CSS3: speak プロパティ - 読み上げの指定

■ 概要

項  目説  明
記述形式 セレクタ {speak: }
値 の形式 normalnonespell-outinheritauto
初 期 値 normal
対応ブラウザー C3+ / e?+ / N?+ / Fx?+ / Op?+ / Ch?+ / Sa?+
適用可能な要素 すべての要素
継  承 する

■ 解説

speakプロパティ は,音声による読み上げをするかどうかを指定 します。

指定できる値の形式は,以下のとおりです。

説  明
none 画面表示に遅延が生じないように音声の生成をしません。
ただし、子孫要素においては、この設定が適用されないことがあるので注意が必要です。
normal 使用言語に依存した発音の規則に従って要素と子要素の読み上げを行います。 (初期値)
spell-out テキストを1文字ずつ分けて読み上げます。
策定中の CSS3 の仕様には含まれません。
inherit 親要素の設定を継承します。
策定中の CSS3 の仕様には含まれません。
auto 策定中の CSS3 の仕様に含まれているものです。 display プロパティの値が none の場合には、none による指定が適用され、それ以外の値の場合は、normal による指定が適用されます。

■ 使用例( speak プロパティの利用)

HTMLソース
CSS
<head> ~ </head>
<style type="text/css">
<!--
   .speak1 { speak: normal; }
   .speak2 { speak: none; }
   .speak3 { speak: auto; }
-->
</style>
HTML
<body> ~ </body>
<p class="speak1">読み上げます。</p>
<p class="speak2">読み上げません。</p>
<p class="speak3">displayプロパティが none の場合を除いて、読み上げます。</p>

ブラウザー 表示例

読み上げます。

読み上げません。

displayプロパティが none の場合を除いて、読み上げます。

■ 備考

【参考ページ】