ニュートンリングとは??

 平面ガラスの上に、曲率半径の相当大きい凸レンズを置いて固定し、上方から見ると、同心円状のリングが見えます。これをニュートンリングといい、 言葉の通りニュートンが発見したリングです。ニュートンは、これを光の粒子説を説明するのに用いましたが、 後々となって、ニュートンリングの存在が光の波動説を有利にさせる結果となります。

 この現象はレンズの間の空気層が非常に薄く、その幅が光の波長に近付いた時に生じます。そして、 下図のようにレンズの下面で反射した光と、下に敷いた平面ガラスで反射した光が干渉し合う事によって起こります。


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参考文献 「新訂 物理2」  近角聡信、田沼静一、長谷川博一 著  (出版:東京書籍)


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