
1、内容
こぶとりという日本の昔話を題材にし、英語 の紙芝居を作成した。
こぶとりの日本語本文を簡単な言葉に置き 換えて英訳した。全部13場面に振り分けたケント紙を台紙にして、子どもたちの興味・関 心を引きつけるために、単に絵を描くのでは なく、折り紙や色画用紙を使って貼り絵によ る紙芝居を作成した。
さらに、物語のイメージをもっと感覚的に子ど もたちに感じとってもらうために、効果音を用 意した。天狗が登場する際の笛の音などを、 物語りが語りすすめられる速度に応じて編集した。
読み手は実習メンバー全員で分担し、多様 な表現力をもって、英語で語り、演出した。
2、ねらい
韓国にも『こぶとり』と内容がよく似ている『ノルブとフンブ』という話があるということを知ったうえで意図的に『こぶとり』選んだ.物語りがすすんでいくにつれて、子どもたちは似ている話が韓国にもあるということに気づく。私たちは、この気づきをねらいとし、紙芝居の後の学習活動である「Whose!?Whose?」への導入も兼ねた。
同時に、読み聞かせによって私たちと子どもたちのコミュニケーションを取ることも目的とした。
3、当日の子どもたちの様子
物語りが始まると、そのBGMのユニークさや、私たち読み手の表情豊かな読み聞かせに、子どもたちは聞き入っていた。時折「知ってる!」というような表情で仲間と言葉を交わす姿も見られたが、終始、静かに紙芝居を見る子どもたちの姿があった。
子どもたちの英語の理解度は高く、話の内容はほぼ全てを聞き取れたようだ。
紙芝居が終わった後の追いかけにも積極的に感想を言ってくれた。クラスによって雰囲気が違い、元気いっぱいに私たちへ近づく子どもたちもいれば、控えめに静かに視線を送ってくる子どもたちもいた。
4、当日の私たちの行動
子どもたちと出会った数分、私たちの感情やキャラクターを伝え、私たちのこの実習への熱意を伝えるために、読むテンポや声のトーンを工夫して、表情豊かに読み聞かせた。
英語で読むことは決して簡単なことではなかったし、しかも子どもたちの反応を見ながら、その視線や関心をひきつけることは難しかったが、今までに培ってきた各自の表現力を駆使して読むことができていたように思われる。
読み手を全員が経験することで、一人一人への子どもたちからの気持ちを感じることができたし、同時に私たち自身も子どもたちへ発信してゆくことの大切さや楽しさを感じた。
照れたち恥ずかしがることなく、堂々と紙芝居をすることができていた。







