モーターを作ろう



モーターの仕組みを体感する実験です。



準備するもの
500mlのペットボトル    
エナメル線      
竹串     
ゼムクリップ      
カップ    
ネオジム磁石     
クリップ付き導線      
乾電池    


1,授業の流れ

@ 挨拶
A 製作を進める。
B 実験をする。
C モーターが回る仕組みを解説する。




2,教師の言葉

みなさん、おはようございます!
今の気分はどうですか?
私は〜です。

(生徒を適当に当てる)
今の気分はどうですか?
私は〜です。
(何人か繰り返す)

今日の実験は「モーターを作ろう」です。
まず、道具があるか確認しましょう。
(一つ一つ発音しながら確認する)

それでは製作から始めましょう。

(製作を進める)

では、実験をしましょう。

(実験させる。)

いったん止めましょう。

なぜこんなことが起こるのか、解説をします。


磁界の中のコイルに電流が流れると、コイルが動きます。
コイルの動く向きは電流の向きと磁界の向きによって決まります。
このモーターでは、磁石から上向きに磁力線が出ています。
そこを横切って電流が流れます。
すると、回転する向きに力が働きます。
回転すると、クリップと竹串が接触するところがあります。
ここで電流は止まり、そのまま勢いで回転します。
エナメル線まで回ると、また電流が流れ、同じ方向に力が働きます。
このように回り続けます。

みなさんわかりましたか?
それでは、説明してみましょう。

(説明させる)

それでは授業を終わります。また次回!



3,実験手順詳細
                                                           
 @ 500mlのペットボトルを、1cmぐらいの幅で輪切りにします。
 A 両側の淵に4か所の切れ込みを入れて折り曲げます。
 B エナメル線を20回程度巻きつけます。
 C コイルの直径部分に竹串を通します。
 D 飛び出ている竹串にエナメル線を沿わせて、セロハンテープで巻きます。(エナメルは紙やすり等で剥がしておきます)
 E セロハンテープは、エナメル線が出るように端に巻きます。
 F クリップをこのような形にします。
 G クリップをカップの両端につけ、竹串を引っ掛けます。
 H カップの真ん中に磁石を置き、導線をクリップにつないで回路を作ったら、完成です。
 I 手で少し押してやると回ります。


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