マグデブルグ半球

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番号
80
機器名
マグデブルグ半球
分野
気体力学
製作会社
5つのうちひとつは島津製作所、
ひとつは E.S.RITCHIE BOSTON
表記
大阪府天王寺師範学校
ラベル
天−物−139
台帳品名
台帳番号
購入年
1898年(M.41)4月〜1943年(S.18)4月?
購入価格
寸法 [cm]




「マグデブルグ」というのは人の名前ではなくドイツの地名。
マグデブルグ市で実験が行われたため、この名がついた。
当時の市長、オット・フォン・ゲーリケ(Guericke Otto von)が2つの銅の半球を密着させて中を真空にし、馬16頭を用いなければ引き離せないことを実験した。
ちなみに彼は、真空ポンプを考案したドイツの物理学者であり、1627年から35年間マグデブルグ市の市長をつとめた政治家でもある。
ようは、半球を合わせて中を真空に(近く)すると、引っ張っても半球が離れなくなる事が分かる実験器具。
理科の教科書によく出てきてますね。
今なら島津から2万3000円で買えます。

  
・現在位置。
くろすけの巣
→実験機器
第弐拾八話