2008年度 国語学概説・概論 初夏の俳句コンクール 相互評価結果
投句者一覧
得点順
モモ
- 夏祭り想いをこめる初ゆかた
- 梅雨空に家まで降るなと乞い願う
- 今年こそ焼かぬと誓い日傘さす
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=117
作者が感じていることが情景から推測できる=116
イチオシ=90
得点合計=323
けんけん
私のイチオシの一句は「夏祭り 想いをこめる 初ゆかた」です。
夏祭りの当日の女の子の華々しい想いが伝わってきました。
ワー
すごい工夫を凝らした作品も多かったけれど、素直な感じが伝わってきて、一番親近感が湧きました。
タユヤ
さて、どんな想いを込めて浴衣に袖を通すのか。とても綺麗な句だと思います。
おつぼん
女の子らしくてとてもカワイイ作品ばかりでした
aim
ゆかたとか日傘とか、女の子がとても共感できる俳句だと思いました。
チョコ
2つ目の「乞い願う」というフレーズが気に入りました。
オレンジ
作者が思い浮かべている風景がすごく伝わってきました。
特に3句目の俳句は共感しました。
M.S
どの俳句もすごく上手いと思いました。特に1つ目と2つ目の俳句からは気持ちがすごく伝わってきました。
ピルロ
女の子らしいな〜と思いました
かりんとう
- 通り雨若葉の青を濃く染めた
- もう出番?寝ぼけ眼の扇風機
- ランドセル今日はも一つプールかばん
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=113
作者が感じていることが情景から推測できる=109
イチオシ=70
得点合計=292
月並犬
扇風機の寝ぼけ眼が、物置から出てきたような感じでおもしろいです。
みほ
夏になるとプールかばんをもつ小学生を見かけるというのは、あたりまえで普段気にしないことだけど、初夏を感じる風景であると思い、独特の視点だと思ったので、感心させられた。
なみ
雨が上がった後の葉の微妙な変化を色彩豊かに表現しています。扇風機の視点から描かれた可愛いらしい句です。小学生の心が躍る気持ちを上手に表現しています。
小次郎
なかなか面白く夏を表現している。
きな子
言葉の流れが自然なのに、情景が浮かびやすいのがよかった。
初夏の何気ない風景の中に見える爽やかさがよく表現できていると思う。
カッシー
なんかポンと出てきた感じの歌に思える。
単純なようで何か光るものが垣間見える作品。
これだけシンプルなほうが良い。
にゃーがす
二つ目と特に三つ目の作品が良いと思った。
「ランドセル今日はも一つプールかばん」
本当にその情景が自然と思い浮かんで、微笑ましく感じた。
どれもこんな感じだろうかと思わされ、よくできているなと思った。
かとし
- 夕立をあなたと走る帰り道
- 頬つたう汗に吹きつく残り風
- 梅雨の空降ってはやんで架かる虹
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=112
作者が感じていることが情景から推測できる=105
イチオシ=50
得点合計=267
かりんとう
とても美しい風景描写で、すごく上手だと思いました。
甘酸っぱい気持ちにさせてくれる「夕立をあなたと走る帰り道」や、「頬つたう汗に吹きつく残り風」の言葉選びが特に好きです。
A.K
どの作品も爽やかな感じが出てて、個人的に好きです
とらキチ
一番頭の中で情景を推測できたので選びました。
特に、1句目が良かったです。
しん
夕立を詠った俳句が淡い青春模様を上手く表現していると思いました
モモ
夕立の中、一緒に走っている人は誰なのか、私も想像をふくらませていました。
夕立は嫌だけど、「あなた」と一緒に走ってることが嬉しい。
そんな気持ちが感じられました。
「あなた」を想う気持ちが感じられる素敵な作品だと思いました。
だんご
- 落ちる汗ほこりにまみれて追う白球
- 流れ出る汗をふかずに楽器ふく
- 人の輪をすりぬけてゆく夏の風
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=120
作者が感じていることが情景から推測できる=102
イチオシ=30
得点合計=252
エルマー
〜落ちる汗 ほこりにまみれて 追う白球〜
初夏とか暑いといった表現が無いのに、暑い中一生懸命野球の練習をする様子が表現できていてすごいと思う。
「ほこり」で激しく動いた時の砂ぼこりを、「追う白球」で甲子園を目指す野球部を連想した。もし甲子園だとしたら時期もぴったりで、初夏の俳句にふさわしい。
するめ
私も野球をしていたのでよくわかります。
ベース
部活とかにポイントを置いたりしていて
夏だなぁって感じがしました。
kiki
- 久しぶり今年も頼むよ扇風機
- 風おどる風鈴の音今日の夕暮れ
- 浴衣着て心はずます下駄の音
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=106
作者が感じていることが情景から推測できる=105
イチオシ=30
得点合計=241
MT
・浴衣着て 心はずます 下駄の音
自分が初めて浴衣を着て、祭り&花火を見に行ったときを思い出しました。思い出と相俟って情景が目に浮かぶようでした。
まゆ
夏祭りの様子がすごく想像できるので、
とても親近感が沸いていいと思った。
REN
どの俳句も夏の様々な情景を頭の中で描くことができた。
3つ目の俳句など本当に楽しそうな情景が感じられて良かったと思う。
タユヤ
- 夕闇にゆらりゆらりと ホタル往く
- 空映ゆる水田(みずた)を駆ける青嵐(あおあらし)
- 五月雨にうつらうつらと夢渡り
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=104
作者が感じていることが情景から推測できる=94
イチオシ=40
得点合計=238
ニッチ
情景を浮かべたときに、きれいな情景を想像することができた。
かとし
綺麗な情景を想像できる。
ケイ
情景が浮かぶ。
言葉の選びと並びがとても綺麗で引きこまれる!
ユルゲン
田んぼ=青嵐に唸りました
なかなか思いつく言葉ではないので
発想力に一票です。
有川浩
- 梅雨入りてるてる坊主役立たず
- 暗闇に命の灯火蛍かな
- 露に濡れヤマユリの花お辞儀する
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=105
作者が感じていることが情景から推測できる=100
イチオシ=30
得点合計=235
ぜん
蛍の光が綺麗に思い浮かんだ。
SSS
蛍のはかない感じがよくでていて好きです。
あきら
初夏のさりげない情景が映し出されていてよかった。
すごいわかるきがする・・・ってとこが良いとこなんだと思った。
なみ
- 太陽の影絵大会散歩道
- 半そでに腕を通して日焼け止め
- 野菜室スイカが並ぶ冷蔵庫
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=109
作者が感じていることが情景から推測できる=94
イチオシ=20
得点合計=223
有川浩
「太陽の影絵大会散歩道」が私は一番好きだな〜と思いました。
たぶん自分の影や、周りの人の影が沢山並んでなんだか競争しているように見えたのでしょうか?呼んでいるだけで楽しくなってくる作品でした。
ちひろ
日焼け止を忘れて思った以上に焼けたのでなんとなく目に留まりました
しん
- A棟へ草の匂いを感じつつ
- 朝の五時眠たい私を待つ朝日
- 坂道をじりじり襲う夏の陽や
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=101
作者が感じていることが情景から推測できる=108
イチオシ=10
得点合計=219
カロリーメイト
3つとも共感出来た。
ぜん
- ほてる顔スーツを着込んだサラリーマン
- 小さな手広げた先はモンシロチョウ
- 過ぎ去った梅雨の名残の置き傘や
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=113
作者が感じていることが情景から推測できる=96
イチオシ=10
得点合計=219
梅みかん
私の一押しは、1番さんの3句目の俳句です。
とくに梅雨の名残の置き傘やという部分が好きです。
確かに梅雨のときって置き傘をしますよね。
知らないうちに真夏になって、ほとんど雨なんて降らなくなっても、置き傘は、持ち主に持って帰ってもらえず、そのまま学校のロッカーに置いてかれてるなんて風景をよく目にしました。
まさに「初夏」の俳句って感じで、とても好印象でした。
読んでてテンポもいいですし。
ニッチ
- 天の川ことしは誰かと出会うかな
- 梅雨つづくこころをうつすくもり空
- 休み前鳴いている蝉フライング
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=101
作者が感じていることが情景から推測できる=102
イチオシ=0
得点合計=203
MT
- 雨あがり草木のにおい薫る風
- 衣更え少し残そう長袖も
- 照らされて育てこれから早苗たち
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=105
作者が感じていることが情景から推測できる=97
イチオシ=0
得点合計=202
ユルゲン
- 梅雨あけて青いキャンバス迷よゐなし
- 今年こそカナヅチ克服畳すいれん
- あっかんべ今日は真っ赤なかき氷
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=100
作者が感じていることが情景から推測できる=88
イチオシ=10
得点合計=198
サク
あっかんべ今日は真っ赤なかき氷
という作品の情景が聞いただけで浮かんできたし、かき氷と食べたあとあっかんべをする姿がとても夏らしくていいなと思いました。
D.J
- 風呂上り無性にアイスほしくなる
- 帰り路の冷やし中華はじめます
- 夏日差し体育時間はなを焼く
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=95
作者が感じていることが情景から推測できる=92
イチオシ=10
得点合計=197
T・T
帰り路の冷やし中華はじめます
が、とても良かったと思った。
風景の描写が多い中、冷やし中華という題材が新鮮で懐かしい感じが伝わってきた。
初夏、と言う題材にぴったりだと思った。
小次郎
- 大教の山辺にまとう初夏の風
- 猫達も暑さにまいるサンクン前
- 裏山の秘密の空き地で花火見る
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=98
作者が感じていることが情景から推測できる=97
イチオシ=0
得点合計=195
クッキー
- 暑すぎる駅から学校長すぎる
- クーラーか扇風機かで悩む日々
- ネコたちも日陰でぐったりかわいそう
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=90
作者が感じていることが情景から推測できる=95
イチオシ=10
得点合計=195
ウソング
すごく共感できる内容だった。
わかりやすくてよかった。
エルマー
- 露あけて からりと晴れる 大教の空
- 豪快に すするそうめん ズバブビビ
- マネキンさん 水着買う気を 失くしたよ
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=91
作者が感じていることが情景から推測できる=92
イチオシ=10
得点合計=193
ぷーサン
2つ目と3つ目の俳句が特に好きです。
2つ目→そうめんを啜る音がユニークで面白かったです。
3つ目→マネキンってスタイル良いから「自分が着てもあんなに良く見えない」って思っちゃいますよね(笑)
M.S
- 傘忘れ急いで歩く並木道
- 憂うつを吹き飛ばすかなあじさい花
- たんぼ道にぎやかになるカブトガニ
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=100
作者が感じていることが情景から推測できる=91
イチオシ=0
得点合計=191
カルラ
- 空くもり少し待とうか通り雨
- 夏至過ぎて早い訪れ夜のやみ
- 梅雨もあけ待ち遠しいか海開き
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=93
作者が感じていることが情景から推測できる=87
イチオシ=10
得点合計=190
ま〜さ
通り雨に対する気持ちがすごくわかる。
梅雨が終わったら海も待ち遠しいので
すごく共感できるとおもってしまった。
T・T
- 満たされた水にアメンボ夏が来る
- 五月病治らぬままに梅雨がくる
- ショッカーが初夏にあらわれどう初っ夏ー
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=88
作者が感じていることが情景から推測できる=82
イチオシ=20
得点合計=190
D.J
三つ目の俳句にダジャレを入れていて、
おもわず笑ってしまった。
かっつん
ショッカーがおもしろかった。
マーボー
- 明日こそもっと涼しい服着よう
- あちこちでアイス食べてる子が増えた
- 歩いてるただそれだけで汗が出る
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=88
作者が感じていることが情景から推測できる=90
イチオシ=10
得点合計=188
じろう
初夏に自分が思っていたことと全く同じでよく分かり、情景も簡単に把握できた。
サラブレッド
- 「プール・海」パンフレットは夏模様
- 日は長く5時だと思えば3時半
- 起きて見る気づかずやられかゆいだけ
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=95
作者が感じていることが情景から推測できる=92
イチオシ=0
得点合計=187
シキイチ
- 気がつけば吸われていたよ蚊のやつに
- そういえば昨日も今日も雨降ってる
- 大教の階段のぼればジ・エンド
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=88
作者が感じていることが情景から推測できる=88
イチオシ=10
得点合計=186
とーふ
「ジ・エンド」まさに心の底からそう思った。あれはのぼるもんじゃないです
tタロウ
- はつ夏に肌吹く風はすがすがしい
- 開け放つ窓の外には初夏の風
- 何着るか悩みに悩む初夏の朝
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=86
作者が感じていることが情景から推測できる=92
イチオシ=0
得点合計=178
T.T
- 虫の声スキップするよ帰り道
- 雷と入道雲が此処におり
- 朝起きて日が照らしけり水をまく
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=88
作者が感じていることが情景から推測できる=85
イチオシ=0
得点合計=173
田んぼ
- 蝉が鳴くそしたら夏が到来だ
- 太陽が前より日差しをてらす夏
- 朝起きてすごくじめじめ初夏がきた
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=83
作者が感じていることが情景から推測できる=90
イチオシ=0
得点合計=173
するめ
- あつくなりざこねをしたらなつかぜに
- ことしもかかえるなきなき不眠症
- アジサイに露のたまひとつ輝いた
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=85
作者が感じていることが情景から推測できる=86
イチオシ=0
得点合計=171
あきら
- 梅雨時のまとわりついた湿気ウザ
- 五月晴れ梅雨の湿気に蝉の声?
- 五月病そんなことはいってられない
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=81
作者が感じていることが情景から推測できる=80
イチオシ=10
得点合計=171
人生送りバント
字数にとらわれずおもしろい俳句だとおもいます
じろう
- 部活あと食べたくなるよアイスがね
- 雨が降り部活がなくなる季節かな
- スピードが遅くなっていく湿気かな
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=77
作者が感じていることが情景から推測できる=81
イチオシ=10
得点合計=168
midu
高校のとき、部活のあと
めっちゃアイス食べたかったので。。。笑
ピルロ
- いい気持ち気持ち良すぎてまた寝坊
- 汗かいた移動するのに汗かいた
- 靴下をはくのが少しいやになる
作者が俳句に描いた情景が見える聞こえる=77
作者が感じていることが情景から推測できる=84
イチオシ=0
得点合計=161
〆ィビー
- 新緑を射す陽光のやわらかさ
- 雨上がり強く澄み行く空の青
- 匂いたつ若草たちの青臭さ
aim
- 必需品タオルに帽子に日焼け止め
- 大教へムカデと共に山登り
- 嬉しいな満員電車に扇風機
AKI
- きこえると暑さ増します蝉の声
- 熱帯夜かぶる布団は乱れゆく
- 輝くよはじける汗が球児たち
G
- 「夏限定」 3文字見ては立ち止まる
- 雨模様後ろ姿を傘隠す
- 自転車で心地よい風夏間近
REN
- ミンミンと聞こえてきたよあぁ夏だ
- ジリジリと照りつける陽が肌を焼く
- 夏の夜空を彩る花が咲く
SSS
- 枕元しとしと注ぐ雨音や
- 駅を出て彩り弾む傘の道
- 新緑の寝床へ急ぐかたつむり
T.U
- ちからもち小さな横綱かぶとむし
- 衣替え桃から緑へ桜の木
- 暑いけどもうすぐ楽しい夏休み
あり
- 前髪のうねりが私の湿度計
- 扇風機みんなの声が宇宙人
- 雨音のオーケストラを鑑賞す
おつぼん
- 冬服と夏服たちの入れ替え戦
- もう7時夜になっても明るいね
- 熱帯夜扇風機の風救世主
おでん
- みんみんと聞こえてきたなさんぽみち
- 小さいな眩しく見えた夏ミカン
- ふとしたら水が流れたああ夏だ
オレンジ
- ケロケロと蛙が鳴いてる田んぼ道
- 今日からは君の出番だ扇風機
- 夏が来た歩くだけでも汗かいた
カッシー
- 葉の緑光を受けて鮮やかに
- 「明日から冷やし中華を始めます」
- 梅雨明けて気温と湿度上昇中
かっつん
- 店先の変わる果実に夏を待つ
- グラウンド汗かく君に恋心
- 波風に抱かれすばらしい眺めかな
カフェモカ
- 雨音でよく聞こえない恋しい声
- 雨傘は二人をつなぐ素敵な道具
- 心の色によく似てる様々な色の紫陽花の花
カロリーメイト
- 夏休みやる事無いからバイト攻め
- 太陽がジリジリ照らす登校時
- 浴衣着た彼女と初めて夏祭り
きな子
- 雨上がり草のにおいと空に虹
- 田植えのあとどこからともなく蛙の声
- 出番です蚊取り線香扇風機
くま
- 網戸越しカエルとセミの大合唱
- 朝がきたひんやり空気田のにおい
- 朝七時田植えの音で目を覚ます
ケイ
- 「アイスある?」弟からの夏便り
- 鏡空水面で走る風切り羽
- 風薫る結い髪軽く翻る
けんけん
- 初夏の空見上げて今日も明日に行く
- はやくこいああ待ち遠しい夏休み
- 照りつける太陽を背に俺は行く
コッペパン
- 一日の終わりの風呂が心地よい
- カエルの音今年も来たか寝不足が
- 思い出す去年の夏を思い出す
サク
- 「登ったぞ!!」爽快感と光る汗
- 太陽で光る緑は夏の色
- 半袖できってく空気これぞ青春
しょうこ
- 体育館ペットボトルも汗をかく
- ひんやりとスイカ居座る冷蔵庫
- 暑いなあクーラーつけて温暖化
セバス
- 「カキ氷始めました」が街に踊る
- 帰り道夕日が沈まずわたし照らす
- 薄くなり短くなる服二度見する
ターさん
- 蝉の声蛙の声と笑い声
- アイス食べジュース飲んでもノド渇く
- 晴れ晴れ雨雨雨晴れ晴れ晴れ晴れ雨(字あまり)
ちひろ
- 寝る前に窓を開けると気持ちいい
- 遠いけど確かに聞こえる蝉の声
- 帰り道電気に群がる夏の虫
チョコ
- 甲子園白球光る高い空
- りんごあめ毎年買っちゃう無駄使い
- 暑い夏日々黒さを 更新中
とーふ
- 風鈴の涼しい音と青い風
- 木陰から光のきらめき見る季節
- 朝露にきらめく姿朝顔か
ドナルドダック
- 母の留守目覚まし代わりのせみの声
- 風鈴が風が来たよと言っている
- 梅雨が明け雲の見えない大空だ
トマト
- 気がつくと桜の木には緑の葉
- かえる鳴き睡眠妨害梅雨の夜
- 明日の昼最低気温は22度
ドン・ボスコ
- 梅雨空が消えてなくなり夏が来た
- クソ野郎消えてなくなれ蚊の野郎
- せみの声聞こえりゃ夏も本番だ
にゃーがす
- 風見鶏君も鳴くのかコケコッコー
- 星探し見上げた空に花火散る
- 蛙かな?プール飛び込む水の音
ひな
- 雲を越え遙か飛び立つ夏の空
- あぜ道に麦わら帽と蝉の声
- 暗闇に浮かんで消える月と花
ファリダット
- 足元に朝日に映える雨しずく
- ダービーや空まで弾けるディープスカイ
- 露草に梅雨に喜ぶ雨蛙
ふっきー
- 衣替え半袖出して夏を待つ
- 汗流し大教への道格闘中
- 蚊の羽音眠りをさえぎるいやらしさ
ベース
- おはようと起こしてくれる夏日和
- 昨日も雨今日も雨と雨ばかり
- 様々な傘の花咲く梅雨の日々
ぽてと*ちっPOす
- ガリガリ君ハーゲンダッツアイスの実
- チラリズム汗ばみなさっていぃ季節
- あなたはスイカを2つ持っていますか?
マック
- かたつむり梅雨とともにかおを出す
- 雨上がり君に見せたい夏がある
- 君を待ち二人で一つの傘をさす
みほ
- 傘立てに寄り添いあって帰り待つ
- 若葉揺る光と風の万華鏡
- かたつむり迷わぬようにしるし残す
ユウ
- 青い稲風に揺られて日を浴びて
- 静けさに溶け込む響き蛙の音
- 半袖で遊び汗かく子どもたち
りゅうがきた
- 日焼け止めにおいをかいで夏だなあ
- いつのまにくわれてかゆい置き土産
- 五月病のりこえられたら夏が来る
月並犬
- 若葉らやみどりみどりと輝きて
- 銀色の軌跡たどればかたつむり
- 虹描く梅雨の明け空キャンバスに
人生送りバント
- えっ七時、まだあかるいな、練習しよ
- かゆいかゆい、もういるんか、蚊取り線香
- 暑いなぁ、贅沢やけど、クーラーつけよ
梅みかん
- 汗をかき含んだ水にゆるむ顔
- 砂浜と寄せくる波の乱反射
- 肩並べ見上げる花火頬染める
竜馬
- 今年もか寝ようとしたらかえるの音(ね)
- 球児らの最後の青春県予選
- 最近のお昼に増えたざるうどん