大阪産官学連携フェアに参加
〜産官学連携の視点から〜」 2001年1月29日(月)、30日(火) 於マイドーム大阪(大阪市中央区、商工会議所隣) 主催:中小企業総合事業団・大阪府内大学学長会・ (社)関西経済連合会・大阪商工会議所・ (社)関西経済同友会・(社)大阪工業会・ 関西経営者協会・大阪版TLO事務局 後援:近畿通商産業局・大阪府・大坂市 |
上記の催しに科学機器共同利用センターからセンター紹介の展示をいたしました。在阪の国・公・私立全42大学の内約1/4の大学が参加という盛況の中、教育大学からは唯一の参加で注目を集めました。 また展示時間中に相談希望案件等を調査するアンケートをあわせて行い、本学近辺の会社の方を含め9件の回答を得ました。その後1社からセンターに連絡があり、現在本学との連携の可能性についてワーキンググループ内で検討中です。
大阪版TLOについて TLOとはTechnology Licencing Organizationの略で、「技術移転機構」と訳されています。 これは、大学などで生まれた研究成果を効果的に活用するため1980年代のアメリカで生まれた システムで、多くの理工系大学でベンチャー企業を次々と生み出し、当時経済の低迷にあえいで いた同国における新規産業の創出と産業活性化に大きく寄与したと言われています (上山明博著「プロパテント・ウォーズ 国際特許戦争の舞台裏」文春新書)。 これに倣い現在までに日本には20のTLOが法的に認められ、関西では京大・立命館大等を中心にした 「関西TLO」と神戸大学などを中心とした「TLOひょうご」が既に活動を始めていましたが、今年4月に「大阪TLO」が新たに設立され、7月に国の認可を得て21番目のTLOとして本格始動となりました。「大阪TLO」は大阪府内の全大学が参加し大阪府・大阪市が共に支援するオール大阪体制の、全国最大規模のTLOなのですが、技術移転事業(特許や研究成果等の実用化)のみを主とした従来のTLOの枠を越え、理工医薬系だけではなく文系研究者も参加した総合的企業支援、より広い企業ニーズと研究シーズを結び付けた産学共同研究を促進する狙いを持つものです。 ちなみに産官学フェアの展示に並行して行われた講演「産学連携におけるTLOの意義〜大阪版TLOへの ご招待」の中では、「TLOというよりはTDO(Total Development organization)と呼ぶ方がふさわしい。」と言う表現が使われていました。本学としてこの「大阪TLO」に今後どのように関わって行くか、今後も情報を集める事が重要と思われます。 |