
スペシャリストによる英語教育の理論と応用
([吉田晴世氏と]共編著)
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目次
英語教育学研究へのいざない(金谷 憲)
国際英語(日野信行)
英語を支配するリズム、リズムが支配する英語(斎藤弘子)
学校英文法について(小寺茂明)
第二言語習得研究からの示唆(白畑知彦)
メタ認知と英語学習(竹内 理)
動機付け研究(本田勝久)
シャドーイングと外国語学習(玉井 健)
コーパス研究(投野由紀夫)
英語教育とICT(吉田晴世)
テスト等による評価(静 哲人)
授業実践(太田 洋)
主な読者対象としては現職の英語教員、あるいはこれから英語教員になろうと
する学生等を想定しているが、本書の基本的な編集方針は、次のようにまとめる
ことができる。
(1) 斯界の著名なスペシャリストにすべての原稿を依頼している。
(2) 英語科教育法・英語教育学概論のテキストとしても使えるものにしている。
(3) 内容はできるだけやさしく記述し、分かりやすく解説している。
(4) スペシャリストの視点から、それぞれの領域について基礎的および応用的な
知識・情報をできるだけ盛り込みつつ、最新の情報も十分に盛り込んでいる。
また、本書では原則として各章末には、より進んだ読者のために、4〜10冊
程度の「基本文献ないしは必須文献」のリスト(参考文献にあげたものは除く)を
あげ、さらに卒論や修論での研究テーマにしたい読者のために、3〜7題程度の
「研究課題」的なものを設けた。このように章末の部分をも充実させたので、
特に英語教育学研究を志す読者には大いに役に立つものと考えている。
十分にご活用いただければ幸いである。(「はしがき)より)
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