地名:大阪府堺市豊田 標高:140M 走向・傾斜:N80°E 3°W 露頭種別・現況:道路沿いの崖 現存 堆積物の種類と年代:淡水成粘土 砂 礫 ピンク火山灰 |
堺市御池台より豊田にある泉ヶ丘カントリークラブへ向かうと、カントリークラブの 約500m手前に堺市公園墓地へ入る路があり、この辺り一帯で道路の 南側にピンク火山灰層を観察することができる。 |
![]() 露頭位置 | |
右の写真に写っている露頭は全て火山灰層である。 |
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いままでに見られた様なピンク火山灰層とは違った、 特異的なそれを観察することができる。 (風化が激しいため露頭はボロボロと 崩れる・・・・。) |
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この露頭で観察できるピンク火山灰層は他の露頭で観察できるピンク火山灰層よりも
非常に厚く、火山灰層は130cmもの厚さがあり、全体的に薄いピンク色を呈している。 しかし、ここで観察できる火山灰層も他の露頭で見られる火山灰層同様に2枚の砂層を 挟んでおり、ピンク火山灰層の最下部より8cm上に1枚目の砂層が厚さ2cm、1枚目の 砂層の17cm上に厚さ3.5cmの2枚目の砂層が存在する。また、2枚目の砂層最上部 より火山灰層の最上部までは100cmある。 火山灰層直下層は灰色の淡水性の粘土で、火山灰層直上層は砂混じり粘土にさらにレキを 含んでいる。 |
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