項 目 | 説 明 |
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記述形式 | <a href="リンク先">~</a> <a href="HTMLファイル#ジャンプ先要素のid属性">~</a> |
対応ブラウザー | H2+ / e2+ / N2+ / Fx1+ / Op6+ / Ch1+ / Sa1+ |
種 類 (カテゴリー) |
フロー・コンテンツ,フレージング・コンテンツ , インタラクティブ・コンテンツ,パルパブル・コンテンツ |
置ける場所 | フレージング・コンテンツが記入できる場所 |
内包要素 (コンテンツ・モデル) |
親要素の内包要素 [ただし,インタラクティブ・コンテンツを子孫に含まないこと] (コンテンツ・モデル: トランスペアレント) |
<a> はアンカー(Anchor)の略です。
<a href="リンク先">~</a> の形式は,指定した Webページにジャンプしたり,指定したメールアドレスに送信するためのメールソフトの起動をしたりする目的で使用されます。
HTML文書内の特定の場所にジャンプするときは,HTML5 では,<a href="HTMLファイル#ジャンプ先要素のid属性">~</a> の形式で,"#"とジャンプ先要素のid属性の値を書きます。つまり,ジャンプ先の位置は要素で指定し,その要素の id属性を設定するとともに,これを <a> の"#"の後に書きます。
したがって,要素の id属性を設定する際には,他の要素のものと重複しない一意的なものにする必要があります。
従来の HTML4.01 まででは,同一HTML文書内のジャンプ先 は,<a> タグの name属性を使用して指定していました。HTML5では,<a> タグの name属性は廃止され,このような用途に使用することはできません。 同一HTML文書内のジャンプ先は,必ず,要素(タグ)に設定し,id属性により指定 しましょう。
種 類 | 名 称 |
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【固有属性】 | href,target,download,rel,hreflang,type |
【グローバル属性】 | accesskey,class,contenteditable *,
dir, hidden *,id, lang,spellcheck *,style, tabindex,title,translate * |
【ARIA role属性】 で 指定可能な値 (役割) |
link (既定の役割のため指定対象外),button, checkbox,menuitem,menuitemcheckbox, menuitemradio,tab,または,treeitem |
【ARIA aria-* 属性】 で 指定可能なもの |
ARIA グローバル状態とプロパティ, 指定可能な役割の任意の状態とプロパティ |
種 類 | 名 称 |
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【よく使うもの】 |
HTMLソース | |
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HTML <body> ~ </body> |
<a href="http://xx.yy.zz/index.html">リンク先にジャンプ</a> <a href="index.html=">同フォルダの別ファイルにジャンプ</a> <a href="../xxx/index.html=">別フォルダの別ファイルにジャンプ</a> <a href="index.html#XYZ">リンク先の特定位置にジャンプ</a> <a href="#XYZ">同じファイル内の特定位置にジャンプ</a> <a href="mailto:xyz@xxx.yyy.zzz">メールアドレスにメール送信</a> <a href="ftp://xx.yy.zz/XYZ.LZH">FTPを用いたダウンロード</a> <div id="XYZ"><br></div> |
ブラウザー 表示例 |
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リンク先にジャンプ
同フォルダの別ファイルにジャンプ 別フォルダの別ファイルにジャンプ リンク先の特定位置にジャンプ 同じファイル内の特定位置にジャンプ メールアドレスにメール送信 FTPを用いたダウンロード |
http://~/ や,http://~/~/ のように,ファイル名を省略して指定した場合は通常,index.html,index.htm,default.htm などの省略時のファイルが表示されます。 省略時のファイルが存在しない場合は,サーバーの設定によって,フォルダの中のファイルの一覧が表示されたり,エラーとなったりします。