「子ども向け辞書の説明の特徴」




国語表現ゼミナール
指導教官 野浪正隆教官
大阪教育大学教育学部小学校課程

国語専攻 952235 畑谷香水


 

目次

 
 
序 章  研究にあたって
 
    第一節  課題設定の理由
    第二節  課題解明の方法
    第三節  テキストについて
 
 
第一章  ことばの選定と分類
 
    第一節  基本語・基礎語彙について
    第二節  ことばの分類
 
 
第二章  説明の分析
 
    第一節  分析の方法
    第二節  各語の説明の分析
    第三節  考察
 
 
第三章  説明と例文・絵の関連
 
 
終章  まとめと今後の課題
 
    注:*に続く文は説明を、●に続く文は例文を示す。
 
 
 

序章  研究にあたって

 

第一節 課題設定の理由

 以前から、ことある毎に考えてきたことがある。「人に伝える」ということの難しさである。何かを伝えようとしても、うまく伝えることができないで、もどかしく思うことがあった。うまく伝えられないどころか、誤解まで生んでしまうこともあるのである。ある程度の語彙を有している今でさえ、時に経験する。そこで、この「うまく伝える」とはどのようなことなのかを考えたく思ったのである。
 「うまく伝える」とはどのようなことなのかを考えるのに、まず「伝える」ということを考えた。ここで言う「伝える」とは、相手にわかってもらおうとすることである。自分の考えていること、思っていることをことばにして表す。ことばにして、こう考えているのだ、思っているのだと「説明する」のである。そこで、「どのように説明すればわかりやすいのか」を考えることにした。「わかりやすさ」という点について、論証するのは難しい。その点を省いたとしても、「説明する」ということについては、様々な表現方法が考えられる。では、どのような表現があるのだろうか。
 また、難しいことばではなく、子どもにも簡単に理解できる「易しいことば」に注目したいとも考えていた。よって、子ども向けの文から「説明する」ということを考えようと思う。
 「説明する」ことを考えるための資料を選ぶにあたっては、言葉を端的に説明していると考えられる辞書を取り上げることにした。辞書は、限られた長さで言葉を説明するため、様々な表現方法を使用していると考えられる。なかでも、できるだけ短い文で、易しい言葉によって説明されていると考えられる辞書をテキストとして取り上げ、その説明の表現特徴を明らかにしたいと思い、このように課題設定した。

 
 
 

第二節 課題解明の方法

 
 一.課題解明のために適したテキストを選ぶ。→序章第三節
 二.テキストの中から、分析することば(見出し語)を選定する。→第一章第一節
 三.選定したことばを分析する。→第二章
(分析に平行して、説明における特徴を見いだしつつ、その特徴ごとに整理し、分類していく。→第一章第二節)
 四.分析したものをまとめ、整理し、体系化する。→第二章第三節
 五.例文・絵と、説明することの関連を考える。→第三章
 六.まとめ→終章
 
 
 

第三節 テキストについて

 
 『三省堂 こども ことば絵じてん』    金田一春彦・監修 三省堂編修所・編
                1996年12月10日        三省堂
をテキストとして選んだ。第一の理由としては、この辞書が子ども向け(対象年齢が6歳児まで)であるということと共に、他の同じ対象年齢の辞書には珍しく、ことばによる説明を重視している点に注目したのである。他の小学校入学以前の子どもを対象とする辞書は、多くがこの辞書のように「絵じてん」と名付けられ、その名の通り「絵」を中心として説明するものばかりであった。知りたいことばを、「絵」で示しているのみなのである。その説明にことばは、ほとんど使用されない。使用されていたとしても、それはことば(見出し語)の意味そのものの説明ではなく、そのことば(見出し語)を使った文例を示すのみであった。だからといって、対象を小学生以上にすると、書かれている説明が一般の大人向けとほとんど変わらないものまで出てきてしまい、この研究で取り上げたいものとはかけ離れてしまう。そこで、この『三省堂 こども ことば絵じてん』をテキストとすることにしたのである。
 
 まず、この辞書の辞書としての特徴をあげておく。
・幼児の基本語2904語を収録(幼児期に使われることばを中心に取り上げ、ことばの基礎を養う)
・調べやすい五十音順(目次にはグループにまとめた項目、巻末には索引を付けている。)
・絵本のような楽しい構成(子どもに身近な場面をイラスト化。)
・簡潔にまとめたことばの意味(大人が子どもに説明するときのヒントやキーワードとなるように、意味を簡単な文で説明している。)
・ことばの使いかたが身につく。(意味の説明だけでなく例文も添えている。)
・反対語で理解を深める
・イメージを広げる図鑑仕立てのページ(「あそび」などグループにまとめられることばを図鑑のような構成にして載せてもいる。)
 これらの特徴は、辞書の「はじめに」として書かれているものである。辞書そのものについて研究するわけではなく、説明の特徴をみるので、辞書としての特徴は、辞書に書かれているものをそのままあげておくことにする。
 
 この辞書の大きな特徴としては、先述の通りことばを中心に説明をしているということがあげられる。また、その説明は、子どもの「××ってなぁに?」という質問に対する答えとしてかかれているのである。大人にとってごく親しく自由に使えることばも、子どものこのような質問に対して、その言葉の意味を説明しようとしても簡単にはできない。当たり前に使っていることばになればなるほど、それは難しくなるのである。そういったことばをどのように説明するのかを、このテキストをもとに考えていきたい。
 
 
 

一章  ことばの選定と分類

 

第一節 基本語彙・基礎語彙について

 『こども ことば絵じてん』には2904語が収録されている。6歳児までに習得するといわれる基本的なことばを選んでいるのだから、すべてのことばについて分析していくことができればよいのだが、研究対象としては、さらに絞り込むことにした。その言葉の選定にあたって、基本語彙・基礎語彙という観点を参考とすることにした。
 
 土居光知氏は「できる限り単純な、しかし何事でもはつきり言ひ表し得る、整理された、また記憶することがたやすい、基礎となるべき日本語を組織すること」を念頭に置いて、『日本語の姿』のなかで、「基礎日本語分類表」として千百語をリスト化している。この表のことばの選択の仕方は「基礎的な観念を体系的に考へ、それらをいひ表す、一番普通な、そして意味がはつきりと確かに定められていて、誤りの起こらないやうな語をとること」であった。そこで、この表をもとに、ことばの選定を行った。しかし、土居氏による「基礎日本語分類表」は、言文一致を目指すもので「むづかしい漢語」ではなく「できるだけ自然な、親しみ深い言葉」を用い、「そとの世界そのものを親しく、直接にいひ表すこと、また、心の内に起こることを精密に伝えるようにすること」が可能になるようにと整理された表であるため、時代や対象などに大きな違いがみられ、この表だけでは不十分な点が多かった。阪本一郎氏も『教育基本語彙』の中で土居氏の「基礎日本語分類表」について「同義語を整理し」ただけで「文章が精彩のないものになるので、実用にはとどかなかった」と評している。そこで、阪本氏による『日本語基本語彙 幼年の部』も参考とすることにした。同書は、「子どもの読みものに用いられている単語をできるだけ広い範囲から集め同じ単語が何度使用されているかを数え」、そして「使用頻度の高いものから順に数えて、ある範囲までを基本語彙と」したものである。よって、これらを参考とし、この研究で取り上げることばを選定したのである。
 
参考文献
『日本語の姿』土居光知著1943年6月6日改造社
『教育基本語彙』阪本一郎著1958年5月牧書店
『日本語基本語彙 幼年の部』阪本一郎著1943年明治図書
 
 
 

第二節 ことばの分類

 
 ことば(見出し語)をただ羅列しても、整理しづらいと考え、ことばを分類し説明の特徴をみていくことにした。ことばの分類は、はじめ土居氏による「基礎日本語分類表」に頼っていた。それは、この表が「観念的に分類」されているもので、46の意味分野からなっていたからである。しかし、細かく46もの意味分野に分けるよりも、大きく分類した方が整理しやすいのではないかと考え始めた。そこで、大きく3つに分けることにした。分析を進めるにつれ、説明の表現は、大きく3つの形に分けられることがわかった。3つとは、「なまえ」「どうさ」「ようす」である。
 「なまえ」は、ものの名前・人などの呼び方を示す語であり、名詞・代名詞が含まれている。数は最も多くなった。説明の表現の形もさらに、分類することができた。これは、次の第二章で詳しく述べることとする。
 「どうさ」は、動作・働きを表すことばであり、すべて動詞である。
 「ようす」は、感情・状態などを表すことばであり、形容詞・形容動詞・副詞などが含まれている。
 このように分類し、考察したのである。
 ここでは、3つに分類したものを表とし、以下に示す。
 
(五十音順)



あいさつ  あいだ  あお  あか  あかい  あかり  あさ  あし  あじ(味)あご  あした  あな  あなた  あぶら  あみ  あめ(雨)  あり  あんぜん  いえ  いき(息)  いきもの  いし(石)  いた  いつ  いと  いなか  いぬ  いま  いもうと  いろ  インク  うえ  うし  うしろ  うずまき  うた  うち  うま  うみ  うら  うんどう  え  えいが  えだ  えんぴつ  えんりょ  おいしゃさん  おうさま  おかあさん  おかし  おかね  おじさん  おす  おちゃ  おと  おとうさん  おとうと  おとこ  おとな  おどり  おなか  おにいさん  おねえさん  おばさん  おはなし  おまつり  おまわりさん  おみせ  おもいやり  おもて  おゆ  おわり  おんがく  おんな  か  かい  かお  かがみ  かぎ  かご  かさ  かぜ  ガソリン  かた(肩)  かたち  かたな  かたほう  がっこう  かばん  かび  かべ  かま  かみ(紙)  かみさま  ガラス  かわ(川)  き  きいろ  きかい  きく  きけん  きた  きって  きっぷ  きのう  きのこ  ぎゅうにゅう  ぎょうれつ  きり  きん  ぎん  ぎんこう  くぎ  くさ  くし  くすり  くだもの  くち  くちびる  くつ  くび  くみ  くも  くるま  くろ  けいさつ  げき  けっこん  けむり  けんこう  こえ  こおり  こけ  こころ  こし  ごちそう  コップ  ことば  こども  こな  こめ  ごはん  さいご  さいしょ  ざいりょう  さかな  さくら  さけ  ざっし  さとう  さら  じ  しあわせ  しお  しごと  しぜん  した  しっぽ  しつもん  じぶん  しゃしん  じゆう  しゅじゅつ  じゅんばん  しょくじ  しょくぶつ  しるし  しろ  しんせつ  しんぱい  しんぶん  すがた  すな  スプーン  すみ(隅)  せいじか  せかい  せき(席)  せっけん  せわ  せん  せんそう  ぜんぶ  そで  そと  ダイヤモンド  たいよう  たいら  たけ  たたみ  たて  たね  タバコ  たまご  だれ  たんす  たんぼ  ち  ちゅうい  ちょうちょう  つえ  つき  つぎ  つくえ  つち  つの  つばさ  つぼみ  つめ  て  てん  でんき  でんしゃ  でんわ  どうぐ  どうぶつ  トイレ  とかい  とき  どく  とけい  とし  としょかん  ともだち  とり  なに  なべ  なまえ  なみ  なみだ  におい  にし  にわ  にわとり  ね  ねがい  ねこ  ねずみ  ねつ  のうぎょう  のど  のこり  のり  は(歯)  は(葉)  ばいきん  はえ  はがき  はくぶつかん  バケツ  はこ  はし(橋)  はし(箸)  はしご  はじめ  はしら  はたけ  はち(蜂)  はっけん  はな(鼻)  はな(花)  はね  ばら  はり  ひ  ひがし  ひかり  ひこうき  ひざ  ひだり  ひと  ひみつ  ひも  びょうき  ひる  びん  ふく(服)  ふくろ  ふた  ぶた  ぶどう(葡萄)  ふね  へいわ  へび  ベル  ぺん  べんきょう  ぼう  ぼうし  ほし  ボタン  ほのお  ほね  ほん  まえ  まじめ  まち  まつ  まど  まめ  まる  まわり  まんなか  み(実)  みかん  みき  みぎ  みず  みち  みどり  みなと  みなみ  みみ  むね  むらさき  め(目)  め(芽)  めいれい  めがね  めす  むし  もんだい  もも  やくそく  やさい  やね  やま  ゆび  ゆめ  ようい  よこ  よる  ラジオ  りく  りょうほう  りょうり  りょこう  りんご  れつ  ろうそく  わ  わけ  わた  わたし


 ど



あう(会う)  あきる  あげる  あずける  あそぶ  あたる  あらう  ある  あるく  あわせる  あわてる  いう  いく  いる  うえる  うごく  うたう  うたがう  うつ  うまれる  うめる  うる  おきる  おく  おくる  おす  おちる  おどる  おどろく  おぼえる  おもう  おる  かう  かえる  かく  かさなる  かざる  かす  かつ  かむ  かりる  かわく  かんがえる  きく  きる(切る)  きる(着る)  くだく  くる  ける  こえる  こたえる  さそう  さわぐ  さわる  しぬ  しばる  しまる  しめる  しらべる  しる  しんじる  すう  すすむ  すべる  する  だす  たすける  たつ  たのむ  つかう  つかれる  つくる  つける  つづく  つなぐ  できる  とおる  とける  とじる  とどける  とめる  とる  なく(泣く)  なく(鳴く)  なげる  なる  なれる  にげる  にごる  にる  ぬう  ねじれる  ねむる  ねる  のむ  のる  はいる  はかる  はく(吐く)  はく(掃く)  はく(履く)  はしる  はたらく  はなす  はらう  ひく  ひらく  ふく(吹く)  ふく(拭く)  ふとる  ふるえる  ふる  ほほえむ  ほめる  ほる  まがる  まく  まける  まざる  まちがえる  まつ  まもる  みがく  みる  むすぶ  もつ  もらう  やく  やせる  やめる  ゆるす  よごれる  よむ  わかれる  わすれる  わたる  わらう  わる





あかるい  あさい  あたらしい  あたたかい  あつい(熱い)  あつい(厚い)  あつい(暑い)  あまい  いい  いたい  うすい  うつくしい  うれしい  おおきい  おかしい  おそい  おそろしい  おとなしい  おもい  かしこい  かたい  かなしい  かゆい  かるい  くらい  くるしい  こい  さむい  しずか  すずしい  ぜったい  せまい  たかい  ただしい  たのしい  ちいさい  ちかい  つよい  とおい  ながい  にがい  はっきり  はやい  ひくい  ひろい  ふかい  ふるい  ぼんやり  まっすぐ  みじかい  むずかしい  やすい  やわらかい  ゆっくり  よわい  わかい  わるい
 
 

第二章  説明の分析

 

第一節 分析の方法

 

 選定した各ことばの説明が、どのような意味を持つ成分(ここでは、単に文を成り立たせているものを成分と示す)からなるかを分析した。成分が持つ意味をできるだけ抽象的に捉えて、それらの意味を示した。
 ここでは、成分ごとに@AB・・・と番号を付け、次の行でその番号の意味を記している。
 以下に例として「なまえ」「ようす」「どうさ」から一つずつ挙げておく。
 
  <例>
    「ぶどう」
    *@ちいさな みが、たくさん ついて いる Aくだもの。
    @形態A上位概念 
 
    「だす」
    *@なかから Aそとに Bうつす Cこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B言い換えCこと
 
    「ちかい」
    *@あまり Aはなれて いない Bようす。
    @程度A状態Bようす
 
 
 

第二節 各語の説明の分析

 
 第一節で示した方法で、選定したことばを分析したものが以下である。
 
【なまえ】
 
「うんどう」
   *@たいそうや スポーツを Aして、Bからだを Cうごかす Dこと。
    @対象A動作B体の部分C動作Dこと
 
「のこり」
   *@あまった Aもの。
    @状態A上位概念
 
「におい」
   *@はなで Aかんじる Bかおり。
    @体の部分A動作B言い換え 
 
「おまつり」
   *@かみさまを Aたいせつに Bする Cもよおし。
    @対象A状態B動作C上位概念
 
「しごと」
   *@くらして いく ために Aする Bこと。
    @理由A動作Bこと
 
「べんきょう」
   *@いろいろな ことを Aみに つける ために、Bがんばる Cこと。
    @対象A理由B動作Cこと
 
「おどり」
   *@おんがくや おとに Aあわせて、Bからだを Cうごかす Dこと。
    @使用物A動作B体の部分C動作Dこと
 
「めいれい」
   *@かならず やるように Aいいつける Bこと。
    @目的A動作Bこと
 
「せわ」
   *@めんどうを Aみる Bこと。
    @対象A動作Bこと
 
「あいさつ」
   *@ひとと あったり、わかれたり する ときなどの Aことばや からだの うごき。
    @場合A上位概念
 
「けっこん」
   *@ふうふに Aなる Bこと。
    @状態A動作Bこと
 
「やくそく」
   *@だれかと、Aこう しようと Bきめた Cこと。
    @動作主A目的B動作Cこと
 
「ようい」
   *@なにかを する ために、Aものを Bそろえる Cこと。 
    @理由A対象B動作Cこと
 
「いき」
   *@くうきを Aすったり はいたり Bする Cこと。 
    @対象A動作BするCこと
    @その くうき。
    @対象
 
「こえ」
   *@ひとや どうぶつが、Aのどから Bだす Cおと。
    @動作主A体の部分B動作C上位概念
    @むしが Aだす Bおと。
    @動作主A動作B上位概念
 
「おと」
   *@みみに Aきこえる Bひびき。
    @体の部分A状態B上位概念
 
「おんがく」
   *@うたごえや がっきの おとの Aくみあわせ。
    @材料A上位概念
 
「うた」
   *@ふしの ついた Aことば。
    @特徴A上位概念
 
「ラジオ」
   *@ニュースや おんがくを きく ための Aきかい。
    @機能A上位概念
 
「ねがい」
   *@こう なると いいなと、Aおもう Bこと。
    @状況A言い換えBこと
 
「ちゅうい」
   *@よく Aきを つける Bこと。
    @状態A動作Bこと
 
「しんぱい」
   *@きに なる ことが あって、Aこころが Bおちつかない Cこと。
    @理由A対象B状態Cこと
 
「えんりょ」
   *@おもいきって Aしない Bこと。
    @状態A動作Bこと
    @ことわる Aこと。
    @動作Aこと
 
「こころ」
   *@きもち。
    @言い換え
    @かんがえたり、かんじたり、おもったり Aする Bはたらき。
    @動作AするB上位概念
 
「ゆめ」
   *@ねて いる ときに Aみる Bもの。
    @時A動作Bもの
    @いつかは ほんとうの ことに したいと Aおもう Bのぞみ。
    @状態A動作B上位概念
 
「りょこう」
   *@じぶんの いえを Aはなれて、Bほかの ばしょに Cいく Dこと。
    @場所(起点)A動作B場所(終点)C動作Dこと
 
「きっぷ」
   *@おかねを はらった しるしに もらう Aもの。
    @機能A上位概念
 
「ひこうき」
   *@プロペラや ジェットエンジンを つかって、Aそらを とぶ Bのりもの。
    @使用物A性質B上位概念
 
「ふね」
   *@みずの うえを、Aひとや にもつを のせて すすむ Bのりもの。
    @性質A機能B上位概念
 
「でんしゃ」
   *@でんきの ちからで、Aひとや にもつを のせて、Bレールの うえを はしる Cのりもの。
    @使用物A機能B性質C上位概念
 
「はがき」*(絵で示すことで説明)
 
「きって」
   *@ふうとうや はがきに はる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「でんわ」
   *@でんわきを つかって、Aはなれて いる ひとと Bはなしを する Cこと。
    @使用物A対象B動作Cこと
 
「けんこう」
   *@からだが Aじょうぶな Bようす。
    @対象A状態Bようす
 
「びょうき」
   *@からだの ぐあいが、Aわるく Bなる Cこと。
    @対象A状態B動作Cこと
 
「しあわせ」
   *@めぐまれて いて、Aたのしいと Bおもう Cこと。
    @条件A感情B動作Cこと
 
「しんせつ」
   *@おもいやりが ある Aこと。
    @状態Aこと
 
「おもいやり」
   *@あいての なやみや くるしみを、Aじぶんの ことのように Bかんじる Cきもち。
    @対象A状態B動作C上位概念
 
「ひみつ」
   *@かくして、Aひとに Bしらせない Cこと。
    @動作A対象B動作Cこと
 
「あんぜん」
   *@あぶなく ない Aこと。
    @状態Aこと
 
「きけん」
   *@あぶない Aこと。
    @状態Aこと
 
「くすり」
   *@びょうきや けがを なおす ために、Aのんだり ぬったり する Bもの。
    @理由A使用法B上位概念
 
「どく」
   *@からだに Aわるい Bもの。
    @対象A状態B上位概念
 
「じゆう」
   *@なにかに しばられず、Aおもいどおりな Bようす。
    @条件A状態Bようす
 
「へいわ」
   *@せんそうが なくて、Aみんなが なかよく して いる Bようす。
    @条件A状態Bようす
 
「せんそう」
   *@ぶきを つかって、Aあらそう Bこと。
    @使用物A動作Bこと
 
「まじめ」
   *@まごころが こもって いる Aようす。@ほんき。
    @状態Aようす              @言い換え
 
「はっけん」
   *@みつける Aこと。
    @動作Aこと
 
「ことば」
   *@おもって いる ことを つたえる ために、Aいったり かいたり する Bもの。
    @理由A動作B上位概念
 
「おはなし」
   *@すじの ある Aものがたり。
    @性質A上位概念
 
「じ」
   *@ことばを あらわす Aきごう。
    @機能A上位概念
 
「ざっし」
   *@いろいろな ぶんや、しゃしん、えなどが のって いる Aほん。
    @性質A上位概念
 
「ほん」
   *@じや えを いんさつ した かみを とじた Aもの。
    @作り方A上位概念
 
「しつもん」
   *@わからない ことを Aたずねる Bこと。
    @対象A動作Bこと
 
「もんだい」
   *@こたえさせる ために Aきく Bことがら。
    @理由A動作B上位概念
 
「え」
   *@みた ものや、かんじた ことを、Aいろや かたちで かきあらわした Bもの。
    @材料A性質B上位概念
 
「げき」
   *@やくしゃさんが、Aおはなしを えんじる Bもの。
    @動作主A動作Bもの
 
「おいしゃさん」
   *@びょうきや けがを なおす Aひと。
    @機能A上位概念
 
「しょくじ」
   *@たべものを Aたべる Bこと。
    @対象A動作Bこと
 
「りょうり」
   *@たべものを、Aおいしく たべられるように した Bもの。
    @対象A性質B上位概念
 
「ごちそう」
   *@おいしくて りっぱな Aしょくじ。
    @性質A上位概念
 
「あじ」
   *@したで かんじる Aかんじ。
    @性質A上位概念
 
「さけ」
   *@こめなどから つくった、Aおとなの Bのみもの。
    @材料A性質B上位概念
 
「タバコ」
   *@ひを つけて、けむりを すう Aもの。
    @使用法A上位概念
 
「ぎゅうにゅう」
   *@うしの ちち。@ミルク。
    @言い換え    @言い換え
 
「おちゃ」
   *@むして ほした おちゃの きのはに、おゆを そそいで つくる Aのみもの。
    @作り方A上位概念
 
「こめ」
   *@いねの みの かわを とった Aもの。
    @形態A上位概念
 
「ごはん」
   *@こめを たいた Aもの。
    @作り方A上位概念
 
「まめ」
   *@しょくぶつの Aまるい Bたね。
    @上位概念A形態B言い換え
 
「たまご」
   *@とりや さかな、むしなどが うむ Aもの。
    @性質A上位概念
 
「しお」
   *@たべものに、しおからい あじを つける Aもの。
    @機能A上位概念
 
「さとう」
   *@たべものに、あまい あじを つける Aもの。
    @機能A上位概念
 
「みかん」
   *@ふゆに よく たべる、Aすこし すっぱい Bくだもの。
    @使用法A性質B上位概念
 
「ぶどう」
   *@ちいさな みが、たくさん ついて いる Aくだもの。
    @形態A上位概念
 
「りんご」
   *@あまずっぱい Aくだもの。
    @性質A上位概念
 
「もも」
   *@みずけが おおくて、あまい Aくだもの。
    @性質A上位概念
 
「おかし」
*(絵で種類を示す)
 
「とき」
   *@ばあい
    @言い換え
 
「とし」
   *@ねんれい。
    @言い換え
 
「いま」
   *@ちょうど この とき。
    @言い換え
 
「きのう」
   *@まえの ひ。
    @言い換え
 
「あした」
   *@つぎの ひ。
    @言い換え
 
「ひる」
*「いちにち」で示す。:「よる」「あさ」も同様で、「あさ」「ひる」「よる」の順に示している。
 
「いつ」
   *@わからない ひや じかんを、たずねたり、さしたり する ときに つかう Aことば。
    @使用法A上位概念
 
「はじめ」
   *@さいしょ。
    @言い換え
 
「さいしょ」
   *@いちばん はじめ。いちばん まえ。
    @言い換え
 
「さいご」
   *@いちばん うしろ。いちばん おわり。
    @言い換え
 
「おわり」
   *@おしまい。さいご。
    @言い換え 
 
「あいだ」
   *@ものと ものに はさまれた Aところ。
    @場所A上位概念
 
「まんなか」
*(例文を絵で示すことで説明:ケーキの まんなかに、ろうそくを たてる。)
 
「まわり」
   *@そとがわの はし。
    @言い換え
 
「ひがし」「にし」「みなみ」「きた」  
*「ほうがく」で示す。:●たいようは、ひがしの ほうがくから のぼって、にしの ほうがくに しずむ。
(絵は男の子を中心に東西南北を示し、一緒に太陽の動きも描いている。)
 
「うち」
   *@じぶんの いえ。なか。
    @言い換え
 
「そと」
   *@おもて。
    @言い換え
 
「みぎ」「ひだり」「まえ」「うしろ」「うえ」「した」
*「むき」で示す。●むきは どこから みるかで かわる。
(絵は3つあって、「みぎ」「ひだり」と「うえ」「した」と「まえ」「うしろ」を描いている。それぞれ女の子と男の子を中心として向きを示している。:女の子がうしろ、男の子がまえ)
 
「たて」
   *@うえから した、まえから うしろの Aほうこう。
    @場所A上位概念
 
「よこ」
   *@みぎや ひだりの Aほうこう。
    @方向A上位概念
 
「ぎょうれつ」
   *@じゅんじょよく ならんだ Aれつ。
    @性質A上位概念
 
「れつ」
   *@ながく ならんだ Aもの。
    @形態A上位概念
 
「おもて」
   *@うらで ない ほう。
    @対になるものがあることを前提に片方を示す
    @いえの そと。
    @言い換え
 
「うら」
   *@おもてで ない ほう。
    @対になるものがあることを前提に片方を示す
    @うしろ。はんたい。
    @言い換え
 
「じゅんばん」
   *@かわるがわる Aする Bこと。
    @状態A動作Bこと
 
「かたほう」
   *@ふたつ ある ものの うちの ひとつ。 
    @言い換え
 
「りょうほう」
   *@ふたつの うちの どちらとも。
    @言い換え
 
「ぜんぶ」
   *@みんな。
    @言い換え
 
「つぎ」
   *@すぐ あとに つづく、Aものや こと。
    @性質A上位概念
 
「かたち」
   *@ものの かっこう。
    @言い換え
 
「すがた」
   *@からだの かっこう。ふくそう。
    @言い換え
 
「せん」
   *@すじ
    @言い換え
 
「すみ」
   *@かど。@言い換え
 
「てん」
   *@ちいさな Aしるし。
    @形態A上位概念
 
「うずまき」
   *@ぐるぐると まいている Aかたちや、Bみずや くうきの Cながれ。
    @形態A上位概念B対象C上位概念
 
「こな」
   *@とても こまかい Aつぶの あつまり。
    @形態A上位概念
 
「たいら」
   *@でこぼこ して いない Aようす。
    @状態Aようす
 
「まる」
   *@かどの ない Aかたち。
    @形態A上位概念
 
「わ」
   *@まんなかに あなの あいた、まるい Aかたち。
    @形態A上位概念
 
「いろ」
   *@めに うける、Aあかや あおなどの Bかんじ。
    @機能A例示B上位概念
 
「あか」「きいろ」「みどり」「あお」「むらさき」「しろ」「くろ」
*(例文と絵により示す。:第三章)
 
「きかい」
   *@ものを、つくったり うごかしたり する Aしかけ。
    @機能A上位概念
 
「くるま」
   *@しゃりんを まわして うごく Aのりもの。
    @性質A上位概念
 
「しゃしん」
   *@かめらで うつした Aもの。
    @作り方A上位概念
 
「がらす」
   *@かたいけれど、こわれ やすくて、Aすきとおった Bもの。
    @性質A形態B上位概念
 
「あぶら」
   *@もえ やすくて、みずに とけない Aもの。
    @性質A上位概念
 
「ガソリン」
   *@じどうしゃや ひこうきなどを うごかすのに つかう、Aもえやすい Bあぶら。
    @機能A性質B上位概念
 
「いと」
   *@ぬいものなどに つかう、Aほそくて ながい Bもの。
    @機能A形態B上位概念
 
「わた」
   *@ふとんなどに はいって いる、Aやわらかい Bもの。
    @機能A性質B上位概念
 
「のり」
   *@ものを くっつける ときに つかう Aもの。
    @機能A上位概念
 
「ろうそく」
   *@ひを つけて、あかりと して つかう、Aろうで できた Bもの。
    @機能A材料B上位概念
 
「せっけん」
   *@よごれを おとすのに つかう Aもの。
    @機能A上位概念
 
「かみさま」
   *@ふしぎな ちからを もつと しんじられて いる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「がっこう」
   *@べんきょうを おそわる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「としょかん」
   *@たくさんの ほんが あって、Aじゆうに よんだり かりたり できる Bところ。
    @性質A機能B上位概念
 
「はくぶつかん」
   *@むかしの ものや、めずらしい ものを あつめて、たくさんの ひとに みせる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「せいじか」
   *@くにを おさめる しごとを する Aひと。
    @機能A上位概念
 
「けいさつ」
   *@みんなの あんぜんの ために、Aきまりを まもるように、とりしまる Bところ。
    @理由A機能B上位概念
 
「おまわりさん」
   *@みんなが あんしん して くらす ために はたらく Aひと。
    @機能A上位概念
 
「おかね」
(*絵のみ(例文をイラスト化):●おかねを はらう。)
 
「ぎんこう」
   *@おかねを、あずかったり かしたり する Aところ。
    @機能A上位概念
 
「しんぶん」
   *@いろいろな できごとを、しゃしんや ぶんで、はやく つたえる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「えいが」
   *@まっくらな へやで、Aおおきな まくに、ものがたりなどを うつして みせる Aもの。
    @場所A機能B上位概念
 
「のうぎょう」
   *@やさいや こめや くだものなどを つくる Aしごと。
    @機能A上位概念
 
「おみせ」
   *@しなものを ならべて うる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「わけ」
   *@どう して、そう なったのかと いう Aこと。
    @理由Aこと
 
「なまえ」
   *@ものや ひとの、それぞれの Aよびかた。
    @対象A上位概念
 
「ざいりょう」
   *@なにかを つくる もとに なる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「くみ」
   *@いっしょに おなじ ことを する ための、Aひとの あつまり。
    @機能A上位概念
 
「しるし」
   *@ほかの ものと みわける ための、Aきごうや めじるし。
    @機能A上位概念
 
「しぜん」
   *@やまや くさや どうぶつなど、にんげんが つくったのでは ないAもの。
    @性質A上位概念
 
「せかい」
   *@せかいには Aいろいろな くにが あって、たくさんの ひとが すんで いる。
    @見出し語A性質
(世界地図を載せ、様々な国に矢印を引き、その国の人種や文化などの特徴を絵で表している)
 
「たいよう」
   *@おひさま @言い換え
 
「つき」
   *@ちきゅうの まわりを まわって いる Aほし。
    @性質A上位概念
 
「ほし」
   *@よるの そらに かがやく Aもの。
    @性質A上位概念
 
「かぜ」
   *@くうきの ながれ。
    @言い換え
 
「ひ」
   *@ものが もえる ときに、ねつや ひかりを だす Aほのお。
    @性質A上位概念
 
「ほのお」
   *@ひの、さきの ぶぶん。
    @言い換え(場所)
 
「ねつ」
   *@あつさ。
    @言い換え
 
「ひかり」
   *@あかるく かんじる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「あかり」
   *@まわりを あかるく する Aもの。
    @機能A上位概念
    @あかるい Aひかり。
    @性質A上位概念
 
「でんき」
   *@いろいろな きかいを うごかす、たいせつな Aちから。
    @機能A上位概念
 
「みず」
   *@どうぶつや しょくぶつが いきる ために、なくては ならない Aもの。
    @性質A上位概念
 
「くも」
   *@とても ちいさな みずの つぶが あつまって、Aそらに うかんで いる Bもの。
    @形態A状態B上位概念
 
「きり」
   *@とても ちいさな みずの つぶが、Aけむりのように うかんだ Bもの。
    @形態A状態B上位概念
 
「あめ」
   *@そらの じょうきが あつまって、しずくに なって おちて くる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「こおり」
   *@みずが ひえて かたまった Aもの。
    @性質A上位概念
 
「おゆ」
   *@みずを あつく した Aもの。
    @性質A上位概念
 
「なみ」
   *@すいめんが、たかく なったり、ひくく なったり Aする Bこと。
    @状態A動作Bこと
 
「けむり」
   *@ものが もえる ときに でる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「すな」
   *@とても こまかい、Aいしの つぶ。
    @形態A上位概念
 
「わたし」「あなた」
*(「ひとの よびかた」で示す。*ひとの よびかたは、なまえの ほかにも いろいろ ある。)
 
「じぶん」
   *@わたしの こと。ぼくの こと。
    @言い換え
 
「だれ」
   *@しらない ひとを さす ときに つかう Aことば。
    @使用法A上位概念
 
「なに」
   *@わからない ものを さすのに つかう Aことば。
    @使用法A上位概念
 
「しょくぶつ」
   *@くさや、き、きのこ、かいそうなどを まとめて いう Aことば。
    @機能A上位概念
 
「き」
*(種類を絵で示すことで説明:どんな きを しって いるかな?)
 
「みき」
   *@きの、Aねもとから うえに のびた ぶぶん。
    @上位概念A場所
 
「ね」
   *@しょくぶつが、Aつちの なかから えいようや みずを すいとる Bぶぶん。
    @上位概念A機能B場所
 
「えだ」 
*@きの Aみきから わかれて のびた ぶぶん。
    @上位概念A場所
 
「は」
   *@しょくぶつの Aくきや えだに ついて いる、Bうすい Cぶぶん。
    @上位概念A性質?B形態C場所
 
「たね」
   *@くさや きの、Aめになる Bもと。
    @上位概念A機能B材料
 
「め」
   *@たねや えだから でる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「つぼみ」
   *@さく まえの Aはな。
    @性質A上位概念
 
「はな」
   *@しょくぶつが、Aみや たねを つける ために さかせる Bもの。
    @上位概念A機能B上位概念
 
「み」
   *@はなが さいた あとに できる、Aくだものや やさい。
    @性質A下位概念
 
「くだもの」
   *@たべられる、Aきや くさの み。
    @性質A上位概念
 
「やさい」
   *@たべる ために つくる Aしょくぶつ。
    @性質A上位概念
 
「かび」
   *@たべものや ふくに つく、Aとても ちいさな Bいきもの。
    @性質A形態B上位概念
 
「きのこ」
   *@じめいめ した ところに はえる、Aかさのような かたちの Bしょくぶつ。
    @性質A形態B上位概念
 
「くさ」
   *@きに ならない Aしょくぶつを、Bまとめて いう Cことば。
    @性質A上位概念B機能C上位概念
 
「こけ」
   *@きや、いしのうえや、しめった ところに はえる、Aちいさな Bしょくぶつ。
    @性質A形態B上位概念
 
「さくら」
   *@はるに はなが さく Aき。
    @性質A上位概念
 
「きく」
   *@あきに さく Aはな。
    @性質A上位概念
 
「たけ」
   *@まっすぐに のびる、Aふしの ある Bしょくぶつ。
    @性質A形態B上位概念
 
「ばいきん」
   *@びょうきや よごれの もとに なる Aもの。
    @性質A上位概念
 
「ばら」
   *@くきに とげの ある Aはな。
    @形態A上位概念
 
「まつ」
   *@はりのように とがった はを もつ Aき。
    @形態A上位概念
 
「いた」
   *@きなどで つくった、Aうすくて ひらたい Bもの。
    @材料A形態B上位概念
 
「おにいさん」
   *@じぶんより としが うえの、Aおとこの Bきょうだい。
    @性質A性別B上位概念
 
「おねえさん」
   *@じぶんより としが うえの、Aおんなの Bきょうだい。
    @性質A性別B上位概念
 
「いもうと」
   *@じぶんよりも としが したの、Aおんなの Bきょうだい。
    @性質A性別B上位概念
 
「おじさん」
   *@おとうさんや おかあさんの、Aおとこの Bきょうだい。
    @所属A性別B上位概念
    @おばさんの Aだんなさん。
    @所属 A言い換え
    @おとなの Aおとこの Bひと。
    @性質A性別B上位概念
 
「おとこ」
*(絵で示すことで説明)
 
「おとうと」
   *@じぶんよりも としが したの、Aおとこの Bきょうだい。
    @性質A性別B上位概念
 
「おばさん」
   *@おとうさんや おかあさんの、Aおんなの Bきょうだい。
    @所属A性別B上位概念 
    @おじさんの Aおくさん。
    @所属A言い換え
    @おとなの Aおんなの Bひと。
    @性質A性別B上位概念
 
「おんな」
*(絵で示すことで説明)
 
「こども」
   *@とても わかい Aひと。
    @性質A上位概念
    @じぶんの Aむすこや むすめ。
    @所属A言い換え
 
「おとうさん」
*(絵で示すことで説明)
 
「ともだち」
   *@なかよく つきあって いる Aひと。
    @状態A上位概念
 
「おかあさん」
*(絵で示すことで説明)
 
「ひと」
   *@わたしたちの こと。
    @言い換え
 
「おうさま」
   *@くにを おさめる Aひと。
    @機能A上位概念
 
「おとな」
   *@からだも こころも りっぱに そだった Aひと。
    @性質A上位概念
 
「どうぶつ」
*(種類を絵で示すことで説明:ひとも どうぶつ です。)
 
「おす」
   *@どうぶつで、Aこどもや たまごを うまない Bほう。
    @上位概念A機能B対になるものがあることを前提に片方を示す。
 
「めす」
   *@どうぶつで、Aこどもを うんだり、たまごを うんだりする Bほう。
    @上位概念A機能B対になるものがあることを前提に片方を示す。
 
「とり」
   *@たまごから うまれる、Aつばさの ある Bどうぶつ。
    @性質A形態B上位概念
 
「さかな」
*(淡水魚・海水魚・飼育できる魚の3種に分けて、絵で示すことで説明)
 
「かい」
   *@かたい からを もつ Aいきもの。
    @形態A上位概念
    @みずに なかに すむ ものが おおい。
    @性質
 
「むし」
   *@からだが、あたま、むね、はらに わかれて いて、ろっぽんの あしが はえて 
 いる Aいきもの。@こんちゅう。
    @形態A上位概念  @言い換え
 
「あり」
   *@つちの なかなどに すを つくって、たくさんの かぞくと いっしょに くらす、 Aちいさな Bむし。
    @性質A形態B上位概念
 
「いぬ」
*(種類を絵で示すことで説明:●どの いぬが すきかな?)
 
「うし」
   *@にくや ちちを とる ために かう Aどうぶつ。
    @機能A上位概念
 
「うま」
   *@たてがみの ある、Aはしるのが とくいな Bどうぶつ。
    @形態A性質B上位概念
 
「か」
   *@どうぶつの ちを すう、Aちいさな Bむし。
    @性質A形態B上位概念
 
「ちょうちょう」
*(絵と例文で説明●ちょうちょうが とんで いる)
 
「にわとり」
   *@ほとんど とべない Aとり。
    @性質A上位概念
    @にくや たまごは たべられる。
    @機能
 
「ねこ」
*(種類を絵で示すことで説明●どの ねこが すきかな?)
 
「ねずみ」
   *@いえの なかや、はたけなどに すむ、Aちいさな Bどうぶつ。
    @性質A形態B上位概念
 
「はち」 
   *@すを つくって、たくさんの なかまと くらす Aむし。
    @性質A上位概念
    @するどい はりを もって いる ものも いる。 @形態
 
「はえ」
   *@たべものに よって くる、Aちいさな Bむし。
    @性質A形態B上位概念
 
「ぶた」
   *@ふとって いて、はなの おおきな Aどうぶつ
    @形態A上位概念
 
「へび」
   *@ひものような かたちを した、Aにょろにょろと はって すすむ Bいきもの。
    @形態A性質B上位概念
 
「いきもの」
   *@いきて いる もの。
    @言い換え
 
「しゅじゅつ」
   *@いしゃが、Aびょうきや けがの ところを Bきったり とったり して なおす Cこと。
    @動作主A場所B言い換えCこと
 
「つち」
*(絵で示すことで説明)
 
「りく」
   *@うみでは ない Aところ。
    @性質A上位概念
 
「うみ」
   *@しおからい みずが、たくさん たまって いる Aところ。
    @性質A上位概念
 
「やま」
   *@じめんが たかく もりあがって いる Aところ。
    @形態A上位概念
 
「かわ」
   *@みずが ながれる Aところ。
    @性質A上位概念
 
「たんぼ」
   *@いねを そだてる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「はたけ」
   *@たねや なえを うえて、やさいなどを つくる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「とかい」
   *@たくさんの ひとが すんで いる、Aにぎやかな Bまち。
    @性質A状態B上位概念
 
「まち」
   *@いえが、たくさん あつまって いる Aところ。
    @性質A上位概念
 
「いなか」
   *@とかいから はなれた Aところ。
    @性質A上位概念
    @うまれた Aところ。
    @性質A上位概念
    @ふるさと。
    @言い換え
 
「みち」
   *@ひとや じどうしゃなどが とおる Aところ。@どうろ。
    @機能A上位概念                @言い換え
 
「はし」
   *@かわの こちらと むこうを つないで、Aわたれるように した Bもの。
    @形態A機能B上位概念
 
「みなと」
   *@ふねが、でたり はいったり する Aところ。
    @機能A上位概念
 
「あな」
   *@くぼんだり つけぬけたり した Aところ。
    @形態A上位概念
 
「いし」
*(絵で示すことで説明)
 
「きん」
   *@きんいろに かがやく Aきんぞく。
    @形態A上位概念
 
「ぎん」
   *@ぎんいろに かがやく Aきんぞく。
    @形態A上位概念
 
「ダイヤモンド」
   *@とても かたくて、とても きれいな Aほうせき。
    @性質A上位概念
 
「どうぐ」
   *@せいかつを したり、しごとを したり するのに つかう Aもの。
    @機能A上位概念
 
「かみ」
   *@えや じを かいたり、ものを つつんだり するのに つかう Aうすい Bもの。
    @機能A形態B上位概念
 
「ぺん」
   *@インクを つけて、じや えを かく Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「えんぴつ」
   *@じや えを かく ための Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「インク」
   *@ペンに つけて、じや えを かく ための Aえき。
    @機能A上位概念
 
「くし」
   *@かみのけを とかす Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「とけい」
   *@じかんを おしえて くれる Aきかい。
    @機能A上位概念
 
「めがね」
   *@はっきり みえるように する ための Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「かさ」
   *@あめや ゆきが あたらないように する ための Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「かばん」
   *@ものを いれて、もちはこぶ ための Aいれもの。
    @機能A上位概念
 
「つえ」
   *@あるき やすく する ために もつ Aぼう。
    @機能A上位概念
 
「あみ」
   *@いとや はりがねを Aあんで つくった Bもの。
    @材料A形態B上位概念
 
「かたな」
   *@むかし、Aさむらいが Bつかった Cはもの。
    @時A動作主B動作C上位概念
 
「かま」
   *@くさを きりとるのに つかう Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「くぎ」
   *@いたなどを くっつける ときに つかう、Aてつ などで つくった、Bさきの とがった Cもの。
    @機能A材料B形態C上位概念
 
「ぼう」
   *@てに もてるくらいの、Aほそながい Bきや たけや きんぞく。
    @性質A形態B上位概念
 
「はしご」
   *@たかい ところに のぼる ための Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「はり」
   *@ぬいものを する Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「びん」
   *@みずや ジュースなどを いれる Aいれもの。
    @機能A上位概念
 
「ベル」
   *@ひとを よんだり、あいずを したり する ときに、おおきな おとを だす Bもの。
    @機能A上位概念
 
「かがみ」
   *@かおや すがたを うつして みる ための Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「かぎ」
   *@とびらや ひきだしなどを、かってに あけられないように する ための Aしかけ。
    @機能A上位概念
 
「かご」
   *@たけや はりがねを あんで つくった Aいれもの。
    @性質A上位概念
 
「コップ」
*(絵で示すことで説明)
 
「スプーン」
   *@さじ。
    @言い換え
 
「さら」
   *@たべものを もる Aひらたい Bうつわ。
    @機能A形態B上位概念
 
「たんす」
   *@ふくや どうづを いれて おく ための Aかぐ。
    @機能A上位概念
 
「つくえ」
   *@ほんを よんだり、じを かいたり する ときに つかう Aだい。
    @機能A上位概念
 
「なべ」
   *@たべものを、にたり ゆでたり するのに つかう Aどうぐ。
    @機能A上位概念
 
「バケツ」
   *@みずを いれて はこぶ ための Aいれもの。
    @機能A上位概念
 
「はこ」
   *@きや かみで つくった Aいれもの。
    @材料A上位概念
 
「はし」
   *@ものを はさみのに つかう Aにほんの Bぼう。
    @機能A形態B上位概念
 
「ふた」
   *@いれものの くちに かぶせて、ふさぐ Aもの。
    @機能A上位概念
 
「ふくろ」
   *@なかに ものを いれる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「ふく」
   *@みに つける Aもの。
    @機能A上位概念
 
「そで」
   *@ふくの Aうでを とおす Bぶぶん。
    @上位概念A機能B場所
 
「ぼうし」
   *@あたまに かぶる Aもの。
    @使用法A上位概念
 
「くつ」
   *@あるく ときに あしに はく Aもの。
    @機能A上位概念
 
「ひも」
   *@ものを しばる ための、Aほそながい Bもの。
    @機能A形態B上位概念
 
「ボタン」
   *@ようふくなどの あわせめを とめる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「かお」
   *@めや、はなや、くちなどが ある Aぶぶん。
    @性質A上位概念
 
「め」
   *@かおに ある、Aものを みる Bぶぶん。
    @性質A機能B上位概念
 
「なみだ」
*(絵で示すことで説明)
 
「みみ」
   *@かおの よこに ある、Aおとや こえを きく Bぶぶん。
    @性質A機能B上位概念
 
「はな」
   *@いきを したり、においを かいだり する Aぶぶん。
    @機能A上位概念
 
「くち」
   *@いきものが、Aものを たべたり、こえを だしたり する Bぶぶん。
    @動作主A機能B上位概念
 
「くちびる」
   *@くちの まわりの Aやわらかい Bぶぶん。
    @場所A性質B上位概念
 
「は」
   *@くちに いれた たべものを、かんだり くだいたり する Aぶぶん。
    @機能A上位概念
 
「あご」「のど」「くび」「かた」「むね」「おなか」「こし」「ひざ」
*(「からだ」で示す:人を描き、各カ所の名を示している。)
 
「て」
   *@からだの、かたから さきの Aぶぶん。
    @場所A上位概念
    @てくびから さきの Aぶぶん。
    @場所A上位概念
 
「ゆび」
   *@てや あしの さきの、Aわかれた Bぶぶん。
    @場所A形態B上位概念
 
「つめ」
   *@ゆびさきに ある Aかたい Bもの。
    @場所A形態B上位概念
 
「あし」
*(絵で示すことで説明)
 
「ち」
   *@しんぞうから でて、からだの なかを ながれる Aあかい Bえきたい。
    @性質A形態B上位概念
 
「ほね」
   *@からだを させる、Aかたい Bもの。
    @機能A形態B上位概念
 
「つの」
   *@どうぶつの あたまから つきでた Aもの。
    @性質A上位概念
 
「つばさ」
   *@とりや ひこうきが、そらを とぶ ための Aはね。
    @機能A上位概念
 
「はね」
   *@とりや むしに はえて いる、Aそらを とぶ ための Bもの。
    @性質A機能B上位概念
 
「しっぽ」
   *@いきものの お。
    @言い換え
 
「いえ」
   *@ひとの すむ Aたてもの。
    @機能A上位概念
 
「やね」
   *@たてものの うえを おおって いる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「まど」
   *@たいようの ひかりや、かぜを いれる ための Aあな。
    @機能A上位概念
 
「かべ」
   *@たてものの まわりや、へやを しきる Aもの。
    @機能A上位概念
 
「はしら」
   *@たてものを ささえる、Aきや きんぞくの Bふとい Cぼう。
    @機能A材料B形態C上位概念
 
「たたみ」
   *@にほんふうの へやの ゆかに ひく Aもの。
    @使用法A上位概念
 
「せき」
   *@すわる Aところ。
    @機能A上位概念
 
「にわ」
   *@いえの そばに、Aはなや きを うえたり、いけを つくったり した Bところ。
    @場所A性質B上位概念
 
「トイレ」
   *@おしっこや うんちを する Aところ。
    @機能A上位概念
 
 
【どうさ】
 
「はたらく」
   *@しごとを Aする Bこと。
    @目的AするBこと
 
「うごく」
   *@じっと Aして いないで、Bゆれる Cこと。
    @状態A言い換えB言い換えCこと
    @ある ばしょから、Aちがう ばしょに Bうつる Cこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B言い換えCこと
 
「ある」
   *@その かたちが Aみえる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
    @もって いる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「なる」
   *@しょくぶつの みが Aできる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「なる」
   *@おとが Aする Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「いる」
   *@そこに Aある Bこと。
    @場所A言い換えBこと
 
「する」
   *@やる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「できる」
   *@つくられる Aこと。
    @言い換えAこと
   *@ある ことを する ちからを Aもって いる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「つづく」
   *@つながる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「あたる」
   *@ぶつかる Aこと。
    @言い換えAこと
    @ねらった とおりに Aなる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「はいる」
   *@なかに Aすすむ Bこと。
    @場所(終点)A言い換えBこと
 
「おく」
   *@のせる Aこと。@すえる Aこと。
    @言い換えAこと  @言い換えAこと
 
「おちる」
   *@うえから Aしたに、Bきゅうに Cうつる Dこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B状態C言い換えDこと
 
「くだく」
   *@かたまって いる ものを、Aこわして Bちいさく Cする Dこと。
    @対象A言い換えB状態CするDこと
 
「しまる」
   *@あいて いた ものが、Aとじる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「すすむ」
   *@まえに Aうごく Bこと。
    @方向A言い換えBこと
 
「すべる」
   *@なめらかに Aすすむ Bこと。
    @状況A言い換えBこと
 
「だす」
   *@なかから Aそとに Bうつす Cこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B言い換えCこと
 
「つける」
   *@くっついて、Aとれなく Bする Cこと。
    @言い換えA状態BするCこと
 
「とける」
   *@みずなどに Aまざって、Bもとの かたちが Cなくなる Dこと。
    @対象A言い換えB形態C言い換えDこと
 
「とめる」
   *@うごいて いる ものを、Aうごかないように Bする Cこと。
    @対象A状態BするCこと
   *@はなれないように Aする Bこと。
    @状態AするBこと
 
「にる」
   *@おなじように Aみえる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「にる」
   *@たべものを Aみずなどに Bいれて、Cねつを Dとおす Eこと。
    @対象A使用物B言い換えC対象D言い換えEこと
 
「ねじれる」
   *@ねじられたように Aまがる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「ふく」
   *@かぜが Aおこる Bこと。
    @目的A言い換えBこと
    @くちから Aいきを Bだす Cこと。
    @場所(起点)A対象B言い換えCこと
 
「ふく」
   *@こすって、Aよごれ などを Bとる Cこと。
    @言い換えA対象B言い換えCこと
 
「ふるえる」
   *@からだが Aこまかく Bゆれる Cこと。
    @体の部分A状況B言い換えCこと
 
「やく」
   *@ものに Aひを Bあてる Cこと。
    @対象A使用物B言い換えCこと 
    @ものを Aもやす Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「やめる」
   *@つづけて いた ことを、Aおわりに Bする Cこと。
    @対象A言い換えBするCこと
 
「わる」
   *@こわして、Aもとの かたちを Bなくす Cこと。
    @言い換えA形態B言い換えCこと
 
「つくる」
   *@こしらえる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「なく」
   *@かなしかったり うれしかったり して、Aなみだが Bでる Cこと。
    @理由A使用物B言い換えCこと
 
「なく」
   *@どうぶつや むしが、Aこえや おとを Bだす Cこと。
    @動作主A対象B言い換えCこと
 
「わらう」
   *@うれしかったり おかしかったり して、Aにこっと Bしたり、Cこえを Dだしたり Eする Fこと。
    @理由A状態B言い換えC対象D言い換えEするFこと
 
「ほほえむ」
   *@こえを Aださないで、Bにっこり Cわらう Dこと。
    @対象A言い換えB状態C言い換えDこと
 
「ほめる」
   *@その ひとを、Aよく Bいう Cこと。
    @対象A状態B言い換えCこと
 
「あずける」
   *@たのんで、もって まもって もらう Aこと。
    @言い換えAこと
 
「うる」
   *@おかねを Aもらって、Bしなものを Cわたす Dこと。
    @使用物A言い換えB対象C言い換えDこと
 
「かう」
   *@おかねを Aはらって、Bしなものを Cじぶんの ものに Dする Eこと。
    @使用物A言い換えB対象C状態DするEこと
 
「はらう」
   *@おかねを Aだす Bこと。
    @使用物A言い換えBこと
 
「かす」
   *@かえして もらう やくそくを して、Aじぶんの ものを Bつかわせる Cこと。
    @条件A使用物B言い換えCこと
 
「かりる」
   *@かえす やくそくを して、Aひとの ものを Bつかう Cこと。
    @条件A使用物B言い換えCこと
 
「あう」
   *@ある ばしょで Aいっしょに Bなる Cこと。
    @場所A状態B言い換えCこと
    @かおを Aあわせる Bこと。
    @体の部分A言い換えBこと
 
「わかれる」
   *@いっしょに いた ひとが、Aはなれる Bこと。
    @動作主A言い換えBこと
 
「さそう」
   *@いっしょに Aなにか しようと Bいう Cこと。
    @状態A目的B言い換えCこと
    @すすめる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「おくる」
   *@しなものを、Aある ところに Bとどくように Cする Dこと。
    @対象A場所B言い換えCするDこと
 
「まつ」
   *@くる ことを Aねがう Bこと。
    @目的A言い換えBこと
 
「たのむ」
   *@おねがい Aする Bこと。
    @言い換えAするBこと
 
「たすける」
   *@すくう Aこと。
    @言い換えAこと
    @てつだう Aこと。
    @言い換えAこと
 
「もらう」
   *@ひとから Aうけとって、Bじぶんの ものに Cする Dこと。
    @対象A言い換えB状態CするDこと
 
「とどける」
   *@おくったり、もって いったり して、わたす Aこと。
    @言い換えAこと
 
「まける」
   *@ちからなどが たりなくて、Aかなわない Bこと。
    @条件A言い換えBこと
 
「かつ」
   *@あいてを Aまかす Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「まもる」
   *@きめられた とおりに Aする Bこと。
    @状態AするBこと
   *@こわされたり、きずつけられたり、とられたり しないように Aする Bこと。
    @状態AするBこと
 
「ゆるす」
   *@しっぱいを Aせめない Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「かざる」
   *@きれいに みえるように Aする Bこと。 
    @状態AするBこと
 
「つかう」
   *@やくに たてる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「しらべる」
   *@わからない ことを、Aほんを Bよんだり、Cひとに Dきいたり して、Eたしかめる Fこと。
    @対象A使用物B言い換えC使用物D言い換えE言い換えFこと
 
「あるく」
   *@あしを Aうごかして すすむ Bこと。
    @体の部分A言い換えBこと
 
「おきる」
   *@めを Aさます Bこと。
    @体の部分A言い換えBこと
 
「あそぶ」
   *@たのしい ことを Aする Bこと。
    @状態A言い換えBこと 
 
「おどる」
   *@おどりを Aする Bこと。
    @目的AするBこと
 
「かえる」
   *@もと いた ところに Aもどる Bこと。
    @場所A言い換えBこと
 
「くる」
   *@こちらに Aちかづく Bこと。
    @場所A言い換えBこと
 
「ける」
   *@あしで、Aものを Bつきとばす Cこと。
    @体の部分A対象B言い換えCこと
 
「こえる」
   *@こちらから Aむこうに、Bなにかの うえを Cとおりすぎて いく Dこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B場所C言い換えDこと
 
「たつ」
   *@おきあがる Aこと。
    @言い換えAこと
    @まっすぐに Aして いる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「とおる」
   *@いったり きたり Aする Bこと。
    @言い換えAするBこと
 
「のる」
   *@のりものの なかに Aはいったり、Bだいなどの うえに Cあがったり Dする Eこと。
    @場所A言い換えB場所C言い換えDするEこと
 
「はく」
   *@くちの なかから、Aものを Bだす Cこと。
    @場所(起点)A対象B言い換えCこと
 
「はく」
   *@はきものや、ズボンなどを Aみに Bつける Cこと。
    @対象A体の部分B言い換えCこと
 
「はく」
   *@ほうきで Aごみを Bはらう Cこと。
    @使用物A対象B言い換えCこと
 
「はしる」
   *@はやく Aうごく Bこと。
    @状態A言い換えAこと
 
「いく」
   *@ある ところへ Aむかって、Bすすむ Cこと。
    @場所A言い換えB言い換えCこと
    @でかける Aこと。
    @言い換えAこと
 
「わたる」
   *@こちらから Aむこうへ Bうつる Cこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B言い換えCこと
 
「うまれる」
   *@こどもや たまごが、Aおかあさんから Bでて くる Cこと。
    @対象A場所(起点)B言い換えCこと
    @たまごから ひなや こどもに Aなる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「しぬ」
   *@いのちが Aなくなる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「あきる」
   *@じゅうぶんに なって、Aいやに なる Bこと。
    @状態A感情Bこと
 
「つかれる」
   *@くたびれる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「ねむる」
   *@めを Aとじて、Bこころと からだを Cやすめる Dこと。
    @体の部分A言い換えB体の部分C言い換えDこと 
 
「ねる」
   *@よこに Aなる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
    @ねむる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「なれる」
   *@なんども Aやって、Bじょうずに Cなる Dこと。
    @量A言い換えB状態C言い換えDこと
 
「あげる」
   *@うえに Aうごかす Bこと。
    @方向A言い換えBこと
    @したから Aうえへ、Bうつす Cこと。
    @場所(起点)A場所(終点)B言い換えCこと
 
「あわせる」
   *@いっしょに Aする Bこと。
    @状態AするBこと
    @おなじに Aする Bこと。
    @状態AするBこと
 
「あらう」
   *@みずや おゆなどで、Aよごれを Bおとす Cこと。
    @使用物A対象B言い換えCこと
 
「うつ」
   *@たたく Aこと。
    @言い換えAこと
 
「うめる」
   *@つちや ものの なかに Aいれて、Bそとから Cみえなく Dする Eこと。
    @場所A言い換えB場所(起点)C状態DするEこと
 
「うえる」
   *@くさや きを Aそだてる ために、Bたねや ねを Cつちの なかに Dうめる Eこと。
    @理由の対象A理由B対象C場所D言い換えEこと
 
「おす」
   *@ものを、Aむこうに Bうごかす Cこと。
    @対象A方向B言い換えCこと
 
「おる」
   *@まげて かさねる Aこと。
    @言い換えAこと
    @ふたつに Aまげる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「きる」
   *@てや はさみなどで、Aものを Bはなればなれに したり、きずを つけたり Cする Dこと。
    @使用物A対象B言い換えCするDこと
 
「きる」
   *@みに Aつける Bこと。
    @場所A言い換えBこと
 
「しばる」
*ひもや なわで Aむすぶ Bこと。
    @使用物A言い換えBこと
 
「つなぐ」
   *@むすびあう Aこと。
    @言い換えAこと
 
「とじる」
   *@ひらいて いる ものを、Aしめる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「とる」
   *@てで Aもつ Bこと。
    @体の部分A言い換えBこと
 
「なげる」
   *@てで、Aとおくへ Bとばす Cこと。
    @体の部分A方向B言い換えCこと
 
「にぎる」
   *@ての なかに、Aものを Bつかむ Cこと。
    @場所A対象B言い換えCこと
 
「ぬう」
   *@いとで、Aぬのや きれを Bつなぎあわせる Cこと。
    @使用物A対象B言い換えCこと
 
「ひく」
   *@じぶんの ほうに Aうごかす Bこと。
 
「ひらく」
   *@とじて いる ものを、Aあける Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「ふる」
   *@ゆりうごかす Aこと。
    @言い換えAこと
 
「さわる」
   *@ふれたり くっついたり Aする Bこと。
    @言い換えAするBこと
 
「ほる」
   *@じめんに Aあなを Bあける Cこと。
    @場所A目的B言い換えCこと
 
「まく」
   *@まわりに Aからみつける Bこと。
    @場所A言い換えBこと
 
「みがく」
   *@こすって、Aきれいに Bする Cこと。
    @言い換えA状態BするCこと
 
「むすぶ」
   *@くんで しめて、Aはなれないように Bする Cこと。
    @言い換えA状態BするCこと
 
「もつ」
   *@てに Aとる Bこと。
    @体の部分A言い換えBこと
 
「うたう」
   *@ふしを つけて、Aこえを だす Bこと。
    @状態A言い換えBこと
    @さえずる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「みる」
   *@めで、Aものの ようすを Bかんじる Cこと。
    @体の部分A対象B言い換えCこと
 
「きく」
   *@おとや こえを、Aみみで Bかんじる Cこと。
    @対象A体の部分B言い換えCこと
 
「しる」
   *@わかる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「しんじる」
   *@ほんとうだと Aおもう Bこと。
    @状況A言い換えBこと
 
「うたがう」
   *@あやしいと Aおもう Bこと。
    @状況A言い換えBこと
 
「おもう」
   *@かんじたり、かんがえたり Aする Bこと。
    @言い換えAするBこと
 
「かんがえる」
   *@あたまの なかで、Aいろいろと Bおもう Cこと。
    @体の部分A対象B言い換えCこと
 
「はかる」
   *@おもさや ながさや じかんなどを Aしらべる Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「おどろく」
   *@びっくり Aする Bこと。
    @状態AするBこと
 
「わすれる」
   *@うっかり、Aものを Bおきわすれて しまう Cこと。
    @状態A対象B言い換えCこと
 
「おぼえる」
   *@きいたり ならったり した ことを、Aわすれない Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「まがる」
   *@むきが Aかわる Bこと。
    @方向A言い換えBこと
 
「ふとる」
   *@にくが ついて、ふくらむ Bこと。
    @条件A言い換えBこと
 
「やせる」
   *@にくが おちて、Aからだが Bほそく Cなる Dこと。
    @条件A体の部分B状態C言い換えDこと
 
「かわく」
   *@みずけが Aなくなる Bこと。
    @対象A状態Bこと
 
「しめる」
   *@みずけを すって、Aしっとりと Bする Cこと。
    @条件A状態BするCこと
 
「にごる」
   *@なにかが まじって、Aよごれる Bこと。
    @条件A言い換えBこと
 
「よごれる」
   *@きたなく Aなる Bこと。
    @状態A言い換えBこと
 
「さわぐ」
   *@うるさく Aする Bこと。
    @状態AするBこと
 
「かさなる」
   *@ものの うえに、Aほかの ものが Bのる Cこと。
    @場所A対象B言い換えCこと
 
「まざる」
   *@ちがう ものが、Aいっしょに なる Bこと。
    @A言い換えBこと
 
「まちがえる」
   *@とりちがえる Aこと。
    @言い換えAこと
 
「はなす」
   *@しゃべる Aこと。@いう Aこと
    @言い換えAこと   @言い換えAこと
 
「いう」
   *@おもって いる ことを、Aことばで Bあらわす Cこと。
    @対象A使用物B言い換えCこと
    @はなす Aこと。
    @言い換えAこと
 
「こたえる」
   *@もんだいを Aとく Bこと。
    @対象A言い換えBこと
    @へんじを する Aこと。
    @言い換えAこと
 
「かく」
   *@じや えを Aしるす Bこと。
    @対象A言い換えBこと
 
「よむ」
   *@めで みて、Aかいて ある ことを Bしる Cこと。
    @条件A対象B言い換えCこと
 
「すう」
   *@くちや はなから、Aからだの なかに Bいれる Cこと。
    @体の部分A場所B言い換えCこと
 
「のむ」
   *@くちから、Aからだの なかに Bいれる Cこと。
    @体の部分A場所B言い換えCこと
 
「かむ」
   *@はで、Aものを くだいたり つぶしたり Bする Cこと。
    @体の部分A言い換えBするCこと
 
「あわてる」
   *@おどろいて、Aまごまご Bする Cこと。
    @状態A状態BするCこと
 
 
【ようす】
 
「おそろしい」
   *@こわく Aかんじる Bようす。
    @感情A動作Bようす
 
「たかい」
   *@くらべた ときに、Aうえに ある Bようす。
    @場合(比較)A状態Bようす
   *@かうのに、Aたくさんの Bおかねが かかる Cようす。
    @場合A程度B状況Cようす
 
「ひくい」
   *@くらべた ときに、Aしたに ある Bこと。
    @場合(比較)A状態Bこと
 
「ひろい」
   *@はばや ひらさが、Aおおきい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「おおきい」
   *@くらべた ときに、Aちいさく ない Bようす。
    @場合(比較)A状態Bようす
 
「せまい」
   *@はばや ひろさが、Aちいさい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「ちいさい」
   *@くらべた ときに、Aおおきく ない Bようす。
    @場合(比較)A状態Bようす
 
「ふかい」
   *@そこまでが Aとおい ようす。
    @対象A程度Bようす
 
「とおい」
   *@はなれて いる Aようす。
    @状態Aようす
 
「あさい」
   *@そこまでが Aちかい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「ちかい」
   *@あまり Aはなれて いない Bようす。
    @程度A状態Bようす
 
「ながい」
   *@はしから はしまでの ながさが、Aおおきい Bこと。
    @対象A程度Bこと
 
「みじかい」
   *@はしから はしまでの ながさが、Aちいさい Bこと。
    @対象A程度Bこと
 
「あつい」
   *@おもてと うらの あいだの Aはばが Bおおきい Cようす。
    @場所A対象B程度Cようす
 
「あつい」
   *@おんどが Aたかい Bようす。
    @対象A程度Bようす
    @すずしく なくて、Aすごし にくい Bようす。
    @状態A感覚Bようす
 
「あつい」
   *@おんどが Aたかい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「こい」
   *@いろが Aふかい Bようす。
    @対象A程度Bようす
    @あじが Aつよい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「うすい」
   *@おもてと うらの あいだの Aはばが Bちいさい Cこと。
    @場所A対象B程度Cこと
   *@いろが Aあさい Bようす。
    @対象A程度Bようす
    @あじが Aよわい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「まっすぐ」
   *@すこしも Aまがって いない Bようす。
    @程度A状態Bようす
 
「わかい」
   *@あまり Aとしを とって いない Bようす。
    @程度A状態Bようす
 
「かしこい」
   *@あたまが Aいい Bようす。
    @対象A状態Bようす
 
「つよい」
   *@とても Aちからが Bある Cようす。
    @程度A対象B状態Cようす
 
「おとなしい」
   *@さわいだり しないで、Aしずかに して いる Bようす。
    @条件A状態Bようす
 
「よわい」
   *@ちからが Aあまり Bない Cようす。
    @対象A程度B状態Cようす
 
「おもい」
*@おもさが Aおおい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「かるい」
   *@おもさが Aすくない Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「かたい」
   *@ちからを くわえても、Aかたちが Bかわらないくらい Cしっかりと して い る Dようす。
    @条件A対象B程度C状態Dようす
 
「あたらしい」
   *@できてから、Aあまり Bじかんが Cたって いない Dようす。
    @時A程度B対象C程度Dようす
    @いままでに ない Aようす。
    @状態Aようす
 
「ふるい」
   *@できてから、Aながい Bじかんが Cたって いる Dようす。
    @時A程度B対象C状態Dようす
 
「しずか」
   *@あまり Aおとが Bしない Cようす。
    @程度A対象B状態Cようす
 
「はっきり」
   *@よく Aわかる Bようす。
    @程度A状態Bようす
 
「ぼんやり」
   *@はっきりと しない Aようす。
    @状態Aようす
 
「うつくしい」
   *@きれいな Aようす。
    @状態Aようす
 
「おかしい」
   *@ふつうと Aちがって いる Bようす。
    @比較の対象A状態Bようす
 
「いい」
*@りっぱな Aようす。
    @状態Aようす
    @すぐれて いる Aようす。
    @状態Aようす
 
「わるい」
   *@よく ない Aようす。
    @状態Aようす
 
「ただしい」
   *@まちがって いない Aようす。
    @状態Aようす
    @きちんと している Aようす。
    @状態Aようす
 
「むずかしい」
   *@やり にくい Aようす。
    @状態Aようす
 
「やすい」
   *@かうのに、Aあまり Bおかねが Cかからない Dようす。
    @場合A程度B対象C状態Dようす
 
「ゆっくり」
   *@いそがない Aようす。
    @状態Aようす
 
「はやい」
   *@じかんが、Aみじかくて Bすむ Cこと。
    @対象A程度B状態Cこと
 
「おそい」
   *@スピードが、Aあまり Bない Cようす。
    @対象A程度B状態Cようす
 
「くらい」
   *@ひかりが Aあまり Bあたらなくて、Cものが Dよく Eみえない Fようす。
    @対象A程度B状態C対象D程度E状態Fようす
 
「あかるい」
   *@ひかりが Aよく Bあたって、Cものが Dはっきりと みえる Eようす。
    @対象A程度B状態C対象D状態Eようす
 
「あたたかい」
   *@つめたくも あつくも なくて、Aきもちが いい Bようす。
    @条件A感覚Bようす
    @さむくも あつくも なくて、Aきもちが いい Bようす。
    @条件A感覚Bようす
 
「あまい」
   *@さとうのような Aあじが する Bようす。
    @例示A状態Bようす
 
「いたい」
   *@がまんが できないくらいの Aいたみや くるしみを かんじる Bようす。
    @程度A感覚Bようす
 
「かゆい」
   *@むずむず して、Aかきたいように かんじる Bようす。
    @状態A感覚Bようす
 
「さむい」
   *@おんどが Aひくい Bようす。
    @対象A程度Bようす
 
「すずしい」
   *@あつく なくて、Aすごし やすい Bようす。
    @状態A感覚Bようす
 
「にがい」
   *@こい おちゃを のんだ ときのような Aあじが する Bようす。
    @例示A状態Bようす
 
「やわらかい」
   *@すこし ちからを くわえただけで、Aかたちが Bかわる Cようす。
    @条件A対象B状態Cようす
 
「ぜったい」
   *@まちがいの ない Aようす。
    @状態Aようす
 
「うれしい」
   *@よろこぶ Aようす。
    @感情Aようす
    @たのしく Aおもう Bようす。
    @感情A動作Bようす
 
「かなしい」
   *@なきたく なるような Aきもちが Bする Cようす。
    @例示A感情B動作Cようす
 
「くるしい」
   *@びょうきや けがなどで、Aつらい Bようす。
    @理由A感情Bようす
 
「たのしい」
   *@ゆかいに Aかんじる Bようす。
    @感情A動作Bようす
 
 
 

第三節 考察

 
【どうさ】
 「どうさ」の説明は、
        [〜 (する) こと。]
という形で表されていた。選定したことばについては、すべてがこの形であり、辞書全体でも、この形に統一されていると考えられる。それは、この辞書が子どもの「××ってなぁに?」という問の答えになるように書かれているからであると考えられる。例えば、子ども向けに対して、大人向け(子ども以上向けとでも言うべきなのだろうが、ここでは子ども向けに対するものとして、こう示しておく)の辞書として同じ三省堂の『新明解 国語辞典』から「あるく」ということばを引いてみると、
    「あるく」
    *足を交互に前に出して、進む。
となっている。おなじく「あるく」を『こども ことば絵じてん』では、
    「あるく」
    *あしを うごかして すすむ こと。
と説明している。このように、大人向けの辞書では、動詞は動詞で終わる形で書かれているのに対して、『こども ことば絵じてん』では[〜 (する) こと]と名詞化する形になっているのである。つまり、子どもの問いに対して「××とは、[〜 (する) こと]だよ」と答えることを前提に書かれているのである。
 
 [〜 (する) こと]と表される「どうさ」であるが、次に(する)に置かれることばについて考えてみたい。この(する)の位置に置かれることばは、どちらも動詞であるが、大きく分けて2つ考えられる。それは、
・する
・言い換え
である。‘言い換え’とは、ことば(見出し語)を言い換えた動詞である。「どうさ」に限って、その成分を‘動作’と表さずに‘言い換え’と表している。先述した、「あるく」の‘すすむ’がそれにあたる。また、[(言い換え) こと]と言い換えのみで表されているものもある。‘する’は、主に、状態に続くとき、他の‘言い換え’と並んで書かれ名詞化するのを助けるときに使われている。
  <例>
    「さわぐ」
    *@うるさく Aする Bこと。
@状態AするBこと
    「おもう」
    *@かんじたり、かんがえたり Aする Bこと。
    @言い換えAするBこと
 
 ‘する’‘言い換え’共に、〜の部分の成分に修飾される形で表されていいるものも多くあった。それらの成分は、場所(含:起点・終点)・対象・方向・状態・使用物・理由・理由の対象・動作主・体の部分(どの部分で行うか)・目的・状況・感情・量・条件である。これらは、‘する’‘言い換え’にあたる動詞を詳しくするために書かれているものである。詳しくするとは、詳しければ詳しいほど意味を限定することにつながる。よって、詳しくすることで、ことばの指し示すものを限定し、その言葉を説明していると言えるのである。また、この〜の部分は‘言い換え’にあたることばと、見出し語のことばとの違いを明確にしているとも言えるのである。
 
【ようす】
 「ようす」についても、ほぼ「どうさ」と同じことが言える。「ようす」の形は、
    [〜 (状態) ようす]
である。これも‘ようす’と名詞で終わることで、子どもの問いに対して答えやすくしていると言える。ただ、「ようす」については、‘ようす’の位置には‘こと’がくる場合も、少数ではあるが、あった。
 
(状態)の位置にくる成分は、状態・状況・程度・感覚・動作である。ただし、動作は感情に続く動作である。
  <例>
    「うれしい」
    @たのしく Aおもう Bようす。
    @感情A動作Bようす
 
 〜の部分にも、「どうさ」と同じく、(状態)を修飾する成分がくる。それは、場所・・対象・状態・場合(比較)・動作・・条件・時・比較の対象・例示である。
 特徴としては、場合として比較を説明に加えているものが多くみられてことが挙げられる。比較の対象は、対義語となっているようで、その差異を程度で表しているのである。
  <例>
    「おおきい」
    *@くらべた ときに、Aちいさく ない Bようす。
    @場合(比較)A状態Bようす
 
    「ちいさい」
    *@くらべた ときに、Aおおきく ない Bようす。
    @場合(比較)A状態Bようす
 
【なまえ】
 「なまえ」はさらに大きく4つに分類することができる。
・[〜 上位概念]
・[〜 (する) こと]
後者は、「どうさ」と同じ形であるので、“どうさ型”として扱っていくこととする。それに対して、前者は、すべて‘上位概念’を伴うものなので“上位概念型”とする。残り二つは、「ようす」と同じかたちである“ようす型”と、単に言い換えただけの“言い換え”である。
・[〜 (状態) ようす]
・[言い換え]
 これら、4つの中で主なものは“上位概念型”であった。
 “上位概念型”は、〜の部分に材料・機能・状態・使用物・性質・動作・使用法・作り方・理由・形態・場所・例示・対象・性別・所属 を伴っていた。これらは「どうさ」「ようす」でもみてきたように、詳しくすることで意味を限定し、ことばを説明しているのである。なかでも機能・性質・形態は頻度が高かった。特に機能では、「にわとり」「うし」などで、機能により説明しているのだが、その機能とは人間との関わりを強く意識させるものであった。
  <例>
    「うし」
    *@にくや ちちを とる ために かう Aどうぶつ。
    @機能A上位概念
もちろん、形態や機能による説明も可能だろう。現に同じく家畜として飼われ、食卓にも頻繁に登場する「ぶた」をみてみると、
  <例>
    「ぶた」
    *@ふとって いて、はなの おおきな Aどうぶつ
    @形態A上位概念
と形態によって説明されているのである。この、違いは何なのか。試しに「ぶた」ということばから、第一番に思い浮かぶことを考えてみる。恐らく、大半の人があの大きくて上を向いている鼻を思い浮かべるのではないだろうか。「うし」についても同じことが言えるかもしれない。しかし、「うし」は形態だけでなく、最も身近に考えられるのは牛乳ではないだろうか。このように、最も身近に感じられるもので説明するほうが、その言葉の意味を捉えやすくなると言えるだろう。
 “どうさ型”がみられるのは、「でんわ」「しょくじ」「ちゅうい」「しんぱい」などである。これらは、すべて後に‘する’を続けることで動詞化する。その、動詞化したものの意味が示されているために、「どうさ」と同じ形で書かれているのである。〜の部分には、状態・体の部分・理由・目的・使用物・動作主・時・場所(含む:起点・終点)・条件がおかれていた。
 “ようす型”は数は少ないが、「けんこう」「じゆう」「せんそう」「まじめ」「たいら」などでみられた。〜の部分にくる成分も限られていて、対象・状態・条件であった。
 “言い換え”は、そのまま言い換えただけのもので、時を表す「とき」「とし」や、形態を表すことばなどに多くみられた。また、「たいよう」「ぎゅうにゅう」などにもみられた。
 
 
 

第3章 説明と例文・絵の関連

 

 「説明する」方法は、ことばによるもののみではない。先述したとおり、テキストの『こども ことば絵じてん』以外の6歳児までの辞書の多くは、その説明そのものを絵に頼る「絵辞典」である。ことばによるのは、そのことばの使い方を示す例文のみである。
 この『こども ことば絵じてん』においては、「絵じてん」という名を持ちながら、重視されているのは、絵のみに頼るのではないことばによる説明である。もちろん、名の示すとおり、絵も含め、例文とことばによる説明の3つをあわせて、なされているのである。絵が示しているものは、ほとんどが、例文に書かれている状況を、イラスト化しているものである。しかし、例外としてことばによる説明を持たないものもある。全部で55語あった。以下に例として、いくつかテキストをコピーしたものを挙げる。
 
 例として挙げたものの他には、「みどり」「みずいろ」「ももいろ」といった色を表すことばや、「ぶらんこ」「すべりだい」「シーソー」「おにごっこ」「かくれんぼ」といった遊びに関することば、「さかな」「どうぶつ」などの動物、植物では「き」、食べ物では「のみもの」「おかし」など、それから「おとこ」「おんな」「おとうさん」「おかあさん」「よいこ」という人を表すことば、そして「じかん」「まんなか」「きせつ」「おかね」などのことばであった。これらは、子どもにとって特に身近なもの、ことばで説明するのが困難なものであるといえる。「さかな」「いぬ」「き」「おかし」などについては、その様々な種類を図鑑のように並べるという方法をとっている。
 これらのことば(見出し語)は、ことばによる説明では6歳児までの子どもにとって、逆にわかりづらくなるという考えから、絵でそのものや例文の状況を示すことで説明していると言える。例えば、色についてみてみると、ここに示した例以外のすべてが、例同様にその色の代表的なものを、その色で描くことで表しているのである。大人向けの辞書で同じく「あか(赤)」を引いてみると、
    「あか」
    *三原色の一つ。人間の血の色や、燃える火の色。    (『新明解 国語辞典』)
と表されている。ここでも主な説明は例示である。子ども向けの辞書では、さらに明確に表すために、その色を使った絵で表しているのである。絵で表すことは、耳で聞くことばや、ことばとして活字で表されたものよりも、そのものを視覚的に捉え、それをそのまま理解するので、確実に明確であるといえる。
 例文は、多くがことば(見出し語)の用例を示すものである。
 <例>あか ●あかい りんご。ぽすとの いろは あか。
        おとうさん ●おとうさんに かたぐるまを して もらう。
        すべりだい ●わたしは、すべりだいで あそぶのが だいすきです。
        なみだ ●まけたのが くやしくて、なみだが でた。
これらの用例の内容を、絵として表しているのである。
 また、例文に、
 <例>おかし ●いちばん すきな おかしは なにかな?
    さかな ●いろいろな かたちの さかなが いるね。
などと書き、お菓子の種類を並べたり、魚の種類を並べたりして、図鑑のようにしてあることばもあった。これは、子どものイメージを膨らませるというこの辞書の特徴の一つによるものだといえるだろう。(参:序章第三節)
 
 このように、『こども ことば絵じてん』においては、ことばによる説明が主となっているが、例文・絵によって「説明する」ことも、ことばの説明と同様、重要なものであることがよく分かる。子どもにとっては、ことばによる説明よりも、そのものを示した絵や、そのことばの使い方を示す用例の方がわかりやすいのではないだろうか。しかし、この『こども ことば絵じてん』のように、ことばによる説明で意味を表すことは、こどものことばの力を伸ばすのに、大きな役割を果たし得るのではないだろうか、とも思うのである。
 
  参照文献 『新明解 国語辞典 第三版』    1972年1月  三省堂
 
 
 

終章  まとめと今後の課題

 

まとめ
 
 『こども こども絵じてん』をテキストにして、「説明する」にはどのような形があるのかを考えてきた。そして、「どうさ」「ようす」「なまえ」という形と、さらに「なまえ」を4つに分類した形を示すことができた。そこからわかったことは、ことば(見出し語)の意味を表すには、その言葉を、どれだけ詳しく言い換えることができるかに掛かっているということである。それには、形態・機能・状態・理由・目的・時・場合・場所・条件・対象・程度・感覚・方向・例示などで言い表すことが必要である。しかし、ただ詳しくしてもわかりやすいとは限らない。使われていることばが、どれだけ身近なものであるかということも重要であるといえる。例えば、専門的な知識について説明しようとするとき、説明する相手がそのことに関して全くの無知であった場合、説明するのに専門用語を並べて、どれだけ詳しく話しても、ほとんど理解されないで終わってしまう。形態・機能・・・といったどのような点から、どのようなことばを使って「説明す」れば良いのかを考慮し、その上で詳しく「説明する」ことで、わかりやすい説明につながるのではないだろうか。
 
 
 
今後の課題
 
 今回の研究では、『こども ことば絵じてん』をテキストとし、「説明する」にはどのような表現の形があるのかをまとめてきた。しかし、「説明する」ということを考えるのには、一冊のテキストでは不十分である。とくに辞書は、あらゆる制約(文字数など)があるため、偏ったものであったのではないかと思う。とはいえ、それさえ満足にまとめきれてはいないのだから、大きなことは言えないが、さらに資料を探し、様々な「説明」の形をみることができればよいと思う。
 また、「わかりやすさ」という点については、今回の研究でも当初は実際に6歳児以下の子どもを対象にアンケートをとって、辞書に書かれている説明がわかりやすいものであるのかどうかまで考えたいと思っていた。アンケートの内容まで詳しく考えるには至らなかったが、このアンケートはとってみれば興味深いものになるだろうと思う。そして、このアンケートをもとに、自分でもことば(見出し語)を説明する文を作ってみるのも、おもしろいのではないかと思う。
 
 
 
おわりに
 
 わかりやすい説明とはどのようなものなのか。それを知りたいと思い研究してきたつもりだったが、何度もその肝心なところを見失いながら進んできたようだ。まだ、わかりやすい説明を知るにはほど遠い位置にしか達していない。達するということばが的を射ているかどうかも怪しいところである。ようやくスタート地点に立ったような心持ちだ。
 この研究で一番悩み、迷い、時間をかけ、そしてこの研究を手がけている間中考え続けたことは、「自分が何を知りたいと思っているのか」である。であるにもかかわらず、その肝心なところを見失いがちだった理由の一つは、「自分のしていることで本当にそれがわかるのか」という疑問を抱くことが多かったことにあるだろうと、今は、思う。「自分が何を知りたいと思っているのか」これを考えることは、「自分とはなんなのか」を考えさせた。そして、それを問い続け、問い続けるままに、この研究を終わらせる。結局、わかったことは、自分の知識のなさと、この問いを一生持ち続けるのだろうということ。卒業論文という枠ではなく、一生の課題として持ち続けるだろうと思っている。きっと、これ、といった答えのようなものはなく、その都度、こうかもしれない、と思いつつ、過ごすのだろうと思っっている。
 最後になりましたが、遅々たる歩みであるばかりか迷子になってばかりいた研究を最後まで御指導して下さいました野浪先生、ご助言いただきました諸先生方、本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。
 それから、何かと励ましてくれた友人たち、そして、父母にも、この場を借りて感謝の意を伝えたく思います。
                                                                                                                                                 平成11年2月1日
                                                                    畑谷香水