部会の趣旨
「理解する」とか「理解させる」とかという表現は、学校教育の場では日常的に用いられている。しかし、この「理解」の意味を明らかにすることは、数学教育に限ってみてもそれほど容易なことではない。このことは、これまでの多くの「理解」に関する研究からも推察できる。この部会では、発表者にそれぞれの立場から「理解」に関わる見解を発表してもらい、それを基に数学教育における「理解」の捉え方や「理解」研究のあり方について検討する。
報告
山下昭(福岡教育大学)
題目:「理解」研究の多様性
発表
1.岡崎正和(黒瀬町立黒瀬中学校)
題目:理解モデルの機能
2.川嵜道広(大分大学)
題目:表象モデルに基づく図形概念の理解について
3.斎藤昇(鳴門教育大学)
題目:学習内容の理解と構造的思考の関係について
4.吉川行雄(弘前大学)
題目:数学教育における理解をめぐる研究のあり方について
総括討議
つぎの点より総括の討議を行う。
(1)「理解」のとらえ方について
(2)「理解」研究の方向性について