CSS3: font-family プロパティ - フォントの種類

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {font-family: 値1, 値2, ... , 値n; }
値 の形式 フォント名 または キーワード (以下の解説を参照)
初 期 値 なし
対応ブラウザー C1+ / e3+ / N4+ / Fx1+ / Op3.5+ / Ch1+ / Sa1+
適用可能な要素 すべての要素
継  承 する

■ 解説

font-family プロパティ は,フォントの種類 を指定します。

フォントの種類の指定方法には,次のようなものがあります。(CSSプロパティの値の指定方法の詳細は,CSSの解説を参照してください)

指定方法 説 明
フォント名
"MS ゴシック" や "MS 明朝" などのフォント名で指定します。 なお,フォント名にブランク(空白)が含まれている場合には,フォント名全体を(")や (')でくくります。
 キーワードで指定 
 sans-serif
Helvetica,Arial などのひげ飾りがつかないフォント。 日本語ではゴシック系フォント。
 serif
Times,Century などのひげ飾りがついたフォント。 日本語では明朝系フォント。
 cursive
筆記体・草書体のフォント。
 fantasy
装飾的なフォント。
 monospace
等幅のフォント。

閲覧者の環境ではフォントが存在しない場合のことを配慮して,複数のフォントの種類を指定することができます。 この場合,指定した順番で最初に利用可能なものが使用されます。

■ 使用例( font-family プロパティの利用)

たとえば,次のように使用できます。

HTMLソース
CSS
<head> ~ </head>
<style type="text/css">
   <!--
     .ff1 {font-family: "Times New Roman";}
     .ff2 {font-family: "Monotype Corsiva";}
     .ff3 {font-family: "MS 明朝", serif;}
     .ff4 {font-family: "MS Pゴシック";}
     .ff5 {font-family: "HG正楷書体-PRO";}
   -->
</style>
HTML
<body> ~ </body>
<span class="ff1">{font-family: "Times New Roman";} のフォント</span><br>
<span class="ff2">{font-family: "Monotype Corsiva";} のフォント</span><br>
<span class="ff3">{font-family: "MS 明朝", serif;} のフォント</span><br>
<span class="ff4">{font-family: "MS Pゴシック";} のフォント</span><br>
<span class="ff5">{font-family: "HG正楷書体-PRO";} のフォント</span><br>

ブラウザー 表示例
{font-family: "Times New Roman";} のフォント
{font-family: "Monotype Corsiva";} のフォント
{font-family: "MS 明朝", serif;} のフォント
{font-family: "MS Pゴシック";} のフォント
{font-family: "HG正楷書体-PRO";} のフォント

■ 備考

【参考ページ】