CSS3: punctuation-trim プロパティ - 句読点などの記号の詰め方

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {punctuation-trim: }
値 の形式 none | startendadjacent
初 期 値 none
対応ブラウザー C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素,生成コンテンツ
継  承 する

■ 解説

punctuation-trimプロパティ は,句読点などの記号の詰め方を指定します。

指定できる値の形式は,以下のとおりです。

説  明
none 句読点や開始・終了引用符等で文字幅の半分を占める空白部分を詰めずにそのままにする。(初期値)
start 各行の先頭の開始引用符等の半分を占める空白部分を詰める。
end 各行の末尾の句点、読点、終了引用符等の半分を占める空白部分を詰める。
adjacent 直前の文字が開始引用符等、中黒点、スペース、句点、読点、終了引用符等である場合、開始引用符等の半分を占める空白部分を詰める。
また、直後の文字がスペース、句点、読点、終了引用符等、スペース、中黒点である場合、終了引用符等の半分を占める空白部分を詰める。

■ 使用例(  presentation-level プロパティで adjacent を指定したとき)

次の表では、presentation-level プロパティの値を adjacent に指定したときの開始・終了括弧、空白等の空白部分の詰め方を表している。 「見え方」の半分の幅の部分が処理されて詰められた部分である。

値に adjacent を指定したときの詰め方の様子
組合せ 元の文字の幅 見え方
開始—開始  〔+ (  〔(
中黒点—開始   ・ + (   ・ (
終了—開始 〕 + ( 〕 (
スペース—開始    + (    (
終了—終了 ) +〕    )〕   
終了—中黒点 ) + ・  ) ・ 
終了—スペース ) +     )    

■ 備考

【参考ページ】