和名

 コセンダングサ

学名

 Bidens pilosa L.

学内所在地

 教養学科B5棟南側空き地など

解説

 本州中部以西の荒れ地に多いキク科の1年草で、茎の高さ は0.5〜1m、断面は4角形〜6角形で、表面に微毛が生えている。葉は数個の小葉に分かれる。花は黄色で秋に咲く。花に白い舌状花を持つものは、シロノセンダングサ。実は細長くやや扁平で、先端に(2)3〜4本の棘があると図鑑には載っているが、キャンパス内のものは2本の棘のものが多い。動物や人の服などにくっついてやっかい。




解説

 コセンダングサの花。黄色い頭花には舌状花がない。白い舌状花を持つのはシロノセンダングサだが、まだキャンパス内ではみていない。花の時期が長いのか、キャンパス内では、11月頃、花と実の両方が同じ個体で同時に見られる。




解説

 いわゆる「ひっつき虫」の一種。草地などに入ると、服の裾などにくっつく。棘はかたく、結構痛い。棘には細かい逆棘があるので、セーターなどにくっつくと悲惨。