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2018年度教職実践演習第2ブロックミニ講座

身近な地域調査の基礎(10/15: 3,4限,10/22: 3,4,5限)

使用する手引書のpdfファイルはコチラ
使用する地図のpdfファイルはコチラ

10/15(月):I空中写真と地図で見る身近な地域 (C7-204教室)

1)新旧地形図と空中写真で見る地域の変化
(1)柏原市の人口密度,人口とその変化
(2)空中写真と地形図の新旧比較
2)様々な地図からみた身近な地域の自然災害
(1)自然災害にかかわる学習の必要性
(2)ハザードマップの概要とその問題点
(3)ハザードマップの判読

10/22(月):II身近な地域の野外観察(柏原市内)

1)集合・解散時間と場所
・集合:10/22(月)13:00,近鉄大阪線「安堂駅」
・解散:10/22(月)17:30,近鉄大阪線「堅下駅」
*台風接近等により,10/22(月)午前11時の時点で,柏原市に警報が発令されている場合は,10/29(月)に延期する.
2)持参するもの
・配布した手引書
・配布したA3の地形図空中写真
・クリップボード
・4色ボールペン
・ハンドレベル(班で1つ)
・コンベックス(班で1つ)
3)野外観察の内容
(1)地蔵,蔵,町家の観察と分布図作成
経路に沿って,地蔵,蔵,町家がみられたら,その位置を地形図(作業を行った2001年の地形図)に記す.地蔵は青で,蔵は緑で,町家は赤で,それぞれ地図に記入する.そして,作成した分布図から,それらがどのようなところに分布しているかを読み取って,手引書の表に記述する.
(2)浸水が想定されている地域と浸水しないと想定されている地域の地形の違いの観察と比高の測量
浸水が想定されている地域と浸水しないと想定されている地域をまたぐ道路において,ハンドレベルを用いた簡易測量を行う.事前に各自の目線の高さを計測して,手引書に記入しておくこと.現地では,測線に沿った模式的な断面を,手引書の当該ページに描いて,その図に測量結果も記入する.
(3)土砂災害の危険がある河川とその周辺地域の地形の観察
土砂災害の危険がある河川とその周辺地域の地形を観察する.配布したA3の地図の中にある「柏原市土砂災害ハザードマップ」を見て,土砂災害の危険がある河川を,作業を行った2001年の地形図に記入しておくこと.現地では,観察した河川の様子を,手引書の当該ページにスケッチして,礫の大きさ,川の幅,深さ等を記入すること.


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