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13 ブレッドボードに載せたLEDの明るさを変えてみる

回路かいろ

11番のプログラム例とLEDをつなぐピンの番号以外は一緒です。今回は9番につなぎます。

Arduino と抵抗(1kΩ茶黒赤金, 300Ωから1kΩぐらいならよい)とLED(色は何でもよい)、ブレッドボードとジャンプワイヤを用意します。回路図のように Arduinoの9番ピンと抵抗の片方の足、抵抗の反対側の足とLEDの足の長い方の足、 LEDの短い方の足とGNDをつなぎます。

ブレッドボードは図の方向に置いたとき、縦に5つずつ中で繋がっています。ですから図のように刺すと抵抗の足とジャンプワイヤがつながり、抵抗の足とLEDの足がつながり、LEDの反対側の足とジャンプワイヤがつながります。足同士がつながればブレッドボード上での位置はどこでも(かま)いません。

プログラム

動作どうさ

このプログラムを実行するとブレッドボード上のLEDが点滅を繰り返します。 最初に最大の明るさ(255は100%を表す)で1秒間点灯します。 つぎに暗く(50で)1秒間点灯します。 そして1秒間、消灯(0)します。これを繰り返します。

解説かいせつ

11番目のプログラム例と比較すると【デジタル出力】ブロックではなく【アナログ出力】ブロックを使っていることが分かります。 2つ目の【アナログ出力】ブロックで最大の明るさで点灯し、 4つ目の【アナログ出力】ブロックで少し暗めに点灯し、 6つ目の【アナログ出力】ブロックで消灯しています。右の数字は明るさを変える値になっています。スライダーで 0%から100% (0から255)の間で変えられます。

【アナログ出力】ブロックを使うと目に見えない速さで指定のピンの電圧をHIGHとLOWの間で切り替えます。右の数字はHIGHになっている時間の割合をあらわしていていて0(0%)のときには、ずっとLOWのままで、255(100%)のときにずっとHIGHのままになります。

【アナログ出力】ブロックが使えるピンは3, 5, 6, 9, 10, 11番です。ほかのピンでは使えません。 出力の大きさは0から255までです。

ためしてみよう


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(c) 2014-2015 N. Mitsunaga, A.Sugimoto
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