地名:大阪府吹田市藤白台5丁目 標高:90M 走向・傾斜:N75°W 20°E 露頭種別・現況:公園内崖 現存 堆積物の種類:ピンク火山灰 砂 淡水成粘土 海成粘土 |
吹田市藤白台にある千里北公園内に位置し、
公園内を走る道路(舗装道路と未舗装道路)の三叉路より南に50m進んだところで
ピンク火山灰層を観察できる。 (LOC29より北東に100m程度進む。) 阪急千里線北千里駅より北へ250m |
露頭位置 | |
この露頭では、ピンク火山灰層とその直上粘土を観察できる。 |
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直上粘土はその割れ方や色からも淡水性粘土と判断できる。この地点では
火山灰層直下粘土を観察することはできないが、少し右手に移動すると火山灰層の
下部と直下粘土を観察できる。ちなみに直下粘土も淡水性である。 淡水粘土と火山灰の混合部は70cmと厚く、その下位に薄いピンク色の火山灰層が 20cm、さらにその下位に真白の火山灰層が10cm、薄いピンク火山灰層 が30cm以上・・・・・、と続く。 粘土層との混合部を含めるとこの地点のピンク火山灰層は厚さが130cm以上あることに なる。 また、火山灰層は東に20度傾いている。 |
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金襴短期大学の裏手に位置し、上記の 火山灰層観察ポイントより南西に100m程進んだとことである。 ここで見られる海成粘土層はピンク火山場層の4m程度下にあり、 Ma1と呼ばれるものでピンク火山灰層を見つけだす大きな鍵となる層準である。 この崖を登り切ったところでも火山灰層を観察できるが、風化が激しく 火山灰層が薄い褐色となっているためピンク火山灰層の観察は上記のポイント のほうがい良い。 |
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