CSS3: pause プロパティ - 要素の前後の音声の一時停止の指定

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {pause: }
セレクタ {pause: pause-before pause-after}
値 の形式 inherit | 数値 (単位: s=秒,100ms=100ミリ秒,%=平均的な1単語に要する時間に対する割合)
初 期 値 各プロパティの初期値
対応ブラウザー C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素
継  承 しない

■ 解説

pauseプロパティ は、 要素の前後の音声の一時停止pause-beforeプロパティpause-afterプロパティ)をまとめて指定します。 

値を1つ指定した場合はその要素の前後(pause-beforeプロパティpause-afterプロパティ)に適用され、値を半角スペースで区切って2つ指定した場合は指定順で要素の前(pause-beforeプロパティ)と後(pause-afterプロパティ)に適用されます。

pauseプロパティは,CSS2.1 では削除されています。

指定できる値の形式は,以下のとおりです。

説  明
時  間 停止時間を s(秒)または ms(ミリ秒)で指定(初期値は0)
パーセント(%) speech-rateプロパティで指定された読み上げ速度を基準とした%値で指定
inherit 親要素の指定を継承します。

■ 使用例(  pause プロパティの利用)

HTMLソース
CSS
<head> ~ </head>
<style type="text/css">
<!-- 
   p { pause:60% 100%; }
   h1 { pause-before:1200ms; } /*1.2秒*/
   h1, h2 { pause-after:100%; }
-->
</style>

■ 備考

【参考ページ】