知度が低いことです。人口が少なく、特別な観光地がないため、他の都道府県の人たちからの印象はうすくなっています。また、鳥取県と島根県は2つ合わせて山いん地方というため、二県が混合してしまう人が多いのです。それを生かして、近年では鳥取県も島根県も、ポスターやインターネットでの宣伝では「鳥取県は右側」、「島根県はこっち(左側)!」などのアピールをしています。
鳥取県が他の県へアピールしているもので、観光のポイントがいくつかあります。その中の一つに中国地方最大、また日本百名山にも選ばれている大山があります。大山ではとてもきれいな水がとることができるだけではなく、牧場やスキー場、整備された登山のコースがあり、すべての季節を楽しむことができます。しかしかつての大山は荒れており、観光によるかん境破かいが多くあり、地面がむき出しになっていたこともありました。その保護のために、登山客に山の頂上に登るときに大山から落ちた石を元の場所に戻す「一木一石運動」や、植林の活動が盛んに行われ、今は頂上付近にたくさんのキャラボクの木が植えてあります。
鳥取県は近年人口減少による高れい化が進んでいます。特に目立った観光地もなく、認知度の低い鳥取県ですが、悪い点を大きくぬりかえる程、まだまだすごいところはあります。皆さんもぜひ調べてみて下さい。また、自分の住んでいる都道府県についても調べてみてはどうでしょうか。

k182706

中学の部活動にもほとんどあるであろうバスケットボールという競技について説明します。
バスケットボールは、1891年にアメリカで考えられたスポーツです。そのため、アメリカでは、バスケットボールは日本よりも非常に人気の高いスポーツです。5人対5人の2チームが、1つのボールを手であつかい、長方形のコート上のはしとはしに置かれた、リング状のバスケットにボールを上から通すこと(ゴール)で得点を競う球技です。公式試合は屋内競技として行われます。また、籠球(ろうきゅう)とも呼ばれます。
競技の特徴については、まず、ボールを保持したまま基本的に移動できません。つぎに、連続して移動する場合は床面でボールをバウンドさせるドリブルを行い移動します。一度、ボールを持ってしまうとドリブルはつけません。そして、ボールに対して下半身を使えません。また、人との接触に関しての規定が比較的多くあり、故意に接触することや相手の身体や衣服をつかむことが禁止されています。このような特徴以外にも、まだまだたくさんあります。
また、バスケットボールの歴史をまとめましょう。バスケットボールを考え出したのは、カナダ人のジェームズ・ネイスミスという人物です。彼は、アメリカンフットボールやサッカー、ラクロスなどの要素を取り出すこととし、ボールを使用すること、ラフプレー(ルールに反する乱暴なプレー)を取り除きたくて、タックルをなくすためボールを持ったまま走ってはいけないことにしました。また、ゲーム中の安全性を高めるためプレーヤー同士の身体の接触を少なくすることが考えられました。最初は彼がつくった13個のルールでしたが、現在では約250ほどのルールがあります。しかし、ゲームの形式は基本的にほとんど変わっていません。
最後に、みなさんはNBAは知っていますか。NBAとは、世界最高峰のバスケットボールリーグです。マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントなどスーパースターの選手がいます。
このうように魅力あるスポーツ、バスケットボールを中学の部活動で体験してみてはどうですか。

k182711

冬の森
みなさんは冬に森に行ったことはありますか。冬の森は、紅葉が終わり、葉は枯れて落ちているのでつまらないと思う人もいるかもしれません。しかし冬の森の地面をよく見ると、様々な発見をすることが出来ます。
 落ち葉を見てみましょう。地面に落ちた葉が白くなっています。それはカビです。カビは落ち葉の全体をおおい、落ち葉を細かくボロボロにします。ボロボロになった落ち葉は、栄養分のある土になります。
 落ち葉を何枚かめくってみましょう。落ち葉の下は落ち葉の上より暖かいので、ダンゴムシ、トビムシ、クモ、カタツムリなど、小さな生き物がたくさんいます。小さな生き物は落ち葉などを食べてふんをします。そのふんも栄養分のある土になります。
 ダンゴムシが死んでいるのを見つけました。ダンゴムシも落ち葉と同じようにカビにおおわれて分解されます。カビだけでなく、目に見えないほど小さなバクテリアも分解しています。バクテリアは死がいやふんも分解し、栄養のある土を作ります。
 このように冬の森の地面では、様々な形で豊かな土が作られています。冬が終わって春になり、植物が増えてきますが、冬の間に作られた土の栄養で育っているのです。冬も植物にとって大切な季節なのですね。

k182712

皆さんは帽子をかぶることがあると思います。暑さを防げたり、おしゃれの一環として帽子を使っていると思います。
しかし帽子には暑さをしのぐ以外にも大きな役目が帽子によってあるのです。
麦わら帽子の役目を知っていますか。麦わら帽子は小さな網目状になっているため、水の中から小さなものを取り出したりするときなどにざるの役割があります。
砂漠地帯でかぶられている帽子は水が少ない砂漠ならではの役割があります。それは水を貯めておくという役割です。
他の帽子にもそれぞれの役割があります。一度調べてみましょう。

k182719

おせち料理は弥生時代に中国から伝わったことに始まり、江戸時代後期に現代に近い形になっています。おせち料理はどのような歴史をたどって、生まれたのでしょうか。
おせち料理の歴史は、弥生時代まで遡ります。
稲作が縄文時代の終わりに中国から日本に伝来し、弥生時代にかけて広まったことで、狩猟中心の社会から農耕中心の社会へと変わりました。中国から「節」を季節の変わり目とする暦ももたらされ、節ごとに収穫を神様に感謝して、「節供」といわれるお供え物をする習慣が生まれました。
「節供」として供えた作物を料理したものを「節供料理」と呼び、おせち料理のもとになったとされています。
おせち料理は江戸時代末期には現代のものに近い形になりましたが、「おせち」と呼ばれるようになったのは、第二次世界大戦後のことです。それまで、おせちは、「食積(くいつみ)」、あるいは、「蓬莱」と呼ばれていました。
現代では和洋折衷のおせちなどが登場し、おせちは伝統的な料理にとらわれないものとなりつつありますが、今まで多様に変化してきたように、これからも時代に合わせて変化していくのかもしれません。

k182720

『地球と人間』
みなさんは自分が今どこに住んでいるのかわかりますよね。そう、日本です。もっと広い視野でみると地球に住んでいます。
地球は太陽系の太陽から3番目に近い惑星(わくせい)と呼ばれる大きな星です。さらに、惑星の中でゆい一水のある星ともいわれています。水があるからこそ私たち人間、そのほかの動植物が暮らしていけるわけです。
ところで、みなさんは地球が誕生してすぐには存在していなかったことを知っていましたか。知っていたとすればどのようにして人間が誕生したのかは知っていますか。
では、人間誕生を理解する前に地球がどのように生まれたのかを知りましょう。
地球が誕生したのは今から約46億年前、太陽がつくられた後に残ったガスやちりなどが太陽の周りを回り始めたところから始まります。このガスやちりがしょうとつしあい、だんだんと大きくなって「微惑星(びわくせい)」という惑星というにはまだまだ小さいけれど大きな星がいくつかつくられていきます。そして、この微惑星がしょうとつ・合体をくり返すことによって地球のもととなる原始地球が誕生しました。
この原始地球は地球よりも一回り小さく、地球のように酸素は多くなく、主な大気が二酸化炭素で出来ています。
さらに、原始地球が今の地球と同じくらいの大きさまでしょうとつ・合体をくり返した後、今から38億年前地球に存在していた氷が解けて海が誕生しました。そして海のできたのと同じ時期に海の中で生命が生まれます。その中に人間の祖先と呼ばれる生物も誕生しました。人間の誕生は38億年前の海の誕生とともに地球に生命が誕生しました。
しかし、生命が誕生し私たちの祖先とも呼ばれる生物も誕生したといってもこの生命たちは私たちよりもはるかに小さいバクテリアと呼ばれる生物だけでした。
しかも、この生物も海の中にある有機物という栄養を利用して酸素を使わずに生活していました。けれども有機物だけでは限界があったため生物たちはやがて自分たちで栄養を作り出す手段を見つけました。それが光合成です。今から約35億年前にシアノバクテリアという植物が登場しました。シアノバクテリアは光合成によって、二酸化炭素から自分たちの栄養分を作り出すことが出来るようになりました。
そして、シアノバクテリアが自分たちの栄養分を作ると同時に出てくる酸素によって、酸素を利用して呼吸するび生物も生活できるようになります。こうして生命は水の中で共存しながら長い間生きていきます。
では、生命はいつ海の中の生活から陸の生活へ変化したのでしょうか。
そもそも、このころの地球は、生物が海でしか生活が出来ないくらい太陽からのし外線を浴びている状態でした。生物にとってし外線は強く浴びすぎてしまうと命にかかわるものであるためこの時の生命が海から出たしゅん間その生物はし外線によって命を絶たなければならないことでしょう。
けれども、この問題を解決したのはオゾン層です。とつ然植物たちが大量にはんしょくしたため盛んに光合成が行われ海の中だけではなく陸上にも酸素が大量に存在するようになってとうとう高度約20〜50kmの領域にオゾン層というし外線をはね返すかべが出来たのです。
これにより陸の上が安全になって、生物が次々と上陸し始めたのです。最初に植物が上陸して大はんしょくをした後、動物たちも上陸しだんだんと大きく進化してったのです。
やがて約2億3000万年前に恐竜(きょうりゅう)が登場し、陸、海、空すべてを支配していきます。同時に鳥やほ乳類の先祖を恐竜から分化して登場していきました。
ところが、6500年前恐竜はいん石により全めつしてします。恐竜の絶めつ後、生き残った小型のほ乳動物や鳥類、は虫類などがはん栄していき、人類の先祖とされているれい長類も出現してきました。
そして、数百万年前人類は独自の進化を成しとげていき今の人間がいるのです。
こうしてみると、人間と地球は切っても切れない仲であります。それなのに私たちは、今、この地球を温暖化や大気汚染(たいきおせん)などでよごしてきています。どうか、私たちの地球を大切にあつかっていこうと思いませんか。

k182726

私たちの身体を流れる血液。その流れのことを血液の循環といいます。どのようにして血液の循環は行われているのでしょうか。
血液の循環で一番欠かせない器官は心臓です。実は心臓には4つの部屋があるのです。その4つは左心房、左心室、右心房、右心室と言う名前でそれぞれが身体中を巡った血液を受け取ったり逆に血液を送り出しているのです。
そして、心臓はポンプのようにして血液を身体中に送り流しています。送り出された血液は身体中に酸素を送り私たちの活動を支えています。
もう一つ大切な器官は肺です。身体中を巡り再び心臓に戻ってきた血液には二酸化炭素などのいらないものも含まれています。その血液を呼吸によって二酸化炭素と酸素を取り換え新鮮な血液に入れ替えているのです。そうすることで身体中を巡る血液はいつも酸素を多く含んだ状態を維持でき私たちは生きていくことが出来るのです。
このようにして血液の循環は行われています。人の仕組みは生活しやすいように進化し今のような仕組みへと変わっていきましたが、まだまだ不思議ですよね。ほかにも消化など様々な仕組みがあります。どれも面白い仕組みばかりです。みなさんもぜひ調べてみましょう。

k182728

西洋式の食事どころではテーブルに布をひきます。そのひいてある布の上にはコップやフォークやナイフお皿などが並んでいます。その布を勢いよく引っ張ると乗ってあるコップなどは倒れたりすることなく布を引き抜くことができます。
なぜこんなことができるのでしょう。
止まっている物体はその場で止まり続ける。という性質があります。これを慣性(かんせい)といいます。なので、布の上にあるコップなどは布のまさつ力によって引っ張られそうになりますが、慣性によってその場に止まり続けようとします。なのでコップなどは倒れたりテーブルから落ちることなく布を引き抜くことができるのです。
では、次に電車に乗っていて電車が出発するときと止まるときつり革などを持たずに立っていると、まっすぐ立っていることは凄く難しいです。
なぜなのでしょう。
このときも、慣性が関係しています。電車が出発するときは前記の止まっている物体は止まり続けるという感性が働き電車が動いている向きとは反対向きの力を感じるので立っているのがしんどいのです。では、止まるときはどうでしょうか。
慣性にはもう一つの性質があります。動いている物体は動き続けるという性質があります。したがって、電車が動いているとき私たちも一緒になって動いています。しかし、電車がブレーキをかけたとき私たちは動き続けようとする慣性が働き電車が止まろうとしている向きとは反対のチカラが働きます。なので立っているのがしんどいのです。
以上から、慣性には止まっている物質は止まり続け、動いている物質は動き続けるという性質があります。これらを合わせて慣性の法則といいます。

k182732

節分
私が何か考えてみてください。
私の誕生日が4回あります。春、夏、秋、冬に1回ずつです。でもみんながよく知っているのは春の誕生日です。私の誕生日にはヒイラギイワシを魔よけのために飾られます。ヒイラギイワシのほかにもニンニクやラッキョウを飾る地域もあります。また、としとくじんというその年の服を司る神様のいるほうを向いてお寿司を食べます。このお寿司は一気に食べなければいけません。どうしてって?そうやって食べることが一年間元気い生活するためのおまじないになるからです。ほかにも「鬼は外、福は内」と叫びながら豆まきをしたりします。
さて、私は誰でしょう。
節分はもともと季節の始まりをさす立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言う言葉であったようです。ですが、室町時代ごろから「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大切な日として重要視されるようになりました。また、節分に行う豆まきは中国から伝わってきた風習です。季節の始まりには邪気(鬼)が出てくると考えられていて、その鬼を追い払う儀式として706年に初めて宮中で行われました。それから次第に庶民へと広まり今の節分の文化が確立したようです。

k182734

みなさんは友達と話すときや、物事の紹介をするとき、どのように話しますか。相手にうまく伝えられていますか。わかりやすく伝えられていますか。
他人になにか伝えるには4つの段階が必要です。
まずは伝えたいことを紹介してそれがどのようなものなのかということを説明します。
次に伝えたいことをわかりやすく、かみ砕いたりして説明します。聞いている側はこの段階である程度は理解していますが、まだ頭の中には疑問が残っています。
そこで次に比喩や例えを使ってさらにわかりやすく説明します。
そして最後にまとめをすることによって相手の頭の中が整理されていきます。
ただただ伝えたいことだけを伝えても、それが何なのかわかっているのは自分だけなのでうまく相手に伝わりません。
これから中学生、高校生となると発表の場も増えてくると思います。その時はぜひこの4段階に気を付けてみてください。

k182901

冬でも葉を生やしている植物がある一方で、葉を落とす植物もあります。この違いは一体何なのかあなたは考えたことがありますか?ツバキやマツの木は冬になっても葉を落としません。一方でサクラやケヤキといった木は寒くなってくると、葉の色を変え葉を落とします。これは一体なぜでしょうか。
木の葉には、大切な役目があります。植物が大きくなるために必要な栄養をつくる仕事です。葉にたくさんある葉緑体(ようりょくたい)は、根からすい上げた水と、空気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)を使って、栄養をつくり出します。しかし秋になって、太陽の光の当たり方が弱まり、昼の時間も短くなると、活発にエネルギーを作れなくなります。そうなると、葉をつけておく意味がなくなります。やがて葉緑体はこわれ、葉はかれて落ちてしまうのです。サクラやケヤキといった木はこのようにして葉を落とします。
?一方、ツバキやマツなどのように、冬も緑の葉をつけ、弱い光でも栄養をつくる木もあります。ツバキやマツも、2年以上たつと、ふつうはかれて落ちます。ただ、そのときもうすでに新しい葉がのびているので、いつでも葉があるように見えます。
?このように植物はそれぞれ環境に適応して生えています。普段はあまり気にしませんが、こうして見てみるとおもしろいですね。

k182905

みなさんは花言葉という言葉を一度は聞いたことがあると思います。「花言葉」とはそれぞれの種類の花の特質などによって象徴的な意味を持たせたものです
例えばユリの花の花言葉は「純潔」、オリーブの花言葉は「平和」です。他にもたくさんあってパンジーの花言葉は「私を想ってください」マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」などです。
まだまだ面白いものがたくさんあるので是非調べてみてください。

k182906

あなたはなにしに大学に行くと思いますか?
6年生からしたらまだまだ先のことですが、、、
大学は簡単に言うと自分のしたいことをつきつめます。なにか夢を持って意図をもって入ります。そのためには学力がいります。
だからこそしっかり学力をつけて大学に行くために中学でどういう生活をしますか?

k182913

皆さんは人種差別をするということについてどう思いますか? おそらく、皆さんは絶対にしてはいけないことだ。 というでしょう。確かにその通りです。しかし、皆さんがそのように思っているのにかかわらず、人種差別は無くならず続いているのでしょうか。例を挙げて考えてみましょう。
例えば、私たち黄色人種は差別を受けています。20世紀前半ではドイツ系、イタリア系と言った枢軸諸国出身のひとに第二次世界大戦中にさまざまな制限を受けていました。それが現在にも影響し人種差別というものにつながっています。 他にも黒人差別というものがあります。19世紀末以降、ヨーロッパに売却された黒人は奴隷として働かされ、1888年に奴隷廃止をするまで続いていました。それの名残が今も黒人差別とつながっています。
人種差別というものは昔からの影響によって始まり続いているということが分かります。今私たちが出来ることは人種差別はダメだ、してはいけないことだと思うだけでなく、後の世代へとそれを教育することによって無くしていかなければいけません。一人一人が人種差別について学習して理解を深めていきましょう。

k182914

日本に住む私たちは、一年を通していくつもの行事を国民全体で楽しみます。これから紹介する行事に、みなさんが家庭でも楽しむ行事はいくつありますか?
まず、年初めといえばお正月です。お正月では多くの日本人が地方の実家などに帰省し、多くの親戚が集まって豪華な食事をしたり、「初詣」というお参りに行ったりします。子供たちにとってはお年玉をもらえる楽しい行事です。
また、年末が近づいた十二月にはクリスマスがあります。これは本来キリスト教の行事ですが、クリスマスになると日本全体が宗教関係なく明るい雰囲気に包まれます。これも、子供達にはサンタさんからのプレゼントがあり、とても楽しみな行事でしょう。
クリスマスの数日後、一年で最後の日は「大晦日」と呼ばれます。この日は、一年の締めくくりとして家庭によっては大掃除をしたり、そばを食べたりします。このそばを「年越しそば」と呼びます。また、「除夜の鐘」といって煩悩の数と同じ百八回鐘を鳴らしたりもして、来年のお祈りをします。
他にもお風呂にゆずを入れる日や、鰻を食べる日など、日本にはたくさんの行事があります。そんな行事を楽しむことができたら、毎日が楽しめるのではないでしょうか。

k182920

みなさんは普段韓国料理を食べますか?
石焼ビビンバやチーズハットグなど食べたことがある人も多いと思いますが、他にもたくさんの韓国料理があります。
1つめはサムギョプサル。
サムギョプサルとは豚三枚肉のことで、日本のお肉より少し分厚く、歯ごたえがしっかりしています。韓国での焼肉では定番で、葉っぱにくるんで食べたり、コチジャンをつけて食べたり、様々な食べ方ができます。
2つめはタッカンマリ。
タッカンマリは鶏一羽を丸ごと煮込んだ斬新な韓国鍋料理で、具材は鶏肉の他にネギ、じゃがいも、トッポギ(もち)などが一般的です。
あっさりめでとてもおいしく、コラーゲンやビタミンが豊富なので特に女性に大人気だそうです。
3つめは韓国がゆ。
韓国では朝食におかゆを食べる人も多く、たくさんのおかゆ専門店があります。また種類も豊富でアワビがゆ、かきがゆなどの海鮮系、高らいにんじんがゆ、かぼちゃがゆなどの野菜系、おかし感覚で食べられるあずきがゆもあります。
韓国というと辛い料理のイメージが強いと思いますが、このように辛くない料理でもたくさんのおいしい韓国料理があります。
ぜひみなさんも食べてみてください。

k182921

皆さんは料理をしたり、料理を手伝ったりしますか?
料理の「さしすせそ」という言葉を聞いたことがありますか?
料理の「さしすせそ」とは、煮物などを煮るときの調味料を入れる順番の略称です。
ひとつずつ見ていきましょう。
「さ」は砂糖
「し」は塩、
「す」はお酢、
「せ」はしょうゆ(昔の仮名づかいで「せうゆ」)
「そ」は味噌です。
実は調味料の順番で味は大きく変わります。
砂糖が1番味がしみにくく、塩やしょうゆを加えてからでは甘みがつきにくいのです。塩やしょうゆが勝ってしまうのです。味噌が最後なのは香りが飛んでしまわないようになど、この順番にはいろいろな意味があります。
皆さんがもし料理をしたり、手伝うことがあれば少しでも意識してみてください。きっと美味しくなるでしょう。

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国によっていろいろな料理がある。
何国かピックアップしてみてみよう。
1アメリカ ハンバーガー、ステーキ→国土が広くお肉が多く取れるから。
2メキシコ タコス→とうもろこしが有名で生地に使われているから。
3日本 和食→島国で魚が多く取れるから。
4韓国 キムチ→野菜を多く栽培しているから。
などといった料理がある。
その国で実際に食べてみよう。
経験することに魅力を感じるだろう。

k182923

スポーツの中で高い人気をほこるサッカー。みなさんはこのスポーツの歴史についてどれくらいのことを知っていますか。
その起源は中国です。国際サッカー連盟によると、蹴鞠とかいてしゅうきくと読む遊戯がサッカーのはじまりと言われています。
その後、イタリアではカルチョ、イングランドではフットボールという名称で発展していきました。
当時のサッカーは明確なルールがなく、手を使っても、人をパンチしたり、蹴ったりしてもよかったのです。村全体のひとが参加し、目的地まで先にボールを運んだほうが勝ちというお祭りのようなものでした。
しかし、イングランドの紳士を育てるためのエリート校であるパブリックスクールでプレーされるようになると、乱暴でルールのないこの遊びに異議をとなえるひとがでてきました。
そこでケンブリッジ大学でケンブリッジルールというものが作られ、おおまかな規則ができました。
そして、手を使うことを許可する勢力とそれを制限する勢力があらわれました。ロンドン会議で協議された結果、手を使う側からラグビー、使わない側からサッカーが生まれ、正式なスポーツとして認められました。
ここまでがサッカー誕生の流れです。みなさん知っていましたか。
みなさんも自分の好きなスポーツについてぜひ調べてみてください。より一層そのスポーツを好きになれるはずです。

k182924

皆さんはなにを略しているかわからないまま略語を使っていませんか?
例えば、有名な苺のブランドであるあまおうは「あかい、まるい、おおきい、うまい」の略なんですよ。「甘い苺の王様」だと思っていた人も多いんじゃないですか?
なにを略しているのかを知ることにより、使っていることが恥ずかしくなったり正しい場面で使えるようになります。
よく使っている略語であまり意味がわからない言葉を1度調べてみてはいかがですか?

k182927

いま、あなたの周りにあるものを一つ手に取ってみてください。
そのものは、原子といわれる人間の目では到底見ることのできない小さな粒のようなもので構成されています。もしそれが動物であっても鉛筆であっても同じ原子といわれるもので構成されています。
それは私たち人間も例外ではありません。
原子には、水素原子、炭素原子といったように現在確認されている中で118種類もあり、その組み合わせによって色々な物質もしくは生物を形作っています。
われわれ人間は、60%が水(H2O)で構成されており、残りの40%のうち、50%が炭素原子、20%が酸素原子、10%が水素原子などから構成されており、人間の構成要素だけを集めるのはそれほど難しいものではありません。
しかし、それを組み合わせて人間を形作るのは現在は不可能です。
構成している要素はほぼみんな同じなのに、十人十色、みんな違っています。
面白いですね。

k182928

 世界にはいろいろな食べ物があります。すき焼き、お味噌汁、エビフライ、ハンバーグなどその種類や味はさまざまです。それでは今回は和食と洋食について、その違いを考えていきましょう。
 和食はお米を主食とします。そしてその他にお味噌汁やお漬物などを添えた「一汁三菜」が基本です。また、魚を用いた料理が多くみられます。お寿司のように魚を新鮮なまま、生で食べるのは日本ぐらいです。調理をするときにダシをとるのも和食の特徴です。バランスの良い食生活を送ることができますが塩分をとりすぎてしまうところが欠点です。そして、食べるときは一般的にお箸を使います。
 一方で、洋食はお肉や乳製品をを用いた料理が多くみられます。そして付け合わせにはご飯よりもパンが好まれることの方が多いです。そして調味料では香辛料がひろく用いられています。また、油を用いる料理が多いので脂質をとりすぎないようにすることが大切です。食べるときはスプーンやフォーク、ナイフを使って食べます。
 このように和食と洋食ではいろいろな違いがあります。それぞれの習慣や宗教、気候などと関連付けるとさらに興味深くなると思います。「食」だけでなく「衣」や「住」について和と洋を比べてみるのもいいかもしれません。

k182929

七草粥
2019年が始まりました。
お正月は楽しみましたか?
お正月といえば、おせちを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、それだけではありません。
1月7日の朝、みなさんはなにを食べましたか?
私は七草粥を食べました。
七草粥とは、人日の節句(1月7日)の朝に食べられている日本の行事食です。春の七草や餅などを具材とする粥で、その一年の無病息災を願って1月7日に食べられるとされています。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われているそうです。
今年はすでに過ぎてしまいましたが、来年はみなさん、七草粥でお正月気分を締めくくりましょう。

k183106

皆さんは、ジブリ作品のうちのひとつである、「天空の城ラピュタ」を観たことがありますか。今日はこの物語の都市伝説を紹介します。
天空の城ラピュタでは、物語の終盤に主人公のパズーとシータが一緒に唱える滅びの呪文があります。それが、「バルス」です。
実は、このバルスは社会現象にもなっており、天空の城ラピュタの内容を知らない人でも、この呪文だけは知っている人が多いと言われています。
では、何故この滅びの呪文に「バルス」という音が採用されたのでしょうか。
色々諸説ありますが、その中でも一番信憑性が高いのが、トルコ語の「bans(バルシュ)」という言葉ではないか、というものです。このバルシュには、「平和」という意味が込められています。滅びなのに平和というのはどこか結びつかないような印象を持つかもしれません。実際、劇中では2人が「バルス」と唱えると、ラピュタが崩壊します。しかし、それにより人々は助かった上、二人も助かりました。そして、それから「平和」に活動を続けて欲しいという願いが、この呪文には込められているのではないか、というのが一般的な見方でもあり、都市伝説となっています。
ジブリ作品には、思いや意図がたくさん詰まっています。一度観て満足するのではなく、何度も見ることで改めて気づくこともあります。
色々な見方を楽しめるジブリ作品で、お気に入りの作品を見つけてみてください。

k183107

メディアについて知ろう!
日常にテレビや雑誌といったメディアは溢れています。
みなさんはメディアについでどのくらい知ってしますか?
まずは新聞とテレビについて知りましょう。
日本には5つの有名な新聞があります。
朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、読売新聞、産経新聞の5つです。
この5つの新聞には異なる政治的立場があります。
朝日新聞と毎日新聞は中道左、日本経済新聞は中立(ビジネス新聞)、読売新聞は中道右、産経新聞は右とされています。
そして、この5つ新聞と私達が普段見ているテレビには深く関係があります。
朝日新聞はテレビ朝日、毎日新聞はTBS、日本経済新聞はテレビ東京、読売新聞は日本テレビ、産経新聞はフジテレビといった形です。
-------------------図---------------------

↑ 朝日新聞/テレビ朝日 CL
↑ 毎日新聞/TBS CL
| 日本経済新聞/テレビ東京 Pro Business
↓ 読売新聞/日本テレビ CR
右 産経新聞/フジテレビ R
------------------------------------------
次はNHKについて知りましょう。
NHKという言葉は 日本放送協会 の頭文字を取った形です。
NHKは日本の国営放送であり、国民の払う受信料が運営資金となっています。
海外の国営放送を見て見ましょう。
アメリカのPBSの運営資金は、一部は政府からで、ほとんどは視聴者に寄付を募り運営しています。
イギリスの国民放送の資金は税金として回収され、運営資金に当てられています。
この様に国によって運営資金の出方は様々ですが、どの国の国営放送にも共通している点があります。それは絶対的に中立の立場の局だという点です。
その立場を保つ為にも、企業などのスポンサーに頼らずに運営をする事が国営放送には必要になるのです。
今回は大きく2つの事をみなさんは勉強しました。こういった事を知った上でメディアを見てみると新しい視点で新鮮に見ることが出来るかもしれませんね。NHKの現在の状況についても調べてみましょう

k183108

年が明け、2019年になり、平成ももうすぐ終わってしまいます。
次の元号は4月1日に発表されるそうですが、今から次は何になるのか楽しみでいっぱいですね。
ところでみなさんは元号とは何か、何のためにあるのか知っていますか。
元号とは、日本を含むアジア東部における、年を数えたり、記録をする方法の一種です。
元号を使われるようになったのは、昔、君主が特定の時代に名前を付ける行為を、君主が空間だけでなく、時間まで支配することができると考えたからだそうです。
元号が政治的支配の正統性を象徴するという考え方は、元号を建てることによって、過去の王朝よりも自分の正統性が優越しているか、少なくとも対等であることを示すことができるという意識を生んだため、時の王朝に対する反乱勢力はしばしば独自の元号を建てました。また、時の政権に何らかの批判を持つ勢力が、密かに独自の元号を建てて使用する場合もあったようです。
みなさんも平成が終わる前に過去の元号を調べてみて、次の元号を予想してみましょう!!

k183111

石の違い
一口に石といっても、いくつかのカテゴリーに分けられるのを知っていますか。
今回は、岩石、鉱物、鉱石に分けて説明していきます。
まずは岩石です。岩石は地殻を構成している物質のことです。マグマが冷えて固まってできる火成岩、砂や礫などが海や湖の底に積り固まってできる堆積岩、火成岩や堆積岩が地下の高温・高圧で変質してできる変成岩などに大別されます。
次に鉱物です。鉱物はダイヤモンドなどの宝石から、みなさんが授業で習ったセキエイ、チョウ石、クロウンモなど、また、金や銀などの金属などを指します。天然に産出する一定の化学組成と結晶構造を有する無機物物質の総称です。
最後に鉱石です。鉱石は人間の経済活動にとって有用な資源となる鉱物またはそれを含有する岩石のことです。
みなさんも身の回りにある石が何なのかを意識してみてみると楽しいかもしれません。
 ケーキは人を幸せな気持ちにします。人はケーキを食べることで、疲れた体を癒すことができ、食べることができなくても良い印象を得ます。
ケーキは、種類によってさまざまではありますが、主に小麦粉と鶏卵、バター、牛乳、膨張材を配合したスポンジに、クリームとフルーツを飾り付けされたものです。他にも、チーズが生地に混ぜられたものやリンゴ、栗が使用されたものもあります。ケーキは、砂糖が材料に使われていることと、フルーツが使用されていることで、口に入れると甘みが広がります。現在では価格が安いものから高価なもの、機械で作られたものや手作りで作られたもの、何万との種類のケーキがある。さて、ケーキはいつから人に好まれ食べられていたのでしょうか。
最古のケーキはスイスの新石器時代の村落後から見つかっています。当時のケーキは、穀物を練ってバテ状にした平らで固いもので、特に宗教儀式に用いられていました。その後、材料や製法が変化、改良されたために現在のケーキのように柔らかく食べやすいものになり、たくさんの国でたくさんの人に好まれている食べ物です。日本では、1910年(明治43年)に初めてケーキが販売されました。
ところで、スイーツと呼ばれる食べ物がたくさんある中で、お祝いでよく食べられるのはケーキです。なぜ、ケーキがお祝いで食べられるようになったのでしょうか、またどんな日にケーキを食べるのでしょうか。
お祝いごとの1つ目は誕生日です。誕生日にケーキを食べる風習があったのは古代ギリシャ時代の頃からです。古代ギリシャでは個人の誕生日ではなく、月の女神「アルテミス」の誕生日を祝うために月を模した円形のケーキを作り神殿にささげました。その際に灯すロウソクは「月の灯り」を表し、煙は人々の願いとともに天上の神々へ届くと信じられていたそうで、儀式の後はみんなで食べながらアルテミスを祝福したそうです。そうして、現在では個人の誕生日にもケーキを食べることが多くなりました。
2つ目のお祝いごとはクリスマスです。クリスマスケーキはそもそもイエス・キリストの生誕の日でもあるクリスマスを祝って食べるケーキでした。日本では大正時代にクリスマス特別ケーキを販売してから、クリスマスの日には多くの人にケーキを食べられるようになりました。
このように、お祝いごとでケーキが食べられることが多いため、ケーキは人を幸せな気持ちにするのでしょう。