地名:大阪府泉佐野市中庄 標高:15M 露頭種別・現況:道路沿いの崖 現存 堆積物の種別:淡水成粘土 ピンク火山灰 |
大阪府を縦断する国道26号線を泉佐野市中庄交差点で熊取駅方向(東方向)に
入り300M程進むと、道路の左側に中庄会館がある。その会館横(東側)に
会館グランドがあり、そのグランド東端の崖に露頭を観察できる。
なお、この地点がピンク火山灰を観察できる南端であると考えられる。
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![]() 露頭位置
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POINT 1 へはグランドの入口を入って右手に進む。 (POINT 2 よりもこちらからの方が観察が容易である。) |
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![]() ![]() 崖の最上部(高さ2m)にピンク火山灰を観察できる。 | ||
火山灰層の上下は淡水性の粘土層で、直下粘土層と火山灰BASEとの間には
数cmの褐鉄鉱層が存在する。 火山灰層本体はその中に砂層を2枚含み共に火山灰層よりやや粗く薄い褐色を呈している。 火山灰中に存在する下方の砂層は厚さ8cmでBASEより2〜4cm上に位置し、上方の砂層は 厚さ4〜6cmで下方の砂層より20cm上方に位置する。上方の砂層より火山灰層の上限までは 5cmの厚さがある。 |
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道路沿いからもピンク火山灰を観察できるが、枯れ笹に覆われているため一目で判断するのは困難である。 |
![]() POINT 2 |
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