キタテハ
学名
Polygonia c-aureum
学内所在地
学内各地で見かける
解説
北海道西南部から九州にかけて分布する、タテハチョウ科の蝶で、平地から低山地帯の荒れ地・土手、堤防などに発生し、大都会の市街地で見かけることもまれではない。暖地では年に4・5回発生し、成虫で越冬する。夏型では雌雄の斑紋はほぼ同じで、雌の翅型がやや丸みを持つ。秋型の裏面は雄の方が黄色調が強く、斑紋が目立つ。秋型は花をよく訪れ、夏型は樹液を好む。幼虫の食草はカナムグラ。
キタテハの翅の裏面