| 項 目 | 説 明 |
|---|---|
| 記述形式 | accesskey = "アクセスキー" |
| 値 の形式 | 半角英数字1文字 |
| 対応ブラウザー | C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch9+ / Sa?+ |
| 適用可能な要素 (種 類) |
すべての要素 (グローバル属性) |
| 継 承 | しない |
accesskey 属性 は,
なお,アクセスキー とは,マウスの使えない環境でも,キーボードを使って簡単に同様の操作を行う ことができるようにするものです。 例えば,通常はマウスで行う 「リンクにジャンプする」,「ボタンを押す」,「入力フォームにフォーカスを移す」 などの操作をキーボードを使って簡単に行うことができるようにするものです。 Windows のメニューに表示される ショートカット,例えば,「ファイル (F)」 の F と似た働きをします。
accesskey 属性 を指定した場合,アクセスキーの呼び出し方法 はブラウザーにより異なっており,一覧にすると以下のようになります。
| OS の種類 | ブラウザー | 説明 |
|---|---|---|
| Windows | IE | Alt + アクセスキー |
| Google Chrome | Alt + アクセスキー | |
| Mozilla Firefox | Alt + Shift + アクセスキー | |
| Safari | Alt + アクセスキー | |
| Opera | Alt + アクセスキー
ただし,古いバージョンでは, Shift + Esc + アクセスキー |
|
| Mac OS | Google Chrome | Ctrl + Alt + アクセスキー |
| Mozilla Firefox | Ctrl + Alt + アクセスキー
ただし,古いバージョンでは, Ctrl + アクセスキー |
|
| Safari | Ctrl + Alt + アクセスキー | |
| Opera | Ctrl + Alt + アクセスキー
ただし,古いバージョンでは, Shift + Esc + アクセスキー |
通常,フォームの ラベルをもつ入力要素(input 要素)では,このラベル(label 要素)に accesskey を指定します。 その際,このアクセスキーを使用すると,label 要素 ではなく,input 要素 にフォーカスが移ります。 下記の「使用例」を参照してください。
| HTMLソース | |
|---|---|
| HTML <body> ~ </body> |
<form action="return;">
<div>
<a accesskey="h" href="index.html">トップページへ(<u>H</u>)</a>
</div>
<div>
<label accesskey="n" for="t1">お名前(<u>N</u>):</label>
<input id="t1" name="NAME">
</div>
<div>
<input id="s1" checked="checked" value="MALE" name="SEX" type="radio">
<label accesskey="m" for="s1">男性(<u>M</u>)</label>
<input id="s2" value="FEMALE" name="SEX" type="radio">
<label accesskey="f" for="s2">女性(<u>F</u>)</label>
</div>
<div>
<input id="c1" name="PC" type="checkbox">
<label accesskey="p" for="c1">PC(<u>P</u>)</label>
<input id="c2" name="SmartPhone" type="checkbox">
<label accesskey="s" for="c2">スマートフォン(<u>S</u>)</label>
</div>
</form> |
| ブラウザー 表示例 |
|---|
Windows の場合は Alt キー を押しながら,Mac の場合は Ctrl + Alt キー を押しながら,H,N,M,F,P,S のどれかのキーを押してみてください。
accesskey 属性 による指定は,tabindex 属性(Tab・キーを押したときのフォーカスの移動順序) とともに,すべての操作をキーボードで行えるようにする には欠かせないものです。 これらをうまく組み合わせることで,キーボードで素早く容易な操作ができるようにすることができます。