地名:大阪府富田林市甘南備(竜泉) 標高:130M 走向・傾斜:N58°E 2°S 露頭種別・現況:道路沿いの崖 現存 堆積物の種類:ピンク火山灰 淡水成粘土 礫 |
富田林市を走る府道201号線を奈良方面へ向かって南下し”蒲”バス停のある
三叉路で右折(西側の道路へ)する。
(清掃工場300m手前) 近鉄長野線滝谷不動駅駅より南南凍に約4km |
![]() 露頭位置 | |
先ほどの交差点より約500m進み、路が広くなっている所で道路の北側(右手)に
露頭を観察できる。(”蒲中”バス停の少し手前 ”かんぽの宿富田林”へ入る路との
交差点付近)
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![]() ![]() POINT 1 POINT 2 | ||
火山灰層の直上・直下層は砂レキ層で、かなり硬くしまっており、
また、直下層に比べて直上層の方が粘土質に近い。 火山灰層は他の露頭で見られるのと同様に2枚の砂層を含んでおり、火山灰層中には生痕化石も 見られた。砂層は火山灰BASEより8cm上に1枚と下方の砂層より26cm上に一枚ある。 下方の砂層は厚さ7〜14cmで火山灰層に比べ粒子が粗く濃いピンク色と言うよりは 褐色に近い色となっている。上方の砂層も下方の砂層と非常に似ており、厚さ3cmである。 また、上方の砂層より火山灰層の最上部までは25cmある。 地層は全体にわすかに西に傾いている。 |
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