CSS3: font-size-adjust プロパティ - フォントのサイズの調整

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {font-size-adjust: }
値 の形式 none | 数値
初 期 値 none
対応ブラウザー C2+ / e?+ / N?+ / Fx3+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素
継  承 する

■ 解説

font-size-adjustプロパティ は,英文字の配置基準となる 小文字の "x" の高さ(x-height)の調整 を指定します。

この x-height が異なる値を持つ複数フォントでのテキスト表示は,この位置の高さが揃わないために見栄えが悪くなります。 font-size-adjustプロパティ は, x-height を揃えるために指定するものですが,アスペクト値(aspect value = ex / em) を使用して指定します。

指定できる値の形式は,以下の通りです。


説  明
auto フォントのサイズの調整は行いません。
数値 次のような関係で決まる アスペクト値(aspect value): a で指定します。

   c = ( a / a' ) s

ただし,ここで,

s = font-sizeプロパティの値
a = font-size-adjustプロパティ で指定するアスペクト値
a' = 使用フォントのアスペクト値
c = 実際に使用フォントのサイズ

です。
備  考 通常,テキスト内の最初のフォントでは (a/a') の値を 1 にして,このフォントはサイズ調整は行いません。 従って,2つ目以降のフォントでは,この最初のフォントのアスペクト値を指定することになります。

■ 使用例( font-size-adjust プロパティの利用)

現在準備中です。

■ 備考

【参考ページ】