高等学校教員研修 遺伝子基礎実験講習〜化学ＩＩにおけるＤＮＡの理解のために〜に関する実験講習会
平成１８年３月６日（月）、８日（水）２日間にわたり「遺伝子基礎実験講習〜化学ＩＩにおけるＤＮＡの理解のために〜」を開催した。これは、高校化学の指導要領改訂に伴い新たな領域が出来たことに対応するため、文部科学省のサイエンスパートナーシッププログラムの支援を受け、大阪府教育委員会との連携により、大阪府下の高等学校の化学系教員を対象におこなったものである。参加者は、１６人で、１日目に遺伝子関連の基礎講義の後、ＤＮＡの抽出、ＰＣＲ実験を、２日目には引き続きＰＣＲの結果の解析を行い、その後大阪大学大学院倉光教授による「遺伝子と蛋白質研究の最前線」の講演を聞いて頂いた。最後に参加者には修了証を発行し授与した。終了後のアンケートでは、今後展開に有意義であったとの答えが多く、たいへん好評であった。
この様な企画は７年目であるが、今後も続けて行きたいと考えている。
