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山田周二  研究のページ

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研究内容

  主な研究対象は山地や河川の自然環境,特に地形に関するものと,地図を利用した地理教育に関するものです.これまでは,地理学の一分野でもある地形学と呼ばれる分野を専門にしてきましたが,最近,地図,特にコンピュータを利用した地理情報システム(GIS)による教材開発に関する研究に取り組み始めました.

  これまでに取り組んだ研究テーマを新しい順に並べると以下のようになり,現在は主に上3つのテーマに取り組んでいます:

GISを利用した地理教材の開発

・滝と滝壺の形態に関する研究

・山地の地形計測に関する研究

・山地の土砂移動に関する研究

・登山道の侵食に関する研究

・氷河変動に関する研究

 

研究業績

<論文・著書

山田周二(2018)地形用語の分かりにくさ:統合自然地理学における地形用語の問題点.岩田修二編『実践 統合自然地理学―あたらしい地域自然のとらえ方』古今書院,177-186.

山田周二(2017)小規模な扇状地とその周辺における土地利用と地形との関係 ―大阪平野周縁部と典型的な地域との比較― .新地理,65(2),19-32.

野間晴雄・香川貴志・土平 博・山田周二・河角龍典・小原丈明 (2017)『ジオ・パルNEO  地理学・地域調査便利帖(第2版)』海青社.

山田周二(2016)奈良盆地中西部における町家,蔵,地蔵の分布とその地理教材としての有効性.新地理,64(2),1-13.

山田周二(2015)奈良盆地中西部における河川の氾濫による浸水範囲と土地利用との関係 −土地利用学習の防災教育への応用の可能性− .新地理,63(3),1-16.

山田周二・尾崎拓郎(2015)スマートフォンおよびタブレット端末を利用した大学での社会科地理授業 ―Google Earthによる日本の農業の学習を事例として― .新地理,63(2),33-44.

山田周二 (2014)大阪府における小学校区単位でみた飲料自動販売機の分布 ―身近な地域調査対象としての教材価値―.新地理,62(1),44-56.

山田周二2013)奈良県斑鳩町における河川の氾濫による浸水範囲と地形,土地利用との関係 ―土地利用学習の防災教育への応用の可能性― .地理学報,37,11-20.

山田周二 (2012)大阪府における地蔵の分布と市街化年代との関係 ―身近な地域調査対象としての教材価値とその地域差―.新地理,60(3),19-28.

水野惠司・山田周二・森晃史 (2010)中学校社会地理的分野での交通事故の教材化 .新地理,58(3),15-26.

Matsumoto, H., Yamada, S. and Hirakawa, K. (2010) Relationship between ground ice and solifluction: field measurements in the Daisetsu mountains, northern Japan. Permafrost and Periglacial Processes, 21, 78-89.

文部科学省(2010)高等学校学習指導要領解説地理歴史編.教育出版.

原田智仁ほか(2010)高等学校新学習指導要領の展開 地理歴史科編.明治図書.

森晃史・山田周二・井寄芳春・浅田儀博 (2009) 学校周辺の交通を対象とした身近な地域調査の実践ーGISを用いた大阪教育大学附属平野中学校での事例ー.大阪教育大学紀要 第V部門 教科教育,58(1),1-16.

森晃史・山田周二・井寄芳春・浅田儀博 (2009) 自動販売機を対象とした身近な地域調査の実践−GISを用いた大阪教育大学附属平野中学校での事例−.大阪教育大学紀要 第V部門 教科教育,57(2),31-40.

Kurasige, Y., Yamada, S., Sonoda, M. and Nonaka, M. (2008) Flexible print circuit type strain probe for monitoring of shearing deformation of soil. Transactions, Japanese Geomorphological Union,29(3),329-339.

山田周二・井寄芳春・浅田儀博・町谷太祐 (2008) モバイルGISを援用した地域学習の実践-大阪教育大学附属平野中学校の事例-.大阪教育大学紀要 第V部門 教科教育,56(2),1-7.

山田周二・鹿川紅美 (2006) 大阪府の水害履歴と小学校社会科副読本における水害に関する記述.大阪教育大学紀要II部門, 54(2), 1-11.

北浦雅生・井寄芳春・浅田儀博・山田周二 (2006) 地理情報システム(GIS)を用いたカリキュラム開発と教育実践-大阪教育大学附属平野中学校・選択α授業を事例に(I)-.大阪教育大学紀要V部門, 54(2), 1-10.

山田周二(2005) 赤目渓谷および養老・鈴鹿山地における滝の落差と滝壺の深さ.地理学報, 36, 35-40

Yamada, S., Hirakawa, K. and Matsumoto, H. (2002) Morphology of solifluction lobes in the Daisetsu mountains, northern Japan. Geographical Reports of Tokyo Metropolitan University, 37, 33-39.

山田周二 (2001) 人工的に改変された山地・丘陵地の地形自然度評価.地理学評論, 74, 643-657

山田周二 (2001) 山地次数区分に基づく日本の山地区分と地形計測.地学雑誌, 110, 79-93.

Yamada, S., Matsumoto, H. and Hirakawa, K. (2000) Seasonal variation in creep and temperature in a solifluction lobe: continuous monitoring in the Daisetsu Mountains, northern Japan. Permafrost and Periglacial Processes, 11, 125-135.

Yamada, S. (1999) The role of soil creep and slope failure in the landscape evolution of a head water basin: field measurements in a zero order basin of northern Japan. Geomorphology, 28, 329-344.

Yamada, S. (1999) Mountain ordering : a method for classifying mountains based on their morphometry. Earth Surface Processes and Landforms, 24, 653-660.

Yamada, S. (1997) Seasonal variation in soil creep on a forested hillslope near Sapporo, Hokkaido, northern Japan. Transactions Japanese Geomorphological Union, 18117-130

Yamada, S. and Kurashige, Y. (1996) Improvement of strain probe method for soil creep measurement. Transactions Japanese Geomorphological Union1729-38

山田周二 (1995) 北海道,札幌近郊の0次谷における土層構造から推定した土砂移動の発生場所と地形条件との関係.地形,16349-360

山田周二・岩田修二 (1994) 西ネパール,ヒウンチュリ山群における氷河の最大拡大範囲と平衡線高度.地学雑誌,103140-148

山田周二 (1993) 白山における登山道のひろがりとその速さ.筑波大学水理実験センター報告,1765-72.

山田周二 (1993) 札幌近郊,定山渓周辺の山地における斜面の縦断面形と土層構造.北海道地理,6735-38

Yamada, S. (1992) Distribution of moraines and ice-scoured topographies on the eastern side of Tyndall Glacier, southern Patagonia. Glaciological Researches in Patagonia, 1990, 87-94.

 

<学会発表>

山田周二(2018)高解像度DEMを用いた世界の山地の山頂周辺の起伏および傾斜を表す地図の作成.日本地理学会2018年秋季学術大会.和歌山大学

山田周二(2017)大阪平野周縁部における石垣の分布と地形との関係 .日本地理学会2017年秋季学術大会.三重大学

山田周二(2017)地形用語の見かけの意味と定義との齟齬―高校地理教科書に掲載されている用語の分析― .日本地理教育学会第67回大会.上越教育大学

山田周二(2015)大阪平野北縁部および東縁部における地形と土地利用との関係.日本地理学会2015年秋季学術大会.愛媛大学

山田周二・尾崎拓郎(2015)スマートフォンおよびタブレット端末を利用した大学での社会科地理授業 ―Google Earthによる日本の農業の学習を事例として― .日本地理教育学会第65回大会.奈良教育大学

山田周二(2014)奈良盆地中西部における地域の歴史を表す事象の分布とその地理教材としての価値.日本地理学会2014年秋季学術大会,富山大学

山田周二(2012)奈良盆地における河川の氾濫による浸水範囲と土地利用との関係.日本地形学連合2012年秋季大会,大阪教育大学

山田周二(2011)スーパーマーケットで販売されている味噌にみられる地域性とその地理教材としての価値.日本地理学会2011年秋季学術大会,大分大学

山田周二(2010)大阪府における自動販売機と地蔵堂の分布−身近な地域調査の対象として学習効果が高い地域とそうでない地域−.日本地理学会2010年秋季学術大会,名古屋大学

園田美恵子・倉茂好匡・山田周二 (2009) 奈良県明日香村森林試験斜面におけるソイルクリープ観測研究で分かったこと.日本地形学連合2009年秋季大会,京都教育大学.

倉茂好匡・園田美恵子・山田周二 (2009) Comparison between monitoring results by flexible print circuit type strain probe and those by prototype strain probe.日本地形学連合2009年秋季大会,京都教育大学

園田美恵子・倉茂好匡・山田周二 (2007) 風化花崗岩森林斜面における夏季の乾燥と降雨に伴う土層の歪発生と測定方法について.日本地形学連合2007年秋季大会,筑波大学.

倉茂好匡・山田周二・園田美恵子 (2007) せん断変形対応型ストレインプローブの試作 .日本地形学連合2007年春季大会,京都大学.

山田周二 (2005) 赤目渓谷における滝と滝壺の形態.日本地形学連合2005年春季大会,九州大学.

山田周二 (2002) 板近似による斜面区分.日本地形学連合2002年春季大会,法政大学.

Yamada, S. (2001) Evaluation of topographic naturalness of anthropogenic landforms. Fifth International Conference on Geomorphology, Chuo University, Japan.

山田周二 (2001) 地形計測による山地・丘陵地の地形自然度評価.日本地形学連合2001年春季大会,京都大学.

  誠・山田周二・堀  信行 (2001) 多摩川最上流域における表層崩壊の発生頻度と森林の関係. 日本地形学連合2001年春季大会,京都大学.

山田周二(2000)山地次数区分による日本の山地区分.日本地形学連合2000年春季大会,筑波大学.

松本穂高・山田周二(2000)大雪山系熊ヶ岳におけるソリフラクションとその発生要因.日本地理学会2000年度春季学術大会,早稲田大学.

山田周二(1999)赤石山地における大規模崩壊地の分布と形態.日本地形学連合1999年春季大会,千葉大学.

山田周二(1999)成層火山の解体にともなう地形変化-山地次数区分に基づく地形計測-.日本地理学会1999年度春季学術大会,専修大学.

山田周二(1999)赤石山地における大規模崩壊の分布.平成10年度砂防学会ワークショップ「大規模崩壊に影響を与える岩盤地下水の挙動と流出プロセス」,東京都立大学.

Yamada, S., Matsumoto, H. and Hirakawa, K. (1998) Seasonal variation in creep and temperature in a solifluction lobe: continuous monitoring in the Daisetsu mountains, northern Japan. Third International meeting on Global Continental Paleohydrology, Rissyo University, Japan.

山田周二・松本穂高・平川一臣(1998)ソリフラクションロウブにおける土砂移動量および地温の季節変化-北海道,大雪山における連続観測-.日本地理学会1998年度春季学術大会,国士舘大学.

松本穂高・山田周二・平川一臣・倉茂好匡(1997)周氷河性階状土の土壌水分と物質移動-季節的凍土の融解期における野外観測-.日本地形学連合1997年秋季大会,岩手大学.

Yamada, S. (1997) The role of soil creep and slope failure in the landscape evolution of a head water basin: field measurement in a zero order basin of northern Japan. Fourth International Conference on Geomorphology, University of Bologna, Italy.

山田周二(1997)山地の形態にみられる規則性-山地次数区分に基づく地形計測-日本地形学連合1997年春季大会,立正大学.

山田周二・平川一臣・松本穂高(1997)大雪山におけるソリフラクションロウブの形態.日本地理学会1997年度春季学術大会,東京都立大学.

山田周二(1996)山地の次数区分-等高線を用いた形態計測-.形の科学会,北海道大学.

山田周二(1996)山地源流域の0次谷における土壌匍行の発生条件と地形条件との関係.日本地形学連合1996年春季大会,神戸大学.

渡辺悌二・劉 大力・山田周二(1995)大雪山国立公園,黒岳キャンプ場の土壌侵食.日本地形学連合1995年春季大会,中央大学.

山田周二(1995)山地源流域の0次谷における崩壊の発生条件と地形条件との関係.日本地形学連合1995年春季大会,中央大学.

山田周二(1994)土壌匍行の発生機構.日本地形学連合1994年秋季大会,北海道大学.

山田周二・倉茂好匡(1994)ひずみプローブを用いた土砂移動の観測法とその問題点.陸水物理研究会,北海道大学.

山田周二(1994)山地源流域の斜面における土砂移動の発生場所.日本地形学連合,東京学芸大学.

山田周二・倉茂好匡(1993)山地流域斜面における土砂移動の観測計画.陸水物理研究会,三重大学.

山田周二・小野有五・倉茂好匡・渡辺悌二(1993)急傾斜な山地における斜面の物質移動様式.日本地形学連合1993年春季大会,東京大学.

山田周二(1992)白山の登山道における人の歩行による表土の変化.日本地形学連合1992年秋季大会,三重大学.

山田周二(1992)白山における登山道のひろがりとその速さ.日本地理学会1992年秋季大会,東北大学.


経歴

19863       岡山県立岡山操山高等学校卒業

19864       三重大学人文学部文化学科入学

19903       三重大学人文学部文化学科卒業

19904       筑波大学大学院修士課程環境科学研究科環境科学専攻入学

19923       筑波大学大学院修士課程環境科学研究科環境科学専攻修了

19924       北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻博士後期課程入学

19963       北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻博士後期課程修了(博士(環境科学))

19964       北海道大学大学院地球環境科学研究科  研究生

  19973

19974       東京都立大学理学部地理学教室  助手

  20029

200210月〜 大阪教育大学教育学部社会科教育講座  助教授

〜20163

20164月〜 大阪教育大学教育学部社会科教育講座  教授

 

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