ニコルソン氏浮秤

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番号
56
機器名
ニコルソン氏浮秤
分野
計量
製作会社
表記
天王寺師範学校
ラベル
天−物−116
台帳品名
台帳番号
購入年
1898年(M.41)4月〜1943年(S.18)4月?
購入価格
寸法 [cm]




液体の比重を測定するもの。
試料中に浮かべて、その浮き度合いから求める。




・ニコルソン
ウイリアム・ニコルソン(1753〜1815)。
イギリスの科学者。 いろいろな職業を経た後、科学や発明に転じた。イギリスではじめて電堆を作り、水の分解をみとめた。

・使用方法

(1) この浮きばかりを水中に浮かべ目印Oを水面と一致させるため秤皿Aに分銅をのせる。
(2) 次に水を出し、比重を求めたい液体を水槽の中に入れる。
(3) 先ほどと同じように、目印Oを水面と一致させるために秤皿Aに分銅Qをのせる。 
(4) 浮きばかりの質量をMとすれば、求める液体の比重は、(M+Q)÷(M+P)になる。



*注意*
ニコルソンの浮きばかりでは、目印を液面に一致させる時に表面張力の影響を受けるため、液体の比重を測定する場合に誤差がかなり入る。

  
・現在位置。
くろすけの巣
→実験機器
第九拾六話

・参考ホームページ
ニコルソンの比重計  http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/hare/hare.html