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Szondiana Hokusetsica

編集委員会より:年頭のご挨拶

石橋 正浩

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は,投稿数の方が若干伸び悩みましたが,会員各氏の活動がそれだけ広範になってきたことの証かもしれません。新年を迎え,本文レイアウトも多少アップデートしましたので,準備稿や研究ノート代わりとして,また近況報告としても,せいぜいご活用ください。

 今年は国家資格の問題等も含め,いろいろと騒がしくなりそうな予感がしています。個人的にも,某学会の編集委員を3年間務めることとなり,さらに仕事が増えそうです。ぼちぼちしっかりした論文を書かねばいかんなあ,などとも思っているところであり,これまで以上に時間のやりくりのスキルを習得せねばならないようです。

 ところで,今年の当会の進みようについて,久しぶりに易を立ててみました(擲銭法)。なんと,変爻なしの「乾為天」。本田(1997)によれば,「問う人の希望はおおいに通るであろう,しかし問う人の動機が正しくて、正しさが持続されることをもって条件とする。この持続ということが大切なので,動機は正しくても正が持続されねば終わりがまっとうされないのである」(p.36)とあります。なんかいいことがありそうです。だいかいもぼちぼちと開催していきましょう。


[文献]
本田濟 (1997) 易(朝日選書1010). 朝日新聞社.

(2006/01/03)

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