中等教育を一貫する数学的活動に基づく

論証指導カリキュラムの開発研究

 
  1. 本研究は,平成24年度より科学研究費補助金・基盤研究B(課題番号:24330245)の支援を受け,「中等教育を一貫する数学的活動に基づく論証指導カリキュラムの開発研究」を進めている。

  2. 本研究の目的は,「中等教育の一貫」という視座から,数学的活動に基づいて論証指導の目標・内容・方法を総合的に再検討し,新たなカリキュラムモデルを開発することである。伝統的に論証指導は,主として中学校図形領域において実施されているが,その成果がくり返し問題視されている。高等学校への進学率がほぼ100%に届く今、中等数学教育を一貫する展望の下,論証指導カリキュラムを捉え直す必要があると考える。そのために本研究では、中学数学と高校数学の論証の質的相違に関する理論的基盤を整備し,中等教育を一貫する視座から数学的活動に基づく新しい論証教材を開発するだけでなく,知識基盤社会の教育課程に求められる能力主義の視座からカリキュラム評価に関わる議論を展開する。

研究プロジェクトの紹介

研究組織 (H24.4〜H27.3)

研究代表者  岩崎秀樹(広島大学)

研究分担者  國宗 進(静岡大学)

研究分担者  溝口達也(鳥取大学)

研究分担者  宮川 健(上越教育大学)

研究分担者  石井英真(京都大学)

研究分担者  阿部好貴(新潟大学)

研究分担者  真野祐輔(大阪教育大学)

研究協力者  岩知道秀樹(広島大学附属福山中・高等学校)

研究協力者  杉野本勇気(福山平成大学)

研究協力者  大滝孝治(広島大学特別研究員)

研究活動

  1.  研究集会の開催

  2. 1回研究集会(2012年9月29日,広島大学東千田キャンパス)

  3. 2回研究集会(2013年3月30日・31日,広島大学東千田キャンパス)

  4. 3回研究集会(2013年9月27日・28日,大阪教育大学天王寺キャンパス)

  5. -信州大学教授・宮﨑樹夫先生をお招きし,「課題探究として証明することのカリキュラム開発」と題して講演を賜りました

  6. 4回研究集会(2014年3月30日・31日,大阪教育大学天王寺キャンパス)

  7. 5回研究集会(2014年9月27日・28日,東京工業大学キャンパスイノベーションセンター)

  8. -信州大学准教授・小松孝太郎先生をお招きし,「学校数学における証明と論駁の活動に関する研究」と題して講演を賜りました

  9. 6回研究集会(2015年3月25日・26日,大阪教育大学天王寺キャンパス)

  10.  モデル教材の開発


  11.  学会発表(日本数学教育学会全国数学教育学会

  12. 全国数学教育学会第39回研究発表会(2014年2月)における研究発表

  13. -真野祐輔・宮川健・岩崎秀樹・國宗進・溝口達也・石井英真・阿部好貴(2014).「中等教育を一貫する数学的活動に基づく論証指導カリキュラムの開発研究:局所的組織化を捉える理論的枠組みの設定【PDF

  14. 日本数学教育学会第2回春期研究大会(2014年6月@東京学芸大学)における創成型課題研究

  詳しくは【こちら

  1. 日本数学教育学会第3回春期研究大会(2015年6月@東京理科大学)における創成型課題研究(予定)

研究成果

  1.  研究成果一覧【PDF


  1.  研究成果報告書(2015年3月刊行)の目次【PDF


本研究における

理論的枠組みのイメージ図

“Depuis les Grecs, qui dit Mathématique, dit démonstration”

(ギリシャ以来,数学を語るものは論証を語る) by Nicolas Bourbaki