ボルタ(Volta,Alessandro)

ボルタの発見と生涯
イタリアの物理学者。電流を発声させる方法を発見し、最初の電池を作った。彼はまた、 静電荷を作る手段として電気盆を発明した。

1745年に、コモに生まれる。

1775年、電気盆を発明する。
その後静電気の実験から、生じる電荷の量が電圧と導体の容量の積に比例することを見出した。また、 わらを使った簡単な電位計を発明した。

1776年、マジョレ湖で見つけた沼気を分離し、メタンを発見した。
次に水素を用いて空気を爆発させるという方法で酸素を取り除き、空気中の酸素の割合を初めて正確に測った。

1795年から1996年頃にかけて、液体の蒸気圧は大気圧と関係なく、温度にのみ依存することを発見。
これは1801年にドルトンが提出することになる分圧の法則の先駆けであった。

1800年、ボルタ電池を発明する。
ガルバーニの実験から異なる二種類の金属が電流の発生に関係があると考え実験を重ね、発明に至った。 (詳しくはこちら

1827年、コモで死亡した。


ちょっと雑学
現在ボルタの名は、電圧の単位ボルト[V]として、SI組立単位に残っている。